中東欧の非汚職度、エストニアがトップ
汚職を監視する国際的な非政府組織(NGO)のトランスペアレンシー・インターナショナル(TI:本部ベルリン)がこのほど公表した2014年版の調査報告書によると、中東欧の欧州連合(EU)加盟国の非汚職度はエストニアが前年に続 […]
汚職を監視する国際的な非政府組織(NGO)のトランスペアレンシー・インターナショナル(TI:本部ベルリン)がこのほど公表した2014年版の調査報告書によると、中東欧の欧州連合(EU)加盟国の非汚職度はエストニアが前年に続 […]
中国の李克強首相は12月16日、セルビアのベオグラードで開催された中東欧16カ国の首脳会議に出席し、鉄道や道路などのインフラ整備を通じて中東欧地域との経済的結びつきを強化する意向を表明した。 李首相は会議の中で中東欧向け
ロシアのプーチン大統領は12月18日、モスクワで開かれた年末恒例の記者会見でロシア経済の現況に言及し、現在の苦境は資源依存型経済に一因があると認めた。同時に、経済危機の理由の25~30%がウクライナ紛争に関連する制裁など
欧州連合(EU)に中東欧諸国が加盟した「EU東方拡大」でオーストリアが大きな利益を受けている。オーストリア企業が東欧市場に進出するだけでなく、最近は東欧から同国に投資するケースも増え、相互的な経済関係が育ちつつあるようだ
欧州連合(EU)は12月18日、ロシアが今年3月に編入したウクライナ南部クリミア半島について、EU域内の企業が不動産や企業などに投資することを禁じる追加の制裁を決定した。20日から実施する。ロシアによるクリミア編入を認め
ロシア連邦銀行は16日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を6.5ポイント引き上げ、17%に設定した。大幅な利上げによりルーブル安を食い止め、インフレを抑制する狙い。これを受けてルーブルの為替相場は一旦上昇に転じたが、
ロシアのプーチン大統領は11日、訪問先のインドで同国のモディ首相と会談し、原子力発電所の建設やエネルギー資源、軍需分野での協力など幅広い分野で協力することで合意した。ウクライナ紛争で欧米との関係が悪化する中、対ロ制裁に同
ハンガリー政府は9日、パクシュ原子力発電所に原子炉を新設するプロジェクトをロシア原子力公社(ロスアトム)のエンジニアリング子会社アトムエネルゴプロエクトに発注する契約に調印したと発表した。ウクライナ情勢をめぐり欧州連合(
欧州委員会は9日、欧州連合(EU)景気浮揚策の柱として打ち出した大型官民投資計画の対象となるプロジェクトの候補を発表した。対象は約2,000件で、総額1兆3,000億ユーロに上る。EUは候補を絞り込んで、投資対象のプロジ
欧州連合(EU)の再生可能エネルギー指令の実施に必要な国内法の整備を怠ったとして欧州委員会がポーランドを欧州司法裁判所に提訴している問題で、欧州裁は11日、同国が制裁金を支払うべきであるとの法務官見解を発表した。 200
ウクライナの国営ガス輸送会社ウクルトランスガスは9日、ロシアが同国への天然ガス供給を再開したと発表した。ウクライナと欧州連合(EU)、ロシアの10月末の3者合意に基づくもので、ロシアからの輸入は今年6月以来、約6カ月ぶり
ロシア経済省は2日、同国の2015年の国内総生産(GDP)が0.8%減に落ち込むとの見通しを示した。実現すれば、2009年以来初めてのマイナス成長となる。従来は1.2%増を見込んでいた。 ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロ
サウス・ストリーム計画の中止を受けて、ロシアが新たなパイプライン・プロジェクトに乗り出す。ブルガリアの代わりにトルコに向けて黒海パイプラインを敷設し、南東欧地域を中心とする欧州への輸送路を確保する意向だ。資金調達やトルコ
欧州連合(EU)は、ロシアが中止を発表した天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画の続行に向けロシアと合意を探る意向だ。欧州委員会のシェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は2日、サウス・ストリームに関す
ポーランドのトゥスク前首相が1日、欧州連合(EU)大統領(欧州理事会常任議長)に就任した。EUでは11月にユンケル委員長率いる新欧州委員会が発足しており、新EU大統領の就任によって新体制への移行が完了した。 EU大統領は
