機械

Duerr AG―自動車産業好調で業績回復―

独塗装設備大手Duerr(ビーティヒハイム・ビシンゲン)の業績が急速に回復している。新規受注高は今年第1四半期に好転し第2四半期も底堅く推移しており、黒字転換が視野に入ってきた。同社のラルフ・ディーター社長が経済紙『ハン […]

米GE、ワルシャワの開発センターを拡張

米ゼネラル・エレクトリック(GE)はワルシャワのエンジニアリング・デザイン・センター(EDC)を拡張し、エンジニア100人を新たに雇用する計画だ。同センターの従業員数は1,000人に拡大することになる。ポーランド有力紙『

Siemens AG―アフリカ売上を2012年までに3倍に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は9日、アフリカ事業に今後2年間で約2億ユーロを投資すると発表した。水道や鉄道などのインフラや、再生可能発電施設の需要が今後、大幅に拡大すると予想されるためで、同社は販売網の強化を

ICE車両が灼熱地獄に、冷房故障相次ぐ

すでに半月以上続く真夏日。季節感があって良いという当初の思いは「そろそろいい加減にしてくれ」という、うんざり感に変わりつつあるのではなかろうか。最高気温が毎日30度を超え、日によっては36度に達するのでは「ここは本当にド

独エンジニアリング大手、ジンデルフィンゲンに新拠点

独エンジニアリングサービス大手のユーロ・エンジニアリング(ウルム)は1日、ダイムラーの本社工場があるジンデルフィンゲンに新拠点を開設すると発表した。年内にエンジニアなど20人を新規採用する予定。同地ではまた、新たな事業と

Rohwedder AG―カナダ企業による買収は誤情報―

3月に倒産した自動化機器メーカーRohwedder(バーマティンゲン)の競売入札でカナダ企業ATS Automation Tooling Systemsが落札したとの情報は誤りであることが1日、Rohwedderのプレス

独機械受注5月は61%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した2010年5月の業界受注高は前年同月比61%増と大幅に拡大した。比較対象の09年5月は受注が最低水準に達していたという事情があるものの、需要が急速に回復しているのは明らかで、V

MAN、時短措置を縮小

独商用車・機械大手のMANは時短措置を大幅に縮小する。同社のイェルク・シュヴィタラ取締役(人事担当)は6月30日付『南ドイツ新聞』とのインタビューで、商用車工場での操業停止日数を上半期の平均50日から下半期には20日に、

Emerson Electric Co.―英ChlorideへのTOB価格引き上げ―

重電大手の米Emersonは29日、英国の無停電電源装置(UPS)メーカーChlorideへの株式公開買い付け(TOB)で提示額を引き上げると発表した。Chlorideに対してはスイスのABBも買収に乗り出しており、TO

Rohwedder

3月に倒産した自動化機器メーカーRohwedderをカナダの同業ATSが一括買収することが28日、事業所委員会の発表で分かった。管財人は分割売却した方が破産財団が大きくなり、債権者の利害にかなうとしていた。今後、人員削減

機械メーカーの知財権被害は売上の4%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が加盟企業を対象に今年実施した最新アンケート調査によると、製品やブランドの模造による被害額は平均で売り上げの4%に上った。昨年の業界売上高をもとに試算すると、被害総額は64億ユーロに達する。

通信大手エリクソン、エストニア事業を急拡大

通信大手エリクソンのエストニア事業が急成長している。21日付の現地オンライン英字ニュース『バルチック・ビジネス・ニュース』によると、同国子会社の2009年決算は、売上高が前年の3~4倍の15.1億クローン、純利益が85.

メドベージェフ大統領、米シリコンバレーを視察

訪米中のロシアのメドベージェフ大統領は23日、カリフォルニア州シリコンバレーにあるIT関連のハイテク企業を視察した。モスクワ郊外に計画しているロシア版シリコンバレー建設の参考とするとともに、IT産業振興への協力を呼びかけ

スイスのリーター、伊エンジニアリング子会社を売却

スイスの自動車部品・紡績機械メーカーであるリーターは16日、伊エンジニアリング・工業デザイン子会社I.D.E.A.インスティテュートをスイスの投資会社クヴァントゥム・カピタルに売却することで合意したと発表した。景気低迷に

Heidelberger Druckmaschinen AG―2期連続赤字―

印刷機械大手のHeidelberger Druckmaschinen(ハイデルベルク)が15日発表した2010年3月通期決算の最終損益は、2億2,900ユーロの赤字だった。景気悪化に伴い印刷メディア業界全般で投資が冷え込

