総合 - ドイツ経済ニュース

1月小売売上、前月比で実質2.5%増加

ドイツ連邦統計局が2月28日発表した2014年1月の小売売上指数は前年同月を名目で2.0%上回り、物価調整後の実質でも0.9%増加した。営業日数は比較対象の13年1月と同じ26日。季節要因と営業日数を加味した前月比の変動 […]

欧州議会選の3%得票率条項は違憲=独憲法裁

ドイツの連邦憲法裁判所は2月26日、欧州議会選挙で3%以上の得票率を獲得しない政党に議席を配分しないことを定めた国内法(欧州選挙法)は違憲だとの判断を示した。選挙権の平等原則と政党の機会均等原則に抵触するとしている。今回

ウクライナ情勢を経済界が注視、対露制裁見合わせを要求

ウクライナ情勢の緊迫がドイツ経済に影を落としている。これまでのところ実体経済への影響はほとんど出ていないものの、危機が長期化したり、ロシアへの制裁が行われると大きなしわ寄せが避けられないと予想されるためだ。 週明けの3日

VWがスカニアを完全子会社に、商用車連合の実現に向けTOB

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、スウェーデンの商用車子会社スカニアに対し株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全傘下に収める計画を発表した。VWは自社の商用車部門と独子会社MAN、スカニアの3者による商

企業景況感4カ月連続で改善

Ifo経済研究所が24日発表した2014年2月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は111.3となり、前月の110.6から0.7ポイント上昇した。改善は4カ月連続。今後6カ月の事業見通しを示す期待指数はやや落ち込

生産者物価が10年3月以来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年1月の生産者物価指数は前年同月比で1.1%減少し、10年3月以降で最大の下げ幅となった。エネルギー価格が3.0%下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは

実質賃金が4年ぶりに減少

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年の実質賃金(指数ベース)は前年比で0.2%減少した。実質減となるのはリーマンショックに伴う金融・経済危機の直撃を受けた09年以来で4年ぶり。名目賃金の上昇率が1.3%にとどまり、

ドイツの財政収支が2年連続で黒字に

ドイツ連邦統計局は25日、連邦(国)と州、市町村、社会保険機関を合わせた2013年の財政収支が3億ユーロの黒字となったと発表した。黒字計上は2年連続。雇用の拡大と賃金の上昇を受けて税・社会保険料収入が拡大していることが大

DGP成長率上昇、13年第4四半期は実質0.4%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年第4四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.4%増となり、成長率は第3四半期の同0.3%を上回った(グラフ参照)。輸出の伸びが輸入を上回り、

食糧・農業相が辞任、与党内の関係悪化

ドイツのハンスペーター・フリードリヒ連邦食糧・農業相(キリスト教社会同盟=CSU)が17日、辞任した。内相だった昨年10月、社会民主党(SPD)の国会議員が児童ポルノに関する国際的な捜査の対象に浮上している事実を、SPD

低賃金セクターの協定賃金、やや改善

労組系の経済・社会科学研究所(WSI)は6日、いわゆる低賃金セクターの賃金協定に関するレポートを発表した。それによると、労使協定で最低賃金を導入している40業界、計4,750種類の職務等級グループのうち、最低賃金が8.5

欧州委が化粧品のアレルゲン使用禁止を提案

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、香水の原料として広く使用されているコケ類由来の香料などをアレルゲン(アレルギー誘発物質)として規制する方針を打ち出した。2009年に制定されたEU化粧品規則を改正し、アレルギー症例と

スイスが移民制限へ、住民投票僅差で可決

外国人の移住制限を求める住民投票が9日スイスで行われ、賛成50.3%、反対49.7%で可決された。政府は住民投票に沿った政策を3年以内に実現することを義務づけられるため、欧州連合(EU)との間で結ぶ「国境を越えた人の自由

成長率予測2%に引き上げ=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は4日発表した景気レポートで、2014年の国内総生産(GDP)成長率を従来予測の実質1.7%から同2.0%へと上方修正した。年初に実施した会員企業アンケート調査で景況感が改善したため。新

輸出高が4年ぶりに減少、13年-0.2%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2013年の輸出高は1兆939億ユーロとなり、前年を0.2%下回った。減少は金融・経済危機の直撃を受けた09年以来で、4年ぶり。世界経済と欧州経済の低迷が響いた。輸入高も1.2%減の8,95

製造業受注、12月は0.5%減に

ドイツ連邦経済省が6日発表した2013年12月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比0.5%減となり、11月の同2.4%増(修正値)から悪化した。同指数の低下は2カ月ぶり。大型受注の規模が平均を下

製造業売上12月は1.5%減に、自動車など足かせに

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年12月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.5%減となり、2か月ぶりに後退した。ユーロ圏(ドイツを除く)での売り上げが0.8%増加したものの、ユーロ圏