欧州連合(EU)がウクライナ情勢をめぐるロシアとの緊張関係が旧ユーゴスラビアを中心とする西バルカン諸国に波及することに警戒感を強めている。モゲリーニ外交安全保障上級代表(EU外相)は6日、訪問先のボスニアで、西バルカン諸
経済協力開発機構(OECD)は11月25日に発表した最新経済見通しの中で中東欧の加盟9カ国に言及し、ロシア経済が来年はゼロ成長になるとの予測を示した。欧米による制裁やルーブル安の影響が尾を引くとし、国内経済の柔軟な対応が
ロシアがグルジアのアブハジアと戦略的提携協定を結んだ。グルジアが北大西洋条約機構(NATO)への加盟を希望していることを背景に、事実上独立状態にあるアブハジアと協力して、南部国境の防衛体制を整備することを視野に入れている
天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムのミレル社長は1日、訪問先のトルコで、ウクライナを迂回して欧州に天然ガスを運ぶサウス・ストリーム・パイプラインの建設計画を凍結すると発表した。天然ガスの生産事業と輸送事業の分離を求
欧州連合(EU)は11月27日の大使級会合で、ウクライナ国内の親ロシア派に対する追加制裁で合意した。EU外交筋がロイター通信に明らかにしたところによると、個人13人と5団体が新たに渡航禁止と資産凍結の対象となった。29日
モルドバ共和国で11月30日、議会選挙(定数101)が行われ、親欧派の与党連合が過半数を確保できる見通しとなっている。ウクライナとルーマニアの間に位置する同国は、今年6月に欧州連合(EU)と連合協定を締結。今回の選挙は、
石油、金属、化学関連製品の製造・販売を行うスイスのクレシュ・グループがクロアチア最大の石油精製会社INAの買収を検討していることがわかった。ブルームバーグが19日、関係者の話として報じた。 米国の実業家ゲイリー・クレシュ
ロシアのラブロフ外相とサウジアラビアのサウード・アルファイサル外相は21日、モスクワで会談し、原油市場の需給バランスを保つ立場で協力していくことを確認した。ラブロフ外相が会談後に明らかにした。 米国が過去30年なかった勢
安全対策ソフトを手掛ける米シマンテックは24日、昨年末発見されたスパイウエア「レジン」が国家機関によって開発されたことはほぼ確実だと発表した。対象に合わせて機能を適応させられるほか、痕跡をほとんど残さないため、何年にもわ
エストニアとフィンランドを結ぶ天然ガスパイプライン「バルチックコネクタ」敷設構想が実現に向けて動き出した。エストニアのロイバス首相とフィンランドのストゥブ首相はさきごろ、合同パイプラインの建設合意書に調印した。遅くとも2
中東欧・旧ソ連邦諸国を中心に事業を展開するオーストリアの金融大手ライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は20日、紛争が続くウクライナ東部で50支店を閉鎖すると発表した。情勢が安定しないルガンスク、ドネツク両州
ルーマニアで大統領選の決選投票が16日行われ、即日開票の結果、中道右派の国民自由党を率いるクラウス・ヨハニス氏(55)が劣勢を覆し、中道左派のビクトル・ポンタ首相(42)を破って当選した。汚職対策と司法の独立を公約に掲げ
欧州連合(EU)は17日の外相理事会で、ウクライナ東部の親ロシア派に対して追加制裁を科すことで合意した。月末までに追加対象となる人物のリストをまとめる。ロシアへの新たな制裁については決定を見合わせた。 EUはすでに119
欧州議会は13日に開いた本会議で、欧州連合(EU)とモルドバの自由貿易協定(FTA)を含む「連合協定」締結を承認した。双方は6月に同協定に署名し、モルドバは7月に批准していた。EU各国の議会による承認を経て発効となる。
ハンガリー政府が食料品の衛生管理などの名目で食品小売店に支払わせる課徴金の引き上げを計画している。売上高の大きい企業の負担を増やす内容で、当該法案は来週にも議会の承認を受け、2015年1月1日付で施行される見通しだ。主に
国際輸送大手DHLの陸上輸送部門であるDHLフライトは、スウェーデンとチェコ、オーストリアを結ぶ輸送ルートでサービスを強化すると発表した。スウェーデンと中欧諸国の間の貨物輸送で発注から納品までのリードタイムが大幅に短縮さ
ロシア中央銀行(CBR)は10日、自国通貨ルーブルの大幅変動を防ぐ目的で設定してきたユーロとドルからなる通貨バスケット制を廃止すると発表した。ルーブルに対する投機的な動きを防ぐのが狙いで、通貨バスケットの変動幅の設定に応
ハンガリーのオルバン首相は4日、同国議会がロシア産天然ガスを欧州に供給するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設に関連する法案を可決したことを受け、同パイプラインの建設計画に対する支持を改めて表明した。 サウス・ストリ
