環境

三菱商事など、ロシア初のJIプロジェクト認定

三菱商事とJX日鉱日石エネルギー(JXエネルギー)は5日、両社がロシアの石油大手ガスプロムネフチと共同で実施する油田随伴ガス回収事業に関し、ロシアで初の共同実施(JI)プロジェクトの認定を受けたと発表した。これにより、2 […]

中国企業のドイツ進出進む

ドイツ企業を買収する中国企業が増えてきた。主なターゲットは自動車・機械・環境関連企業。中国当局による煩雑で厳しい審査がネックとなり、買収を果たした中国企業はまだ少ないものの、急成長による豊富な資金力を背景に高い技術力を持

Friedrich Boysen GmbH & Co. KG―商用車分野に進出―

自動車部品メーカーの独Boysen(アルテンシュタイク)が来年から、商用車向け排ガス処理システム事業に参入する。これまでは乗用車向け排ガス処理システムに特化してきたが、乗用車向けは将来的に市場が縮小すると判断。新事業を立

日立製作所、ポーランドから脱硝装置を受注

日立製作所は5日、ポーランドの電力会社から初めて脱硝装置を受注したと発表した。現地建設会社エネルゴモンタジュ・ポウノツ(EMP)と共同で受注したもので、取引総額は約40億円に上る。2012年から納入を開始する。 \ 今回

温室ガス削減目標引き上げに産業界が反論

欧州連合(EU)域内の温室効果ガス排出量の削減目標を2020年までに1990年比で20%から30%に引き上げる議論をめぐって、産業界から反発が出ている。英産業連盟(CBI)をはじめ独仏の産業連盟は7月28日付けの英『フィ

Conergy AG―融資期間延長で債権行と合意―

太陽電池メーカーのConergy(ハンブルク)は7月29日、同月末で切れる融資契約を原則的に2011年12月末日まで延長することで債権銀行団と合意したと発表した。同社によると、経営再建の成果が業績に反映され始めており、銀

SolarWorld AG―5四半期ぶり営業増益に―

太陽電池大手の独SolarWorld(ボン)が7月29日発表した2010年4-6月期決算の営業利益(EBITベース)は5,640万ユーロとなり、前年同期から19%増加した。増益は5四半期ぶり。生産・調達コストの削減とユー

ルーマニア、再可エネ促進法を改正

ルーマニア議会で先ごろ、再生可能エネルギー促進法(Law220/2008)の改正案が可決され成立した。現行法と比べ風力発電やソーラー発電事業者へのインセンティブを強化し、クリーンエネルギーの普及加速を狙った内容となってい

欧州委、第7次研究枠組み計画のテーマ公募開始

欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、第7次研究枠組み計画(FP7)の2011年の実施テーマに参加する企業や研究機関の公募を開始した。交通輸送分野では、環境に優しい車の開発、普及を目指す「欧州グリーンカー・イニシアティブ

Eon AG―充電スタンドは民間企業向けからスタート―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は電気自動車(EV)用充電スタンドの提供先を当面、EV車をフリート契約で利用する民間企業に絞り込む意向だ。同社のクラウスディーター・マオバッハ取締役(技術担当)が『フランクフル

Sued Chemie AG―第2世代バイオ燃料のデモ施設建設―

化学大手の独Sued Chemie(ミュンヘン)は21日、第2世代バイオマス燃料を生産する大型のデモ施設を建設すると発表した。投資額は総工費が1,600万ユーロ、研究費が1,200万ユーロで計2,800万ユーロに上る見通

Bayerische Motorenwerke AG―Mercedesとシート共通化―

高級車大手のBayerische Motorenwerke (BMW)とMercedesが自動車シートフレームの共同開発・調達で合意した。週刊誌『シュピーゲル』が24日付で報じ、BMWの広報担当者が25日、追認した。 \

Wuerth Solar GmbH & Co. KG―卸会社SolarMarktを買収―

ネジ大手Wuerthの太陽電池子会社Wuerth Solar(シュヴェービッシュ・ハル)は26日、太陽電池の卸会社SolarMarkt(フライブルク)を子会社も含めて買収すると発表した。Wuerth Solarは2014

Scania

スウェーデンのトラック大手Scanniaは22日、独同業MANと提携協議していることを明らかにした。具体的な検討内容としては◇Scania製ギアボックスのMAN車への投入◇MANが製造する36~40トン車向け後輪車軸のS