化学業界ベア3.7%で合意

化学業界の労使代表は5日、2日間にわたる交渉の末、新しい労使協定を締結した。賃金を3.7%引き上げることが柱。市場の低迷を踏まえるとベースアップ幅は大きいものの、経営状態が極めて厳しい企業についてはベア導入を最大2カ月、

小売業界、売上の伸び鈍く 個人消費の重心移動など背景に

ドイツの小売業界が低迷している。マクロ経済の枠組み条件は良好なものの、業界売上の伸びは鈍く、昨年はインフレ率を下回った。天候など一過性の要因のほか、消費者を取り巻く環境や消費構造の変化が背景にあるようだ。 \ 独小売業中

消費者景況感が07年8月以来の高水準に

市場調査大手GfKが1月29日発表したドイツ消費者景況感指数の2月向け予測値は8.2となり、1月の確定値7.7から0.5ポイント上昇。2007年8月以来の高水準に達した。景気と所得の見通し、高額商品の購入意欲に関する指数

1月インフレ率1.3%に低下

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が1.3%となり、前月の同1.4%からやや低下した。食料品は3.6%増とこれまでに引き続き大きく上昇したものの、エネルギーが1.8%下

失業者数、1月は季節要因で26万人拡大

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1月30日発表した同月の失業者数は313万6,000人で、前月から26万3,000人増加した。1月は例年、気温が低く屋外労働の需要が減るほか、クリスマス商戦の終了を受けて小売店が臨時社員を削減す

安全保障分野で国際貢献強化へ、ドイツが方向転換

安全保障分野でドイツが第2次世界大戦後の方針を大きく転換しようとしている。これまでは軍事面での関与に消極的な姿勢を保ってきたが、大国にふさわしい貢献を求められるようになっていることから、今後は外交戦略の一環として軍事行動

再可エネ電力助成策の改革案を閣議承認

連邦政府は22日の閣議で、ガブリエル経済相が作成した再生可能エネルギー法(EEG)の改正に向けた基本方針を承認した。再可エネ向け助成金総額の急増を受けて消費者や企業の負担が膨らんでいることに対応したもので、助成コストの上

欧州委が独への法的手続き開始、ダイムラーの冷媒問題で

独自動車大手ダイムラーの高級車メルセデス・ベンツの一部モデルに欧州連合(EU)が新車への使用を禁止しているカーエアコン用の冷媒が搭載されている問題で、欧州委員会は23日、ダイムラーを擁護するドイツ政府に対して法的手続きを

企業景況感3カ月連続で改善

Ifo経済研究所が27日発表した2014年1月のドイツ企業景況感指数は110.6となり、前月の109.5から1.1ポイント上昇した。同指数の改善は3カ月連続。現状判断指数と今後6カ月の見通しを示す期待指数がともに増加して

輸入物価が4年ぶりに下落、13年は-2.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2013年の輸入物価指数は前年比で2.6%減少した。同指数の低下は金融危機の影響で国内総生産(GDP)が戦後最大のマイナス成長となった09年以来で4年ぶり。エネルギー価格が7.0%下がり、

スイス銀100行が米に非追訴協定の適用申請

米司法省は25日、脱税ほう助に対する非追訴協定(NPA)の締結をスイスの銀行およそ100行が受付期限の昨年末までに申請したと発表した。スイス銀の3分の1に当たる数で、同省税務部の責任者は満足の意を表明した。 \ 司法省は

13年GDP成長率0.4%に低下、2年連続1%未満に

ドイツ連邦統計局が15日発表した2013年の国内総生産(GDP)成長率は物価調整後の実質で0.4%(速報値)となり、前年の0.7%から低下した。1%を割り込むのは2年連続。欧州経済の低迷と世界経済減速の影響で外需(輸出-

13年は財政赤字に転落

ドイツ連邦統計局は15日、連邦(国)と州、市町村、社会保険機関を合わせた2013年の財政収支が17億ユーロの赤字になったと発表した。赤字は2年ぶり。対国内総生産(GDP)比率は0.1%だった。 \ 独連邦銀行(中銀)によ

13年インフレ率1.5%に下落、1%台は3年ぶり

ドイツ連邦統計局が16日発表した2013年の消費者物価指数は前年比の上昇率(インフレ率)が1.5%増となり、3年ぶりに1%台へと落ち込んだ。10年から12年にかけて物価を押し上げてきたエネルギー価格の上昇率が1.4%にと

生産者物価4年ぶり低下、13年は-0.1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年の生産者物価指数は前年比0.1%減となり、4年ぶりに低下した。エネルギーが0.9%減となったことが影響。エネルギーを除いたベースでは0.3%上昇した。 \ エネルギーでは石油製品