英国とドイツは5日、ボスニア・ヘルツェゴビナの欧州連合(EU)加盟に関する共同イニシアチブを発表し、EU加盟の実現に向けて政治・経済の構造改革を加速させるよう求めた。 ボスニア・ヘルツェゴビナは2008年6月にEUとの間
ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相は10月31日、国営ラジオ局とのインタビューで、インターネットの利用に課税する法案を撤回することを明らかにした。同法案への激しい反発を受け入れたもので、財政赤字の是正に向けた新税導入
ルーマニアで2日、バセスク大統領の任期満了に伴う大統領選挙(任期5年)が行われ、与党連合候補のヴィクトル・ポンタ首相(42)が約40%を得票しトップとなった。ただ、選出に必要な過半数に満たなかったため、野党の中道右派・国
ロシアがウクライナへの天然ガス供給を停止している問題で、両国と仲介役の欧州連合(EU)は10月30日、供給を再開することで合意した。ウクライナが滞納しているガス代金を支払い、今後の代金を前払いすることを条件に、ロシアは2
ウクライナ東部で2日、親ロ派勢力が独自選挙を強行したことで、和平プロセスが中断する懸念が浮上している。ポロシェンコ大統領は、選挙をミンスク停戦協定に違反する行為として強く非難した。欧米諸国も違法として、その正当性を認めな
ロシア中央銀行は10月31日、主要政策金利である1週間物入札レポ金利を1.5ポイント引き上げ9.5%とした。ウクライナ情勢をめぐる欧米からの制裁や原油価格の値下がりによる通貨ルーブルの下落に歯止めをかけるため、市場予想を
世界貿易機関(WTO)は20日、欧州連合(EU)がロシアによるドイツ、イタリア製の軽商用車に対す反ダンピング措置発動を不当として提訴している問題で、EUの要請に基づいて紛争処理小委員会(パネル)を設置したと発表した。 ロ
欧州議会は23日、ウクライナからの輸入品に対する関税の減免措置を2015年末まで延長することを賛成多数で決定した。ウクライナとの自由貿易協定(FTA)が発効するまでの時限措置として実施する。 欧州連合(EU)とウクライナ
ウクライナで26日、2月にヤヌコビッチ大統領(当時)が失脚してから初の議会選挙が行われ、親欧州派が大勝した。ポロシェンコ大統領の和平路線が一定の信認を得た形だ。ただ、大統領が率いる「ポロシェンコ連合」の得票率は予想を大き
ロシアがウクライナへの天然ガス供給を停止している問題で、両国と仲介役の欧州連合(EU)を交えた三者協議が21日、ブリュッセルで行われたが、ウクライナのガス代金支払い能力に対するロシアの懸念を払拭することができず、最終合意
欧州連合(EU)の欧州委員会は16日、ロシアがウクライナ問題をめぐって対立するEUへの天然ガス供給を半年間停止した場合の影響を評価するストレステストの結果を公表した。広範囲に影響が及び、一部の加盟国は深刻な状況に陥るとし
欧州委員会のユンケル次期委員長は15日、新たな委員の候補と担当分野の入れ替えを発表した。エネルギー同盟担当の副委員長に指名されていたスロベニアのブラトゥシェク前首相に代わって、同国のブルツ副首相を起用し、運輸政策を担当さ
米シティグループは14日、11カ国で個人向け事業から撤退すると発表した。対象には、中南米6カ国と日本、グアム、エジプトのほか、ハンガリーとチェコも含まれる。最も売上高の大きい24カ国に事業を集中し、収益体質を強化する狙い
伊電力大手エネルはこのほど、中東欧事業の売却をめぐってスロバキア、ルーマニア政府と交渉していることを明らかにした。フランチェスコ・スタラーチェ最高経営責任者(CEO)は、両国の事業には政府も出資しており、売却手続きでは政
国際通貨基金(IMF)は10日発表した最新の世界経済見通しで、中東欧・トルコの今年の予想成長率を1.2%とし、前回(4月)の1.9%から0.7ポイント下方修正した。来年はウクライナ情勢の緊張がやや緩み、1.7%まで回復す
欧州委員会の次期委員に指名されていたスロベニアのブラトゥシェク前首相は9日、委員就任を辞退した。資格審査の場となる欧州議会の公聴会で、不適格として承認が拒否されたため。これを受けてスロベニアは新たな候補者を指名した。 ブ
欧州委員会は8日発表した欧州連合(EU)拡大に関する年次報告書で、最大の懸案となっているトルコについて、司法の独立、言論の自由を脅かす動きが相次いでいることに懸念を示し、同国はEU加盟に向けて、これらの問題を改善する必要