欧州自動車部品工業界の動き

独コンチネンタル、スロバキア技術センターの拡張完了

独自動車部品大手コンティネンタルがスロバキア北西部プーホフで行っていたタイヤ技術センターの拡張工事が完了し、5日にスロバキアのフィツォ首相ら要人が出席して開所式が行われた。 タイヤ技術センターの拡張工事はタイヤ部門の成長 […]

トレルボルグ・ヴィブラコースティック、煙台工場の拡張完了

自動車向け防振ソリューションの世界最大手であるトレルボルグ・ヴィブラコースティックは6日、中国・山東省煙台の工場の拡張工事を完了し、稼働を開始したと発表した。 トレルボルグ・ヴィブラコースティックは煙台工場に2,500万

ジャガーランドローバー、英国でエンジン工場を開設

英ジャガーランドロバー(JLR)は10月30日、英国でエンジン工場「エンジン・マニュファクチャリング・センター」を開設した。JLRの新世代エンジン、「インジニウム」の生産を手がける。 エンジン・マニュファクチャリング・セ

墺フェストアルピーネ、中国に高級特殊鋼の新工場

オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネは10月29日、同社の特殊鋼部門が中国の共享集団(Kocel Group)の鋳造子会社である共享机械(Kocel Machinery)と提携に関する趣意書(LOI)を締結したと発表

グルーポ・アントリン、モロッコ第2工場を開設

スペインの自動車部品メーカー、グルーポ・アントリンは10月29日、モロッコ北部のタンジェに第2工場を開設したと発表した。シートカバーを生産する。 グルーポ・アントリンはタンジェでオーバーヘッドシステムとサンバイザーを生産

ノキアンタイヤズ、7-9月期は減収減益

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズが10月31日発表した2014年7-9月期決算(速報値)は、売上高が前年同期比8.2%減の3億2,770万ユーロとなった。重要市場であるロシアの売上高がルーブル安の影響などで減少し

サンゴバンとCNRS、つくばに国際共同研究ユニットを開設

仏ガラス・建材大手のサンゴバンとフランスの国立科学研究センター(CNRS)は10月28日、茨城県つくば市にある独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)に新しい国際共同研究ユニット(UMI)である「LINK」を開設した。

GAZ、ブルテンとの合弁工場を開所

ロシア商用車最大手のGAZは10月28日、ロシアのニージニー・ノブゴロドにあるゴーリキー自動車工場で、スウェーデンの留め具メーカー、ブルテンと設立した合弁会社Bulten-Rusの新工場を開設した。自動車産業向けの留め具

オートリブ、7-9月期は増収減益

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブが10月23日発表した2014年7-9月期決算は、営業利益が前年同期比4.1%減の1億7,480万米ドルに後退した。中国市場での販売が予想外に伸び悩んだことなどが響いた。売上

ミシュラン、7-9月期の売上高4.8%減

仏タイヤ大手ミシュランは10月22日、2014年7-9月期の売上高が前年比同期比4.6%減の48億8,500万ユーロだったと発表した。新興国市場の不振と、欧州でのトラック用タイヤの需要低迷が響いた。 売上高を部門別で見る

ソゲフィの1-9月期は最終赤字・売上高は横ばい

伊自動車部品大手ソゲフィがこのほど発表した2014年1-9月期決算は、最終損益が580万ユーロの赤字となった。前年同期は2,380万ユーロの黒字だった。欧州でのリストラ費用が膨らんだことやブラジル市場の減速などが響いた。

仏サンゴバン、トルコ研磨剤メーカーの買収完了

仏ガラス・建材大手のサンゴバンは10月27日、トルコの研磨剤メーカー、アトラス・ジンパラ(Atlas Zimpara、本社:イスタンブール)の買収手続きを完了したと発表した。同社の買収により、トルコでのプレゼンスをさらに

プジョーが増収確保、中国での販売好調で

仏自動車大手PSAプジョーシトロエンが22日発表した2014年7~9月期(第3四半期)の売上高は122億9,000万ユーロとなり、前年同期から1.6%増加した。販売が中国で急増したほか、自動車部品部門の好調にも支えられ、

グルーポ・アントリン、IZBに出展

スペインの自動車部品メーカー、グルーポ・アントリンは14~16日までドイツのヴォルフスブルクで開催された国際自動車部品見本市(IZB)にヘッドライナーやドアパネルなどの内装部品を出展した。 具体的には、ポルシェ「カイエン

