環境

ブルガリア、外資系配電会社の事業免許取り消しへ

ブルガリアの電力・水道事業監督機関である国家水・エネルギー規制委員会(DKEVR)は19日、外資系の配電事業者3社に対する事業免許取り消しの手続きを開始したと発表した。国営電力会社NEKに対する支払いが遅れたことで「エネ […]

仏ボロレ、ロンドンでEVカーシェアリングサービス開始へ

仏複合企業ボロレ・ブループは、来年からロンドンで電気自動車(EV)シェアリングサービスを開始する。バンサン・ボロレ会長が12日、明らかにした。 ボロレ・ブループ傘下でEVシェアリングサービス「オートリブ」を展開するIER

英国でEVの社会実験プロジェクトが本格始動

英国で進められている電気自動車(EV)の社会実験プロジェクト「マイエレクトリックアベニュー(MEA)」の参加登録数が100件を超え、日産のEV「リーフ」を使った実験が近くスタートする見通しとなった。 MEAは電力エンジニ

13年の英新車のCO2排出量、前年比3.6%減

英自動車工業会(SMMT)は13日、2013年に国内で販売された新車の二酸化炭素(CO2)排出量の平均値が1キロメートル走行当たり128.3グラムとなり、前年比で3.6%、2000年との比較では約30%それぞれ減少したと

携帯電話などの共通充電器導入へ、3年以内にEUで

欧州連合(EU)の欧州議会は13日の本会議で、EU域内で販売される携帯電話やその他の無線通信機器の充電器を共通化する法案を賛成多数で可決した。加盟国の正式な承認を経て、欧州委員会が共通充電器の仕様や対象機器の選定に入る。

Solarworld AG―カタールにモジュール工場―

経営再建中の独太陽電池大手Solarworld(ボン)は中東カタールにモジュール工場を建設する意向だ。フランク・アスベック社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにした。着工時期や投資額など計画の詳細は不明。 同社は太陽電

世界の風力発電市場が20%縮小

企業コンサルティング大手のオリバー・ワイマンが欧州風力エネルギー協会(EWEA)の年次総会に合わせて発表した業界動向によると、2013年に世界で新設された風力発電設備の容量は35.4ギガワット(GW)となり、前年の44.

スロバキア原発拡張計画、調査報告書が完成

スロバキア原子力エネルギー会社(JESS)は13日、トルナバ近郊のスロフスケー・ボフニツェ原子力発電所の拡張計画に関する調査報告書をまとめ、環境省に提出した。欧州連合(EU)の環境政策に沿って二酸化炭素(CO2)を削減す

蘭タクシー・エレクトリック、日産の商用EVを導入

オランダの電気自動車(EV)タクシー会社であるタクシー・エレクトリックは、日産自動車の電気商用車「e-NV200」を民間タクシー会社として初めて導入する。 アムステルダムに本社を構えるタクシー・エレクトリックは2011年

原発事故の避難地域を拡大へ、放射線防御委が提言

重大な原発事故が起きた際の避難地域の拡大を、独連邦環境省(BMU)傘下の放射線防御委員会が提言した。10日付『南ドイツ新聞』が同提言書を独自入手して報じたもので、今後は州内相会議の協議を経て承認される見通しという。 連邦

ダイムラーが採用拒否の冷媒、調査委が安全宣言

独自動車大手ダイムラーが高級車メルセデス・ベンツの一部モデルに欧州連合(EU)が新車への使用を禁止しているカーエアコン用の冷媒を搭載している問題で、欧州委員会は7日、ダイムラーが採用を拒否している新冷媒に安全性の問題はな

デクラ、カリフォルニアの排ガス測定会社買収

独技術監査サービス大手のデクラは3日、米国で排ガス測定サービスを提供するスモッグ・テスト・センター(カリフォルニア州ラ・メサ)を買収することで合意したと発表した。米国市場におけるプレゼンスを高めるとともに、世界で最も厳し

Nordex

風力発電機メーカーの独Nordexが2月28日発表した2013年12月期の営業利益(EBIT)は4,430万ユーロとなり、前期の赤字(6,110万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は3期ぶり。コスト削減のほか、欧州・中

