環境

独PNE Wind、南東欧事業拡大

風力発電プロジェクトのデベロッパーである独PNE Windがルーマニアとブルガリアで事業拡大を計画する。ルーマニアには同国子会社を通じて6億2,200万ユーロを投資し、風力発電所4カ所を建設する。発電能力は計366メガワ […]

モンテネグロ、風力発電事業を推進

モンテネグロが風力発電事業を推進している。同国経済省によると、過去2年で5社が風力測定の許可を申請。うち2社は同省が行う風力発電の建設地入札を落札し、数年内に風力発電事業を実施する予定だ。政府は数カ月内に風力電力の固定買

スウェーデンが「脱原発」転換、議会が法案可決

スウェーデン議会は17日、30年間にわたって禁止してきた原子力発電所の新規建設を、2011年1月から許可する法案を可決した。同国では1980年に実施された国民投票により、国内に10カ所ある原発が今年以降、老朽化に伴って段

ボルボ・カーズ、EV事業でヨーテボリ・エネルギーと協力

スウェーデンのボルボ・カーズは9日、電気自動車(EV)および充電インフラに関するプロジェクトで、同国のエネルギー企業ヨーテボリ・エネルギーと協力することで合意、覚書に調印したと発表した。 \ プロジェクトの一環としてボル

Evonik Industries AG―上海で貴金属触媒の生産開始―

化学大手の独Evonik(エッセン)は9日、上海に建設した貴金属担持型粉末触媒工場の操業を開始した。同国の顧客に直接製品を供給するとともに、納品期間を大幅に短縮。拡大する現地需要を積極的に取り込んでいく。 \ 貴金属担持

RWE

エネルギー大手の独RWEは今後、石炭発電所の建設を新たに計画しない意向だ。レオンハルト・ビルンバウム取締役(戦略担当)が15日付『ベルリナー・ツァイトゥング』紙に対し明らかにした。石炭発電への風当たりが強く、採算の取れる

太陽熱設備メーカー、助成の一部凍結で苦境に

太陽熱を利用する暖房や給湯設備の製造業者が政府の助成凍結措置を受け苦境に立たされている。独ソーラー業界連盟(BSW)によると、5月だけでも太陽熱設備業界の需要は約3分の1減少したという。一方、太陽光発電(PV)設備業界は

3輪EVメーカーのスマイルズ、大幅増収を見込む

3輪電気自動車(EV)を製造するスマイルズ(Smiles、ヴュルツブルク近郊アウプ)が大幅増収を見込んでいる。ドイツ政府がEVの普及台数を2020年までに100万台とする目標を掲げていることが背景にある。10日付『フラン

キプロス企業、ルーマニアで太陽電池パネルを生産

再生可能エネルギープロジェクトを手がけるキプロスのRenovatioグループ傘下のリノベーション・ソーラーは、ルーマニア北西部サトゥ・マーレに1,000万ユーロを投じて太陽電池パネル工場を開設した。2日付けの現地紙『ジア

戦後最大の財政再建へ、2014年までに800億ユーロ圧縮 その1

ドイツ政府は6~7日にかけての集中閣議で2011年から再開する連邦(国)財政再建の基本案をまとめ上げた。2014年までに財政収支改善で戦後最大の800億ユーロ超を達成する方針。主に税優遇措置の廃止や社会保障費の切り詰めを

オオカミ復活の憂鬱

「赤ずきん」の国ドイツにはかつてオオカミがたくさんいた。猟銃なしで森に入ることはリスクを伴う行為であった。しかし、家畜に害を与えるその有害性ゆえに狩猟の対象となり、20世紀の初頭に完全に姿を消した。1904年2月27日、

ディスカウントスーパー、缶飲料の販売再開

強制デポジット制導入以来、店頭からほとんど姿を消していた缶入り飲料に復活の動きがでてきた。Edeka傘下のディスカウントストアNettoは7日、全国で缶ビールの販売を再開。Rewe傘下のディスカウントストアPennyもノ

GMOの栽培認可手続き変更へ、加盟国に栽培禁止の権限付与

欧州委員会は遺伝子組み換え作物(GMO)の栽培認可を迅速化するため、近く認可手続きの変更を加盟国に提案する方針を固めた。安全性が確認された品種についてEUが域内での栽培を認可したうえで、加盟国が独自の判断で栽培を禁止でき