フォード、英エンジン工場に1.9億ポンド投資

米フォード・モーターは20日、英国ダゲナムのディーゼルエンジン工場に1億9,000万ポンドを投資すると発表した。低公害エンジンに総額15億ポンドを投資する5カ年プロジェクトの一環で、クリーンディーゼルエンジンの生産を拡大

BASF、上海の排ガス触媒工場拡張工事が完了

独化学大手BASFは16日、中国・上海で排ガス触媒工場の拡張工事が完了し、稼働を開始したと発表した。これにより、BASFの中国での排ガス触媒の生産能力は倍増する。 3年間に及ぶ拡張工事では、乗用車向け触媒の生産ラインのほ

独シェフラー、ロシア初の工場を開設

軸受大手の独シェフラーは13日、ロシア初の工場をウリヤノフスクに開設した。自動車および鉄道車両向けの部品を生産する。 新工場はすでにクラッチとマニュアルトランスミッションの部品を生産している。年内に高速列車「サプサン」と

GKNの粉末冶金部門、中国で生産増強

英自動車部品大手GKNの粉末冶金部門GKNパウダー・メタラージは8日、中国市場の需要拡大に対応するため、同国での生産を拡大すると発表した。江蘇省丹陽の工場を拡張するほか、同じく江蘇省の儀徴に工場を開設する。 丹陽工場では

独キーケルト、LEDラッチを開発

自動車ドアロック大手の独キーケルトは9日、LED警告灯を組み込んだドアラッチを開発したと発表した。サイドドアパネルにドア警告灯を取り付ける従来のソリューションに比べ視認性が高まり安全性が向上するほか、サイドドアの軽量化に

独シェフラー、ロシア初の工場を開設

軸受大手の独シェフラーは13日、ロシア初の工場をウリヤノフスクに開設した。自動車および鉄道車両向けの部品を生産する。 新工場はすでにクラッチとマニュアルトランスミッションの部品を生産している。年内に高速列車「サプサン」と

SKF

スウェーデンのベアリング大手SKF は13日、ブラジル南部のカジャマル工場に新たな生産棟を増設すると発表した。投資規模は約2億2,000万スウェーデンクローナ。新工場の面積は6,600平方メートルで、従業員数は約150人

ミシュラン、セルビア工場の生産能力拡大

仏タイヤ大手ミシュランがセルビア工場の生産能力を拡大する。9日付の独経済紙『ジュドオイローパ・アクトゥエル』が報じたもので、現地子会社タイガー・タイヤズを通じて4,500万ユーロを投じ、新工場を建設する。 タイガー・タイ

ヴァレオ、パリモーターショーで新技術を発表

ヴァレオは2日に開幕したパリモーターショーで、自動車をよりスマートに安全に運転でき、シンプルで燃費を良くするためのイノベーションを発表した。 パリモーターショーで初公開された「InBlueスマートフォン互換スマートキー」

蘭トムトム、スマートにナビゲーションシステム供給

蘭ナビゲーション機器大手のトムトムは3日、独自動車大手ダイムラーの超小型車ブランドであるスマートにナビゲーションシステムを供給すると発表した。欧州では年内に出荷するスマートからトムトムの製品の装備が始まり、米国とカナダで

Sogefi

伊自動車部品大手のソゲフィ は6日、同社のガラス繊維強化ポリマー(GFRP)製のサスペンション・スプリングが仏自動車大手プジョーのコンセプトカー「208 ハイブリッドエア2L」に採用されていると明らかにした。プジョーは「

ポスコ、ルノー「EOLAB」に軽量鋼材を供給

韓国の鉄鋼大手ポスコは、仏自動車大手のルノーがパリモーターショー(一般公開:10月4~19日)に出展したコンセプトカー「EOLAB」に軽量鋼材を供給している。2日付の自動車専門誌『ジャストオート』(電子版)が報じた。 同

Faurecia

仏自動車大手のルノーがパリモーターショー(一般公開:10月4~19日)に出展したミニバンの新型「エスパス・クロスオーバー」に仏自動車部品大手フォルシア の「ワンタッチ」技術が採用されている。トランクルームに設置された制御

MAN、ギアボックスでスカニアと提携

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社であるMANとスウェーデンのスカニアは23日、ギアボックス分野で提携すると発表した。コスト削減が狙いで、まず2016年からスカニアのギアボックス(ハード)をMANの「T

