石油・ユーロ安頼みの成長に経済界が危機感
独商工会議所連合会(DIHK)は5月28日発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、ドイツの今年の国内総生産(GDP)見通しを引き上げた。上方修正は2月に続き二度目。石油安と欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和に伴 […]
独商工会議所連合会(DIHK)は5月28日発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、ドイツの今年の国内総生産(GDP)見通しを引き上げた。上方修正は2月に続き二度目。石油安と欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和に伴 […]
伊建材大手のメテクノは5月28日、ハンガリーに鉄鋼建材とサンドイッチパネルの新工場をそれぞれ設置すると発表した。中東欧における需要拡大を見込み、その全域に製品を供給する考え。投資額は2,500万ユーロで、150人前後の雇
ベラルーシの運搬・土木機械大手ベルアズ(BelAZ)は5月21日、モロッコにブルドーザーを初輸出したと発表した。鉱山開発が活況を呈しているアフリカ諸国への輸出を強化する戦略の一環と説明している。 モロッコ王国リン鉱石公社
ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年1-3月期(第1四半期)の建築許可件数(増改築を含む)は6万4,825件だった。前年同期比の伸び率は1.5%で14年通期の増加率(前期比5.4%)を下回ったものの、新規受注は堅調
EU統計局ユーロスタットが20日発表したユーロ圏の3月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.7%減で、2カ月連続でマイナスとなった。前月は3.5%減だった。(表参照) 分野別では建築が4%減、土木が2.5
独鉄鋼2位のザルツギターが13日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は3,270万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1,330万ユーロ)から大きく改善した。コスト削減プログラムが奏功。同社は「持続的
墺建設大手シュトラバクSEの独子会社シュトラバクAG(ケルン)は12日の決算発表で、ドイツ国内の従業員数を中期的に1,000人拡大する方針を明らかにした。政府が道路インフラの整備・拡張方針を打ち出したことで、需要の増加が
中国鉄道建設(CRCC)は11日、子会社の中国土木工程集団(CCECC)を通じてロシアの鉄道・港湾建設プロジェクトに参加することで基本合意したと発表した。習近平主席のロシア訪問を機に趣意書を交わしたもので、資金調達の目処
ロシア国営ガス会社ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長は7日、訪問先のトルコで同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相と会談し、ロシアからトルコに天然ガスを供給する新パイプライン「ターキッシュ・ストリーム」の2016年12月
ドイツの再生可能エネルギー企業フォルテックスエナジーはこのほど、ポーランドの風力発電事業会社KWEを買収したと発表した。ポーランド中部に3つの風力発電施設を建設し、17年から順次発電を開始する予定だ。 買収により同社が取
ハンガリーの水源開発会社アクアプロフィットとデブレツェン大学が、中国南部の水資源開発に共同参画する。ハンガリー科学アカデミーの発表として『ブダペスト・ビジネスジャーナル』が報じたもので、両者は中国・中山大学と深セン市の企
中国鉄道建設(CRCC)は11日、子会社の中国土木工程集団(CCECC)を通じ、ロシアの鉄道・港湾建設プロジェクトに参加することで基本合意したと発表した。習近平主席のロシア訪問を機に趣意書を交わしたもので、資金調達の目処
米連邦取引委員会(FTC)は4日、セメント大手の仏ラファージュとスイスのホルシムの合併を承認したと発表した。同合併による巨大企業の誕生は北米セメント市場の健全な競争を阻害するとして、当初は難色を示していたが、両社が資産売
自動ドアやドア部品の大手メーカーである独ドルマ(エンネペタール)は4月30日、スイスの同業カバと合併合意したと発表した。相乗効果を引き出すことが狙い。合併手続きは5月22日に開催されるカバの臨時株主総会での承認を経て第3