EUの温暖化ガス排出量、08年は2%減

欧州環境庁(EEA)が2日発表したEUの2008年の温暖化ガス排出統計によると、加盟27カ国の排出量は前年比で2%減少し、1990年比では11.3%の削減となった。世界的な経済危機に伴う生産の縮小やエネルギー消費量の減少

大気汚染問題で英に最終警告、ロンドンがEU基準満たさず

欧州委員会は3日、粒子状物質を対象に2005年に施行された大気汚染物質の指令を英国が順守していないとして、同国政府に最終警告書を送付したと発表した。英国が2カ月以内に納得のいく回答をしない場合には、欧州委は欧州司法裁判所

米フィスカー、「カルマ」の試験生産へ

次世代自動車ベンチャーの米フィスカー・オートモーティブは、年内にもプラグインハイブリッド(PHV)・スポーツカー「カルマ」の試験生産を開始する計画だ。5月27日付けの『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』が、フィスカ

風力発電会社パノン、北西部で発電所建設

ハンガリーの風力発電会社パノンが、同国北西部バボルナに発電所を建設する。今夏に着工し、9月には稼働する予定だ。設置される風力タービン7基の発電能力は計15メガワットになる。現地紙『24Ora』がこのほど報じた。 \ バボ

双日―独に太陽光発電所を開設―

双日は5月31日、ドイツで太陽光IPP(独立系発電事業者)事業に参画したと発表した。完全傘下のソウジツ・ソーラー・ベッツヴァイラー社(Sojitz Solar Betzweiler GmbH)をデュッセルドルフに設立、ド

Daimler AG―電気自動車開発で中BYDと合弁契約―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)と中国の電気自動車(EV)メーカー比亜迪汽車(BYD)は5月27日、中国市場向けのEVを共同開発することで最終合意した。BDYの本社所在地・深センに折半出資の合弁会社She

省エネ電球、ドイツでは不人気

独市場調査大手のGfKによると、今年1-3月期の省エネ電球(電球型蛍光灯)の国内販売数は前年同期に比べ6%減少した。欧州連合(EU)では昨年9月から100ワット以上の白熱電球の販売が禁止されたが、同措置はこれまでのところ

オランダのCCS実証プロジェクト、欧州委が公的支援策を承認

欧州委員会は26日、オランダ政府が同国のヌオン・エネルギー・ソーシングによる二酸化炭素回収・貯留(CCS)実証プロジェクトに1,000万ユーロの補助金を交付する計画を承認したと発表した。オランダ政府の支援策は方法・規模と

英国で炭素削減義務が始動

英国で4月から炭素削減義務(CRC: Carbon Reduction Commitment)が始動した。CRCは、英国内の民間・公共セクターの企業・団体を対象とした義務的排出量取引制度。気候変動協定(CCAs)や欧州排

Daimler AG―トヨタと燃料電池車で提携か―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)がトヨタと燃料電池車の分野で広範囲の提携を模索しているもようだ。25日付『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』がDaimler関係者への取材をもとに報じたもので

ウズベキスタン、国内初の風力発電所を計画

ウズベキスタンの国営電力会社Uzbekenergoは韓国のエンジニアリング企業Doojinと提携して、国内初の風力発電所の建設を計画している。現地のオンラインニュース『UzDaily.uz』がこのほど報じた。 \ 風力発

60度の温水でスパコンを冷却=チューリッヒ工科大

スーパーコンピューター「Aquasar」を60度の温水で冷却しながら運転する実験がチューリッヒ工科大学の研究所で5月6日から始まった。水は空気よりも熱を効率よく蓄え、放出できるため、水冷装置はサーバーやゲーム機にも利用さ

仏ダルキア、バイオマスボイラーを建設

フランスのエネルギー関連サービス大手ダルキアは17日、ポーランドのコージェネレーション(熱電併給)プラント2カ所にバイオマスボイラーを建設すると発表した。事業規模は7,000万ユーロで、2011年末からの稼働を目指す。

BSH Bosch und Siemens―09年は省エネ家電で増益確保―

大手白物家電メーカーの独BSH(ミュンヘン)が19日発表した2009年通期決算の営業利益(EBIT)は前年比2.3%増の5億3,400万ユーロ、最終利益も同4.2%増の3億2,400万ユーロに拡大した。経済危機の影響で売

