石油・石炭・ガス

ロシアとトルコ、「ブルーストリーム」の輸送能力増強で合意

ロシアとトルコは、天然ガスパイプライン「ブルーストリーム」パイプラインの輸送能力を引き上げることで合意した。トルコのユルドゥズ・エネルギー天然資源相が21日の記者会見で明らかにした。 ブルーストリームは、ロシア産天然ガス […]

電力大手タウロン、発電所近代化工事を正式発注

ポーランド電力大手のタウロン・ポルスカ・エネルギアは17日、南部のヤヴォジュノ発電所の近代化工事を、ラファコとモストスタル・ワルシャワからなる現地企業連合に正式発注した。契約規模は税込みで54億ズロチ(約12億9,000

ルクオイル、ブルガリア製油所の近代化工事開始へ

ロシア石油大手のルクオイルが、ブルガリアのネフトキム・ブルガス製油所における減圧残渣油水素化分解装置の設置工事に取り掛かる。重質油処理技術を整備するプロジェクトの第1段階で、投資額は15億米ドル。3年後の完工を見込む。ブ

ロスネフチ、東シベリア投資を加速

ロスネフチが極東連邦管区における投資を強化する。セチン社長は25日、極東連邦管区における年間投資額が昨年の370億ルーブル(10億米ドル)から来年には790億ルーブル(22億ドル)へ、ほぼ倍増するとの見通しを示した。 メ

ウクライナ、スロバキアとガス・パイプライン輸送で合意

スロバキアは28日、同国のパイプラインを使ってウクライナに天然ガスを輸送することでウクライナと正式合意した。クリミア紛争を機にロシアがウクライナへのガス価格を引き上げたことに対応する措置。欧州からのガス供給を増やすことで

英バークレイズ、商品取引事業を大幅縮小

英大手銀行のバークレイズは22日、商品取引事業を大幅に縮小すると発表した。エネルギー、農産物、ベースメタル(卑金属)取引の大半から撤退する。継続するのは貴金属と、一部の石油・ガス商品などの取引だけとなる。 銀行による商品

ポーランドのシェールガス開発、仏トタルが撤退

仏石油大手トタルは14日、ポーランド東部ヘウム近郊のシェールガス田の開発権を手放したことを明らかにした。埋蔵量が小規模で、採算が合わないと判断したため。これによって同国でのシェールガス開発から撤退する。 同開発権はトタル

RWEがウクライナへのガス供給開始、ロシアの値上げ受け

エネルギー大手の独RWEは15日、ウクライナ向けの天然ガス供給を同日付で開始すると発表した。ロシア国営ガスプロムがウクライナ向けガス販売価格を大幅に引き上げたことを受けた措置。RWEはウクライナ国営ナフトガスとの取り決め

欧州議会、トラックの燃費・安全性改善策を承認

欧州議会は15日の本会議で、大型トラックの燃費や安全性の向上のため欧州委員会が提案していたトラックの重量とサイズに関するルールの改正を承認した。 欧州委は2013年4月、貨物トラックのデザインを空気力学的な効率性の観点か

3月卸売物価-1.7%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2014年3月の卸売物価指数(2010年=100)は106.4となり、前年同月比で1.7%減少した。1年前の水準を下回るのは9カ月連続。石炭・石油製品(4.9%減)、穀物・葉たばこ・種苗・

Sick AG―発電所向けセンサーを中国で受注―

センサー製造の独Sick(ヴァルトキルヒ)は8日の決算発表で、中国の石炭発電所およそ600カ所向けに脱硝装置用のセンサーを受注したことを明らかにした。同国では公害が深刻化しており、環境関連向けの需要拡大が期待されている。

RWEがウクライナへの天然ガス供給開始、ロシアの値上げ受け

エネルギー大手の独RWEは15日、ウクライナ向けの天然ガス供給を同日付で開始すると発表した。ロシア国営ガスプロムがウクライナ向けガス販売価格を大幅に引き上げたことを受けた措置。RWEはウクライナ国営ナフトガスとの取り決め

チェコ石油化学ウニペトロル、製油所の完全子会社化狙う

ポーランド石油大手PKNオルレンのチェコ子会社で石油化学大手のウニペトロルが、同社と伊エニの合弁でチェコ唯一の製油所であるチェスカ・ラフィネルスカの完全子会社化を狙っている。ロイター通信がチェコのムラデク産業相からの情報

ラトビア政府、独エーオンからガス会社の持分取得を検討

ラトビア政府は、独エネルギー大手エーオン・ルールガスからガス供給会社ラトビヤス・ガーズ(Latvijas gaze)の持分を取得することを検討している。ストラウユマ首相が8日、記者団に明らかにした。 同首相は、ラトビヤス