オーストリアの建設会社ポルは4日、独ビルフィンガーのポーランド事業の買収を検討している事実を明らかにした。建設事業の国際化を目指す経営計画に基づくもので、買収が現在のポーランド事業を補完するものになるとしている。 ビルフ
ロシアのセメント大手ユーロセメントは4月29日、同社が大株主となっている同業ホルシム(スイス)と仏ラファージュの合併を支持する意向を表明した。これによって両社の合併は実現に向けて大きく前進した。 ユーロセメントはホルシム
Ifo経済研究所が24日発表した4月のドイツ企業景況感指数は前月の107.9から108.6へと0.7ポイント上昇し、昨年6月以来の高水準に達した。改善は6カ月連続。中国、ロシア、ブラジルなど主要新興国の景気は低迷している
チェコがドナウ‐オーデル‐エルベ運河の建設計画を前進させる。先ごろ『ラジオプラハ』が報じたもので、すでに同国運輸省は建設に向けての実現可能性調査(FS)を予定している。運河建設をめぐっては、昨年プラシャル前運輸相が建設に
欧州委員会は24日、アイルランド建材大手のCRHがセメント大手の仏ラファージュとスイスのホルシムから一部事業を取得する計画を承認したと発表した。ラファージュとホルシムは合併の条件としてEUから資産の売却を求められており、
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは20日、韓国の現代重工業と提携すると発表した。現代重工業の建設機械部門が生産する次世代大型エクスカベーターとホイールローダーにエンジンを供給する
ドイツでキッチンの購入価格が上昇している。低金利のほか、居間・台所・食堂の機能を1室に併存させたリビング・ダイニング・キッチン(LDK)の流行や、キッチンがステイタスシンボルとなっていることが背景にあり、昨年の平均購入価
ドイツ国内で生産された窓枠の規模は昨年、1,223万枚(1.3×1.3平方メートル換算)に上ったことが、業界団体VFFの調べで分かった。国内生産規模が分かるのは今回が初めて。これまでは信頼できるデータがなかったという。『
不動産大手各社が、保有する賃貸住宅の保守・改修投資を拡大している。格付け会社スコープ・レーティングスの調査で明らかになったもので、背景には低金利のほか、近く施行予定の改正借家法の影響があるもようだ。 スコープによると独住
空き巣など住宅を対象とする侵入窃盗の件数は昨年ドイツ全体で15万2,000件強となり、前年を約2%上回った。増加は8年連続。国内16州の犯罪統計をもとにdpa通信が報じた。 増加率が最も高かったのはバイエルン州で、約30
トルコ議会は1日、同国北部のシノップ原子力発電所の建設に関する日本との国際協定を批准した。同協定は2013年10月に当時のエルドアン首相(現大統領)と安倍首相が調印したもの。シノップ原発の建設は同年5月に三菱重工業や伊藤
産業向けプラント建設事業者の独フェロシュタールは3月27日、デンマークの大型設備メーカー、ハルダー・トプソーと共同で合弁会社を設立したと発表した。両社の強みを持ち寄って石油化学、製油、環境プラントの分野で計画から開発、資
ロシア国営原子力企業ロスアトムは3月24日、ヨルダンに同国初の原子力発電所を建設することでヨルダン政府と提携合意したと発表した。北部のアズザルカに出力1,000メガワットの原子炉2基を設置する。投資額は10億米ドルで、ヨ
独プラント大手フェロシュタールは27日、デンマークの大型設備メーカー、ハルダー・トプソーと合弁会社を設立したと発表した。両社の強みを持ち寄って石油化学、製油、環境プラントの分野で計画から開発、資金調達、建設、運営、保守に
ドイツのIfo経済研究所が25日発表した3月の独企業景況感指数(2005年=100)は前月の106.8を1.1ポイント上回る107.9となり、14年7月以来の高水準に達した。景況感の改善は5カ月連続。石油安とユーロ安が追
ロシア国営原子力企業ロスアトムは24日、ヨルダンに同国初の原子力発電所を建設することでヨルダン政府と提携合意したと発表した。北部のアズザルカに出力1,000メガワットの原子炉2基を設置する。投資額は10億米ドルで、ヨルダ
トルコで17日、アゼルバイジャン産天然ガスを欧州に輸出する「アナトリア横断パイプライン(TANAP)」の建設が始まった。完成すればロシアを回避した天然ガス輸送が可能になり、欧州のロシア産ガスへの依存度が低下すると期待され
スウェーデンの建設大手スカンスカが、チェコの自動車道建設工事における贈賄疑惑に揺れている。17日にチェコとスウェーデンの国営ラジオ放送が報じたところによると、現地子会社のチェコ・スカンスカが2008年に受注した自動車道の