チェコ企業の温暖化ガス排出量、09年は9%減少

欧州の温暖化ガス排出権取引(EU-ETS)に参加しているチェコ企業が2009年に排出した温暖化ガス(二酸化炭素=CO2換算)は7,380万トンとなり、前年から9%減少した。国営の電力市場運営機構(OTE)がこのほど明らか

家電製品と建築物の省エネ関連指令、欧州議会が改正案可決

欧州議会は19日の本会議で、家電製品を対象とするエネルギー消費効率の表示ルールを定めた「エネルギーラベリング指令」の改正案を賛成多数で可決した。また18日には「建築物のエネルギー性能に関する指令」の改正案を賛成多数で可決

原発稼働延長めぐり与党内で論争再燃

沈静化していた原子力発電所の稼働期間延長をめぐる与党内の論争が、再燃している。きっかけとなったのは9日に行われたノルトライン・ヴェストファーレン州議会選挙。この選挙で原発稼働延長を目指す与党のキリスト教民主同盟(CDU)

Siemens

電機大手の独Siemensは17日、太陽熱発電部品メーカーの伊Archimede Solar Energyへの出資比率を従来の28%から45%に引き上げたと発表した。取引価格は非公開。Archimede Solar En

ソーラー電力買い取り価格引き下げ、議会が承認

再生可能エネルギー法(EEG)改正案が6日、連邦議会(下院)で可決された。電力会社が買い取るソーラー電力の価格引き下げと、ソーラー電力の自家利用に対する助成額の拡大が主な改正点。電力会社の買い取り価格低減に対しては野党が

Hochtief AG―洋上風力発電の建設向けサービス強化―

建設大手のHochtief(エッセン)が洋上風力発電パークの建設に必要なクレーン船のリース事業を強化している。6日にはドイツ最大級の専用クレーン船「Thor」の進水式を実施。主力子会社Hochtief Construct

茅葺屋根が存続の危機に

茅葺(かやぶき)は歴史的にみて最も古い屋根の1つである。考古学的に確認できるものでは今からおよそ6000年前のものが最も古い。ボーデン湖畔の高床式家屋で使われていた。遺物こそ見つからないものの、日本でも縄文時代から竪穴式

電気自動車の販売、ニッチメーカーが先行

電気自動車(EV)の普及台数を2020年までに100万台とする目標を掲げるドイツでEVを量産する大手自動車メーカーはまだない。そうしたなかニッチメーカーのスマイル(所在地アウプ)はこれまでに自社生産の3輪EV「City

次世代発電所向け新素材、独日3社が共同開発

独鉄鋼最大手ティッセンクルップの素材開発子会社VDMは、提携先の独エネルギー大手エーオン、日立パワーヨーロッパと共同で次世代発電所向けの新素材を開発した。次世代発電所は蒸気の温度を従来の600度から700度に引き上げて発

多接合型太陽電池で変換効率41.4%を実現

フラウンホーファー太陽エネルギー研究所(ISE)の物理学者フランク・ディムロート氏は昨年1月、3層構造の多接合型太陽電池で変換効率41.4%を実現した。従来のシリコン太陽電池の変換効率は20%に満たない。同氏はこの功績を

チェコ政府、温暖化ガス排出権を三井物産に追加売却

チェコ環境省は5日、京都議定書が定める温暖化ガス排出権(AAU)200万トンを三井物産に追加売却したと発表した。チェコと物産の排出権取引は3度目で、累計の取引量は2,450万トンに達した。同省顧問のドゥシーク氏はブルーム

産業施設の汚染物質排出規制案、欧州議会環境委が採択

欧州議会の環境委員会は4日、EU域内の産業施設から排出される汚染物質を規制するための法案を賛成多数で採択した。エネルギー、金属、化学、廃棄物処理など重工業分野の約5万2,000の施設を対象に、有害ガスやばい塵などの汚染物

低炭素車開発で英中企業の協力促進

英自動車工業会(SMMT)は4月29日、低炭素車の開発で英国と中国の企業の協力を促進するため、英国貿易投資総省(UKTI)との共催で6月21~24日に深センと上海で企業懇談会を実施すると発表した。 \ 懇談会ではインタラ

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