石油・石炭・ガス

GEのアルストム重電部門買収、欧州委が疑義

欧州連合(EU)の欧州委員会は23日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が仏アルストムの重電部門を買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。初期審査でガスタービン部門での競争上の問題が浮上したことから承認を […]

プーチン大統領、ハンガリーとの友好関係をアピール

プーチン大統領は17日にハンガリーを訪問し、同国のオルバン首相と会談した。ウクライナ紛争が長期化の様相を示すなか、欧州連合(EU)の加盟国であるハンガリーとの「友好関係」を内外にアピールする狙いがあるとみられている。ハン

米シェブロン、欧州シェールガス事業から完全撤退

米石油メジャーのシェブロンは20日、ルーマニアのシェールガス事業から撤退することを明らかにした。昨夏の探査の結果、採算性が低いと判断した。同社はすでにブルガリアとポーランドでも事業を中止しており、今回の発表で欧州シェール

ベラルーシ、日本からの投資に期待

ベラルーシのマチュシェフスキ副首相は18日、日本からの直接投資拡大への期待を示した。丸紅の吉田亙顧問と会談した後に国営通信社ベルタに語ったもので、日本との提携の可能性は大きく、同国の外交政策の重点として力を入れるとしてい

エーオン、伊太陽光発電事業を売却

独エネルギー大手のエーオンは20日、イタリアの太陽光発電事業を同国のインフラ投資会社F2iに売却すると発表した。エーオンは組織再編計画の一環で南欧事業から撤退する方針を打ち出しており、今回の取引はこれに沿った措置。イタリ

1月インフレ率、-0.4%に下方修正

ドイツ連邦統計局は12日に発表した2015年1月の消費者物価統計の詳細で同物価の前年同月比の変動率(インフレ率)を当初のマイナス0.3%からマイナス0.4%に下方修正した。前月比も同マイナス1.0%からマイナス1.1%に

1月卸売物価2.6%下落、5年来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2015年1月の卸売物価指数は前年同月を2.6%下回り、10年1月以来の大きな下げ幅となった。石炭・石油製品が18.5%減と大幅に低下。全体が強く押し下げられた格好だ。このほか、動物(家畜

シーメンス―ドレッサー・ランド買収を欧州委が本格調査―

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、独電機大手シーメンスによる米タービン、コンプレッサー大手ドレッサー・ランド買収計画について、競争法の観点から本格的な調査を開始したと発表した。両社の統合によってターボコンプレッサーお

エーオン―商船三井と用船契約、米国からLNG輸送へ―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は12日、商船三井と用船契約を締結したと発表した。液化天然ガス(LNG)事業の強化戦略の一環。エーオンは米パイプライン運営会社ゴルフ・サウス・パイプラインとの間で天然ガスの輸

エーオンが商船三井と用船契約、米国からLNG輸送へ

独エネルギー大手のエーオンは12日、商船三井と用船契約を締結したと発表した。液化天然ガス(LNG)事業の強化戦略の一環。エーオンは米パイプライン運営会社ゴルフ・サウス・パイプラインとの間で天然ガスの輸送契約を締結しており

スカニアのバイオエタノールトラック、大きなCO2削減効果

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは6日、スウェーデンの首都ストックホルムで実施された代替燃料トラックの実証実験で、同社のバイオエタノール・トラックが最も二酸化炭素(CO2)排出削

フェストアルピーネ―対米投資を強化―

オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネ(リンツ)は米国投資を拡大する意向だ。エネルギー、物流コストが欧州に比べて大幅に低いためで、特にステンレス鋼事業を強化。買収も視野に入れている。ヴォルフガング・エーダー社長が3日、

乗用車の平均価格、2.7万ユーロに上昇

昨年ドイツで販売された乗用車(新車)の平均価格(カタログ価格ベース)は2万7,189ユーロで、前年を2.3%(625ユーロ)上回った。平均価格は高馬力化や装備の電子化などを背景に長期の上昇傾向が続いており、近年はセダンな

トルコ、ロシア旅客機の燃油代を負担へ

トルコ政府はロシアからの旅客機の燃油代を部分的に肩代わりする方針だ。ロシアの景気悪化や通貨ルーブルの下落を背景にロシア人観光客の予約数が減少しているためで、今後2カ月間で1機当たり6,000ドルを負担。旅行需要の回復を目

ガスプロム、アジアの市場成長性に期待

ロシアのガス最大手の国営ガスプロムは、アジアで初の投資家を対象にした説明会を3日に香港で、5日にシンガポールで開催し、天然ガスの成長市場としてアジアに期待していることを明確にした。経済成長が堅調なアジアは天然ガスの利用拡