印アポロ・タイヤズ、ハンガリーに工場建設

タイヤ製造・販売大手の印アポロ・タイヤズは17日、ハンガリーに工場を建設することを正式に決定した。同社がインド国外で新規に工場を建設するのはこれが初めて。 新工場は北東部ジェンジェシハラーシ近郊の工業団地に建設する。投資

ノキアンタイヤズ、乗用車タイヤ工場で生産調整へ

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは17日、フィンランドのノキアにある乗用車用タイヤ工場で生産調整に向けた労組との交渉を9月25日に開始すると発表した。ロシアと独立国家共同体(CIS)諸国の景気低迷を受けた措置で、

伊ソゲフィ、GFRP製の軽量コイルばね開発

伊自動車部品大手のソゲフィは15日、ガラス繊維強化ポリマー(GFRP)製のサスペンション・スプリングを独高級車大手のアウディと共同開発したと発表した。アウディはこのコイルばねを新型「A6アヴァント2.0 TDIウルトラ(

仏フォルシア、プジョーのコンセプトモデルに軽量部品

仏自動車部品大手のフォルシアは15日、仏自動車大手のプジョーが10月に開催されるパリ・モーターショーに出展するコンセプトカー「208ハイブリッド・エア・コンセプト」にフォルシアが開発した軽量なテールゲート(後部ドア)と排

ハンガリーのタイヤ工場建設向け支援、欧州委が承認

欧州委員会は8日、ハンガリー政府がインドのタイヤ大手アポロ・タイヤズのハンガリー子会社が工場を開設するプロジェクトに9,570万ユーロの補助金を交付する計画を承認したと発表した。EUの公的支援ルールに沿ったもので、競争上

フォード、英エンジン工場で250人増員

フォード・モーターは2日、英国ダゲナムのエンジン工場で人員を増強すると発表した。来年からスタートする次世代ディーゼルエンジンの生産に備え、250人を追加雇用する。 次世代ディーゼルエンジンは3億8,000万ポンドを投じて

ルクランシェ、上期に赤字拡大

リチウムイオン電池とエネルギー貯蔵ソリューションを手がけるスイスのルクランシェが4日発表した2014年上期(1~6月)決算は、利払い・税・償却前損益(EBITDA)が758万スイスフランの赤字となり、前年同期の495万フ

ソルベイ、米社からライトンPPS事業を買収

ベルギー化学大手ソルベイは4日、米石油化学大手シェブロン・フィリップス・ケミカル・カンパニー(CPCC)からライトンPPS(ポリフェニレン・サルファイド樹脂)事業を買収する契約を結んだと発表した。取引金額は2億2,000

ミシュランとアミリスの協力にブラジルのブラスケムが参加

仏タイヤ大手のミシュランは9日、米バイオ化学品会社のアミリスと2011年から実施している再生可能なイソプレンの開発・商業化に向けた共同事業に、ブラジルの石油化学大手ブラスケムが参加すると発表した。アメリカの石油化学市場に

伊オートテスト、独塗装会社を買収

伊自動車部品メーカーのオートテスト(Autotest)はこのほど、支払い不能に陥り事業再建を進めていた独塗装会社YTABインダドゥストリーラキアルングを買収すると発表した。新会社オートテスト・イグギンゲンを設立し、YTA

Kubota

クボタ (大阪府大阪市)は3日、欧州で2014年10月、米国で2015年1月から実施される排出ガス最終4次規制に適合したディーゼルエンジンの量産を10月から順次開始すると発表した。当該エンジンは同社のトラクターや建設機械

Intelligent Energy

燃料電池を活用した熱電併給設備(CHP)を開発する英IE‐CHP はこのほど、同社に資本参加する英国の電力大手スコティッシュ・アンド・サザン・エナジー(SSE)と燃料電池システムの開発を手がけるインテリジェント・エナジー

ベラルーシのトラック大手、日系企業との合弁に意欲

ベラルーシのトラック大手ベルアズ(BelAZ)は、容量400~1,500キロボルト(KV)の電気モーターの生産を手がける合弁会社を日系企業と設立する方針だ。ベラルーシ国営ベルタ通信が8月20日、国家科学技術委員会の広報か

ロシアのカマズ、墺パルフィンガーと合弁2社設立

ロシアのトラック最大手カマズとオーストリアの車両積載型クレーンメーカー、パルフィンガーは8月19日、ロシアに合弁会社2社を設立すると発表した。積み下ろしシステムを搭載したトラック車体とシリンダーを生産する。 トラック車体

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