DBの再可エネ助成分担金、最大で1.4億ユーロ増加見通し

独連邦議会(下院)運輸委員会のブルケルト委員長(SPD)は2月26日、ドイツ鉄道(DB)が支払う再生可能エネルギー助成分担金(Umlage)が最大で年1億3,900万ユーロ増加するとの試算結果を明らかにした。2013年の

チェコの風力発電量、13年に15%増

チェコの風力発電の発電量は2013年に4億7,800万キロワット時(kWh)となり、前年から15%増加したことが、チェコ風力エネルギー協会(CSVE)のまとめで分かった。これは13万6,000世帯の年間消費量に相当し、国

ダチア、「ユーロ6」エンジン生産開始は年末頃に

仏ルノーのルーマニア子会社であるダチアはこのほど、新しい欧州排ガス規準「ユーロ6」に適合するエンジンの生産を年末をめどに開始する方針を明らかにした。これに向け、同国南部にあるルノー技術センターに必要な設備を整備する。 ダ

SMA Solar Technology AG―同業Danfossと戦略提携―

インバーター大手の独SMA Solar(ニーステタール)は2月26日、デンマークの同業Danfossと戦略提携すると発表した。世界規模で調達を共同化するほか、開発分野のノウハウを相互に利用。コスト削減につなげる意向だ。戦

RWE AG―戦後初の赤字に、最終損失28億ユーロ―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)が4日発表した2013年12月期決算の最終損益は27億5,700万ユーロの赤字となり、前期の黒字(13億600万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字計上は戦後初めて。火力発電所で合わせて約

欧州委、NO2削減義務違反で英国に通知書送付

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は2月20日、英国がEUの大気質基準に定められた二酸化窒素(NO2)削減義務に違反しているとして、同国に対し「正式通知書」を送付したと発表した。 EUは「欧州に環境大気質と清浄な

シュコダ、「オクタビア」のバイフューエル車を発表

チェコのシュコダ自動車は2月20日、圧縮天然ガス(CNG)とガソリンを併用できるバイフューエル車「オクタビアG-TEC」の概要を発表した。実車は3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショーで初公開される。 ミドルクラ

Solarworld AG―販売成長率で今年40%以上見込む―

経営難の独太陽電池メーカーSolarworld(ボン)は19日、2014年の販売量が前年実績の548メガワット(MW)を少なくとも40%上回るとの見通しを発表した。業界再編の動きが最終段階に入り、経営悪化の原因となってい

「石炭発電所の運営一元化を」=化学労組

鉱業・化学・エネルギー産業労働組合(IG BCE)のミヒャエル・ヴァシリアディス委員長は23日、電力会社が共同で新会社を設立し、全国の石炭火力発電所の運営を一元化することを提案した。電力価格の下落や政府の再生可能エネルギ

チェコ大統領、テメリン原発の入札やり直しを表明

チェコのゼマン大統領はこのほど、テメリン原発拡張工事の入札を仕切り直すべきとの考えを明らかにした。先の入札で応札していた仏アレバが要件不備を理由に脱落したことを受けたもので、返り咲きのチャンスを与えることで競争を促し、コ

ドイツ初の洋上風力発電建造船が進水

洋上風力発電所の設置を専門に手がける船舶をハンブルク港のSietas造船所がドイツで初めて建造し、17日に進水式を行った。オランダの海上建設会社Van Oordに引き渡され、7月からルフタダウネン洋上風力発電所(蘭沖合)

欧州復興開発銀、ポーランドの風力発電所に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は10日、ポーランド東部オルラに建設される風力発電所(ウィンドファーム)の第1期工事に9,400万ズロチ(2,200万ユーロ)を融資すると発表した。 オルラ・ウィンドファーム第1期工事では出力

英国最大の充電ネットワーク、利用回数が10万回突破

英国最大の電動車両向け充電スタンドのオープンネットワークである「チャージ・ユア・カー(CYC)」の利用回数が、2010年の稼働開始から今年2月4日までに10万回を突破したことがこのほど明らかになった。供給した電力の総量は

中利科技、トルコに合弁会社

中国の太陽光・ソーラーモジュールメーカーである中利騰暉光伏科技(テルサン)がトルコのソーラー開発市場に進出する。現地商社のEGEトレードと折半出資の合弁会社「テルサン・アナドル・ソーラー・エネルギー」を設立する。将来的に

