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2013/1/9

経済産業情報

乗用車新車登録12年は2.9%減に

この記事の要約

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した2012年の乗用車新車登録台数は前年比2.9%減の308万2,504台となり、2年ぶりに後退した。景気減速の影響が鮮明に出た格好で、計11の部門のうち超小型(20.3%増)、オフロ […]

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した2012年の乗用車新車登録台数は前年比2.9%減の308万2,504台となり、2年ぶりに後退した。景気減速の影響が鮮明に出た格好で、計11の部門のうち超小型(20.3%増)、オフロード車(17.4%増)、キャンピングカー(10.4%増)、ミニバン(9.1%増)を除く7部門で減少。大型車では後退幅が13.9%に達した。

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新車に占めるガソリン車の割合は50.5%、ディーゼル車は同48.2%で、両者の差はほとんどなくなった。ハイブリッド車の新車登録数は2万1,438台、電気自動車は同2,956台。走行1キロメートル当たりの新車の二酸化炭素(CO2)排出量は平均141.8グラムで、前年から約5グラム低下した。

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新車に占める個人による登録の割合は38.2%で、前年の40.1%を1.9ポイント下回った。車体の色別ではこれまで同様ブラック(割合29.5%)とグレー(29.4%)が最も多かった。流行のホワイトも15.7%と高い。(ブランド別の登録台数は表を参照)

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