アルファ・ラバル、ノルウェーのポンプメーカーを買収

スウェーデンのエンジニアリング大手アルファ・ラバルは7日、ノルウェーのポンプメーカー、フランク・モーンを買収することで合意したと発表した。買収額は130億ノルウェークローネ(約15億8,000万ユーロ)。海洋石油・ガス産

Eon SE―スペイン事業から撤退か―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)がスペイン事業を売却するもようだ。消息筋の情報としてロイター通信が報じたもので、すでにCitibankに売却候補先の模索を委託したという。Eonの広報担当者は問い合わせに対し「

クロアチア政府、アドリア海での資源開発入札開始

クロアチア経済省は2日、アドリア海での石油天然ガス探鉱開発ラインセンスの入札を開始したと発表した。 入札にかけられるのは29鉱区で、鉱区面積は1,000~1,600キロ平方メートル。11月3日に応札を締め切り、来年の3月

アルストム、トルコで風力タービン受注

仏重電大手アルストムは1日、トルコ石油化学会社ペトキムから集合型風力発電所(ウィンドファーム)向け風力タービンを受注したと発表した。受注金額は約5,500万ユーロ。 ペトキムがトルコ西部イズミールの近郊アリアガに建設する

クロアチア、アドリア海沖油田の探査開発権入札を開始

クロアチア政府は2日、アドリア海沖油田の探査・開発権をめぐる入札の手続きを開始した。1,000~1,600平方キロメートル規模の29鉱区が対象で、探査期間は最長5年。応札期限は11月3日で、落札業者は2015年3月までに

ロシア、ウクライナ向けガス価格を大幅引き上げ

ロシア国営ガス会社のガスプロムは1日、ウクライナに供給する天然ガスの価格格を同日から1,000立方メートル当たり385.5米ドルに引き上げると発表した。これは親ロシア派のヤヌコビッチ大統領(当時)と12月に合意した価格を

ロシア、ウクライナ向けガス価格を大幅に引き上げ

ガスプロムは1日、ウクライナに対する天然ガス供給価格を第2四半期から1,000立方メートル当たり385.5米ドルに引き上げると発表した。親ロシアのヤヌコビッチ大統領(当時)と12月に合意した価格を43.5%上回る水準で、

独インフレ率1%に低下、ユーロ圏ではデフレ懸念強まる

ドイツ連邦統計局が3月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は、前年同月比の上昇率が1.0%となり、3カ月連続で縮小した。インフレ率は10年8月以来の低水準。エネルギー価格が1.6%低下したほか、食料品の上げ幅がこ

2月輸入物価-2.7%に、14カ月連続で前年同月下回る

ドイツ連邦統計局が3月28日発表した2014年2月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比2.7%減の104.7となり、1年前の水準を14カ月連続で下回った。エネルギー価格の大幅下落が最大の押し下げ要因で、原油・

シーメンス社長がプーチン大統領と会談

独シーメンスのヨーゼフ・ケーザー社長は3月26日モスクワを訪問し、プーチン大統領などと会談した。ロシアのクリミア自治共和国併合を受け同国と欧州連合(EU)、米国の関係が緊迫するなかでの会談だったため、注目を集めた。同社の

英エネルギー業界にカルテル容疑、独大手2社も捜査対象に

英独禁当局は3月27日、英国の6大エネルギー会社(ビッグ・シックス)が料金を暗黙の裡に調整している疑いで捜査を開始すると発表した。捜査対象には独エネルギー大手のエーオンとRWEが含まれる。同国では近年、電力・天然ガス価格

ブダペストのガス供給会社が国有化

ハンガリー国営電力MVMは、ブダペスト市が保有するガス供給会社フェーガーズの株式50%プラス1株を7月末日付で買収する。政府による公益企業の国有化政策に基づくもので、25日付官報で公示された。ブダペスト市議会のチャバ・ホ

仏トタル、ルクオイルとの提携探る

仏石油大手トタルがロシア同業のルクオイルと、タイトオイル(シェールオイル)事業における提携の可能性を探っている。英フィナンシャル・タイム紙が3月27日付で伝えた。欧米・ロシア関係が悪化する中でも欧米企業の対ロシア投資意欲

独企業が露で新規事業凍結、現地資産はく奪の懸念も

ウクライナ問題がドイツの実体経済に影響をもたらし始めている。欧州連合(EU)が検討している対露経済制裁とそれに対するロシアの報復措置が読めないため、企業はロシアでの新規事業を凍結。また、最悪の場合に備えてロシアからドイツ