風力発電シェア、EU再可エネの50%に

風力発電は今後20年以内に欧州連合(EU)で最も利用される再生可能エネルギーとなる見通しだ。ドイツ機械工業連盟(VDMA)の最新調査レポートによると、風力の発電能力は2007年5万6,500メガワット(MW)から2030

アブダビの砂漠に淡水を備蓄=独官民プロジェクト

ドイツの国際技術協力事業団(GTZ)がコンサルト会社の独Dornier Consultingと共同で、中東の砂漠に淡水を備蓄するプロジェクトを進めている。17日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 \ アラブ

中国向け独機械輸出、昨年も増加

経済危機で景気が世界的に冷え込んだ昨年、中国は独機械業界の業績悪化を緩和した。ドイツ機械工業連盟(VDMA)によると、同国機械業界の2009年輸出高が前年比23%減と大きく落ち込んだなかで、中国向けは4%増の114億ユー

風力タービンのウィンデックス、ルーマニアに工場

風力タービンを手がけるスイスのウィンデックスは、ルーマニア南東部コンスタンツァに工場を建設する。現地メディアファクス通信が16日報じた。 \ ウィンデックスのルーマニア現地法人のシミオン社長によると、新工場への投資額は2

ZF Friedrichshafen AG―風力発電市場に参入―

自動車部品大手の独ZF Friedrichshafen (フリードリヒスハーフェン)は17日、風力発電用ギアボックス市場に参入すると発表した。米ジョージア州ゲインズビルに工場を設置して2012年初頭から操業を開始、長期的

Gildemeister AG―安定大株主を模索、最適は森精機―

工作機械大手の独Gildemeister(ビーレフェルト)が安定的な大株主を模索している。同社のリューディガー・カピッツア社長は11日付『ハンデルスブラット』紙掲載のインタビュー記事で安定的な大株主は同社にとって好ましい

SMS GmbH―09年受注半分以下に―

金属製造・加工機械大手のSMS(デュッセルドルフ)が9日発表した2009年12月通期の新規受注高は23億4,100万ユーロで、前年の52億8,800万ユーロから56%減少した。経済危機の直撃を受けた格好。経営陣によると、

太陽電池製造装置業界に再編近づく

ドイツの太陽電池製造装置メーカーの多くが業界再編とアジアへの生産移管が今後進むと予想している。ヴィースバーデン・ビジネススクールが金融投資会社Ventizzの依頼を受け業界22社を対象に実施したアンケート調査で分かった。

太陽熱設備メーカー、助成の一部凍結で苦境に

太陽熱を利用する暖房や給湯設備の製造業者が政府の助成凍結措置を受け苦境に立たされている。独ソーラー業界連盟(BSW)によると、5月だけでも太陽熱設備業界の需要は約3分の1減少したという。一方、太陽光発電(PV)設備業界は

レーザー機械業界、09年受注は4割減

ドイツ機械工業連盟(VDMA)のレーザー機械・レーザーシステム部会が8日発表した2009年のレーザー機械受注高は前年比47%減の3億8,530万ユーロと激減した。景気悪化による顧客企業の投資凍結が響いた。ただ、09年10

重電大手ABB、英クロライド買収で合意

スイスの重電大手ABBは8日、英同業クロライドを買収することで合意したと発表した。買収総額は8億6,000万ポンド(約10億4,000万ユーロ)。クロライドをめぐっては、米エマソンが先ごろ7億2,300万ユーロで買収を打

独シューラー、今期赤字を見込む

プレス機械世界最大手の独シューラーがこのほど発表した2009/10年上半期(10-3月)決算の営業損益(EBITベース)は420万ユーロの赤字となり、前年同期の1,200万ユーロの黒字から悪化した。景気悪化の直撃を受けた

Siemens AG―Arevaとの合弁で欧州委がカルテル捜査―

欧州連合(EU)の欧州委員会は2日、独電機大手のSiemensと仏国営原子力会社Arevaに対しカルテル捜査を開始したと発表した。両社が2001年に原発合弁会社Areva NPを設立した際の合弁契約に含まれる条項が競争法

ABB Ltd.―英Chlorideに買収提案―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は8日、英同業Chlorideに対し8億6,000万ポンド(約10億4,000万ユーロ)で買収することを提案したと発表した。Chlorideの経営陣は同提案を支持しているという。Chl