ランクセス―ゴム分野で合弁交渉―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は9日、主力の合成ゴム事業分野で合弁化に向けた交渉を進めている事実を明らかにした。合成ゴム市場では業界の過剰生産能力と価格下落を受けて競争が激化。同社は業績改善に向けて組織再編に取り組んで

ABB―14年営業益11%減に―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)が5日発表した2014年12月期の営業利益(EBITDA)は54億米ドルとなり、前期比で11%減少した。受注残高が少なかったほか、送配電網、発電設備などを手がけるパワーシステム部門の不

ノルウェーが30年までに温室ガス40%削減、EUに追随

ノルウェー政府は4日、温室効果ガスの排出量を2030年までに1990年比で40%削減することを目指すと発表した。EUは昨年、同様の目標で合意しており、非加盟国であるノルウェーも足並みを揃えた格好だ。 ノルウェーの温室効果

EU-ETS改革、市場安定化準備制度めぐる議論が山場に

EUが地球温暖化対策の柱と位置付ける排出量取引制度(EU-ETS)の改革案をめぐり、欧州委員会のシェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は4日、加盟国と欧州議会の間でそれぞれ合意に近づいているとの認識を示した。 EU

独インフレ率もマイナスに、1月消費者物価0.3%低下

ドイツ連邦統計局が1月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.3%減となった。1年前の水準を下回るのはリーマンショックに端を発する金融・経済危機が深刻だった2009年9月以来で、5年4カ月ぶり。ユーロ

輸入物価2年連続で低下、14年は-2.2%に

ドイツ連邦統計局が1月28日発表した2014年の輸入物価指数は前年比2.2%減となり、2年連続で低下した。エネルギーが最大の押し下げ要因で、原油と石油製品を除いたベースでは下げ幅が1.5%だった。 エネルギー価格は平均1

消費者景況感13年来の高水準に

市場調査大手GfKが1月28日発表したドイツ消費者景況感指数の2月向け予測値は9.3となり、1月の確定値(9.0)を0.3ポイント上回った。同予測値は2001年11月以来13年3カ月ぶりの高水準。エネルギー価格の急落が大

ランクセス―14年営業益が予想上回る―

経営再建中の独化学大手ランクセス(ケルン)は1月28日、2014年の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)が前年の7億3,500万ユーロから10%増えて約8億800万ユーロ(暫定値)に拡大したと発表した。石油価格の急落

米シェブロン、ポーランドのシェールガス事業から撤退

米石油メジャーのシェブロンは1月30日、ポーランドのシェールガス開発事業から撤退すると発表した。探索調査の結果、採算性が悪いと判断した。これまでに米エクソン・モービル、マラソン・オイル、仏トタルも撤退しており、天然ガス調

ロシアとトルコ、黒海パイプラインの16年末開通で合意

ロシアとトルコは1月27日、ロシア産天然ガスをトルコ、欧州に運ぶ新たなパイプラインを建設し、2016年末に稼働させることで合意した。欧州連合(EU)との関係悪化で取りやめた「サウス・ストリーム」の代替プロジェクトで、3月

ガスプロム14年1-9月期、39%の減益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが1月29日発表した2014年1~9月期決算の純利益は6,149億ルーブル(約788億ユーロ)となり、前年同期から38.5%減少した。ウクライナ問題をめぐる欧米の経済制裁の影響でEUへの輸出

露ロスネフチ、起債で4千億ルーブル調達

ロシア石油最大手のロスネフチは1月26日、4,000億ルーブル(約61億ドル)相当の社債を発行したと発表した。昨年末に続く社債での資金調達となる。外貨建て債務の返済に必要な外貨の確保が欧米の金融制裁で困難となっていること

10~12月期の英成長率、0.5%に鈍化

英政府統計局が1月27日発表した2014年10~12月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.5%増加し、8期連続でプラス成長となった。ただ、伸び率は前期の0.7%を下回り、13年10~12月期以来の低水

トタル、アブダビで油田権益取得

仏石油大手トタルは1月29日、アラブ首長国連邦(UAE)の陸上油田の権益10%を取得することでアブダビ最高石油評議会およびアブダビ国営石油会社(ADNOC)と合意したと発表した。権益は1月1日にさかのぼって発効し、期間は

シーメンス、10~12月期は減益

電機大手の独シーメンスが1月27日発表した2014年10~12月期(第1四半期)の純利益は10億7900万ユーロとなり、前年同期からで25%減少した。製造部門が減益となったほか、金利などの要因も利益を押し下げた。売上高は