太陽光発電ブームで電力が供給不足に

ドイツ国内の太陽光発電ブームが将来、電力の供給不足を引き起こす恐れがある。天候不順の際に太陽光発電をバックアップするガス火力発電所の建設が進んでいないためだ。アレニウス・エネルギー・気候政策研究所は「太陽光発電とガス発電

鉄鋼業界の利益、排出枠有償化で10分の1に

2013年から実施予定の二酸化炭素(CO2)排出枠の有償化はドイツのエネルギー集約型産業に大きな打撃を与える見通しだ。企業コンサルティングのGoetzpartnersがまとめた予測レポートによると、2020年の独鉄鋼業界

英自工会など、環境マーケティングの指針を公表

英自動車工業会(SMMT)、低炭素自動車パートナーシップ(LowCVP)および広告主団体のISBAは15日、自動車業界向けの環境マーケティングに関する指針を発表した。自動車メーカーや広告会社が、広告やプレスリリース、ウエ

VW

自動車大手の独Volkswagen(VW)は同社初の電気自動車(EV)を2013年に市場投入する予定だ。同社のマルティン・ヴィンターコルン社長が19日、米パロアルトで明らかにしたもので、VWグループの販売に占めるEVの割

サハラのエコ電力、2015年にも欧州に

サハラ砂漠に太陽熱・風力発電所を建設し電力を欧州に供給するプロジェクト「Desertec」は、実現に向けた大まかな時程表が固まったようだ。同プロジェクトを統括するミュンヘン再保険のエルンスト・ラオホ氏はこのほど『南ドイツ

高圧送電網、エコ電力で負担が増大

エコ電力の普及がドイツの高圧送電網の大きな負担となっている。同国北部で風力発電が増加したことを受け、天候に大きく左右される同電力の出力を調整して南部や西部の電力消費地域まで送り届ける必要が生じているためだ。今後、北海やバ

産業廃棄物の輸入が増大

汚染した土壌やがれき、危険物質が付着したスクラップなど特別産業廃棄物の輸入量がドイツで増大している。連邦環境庁(UBA)によると、2009年は前年比70万トン増の760万トンに拡大。ドイツ自然保護連盟(NABU)は「ドイ

ルクオイル、伊再可エネ企業と風力発電で提携

ロシアの石油大手ルクオイルはこのほど、イタリアの再生可能エネルギー企業ERG Renewと風力発電などの再生可能エネルギー事業で協力することで基本合意した。両社はまず、東欧・ロシア地域における風力発電所の事業性について調

ハンブルク州首相が辞任へ

ハンブルク州のオーレ・フォンボイスト首相(キリスト教民主同盟=CDU=)は18日、8月25日付で辞任する意向を表明した。政治活動に疲れたことが理由とみられる。CDUの州首相でこの1年間に退任するか辞意を表明したのはこれで

「温室効果ガス削減を30%に」、英独仏がEUに提言

英独仏の温暖化対策担当相は15日付の英紙『フィナンシャル・タイムズ(FT)』などへの寄稿で、欧州連合(EU)は2020年を達成期限とする温室効果ガス排出量の削減目標を1990年比20%から30%に引き上げるべきだとの見解

ソーラー助成削減の修正案を両院が承認

州の代表からなる連邦参議院(上院)は9日、ソーラー助成金削減の修正案を承認した。同案は8日の連邦議会(下院)でも可決されており、成立が確定した。改正案は1日に遡って施行される。 \ ドイツでは一般世帯や企業が太陽電池で生

Siemens AG―アフリカ売上を2012年までに3倍に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は9日、アフリカ事業に今後2年間で約2億ユーロを投資すると発表した。水道や鉄道などのインフラや、再生可能発電施設の需要が今後、大幅に拡大すると予想されるためで、同社は販売網の強化を

SMA Solar Technology AG―2010年業績予測引き上げ―

ソーラーインバーター世界最大手の独SMA Solar Technology(ニーステタール)は6日、2010年通期の売上高を従来予測の11億~13億ユーロから15億~18億ユーロへと大幅に上方修正した。太陽電池の需要が世

三菱重工、ブルガリア事業で得た排出権を日本に移転

三菱重工業は12日、ブルガリアの風力発電事業で得た温暖化ガス排出権を日本に移転したと発表した。移転分は、2009年12月までに削減した二酸化炭素(CO2)換算約12万トンで、政府系金融機関や電力、商社などが出資する日本カ