2月生産者物価-0.9%に、7カ月連続で低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年2月の生産者物価指数は前年同月比0.9%減となり、7カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が2.6%下がり、全体が強く押し下げられた格好で、エネルギーを除いたベースでは

再可エネ助成分担金、自家発電への課金方針を撤回

ドイツのガブリエル連邦経済相は24日、再生可能エネルギー助成分担金を自家発電にも課すとした方針を撤回した。経済界から強い批判が出ているためだ。自家発電への分担金課金は熱電併給システムの普及促進を目指す政府方針に合致しない

Rewe Group―ガソリンスタンドで生鮮食品販売へ―

食品小売ドイツ2位のRewe(ケルン)は21日、燃料販売大手のAralと提携しパイロットプロジェクトを実施すると発表した。Aralのガソリンスタンドにコンビニエンスストア「REWE ToGo」を開設し、生鮮食料品などを販

フォータムなどフィンランド3社、バイオ燃料開発で提携

電力大手フォータム、製紙・製材大手UPM、紙パルプおよびエネルギー業界向け技術プロバイダのヴァルメト・コーポレーションのフィンランド3社は、リグノセルロース系バイオマス由来の先進的な高付加価値バイオ燃料の生産技術の開発プ

シェールガス開発加速へ・税制優遇や手続き簡素化

ポーランド政府は11日、シェールガス開発の促進に向けた法案を承認した。開発事業者に対する税優遇措置などが柱。ウクライナ情勢の緊迫化でエネルギー供給への不安が増す中、シェールガスの探査活動を加速し、ロシア産ガスへの依存度を

トルコ大型火力発電所、発注先が近く決定

トルコ中南部で計画される大型の石炭火力発電所プロジェクトで、発注先の選定作業が最終段階に入っている。サウジアラビアの電力会社ACWAパワーが名乗りを挙げているほか、スロバキア褐炭大手HBPがタイのSINGAエナジーソリュ

ロスネフチ、伊タイヤ大手ピレリの筆頭株主に

ロシア石油最大手のロスネフチが、世界5位のタイヤメーカーである伊ピレリの筆頭株主となる。伊大手銀行インテサ・サンパオロ、ウニクレディト、ピレリのプロヴェラ社長(ピレリ株式計26.2%を保有)と共同で新たな持株会社を設立し

RWE、エネルギー開発子会社を露富豪に売却

独エネルギー大手のRWE(エッセン)は16日、石油・天然ガス採掘子会社RWE Deaをルクセンブルクの投資会社Letter Oneグループに売却することで合意したと発表した。Letter Oneはロシアの新興事業家である

ドイツの石油・ガス資産を露企業が取得へ

ドイツ企業が持つ石油・天然ガス分野の資産をロシア系企業2社がそれぞれ大量に取得する見通しだ。ウクライナ・クリミア情勢の緊迫が高まるなかでロシアへのエネルギー依存が強まることは経済的にも安全保障上も好ましくないため、大きな

卸売物価8カ月連続低下、2月は前年同月比-1.8%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した2014年2月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.8%減となり、8カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油が6.4%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉

Eon SE―再可エネ優先策など直撃、最終減益46%に―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)が12日に発表した2013年通期決算の営業利益(EBITDAベース)は前期比14%減の93億ユーロに縮小した。火力発電の採算悪化や為替差損が影響。デリバティブ取引などで特別損失

EWE AG―ガス販社買収へ―

北ドイツを基盤とするエネルギー大手EWE(オルデンブルク)は14日、独東部の天然ガス輸入・販売・輸送会社VNG Verbundnetz Gas AGの株式15.79%を石油・天然ガス採掘大手のWintershallから譲

Wintershall

BASFの石油・天然ガス採掘子会社であるWintershallのライナー・ゼーレ社長は13日、英同業BPと共同でプロジェクトを実施すると発表した。プロジェクトは北アフリカで実施する予定で、すでに両社の合同チームを立ち上げ

世界の風力発電市場が20%縮小

企業コンサルティング大手のオリバー・ワイマンが欧州風力エネルギー協会(EWEA)の年次総会に合わせて発表した業界動向によると、2013年に世界で新設された風力発電設備の容量は35.4ギガワット(GW)となり、前年の44.

欧州特許出願、今年もサムスンが1位に

欧州特許庁(EPO)は6日、2013年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスン・グループは出願件数で2年連続首位を獲得。LGグループも4位につけており、韓国企業は2社がトップ10入りを果たした。日本勢は国

卸売物価7カ月連続低下、1月は前年同月比-1.7%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2014年1月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.7%減となり、7カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油が4.8%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉た

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