Rohwedder AG―法的処理手続きが適用、買収に8社が関心―

3月に倒産した自動化機器メーカーRohwedder(バーマティンゲン)に対しコンスタンツ区裁判所は1日、法的処理手続きの適用申請を承認した。管財人のフォルカー・グループ氏は6月末までに売却交渉をまとめ上げる意向だ。 \

Singulus Technologies AG―増資案が株主総会で否決―

ブルーレイディスク製造装置メーカーSingulus(カール・アム・マイン)の株主総会が3日あり、新株と転換社債の発行を求めた経営陣の提案が否決された。同社は上場から13年が経った現在まで一度も配当を出しておらず、株主は増

加ボンバルディア、ハンガリー工場で人員削減

カナダの重工大手ボンバルディアの鉄道設備部門であるボンバルディア・トランスポーテーションが、ハンガリー北東マートラノヴァーク(Matranovak)にある鉄道車両の台車(ボギー)工場で人員削減を進めている。景気後退の影響

樹脂・ゴム機械業界、09年受注は3割減

ドイツ機械工業連盟(VDMA)のプラスチック・ゴム加工機械部会は5月27日の年次記者会見で、2009年の業界受注高が前年比28%減となり、2年連続で縮小したと発表した。景気悪化で顧客企業の多くが設備投資を控えたことが響い

華為、12年に売上35億ドルに

中国の通信機器製造最大手、華為技術有限公司(Huawei)は、ハンガリーに新設した工場と物流センターが本格稼働すれば、同国での売上高は2012年に35億米ドルに拡大する見通しだ。華為のハンガリー子会社のタカーチ営業本部長

コマツ、ロシア工場が稼働

コマツは3日、モスクワ東方のヤロスラヴリで建設を進めていた組立工場が完成し、稼働を開始したと発表した。新工場ではまず油圧ショベルの生産から始め、将来的にフォークリフトや大型機械、鉱山機械、ガスパイプライン用機械などの生産

独技術開発会社、米に進出

ドイツの工業デザイン開発・ITサービス会社であるインドゥストリーハンザ(ミュンヘン)はこのほど、米アトランタに拠点を開設した。米国市場で足場を固めるとともに、現地顧客への支援体制を強化する。独自動車業界紙『アウトモビール

トンネル火災防止システム、欧州で受注増加の見通し

欧州でトンネル火災防止システムの受注拡大が見込まれている。欧州連合(EU)が加盟国にトンネルの安全基準を2019年までに引き上げることを義務づけているためだ。これにより全長500メートル以上の全てのトンネルにはすべて火災

独シーメンス、露2社と戦略提携

独シーメンスは5月19日、ロシアのエネルギー関連の2企業と戦略提携を締結した。国営送電網管理会社FGCとは高圧送電網を共同で近代化することで合意し、ガスコンプレッサー製造のZAO Iskra-Avigazとは合弁会社「L

独機械業界、2社に1社が知財権侵害の被害

ドイツの機械メーカーが模造品の被害を受けるケースが増えている。ドイツ機械工業連盟(VDMA)が加盟企業を対象に実施した最新アンケート調査によると、2社に1社が自社製品を違法にコピーされたことがあると回答。特に合成樹脂・ゴ

独機械業界、4月受注は36%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5月31日発表した2010年4月の業界受注高は前年同月比で実質36%増となり、3カ月連続で大幅に拡大した。世界的な景気回復のほか、比較対象の09年4月は需要が激減していたという事情が大きい

ノキア、シスコがロシア新都市に進出へ

ロシアのドボルコビッチ大統領顧問は20日、メドベージェフ大統領が肝いりで進めるハイテク新都市スコールコボに、フィンランドのノキアと米シスコシステムズが進出する見通しであることを明らかにした。両社は経済紙『ベドモスチ』の取

Dekra AG―今年も買収検討―

技術監査大手の独Dekra(シュツットガルト)は今後も他社買収を積極的に推し進める意向だ。同社のシュテファン・ケルブル社長は20日の決算発表で、「すでに買収候補はリストアップしている」と述べ、年内にも実施する見通しを明ら

Boewe Systec AG―更生手続き申請―

メーリングシステム機器やソロ機などを手がける独Boewe Systecは21日、地元アウグスブルクの区裁判所に会社更生手続きの適用を申請したと発表した。事業資金が枯渇して支払い不能に陥る恐れがあるため。同社は2009年初

上部へスクロール