スイスのセメント大手ホルシム(チューリヒ)は20日、仏同業ラファージュとの合併条件を変更することで合意したと発表した。両社はもととも対等合併で合意していたが、その後、両社の企業価値に開きが出たため、ホルシムが16日に合併
EU統計局ユーロスタットは18日、ユーロ圏の1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で3%増だったと発表した。前月は2.7%減と3カ月ぶりに落ち込んだが、再びプラスに転じた。(表参照) 分野別では建築、土木
トルコで17日、アゼルバイジャン産天然ガスを欧州に輸出する「アナトリア横断パイプライン(TANAP)」の建設が始まった。完成すればロシアを回避した天然ガス輸送が可能になり、欧州のロシア産ガスへの依存度が低下すると期待され
セメント大手のホルシム(スイス)は20日、仏同業ラファージュとの合併条件の見直しで合意したと発表した。両社はもととも対等合併で合意していたが、その後、両社の企業価値に開きが出たため、ホルシムが16日に合併条件の変更を要求
セメント大手のホルシム(スイス)は16日、合併で合意している仏同業ラファージュに対して、合併条件の見直しを求めると発表した。企業価値が合併合意後に大きく変動し、対等合併では同社に不利になるため、「現在の方式で合併を進める
ハンガリーの原発増設計画をめぐり、同国がロシア原子力公社(ロスアトム)と結んだ核燃料供給契約を欧州連合(EU)が不承認とした問題で、ハンガリー政府は13日、契約内容の見直し作業に入ったことを明らかにした。 ハンガリーとロ
クロアチアとモンテネグロは10日、アドリア海沿いに天然ガスパイプライン「イオニア・アドリア・パイプライン(IAP)」を建設し、2020年までにアドリア海横断パイプライン(TAP)に接続する計画を発表した。天然ガス調達にお
ハンガリーの原発増設計画をめぐり、同国がロシア原子力公社(ロスアトム)と結んだ核燃料供給契約をEUが不承認とした問題で、ハンガリー政府は13日、契約内容の見直し作業に入ったことを明らかにした。 ハンガリーとロシアは昨年1
セメント大手の仏ラファージュとスイスのホルシムの合併計画が混迷してきたようだ。ホルシムの株主がより有利な条件での合併を求めているためで、合意内容を見直し、株式交換比率を変更する可能性が浮上している。 セメント販売でホルシ
仏ラファルジュは4日、オーストリアのストラバグと合弁で運営しているスロベニアのセメント工場の操業を停止したと発表した。環境当局の命令をいったん受け入れた形。ただ、同社はこの措置を不服とし、あらゆる法的手段を講じる姿勢だ。
ドイツ連邦統計局が2月25日発表した建設業界の2014年の売上高(従業員数20人以上の企業が対象)は659億3,700万ユーロとなり、前年比で4.3%増加した。独建設業全国連盟(HDB)によると、上半期が12.8%増と好
トルコのニハト・ゼイべクチ経済相と韓国産業通商資源部の尹相直(ユン・サンジク)長官は2月26日、両国の自由貿易協定(FTA)のサービス・投資協定に正式調印した。トルコが韓国以外の国と結ぶFTAは物品貿易協定に限られており
トルコのニハト・ゼイべクチ経済相と韓国産業通商資源部の尹相直(ユン・サンジク)長官は2月26日、両国の自由貿易協定(FTA)のサービス・投資協定に正式調印した。トルコが韓国以外の国と結ぶFTAは物品貿易協定に限られており
トルコ政府は先ごろ、同国では初めてとなる再生可能エネルギー拡大の行動計画を発表した。同国のエネルギー天然資源省が欧州復興開発銀行(EBRD)の支援を受けて作成したもので、2023年までの再可エネの導入目標と目標達成に向け
ベラルーシの建設会社ZAOベルザルベージュストロイは先ごろ、南米エクアドルのディーゼルエンジン工場建設への参加を表明した。技術調査などのコンサルティングサービスを提供することでエクアドル政府と合意したという。工場建設は8
Ifo経済研究所が23日発表した2015年2月のドイツ企業景況感指数(100=2005年)は106.8となり、前月の106.7を0.1ポイントながら上回った。同指数の改善は4カ月連続。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は
スイスの木質ボード製造大手クロノは19日、ハンガリー北東部のヴァーシャーロシュナメーニーで新工場の定礎式を行った。春から本格的な工事に着手し、来年6月に完工する予定だ。投資額は9,500万ユーロで、100人以上の雇用創出