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2013/1/9

総合 - ドイツ経済ニュース

北朝鮮が外資誘致に向け独の学者から助言、「年内にも門戸開放」

この記事の要約

北朝鮮が外国資本の受け入れに向けてドイツの学者から直接、助言を受けている。5日付の独『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が助言を行っている学者への取材をもとに報じたもので、同学者は「(北朝鮮は)年内にも門戸を開 […]

北朝鮮が外国資本の受け入れに向けてドイツの学者から直接、助言を受けている。5日付の独『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が助言を行っている学者への取材をもとに報じたもので、同学者は「(北朝鮮は)年内にも門戸を開く意向だ」と明言した。

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北朝鮮の金正恩第1書記は年頭演説で、経済大国への転身に向けて今年、政策を根本的に転換する方針を打ち出した。FAZ紙の報道はこれが単なるスローガンではない可能性をうかがわせるもので、注目を集めている。同国は近代的な投資法制を整備したい考えで、ドイツの経済学者と法学者から助言を受けてすでに改革のマスタープランを作成したという。また、外資誘致は対象となる企業を北朝鮮が選別する形(ベトナム・モデル)で実施し、経済特区の開設(中国モデル)は重視していないという。

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北朝鮮には貴金属や希土類などの資源が大量に埋蔵されている可能性があり、中国の投資家はすでに同国で資源の開発を行っている。

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北朝鮮が抜本的な経済改革を実施できるかどうかは軍部の動向にかかっているもようだ。同国の経済は軍がコントロールしているためで、ドイツの経済学者は改革が早い段階でとん挫する可能性もあると指摘している。

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