原油安がシェル直撃、10~12月期は57%減益

欧州石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが1月29日発表した2014年10~12月期(第4四半期)決算の純利益は7億7,300万ドルとなり、前年同期から57%減少した。原油価格の急落が響き、大幅減益を迫られた。 12月

ロシアとトルコ、黒海パイプラインの16年末開通で合意

ロシアとトルコは1月27日、ロシア産天然ガスをトルコ、欧州に運ぶ新たなパイプラインを建設し、2016年末に稼働させることで合意した。EUとの関係悪化で取りやめた「サウス・ストリーム」の代替プロジェクトで、3月末までに正式

露ロスネフチ、起債で4千億ルーブル調達

ロシア石油最大手のロスネフチは1月26日、4,000億ルーブル(約61億ドル)相当の社債を発行したと発表した。昨年末に続く社債での資金調達となる。外貨建て債務の返済に必要な外貨の確保が欧米の金融制裁で困難となっていること

ガスプロムの1~9月期、39%の減益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが1月29日発表した2014年1~9月期決算の純利益は6,149億ルーブル(約788億ユーロ)となり、前年同期から38.5%減少した。ウクライナ問題をめぐる欧米の経済制裁の影響でEUへの輸出

PKN Orlen

ポーランド石油化学最大手PKNオルレン の業績が原油価格の下落で悪化している。1月23日発表した2014年10~12月期(第4四半期)決算の最終損益は12億2,000万ズロチ(約2億8,500万ユーロ)の赤字となり、赤字

シーメンス―10-12月期減益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が27日発表した2014年10-12月期(第1四半期)の税引き後利益は10億9,500万ユーロとなり、前年同期比で25%減少した。製造部門が減益となったほか、金利などの要因も利益を押し

VWとBMWが充電スタンドを米国に設置へ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)とBMWは22日ワシントン・オートショーで、米国に充電スタンドを共同設置する計画を明らかにした。電気自動車(EV)の普及を後押しするとともに、充電規格をめぐる争いで優位に立つことが

PKNオルレンの赤字拡大、原油安響く

ポーランド石油化学最大手PKNオルレンの業績が原油価格の下落で悪化している。23日発表した2014年10-12月期(第4四半期)決算の最終損益は12億2,000万ズロチ(約2億8,500万ユーロ)の赤字となり、赤字幅は前

シュルンベルジェ、露石油掘削大手に45%出資

油田サービスで世界最大手の米シュルンベルジェは20日、ロシアの石油掘削大手ユーラシア・ドリリングの株式45.6%を17億ドルで取得することで合意したと発表した。シュルンベルジェは3年以内に残る全株式を買い取る選択権も持ち

シュルンベルジェ、露石油掘削大手に45%出資

油田サービスで世界最大手の米シュルンベルジェは20日、ロシアの石油掘削大手ユーラシア・ドリリングの株式45.6%を17億ドルで取得することで合意したと発表した。シュルンベルジェは3年以内に残る全株式を買い取る選択権も持ち

PKNオルレンの赤字拡大、原油安響く

ポーランド石油化学最大手PKNオルレンの業績が原油価格の下落で悪化している。23日発表した2014年10~12月期(第4四半期)決算の最終損益は12億2,000万ズロチ(約2億8,500万ユーロ)の赤字となり、赤字幅は前

インフレ率3年連続低下、14年は0.9%に

ドイツ連邦統計局は16日、2014年消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(消費者物価の変動率)は0.9%で、前年の同1.5%から低下。3年連続で落ち込んだ。エネルギー(光熱費と自動車燃料)価格が平均2

14年生産者物価、10年以降最大の下落幅に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年の生産者物価指数は前年比1.0%減となり、2年連続で低下した。下落幅は10年以降で最大。エネルギーが3.1%減となり全体を強く押し下げた格好で、エネルギーを除いたベースでは0.1

中国の対欧州M&A、14年は07年の3倍に

コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が16日発表したレポートによると、中国企業が2014年に欧州で実施した企業買収・出資(年末までに買収・出資手続きが終了しなかった案件を含む)は計163件と

独建設業界売上、今年は1000億ユーロ突破見通し

ドイツの建設業界団体HDBとZDBは14日発表した共同予測で、2015年の業界売上高が前年比2%増の1,010億ユーロ(名目)に拡大するとの予想を明らかにした。1,000億ユーロを超えるのは2000年以来15年ぶり。これ

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