「単一ユーロ決済地域」導入を半年延期、対応の遅れを受け

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、ユーロ圏内での小口決済を国内決済と同様に行うことができるようにする「単一ユーロ決済地域(SEPA)」制度の完全導入期限を当初予定の2月1日から6カ月延期すると発表した。一部加盟国で移行

独自動車メーカーが好調、VWやBMWなどが販売記録更新

ドイツの乗用車メーカーが好調だ。足元の欧州市場は債務・経済危機の影響でなお低迷しているものの、事業のグローバル化が順調に進んでいるため、アジア、アメリカ地域で業績が大きく拡大。フォルクスワーゲン(VW)グループとBMW、

独経常黒字が昨年も世界最大に

ドイツの経常黒字は昨年およそ2,600億ドルに達し、前年に引き続き世界最大となったもようだ。Ifo経済研究所のデータをもとにロイター通信が14日、報じたもので、2位の中国(約1,950億ユーロ)を大きく上回った。米国など

卸売物価が4年ぶり低下、13年は-0.5%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年の卸売物価指数(2005年=100)は前年比0.5%減の122.2へと後退した。同指数が低下したのはリーマンショックに伴う金融・経済危機がピークに達した09年以来で4年ぶり。石炭

11月製造業売上が大幅増加

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年11月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、3カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車と機械産業が好調で、全体が強く押し上げられた格好。地域別で

11月製造業受注2.1%増に

ドイツ連邦経済省が8日発表した2013年11月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比2.1%増となり、2カ月ぶりに拡大した。大型受注が多かったほか、2.1%減となった前月の反動も出た格好。経済省は

11月輸出1%増に、拡大は3カ月連続

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年11月の輸出高は946億ユーロで、前年同月を1.0%上回った。増加は3カ月連続。輸入高は0.4%減の765億ユーロで、4カ月連続で後退した。貿易黒字は181億ユーロ(前年同月169

年金保険料率の引き下げ中止へ、新政権が法案提出

与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)は12月19日、2014年公的年金法案を連邦議会(下院)に提出した。保険料率の現行水準を維持することで、年金財源を拡充する狙い。法案成立は2月半ばにな

企業景況感2カ月連続で改善

Ifo経済研究所が12月18日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の109.3から0.2ポイント増の109.5となり、2カ月連続で改善した。事業の現状判断を示す指数はやや落ち込んだものの、今後6

消費者景況感が07年8月以来の高水準に

市場調査大手のGfKが12月20日発表したドイツ消費者景況感指数の1月向け予測値は12月の7.4(確定値)から7.6へと上昇し、2007年8月以来の高水準を記録した。景気見通しの改善や高額商品の購入意欲の向上がプラスに働

生産者物価4カ月連続低下、11月は前年同月比-0.8%に

ドイツ連邦統計局が12月20日発表した2013年11月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比0.8%減の106.5となり、4カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーと中間財が大きく低下して全体が押し下げら

輸入物価11カ月連続で減少、11月は前年比-2.9%に

ドイツ連邦統計局が12月23日発表した2013年11月の輸入物価指数は前年同月比で2.9%減少した。前年同月を下回るのは11カ月連続。エネルギー価格が7.3%下がり、全体が押し下げられた格好。原油と石油製品を除いたベース

インフレ率、昨年は1.5%に低下

ドイツ連邦統計局は6日、2013年のインフレ率(CPI)が1.5%となり、12年の同2.0%から0.5ポイント低下したとの見通しを発表した。1%台に落ち込むのは3年ぶり。エネルギー価格が大きく上がった月が少なかったことが

12月失業者数が実質減に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が7日発表した2013年12月の失業者数は287万3,000人で、前月から6万7,000人増加した。12月は例年、失業者数が増加しており、季節要因を加味した実質では1万5,000人減少した。失業率

小売売上が大幅増加、11月は前年同月比+2.6%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2013年11月の小売売上指数は前年同月を名目で2.6%上回り、物価を加味した実質でも1.6%増加した。営業日数は13年11月も12年11月もともに26日で変わらず。営業日数と季節要因を加味

メルケル首相がスキーでけが、公務に支障

ドイツのシュテファン・ザイベルト政府報道官は6日、アンゲラ・メルケル首相がスキーで転倒しけがをしたと発表した。可能な限り安静を保たなければならないため、今後3週間、公務を大幅に削減する。 \ メルケル首相はクリスマス休暇

2014年1月1日付の法令改正

【労働・医療・社会保障】 \ \ ・ 4業界で最低賃金引き上げ。建設業の時給は西部地区で11.10~13.95ユーロ、ベルリンで11.10~13.80ユーロ、東部地区で10.50ユーロに \ \ ・ ルーマニアとブルガリ

上部へスクロール