電動バイクプロジェクトがシュツットガルトで始動

電動バイクの実用試験プロジェクトが4日、シュツットガルトでスタートした。エネルギー大手EnBWが実施するもので、地元の電動バイクメーカーID Bikeが開発・製造した「ELMOTO」500台を投入し、1年をかけてデータ収

独Enertrag、ミンスクで風力発電所

独風力発電会社Enertragはこのほど、ベラルーシの首都ミンスク近郊で大型風力発電所を建設すると発表した。投資額は約3億6,000万ユーロで、同社の外国直接投資としては最大規模となる。2014年までに2段階の工期を経て

産業施設の汚染物質排出を規制、欧州議会が法案可決

欧州議会は7日の本会議で、EU域内の産業施設から排出される汚染物質を規制するための法案を賛成多数で採択した。産業活動に伴う有害ガスやばい塵をはじめとする汚染物質に新たな排出基準を設け、エネルギー、金属、化学、廃棄物処理な

Bayerische Motorenwerke AG(BMW)―EVコンセプトを初披露―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)はこのほど、同社が開発中の電気自動車(EV)「メガシティ・ヴィークル(MCV)」の構想を明らかにした。シャシにアルミニウム、車体に炭素繊維素材を採用し、約300キロに上るバッテリーの重量を

エネルギー・環境政策のジレンマを学会が指摘

ドイツ物理学会(DPG)はこのほど、ドイツの電力供給動向に関する研究報告書を発表、再生可能エネルギーによる発電の規模は不十分で、化石燃料への依存度は依然として高いと指摘した。そのうえで、原発廃止政策を二酸化炭素(CO2)

省エネ住宅向けの政府支援、7月から条件が厳しく

政府系金融機関の独復興金融公庫(KfW)は省エネ住宅の新築・改築向け低利融資の適用条件を7月から厳しくする。また、政府は来年度から省エネ住宅向けの助成予算を4億5,000万ユーロに半減することを計画しており、住宅分野での

温室効果ガス削減、EUの数値目標に疑問の声

欧州連合(EU)の成長戦略「欧州2020」に盛り込まれた温室効果ガス削減目標に関し、ポーランドから懐疑的な声が挙がっている。EUの情報サイトEurActivが24日報じた。 \ EUは17日の首脳会議で、今後10年間の成

ZF Friedrichshafen AG―風力発電市場に参入―

自動車部品大手の独ZF Friedrichshafen (フリードリヒスハーフェン)は17日、風力発電用ギアボックス市場に参入すると発表した。米ジョージア州ゲインズビルに工場を設置して2012年初頭から操業を開始、長期的

日産自動車―EV普及に向け独電力大手RWEと提携―

日産自動車は21日、電力大手RWEがドイツで推進している電気自動車(EV)の普及に向けたパートナーシップに参画すると発表した。同パートナーシップには日産のアライアンスパートナーである仏Renaultがすでに参加している。

風力発電シェア、EU再可エネの50%に

風力発電は今後20年以内に欧州連合(EU)で最も利用される再生可能エネルギーとなる見通しだ。ドイツ機械工業連盟(VDMA)の最新調査レポートによると、風力の発電能力は2007年5万6,500メガワット(MW)から2030

製造業の環境保護投資61億ユーロに

連邦統計局が21日発表した独製造業の2008年の環境保護投資額は計約61億ユーロだった。水質保護が24億ユーロ(全体の39%)で最も多く、これに温暖化防止が17億ユーロ(同28%)で続いた。 \ 業種別では同年から統計に

ブルガリア、ロ主導の送油管計画から撤退も

ロシアや中央アジア産原油をブルガリア経由でギリシャに輸送するパイプラインの建設計画から、ブルガリアが撤退する可能性が高まっている。パイプラインによる環境汚染を懸念する声が国内で強まっているためで、環境アセスメントの結果を

CEZ、ポーランドで風力発電所建設を検討

チェコ電力最大手CEZがポーランドで風力発電所の建設を計画している。Tomas Pleskac副社長はこのほど、同社がルーマニアのコンスタンツァ県に建設しているフンティネレ風力発電所と同規模の大型風力発電所を、ポーランド

風力タービンのウィンデックス、ルーマニアに工場

風力タービンを手がけるスイスのウィンデックスは、ルーマニア南東部コンスタンツァに工場を建設する。現地メディアファクス通信が16日報じた。 \ ウィンデックスのルーマニア現地法人のシミオン社長によると、新工場への投資額は2

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