Linde AG―露製油大手から水素製造装置受注―

工業ガス大手の独Linde(ミュンヘン)は11日、ロシア連邦タタールスタン共和国の大手製油精製会社TAIF-NK PSCから水素製造装置2基を受注したと発表した。同国中部のニジネカムスク製油所内に建設する。取引金額は約1

Wacker Chemie AG―13年は95%の最終減益―

化学大手の独Wacker Chemie(ミュンヘン)が6日発表した2013年12月期決算の最終利益は600万ユーロとなり、前期の1億1,500万ユーロから95%減少した。顧客であるソーラー産業の景気がこれまで以上に悪化し

Windwaerts

ドイツの風力発電プロジェクト会社Windwaertsは7日、会社更生手続きの適用をハノーバー区裁判所に申請した。プロジェクトの遅延を受けて資金繰りが悪化。利益参加証券(Genussschein)の購入者への配当などが支払

独~ノルウェー間の海底送電計画に暗雲

ドイツ北部とノルウェー南部間に海底高圧送電線を敷設する計画に黄色信号が灯りだした。プロジェクトを進めるメリットがノルウェー側でなくなっているためだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が8日付で報じた。 ドイツ政府とノル

英政府と自工会、共同で低排出車普及促進キャンペーン

英自動車工業会(SMMT)は1月30日、政府と共同で超低排出車の利用を促進するキャンペーン「ゴー・ウルトラ・ロー(Go Ultra Low)」を開始すると発表した。 同キャンペーンは、電気自動車やプラグインハイブリッド、

Vestas Wind Systems A/S―黒字転換、11年半ば以来―

風力発電設備の世界最大手メーカーであるデンマークのVestasが3日発表した2013年10-12月期(第4四半期)の最終損益は2億1,800万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(6億1,800万ユーロ)から大幅に改善した

Conergy―14年12月期の黒字化見込む―

昨年の経営破たんを受けて太陽電池メーカーからソーラー発電プロジェクト会社に生まれ変わった独Conergy(ハンブルク)は14年12月期決算で10年ぶりに黒字転換を果たす見通しだ。債務から全面的に開放されたほか、経営不振の

洋上風力発電建設が足踏み、補助金規定改定で資金集まらず

ドイツの洋上風力発電パーク建設プロジェクトの多くが資金不足から、足踏み状態を余儀なくされている。洋上風力電力に対する補助金規定が12年に改定されたことが大きく、長期にわたる確実な資金回収の見通しが立たないとして投資家や金

陸上風力発電の新設容量、昨年は02年以来の高水準に

独風力エネルギー全国連盟(BWE)が1月31日発表した陸上風力発電の国内新設容量は前年比29%増の2,998メガワット(MW)となり、2002年以来の高水準を記録した。全体の60%弱を風力発電が比較的少ない中部・南部ドイ

バーミンガム、EV充電スタンド網を拡充

英国のバーミンガム市はこのほど、市内18カ所に計36台の電気自動車(EV)用充電スタンドを設置した。今回設置された「エボルト」は、APTテクノロジーズが開発した充電スタンドで、デジタルディスプレーでユーザーIDやエネルギ

Meyer Burger AG―15年の黒字転換見込む―

スイスの太陽電池製造装置メーカーMeyer Burger(トゥーン)はソーラー業界の不況で赤字化した財務が2015年に黒字転換すると予想している。主要顧客である中国の太陽光パネルメーカーが設備投資を再開するとみられるほか

RWE AG―評価損33億ユーロ計上、初めて赤字に転落―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は28日、評価損の規模が2013年9月末に比べ約33億ユーロ拡大することが分かったと発表した。火力発電所の収益性が欧州全般で低下していることが響いた。これに伴い2013年12月通期の最

Prokon Regenerative Energien GmbH―経営破たん―

再生可能エネルギーのプロジェクト会社Prokonは22日、会社更生手続きの適用を地元イツェホー区裁判所に申請した。同社の利益参加証券(Genussschein)を購入し事業資金を提供してきた一般投資家などが資金を大量に引

ABB

スイスのエンジニアリング大手ABBは1月22日、2013年10-12月期(第4四半期)の営業利益(EBITDAベース)がパワーシステム(PS)部門の不振で約2億6,000万ドル押し下げられたと発表した。昨年12月の暴風雨

上部へスクロール