トルコの改革が後退、欧州委が年次報告書で批判
欧州委員会は10日発表したEU拡大に関する年次報告書で、最大の懸案となっているトルコについて、言論の自由、人権保護などで問題があり、「改革のペースがスローダウン」しているとして批判し、政府に改革の進展を促した。 トルコと […]
欧州委員会は10日発表したEU拡大に関する年次報告書で、最大の懸案となっているトルコについて、言論の自由、人権保護などで問題があり、「改革のペースがスローダウン」しているとして批判し、政府に改革の進展を促した。 トルコと […]
EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の9月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.3%低下し、2カ月連続で落ち込んだ。前月は0.4%の低下だった。(表参照) 分野別では耐久消費財が3.9%低下と
クロアチアで8日、EUに加盟してから初の議会選挙(定数:151)が行われ、中道右派の野党・クロアチア民主同盟(HDZ)が与党・社会民主党(SDP)を抑えて第1党となった。ただ、両党とも過半数には届かず、連立協議を含め今後
欧州ビジネス協会(AEB)が10日発表した10月のロシア新車販売台数は12万9,958台となり、前年同月比で38.5%縮小した。販売減は10カ月連続で、下落幅は予想を大きく上回った。1~10月の累計では33.6%減の13
EU統計局ユーロスタットが13日発表したユーロ圏の2015年7~9月期の域内総生産(GDP、速報値)は、実質ベースで前期から0.3%増加した。プラス成長は10四半期連続。ただ、中国など新興国経済の失速で輸出が伸び悩み、上
チェコ統計局(CSU)が3日発表した2015年7-9月期の失業率は4.9%となり、前年同期比で1ポイント改善した。前期比でも0.1ポイント低下し、リーマンショックによる金融危機で景気後退に陥った2009年以降で最低水準と
セルビアとカナダが経済分野での提携を強化する。カナダ・セルビア・ビジネス協会(CANSEE)が4日にベオグラードで開催した両国初のビジネスフォーラムで、特に資源開発、エネルギー、水力発電建設、製薬分野での提携に力を入れる
ロシア経済紙『コメルサント』は2日、同国に進出する西側企業が主に加盟する欧州ビジネス評議会(AEB)が連邦政府の関係大臣に対し、外資系IT企業が投資を中止するか、市場から撤退する可能性があるとの懸念を示す書簡を発出したと
ベラルーシが来年7月1日に、1万分の1のデノミを実施する。これに伴い発行される新ルーブル貨幣と現行貨幣(BYR)の交換比率は1対10,000となる。中央銀行の先ごろの発表によると、貨幣の計算単位を小さくして会計業務を簡易
欧州委員会は5日発表した秋季の経済予測で、ユーロ圏では緩やかな景気回復が続くとの見通しを示した。原油・ユーロ安と欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和の効果を見込んだもので、2015年の域内総生産(GDP)予想伸び率を1.
欧州委員会は5日公表した秋の経済見通しの中で、域内に押し寄せる難民がEU経済に及ぼす影響について初めて分析し、一部の国では受け入れに伴う費用がかさんで一時的に負担が増すものの、中期的には労働力不足が緩和されるなどプラス効
EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の9月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.9%増となり、21カ月連続で伸びた。上げ幅は前月の2.2%を上回った。(表参照) 分野別では食品・飲料・たばこが1.
EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の9月の生産者物価(建設業を除く)は前年同期比で3.1%下落し、下げ幅は前月の2.6%から膨らんだ。(表参照) 下落率は1月以来の高水準。分野別では中間財が1.5%、エネルギ
フランスのトゥーレーヌ保健相は4日、30年以上にわたり禁止されてきた男性同性愛者による献血を認める方針を明らかにした。来春から同性との間で性交渉の経験のある男性も献血を行うことができるようになる。同措置により、献血者数は
ルーマニアのポンタ首相(民主社会党)は4日、内閣総辞職を発表した。10月30日のディスコ火災を機に反政府運動が急速に広まったことが原因。ポンタ首相は今年7月に資金洗浄疑惑で起訴され、辞任への圧力が高まっていたが、これまで
トルコで11月1日行われた議会選挙(定数:550)は、予想に反して与党・公正発展党(AKP)が大勝し、過半数議席を確保した。6月の前回選挙以降の政局混迷や治安悪化、景気減速などを受けて、有権者が政治的・経済的安定を優先し
欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は10月26日、同社が予定する照明事業の部分売却に米国安全保障当局が懸念を示していることを明らかにした。詳細は明らかにできないとしている。 フィリップスは3月、LED照明部品と自動車
ハンガリー政府は10月29日、国家資産運用公社(MNV)を通して保有する国内銀行最大手OTP銀行の株式約4万株(発行済み株式の5.03%)をブダペスト証券取引所で売却した。売却額は約750億フォリント(約2,410億ユ
チェコが経済外交に力を入れている。左派中道連立政権とゼマン大統領は取引拡大・関係緊密化を狙う国々を積極的に訪問する政策を進め、経済界の評価も高い。これまでのアジア諸国に加え、今後は中南米やアラビア諸国にも視野を広げる見通
ルーマニア政府は10月27日、来年施行する新税法の減税措置に加え、新たに水道料金への付加価値税(VAT)率と配当税率を引き下げることを閣議で了承した。税負担軽減が雇用創出と投資の促進につながることを期待する。ただ、欧州委
・難民急増に伴う法令改正(10月24日付で施行) 州に対する財政支援強化。難民1人につき月670ユーロを連邦(国)が負担 難民への手当を可能な限り現物支給とし、現金支給を減らす(現金目当ての難民申請を減らすことが
独2位銀行のコメルツ銀行(フランクフルト)は1日、マルティン・ブレシング頭取が来年10月末の任期終了をもって退任すると発表した。監査役会は任期延長を要請したが、同頭取は経営再建に区切りがついたことから潮時と判断したもよう
フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは10月29日、来年1月1日付で予定していた航空機発着料金の値上げを見合わせると発表した。認可当局であるヘッセン州経済・交通省との間でコスト計算に関する見解の相違が埋まらなかった
欧州連合(EU)とコソボは10月27日、「安定化・連合協定(SAA)」に調印した。SAAはEU加盟の前段階となるもので、コソボは悲願のEU入りに向けて一歩前進した。 2008年にセルビアからの独立を宣言したコソボは、13
世界銀行が10月27日発表した「ビジネス環境ランキング2016」でロシアは51位に入り、前年の54位から順位を上げた。中東欧・旧ソ連邦諸国ではカザフスタンとウズベキスタンが大きく順位を上げた一方、アルバニアが大幅に順位を
印サムヴァルダナ・マザーソン・グループ傘下の自動車部品大手サムヴァルダナ・マザーソン・リフレクテック(SMR)は10月27日、ハンガリー政府と戦略的提携契約を結んだ。 SMRは自動車向け各種ミラーやランプ、車載カメラシス
国際自動車工業連合会(OICA)が10月26日発表した今年1-6月期の国別自動車生産台数で、トルコの生産台数は前年同期比18.4%増の66万7,592台となり、世界第16位だった。伸び率では世界第4位。 世界全体の自動車
ハンガリー中央統計局が10月28日発表した2015年7-9月期の失業率は6.4%となり、前年同期から1ポイント低下した。15~64歳の失業者数は29万3,000人で、3万9,000人減少した。 年齢別では、15~24歳の
EU統計局ユーロスタットが10月30日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0%となり、マイナス圏から脱した。ただ、欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%程度を依然として大きく割り込んでおり、ECBが追
EUとリヒテンシュタインは10月28日、脱税対策として銀行口座の情報を自動交換する協定に調印した。これによってEU加盟国の当局は、リヒテンシュタインに口座を持つ自国民の氏名、住所、納税者番号、生年月日といった個人情報のほ
英政府統計局が10月27日発表した2015年7~9月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比で0.5%増加し、11四半期連続でプラス成長となった。ただ、製造業、建設業が不振で、上げ幅は前期の0.7%から縮小。市場予測の0
ユーロ圏の雇用が緩やかに改善している。EU統計局ユーロスタットが10月30日発表した9月の失業率(速報値・季節調整済み)は10.8%で、前月の10.9%(速報値の11%から改定)から0.1ポイント低下。2012年1月以来
欧州委員会が10月29日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は105.9となり、前月から0.3ポイント上昇した。改善は4カ月連続。建設、小売業で大きく上向いた。 ESIはEU内の企業経営者と消費者を
欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は10月26日、同社が予定する照明事業の部分売却に米国安全保障当局が懸念を示していることを明らかにした。詳細は明らかにできないとしている。 フィリップスは3月、LED照明部品と自動車
インドのサムヴァルダナ・マザーソン・グループ傘下の自動車部品大手サムヴァルダナ・マザーソン・リフレクテック(SMR)は10月27日、ハンガリー政府と戦略的提携契約を結んだ。 SMRは自動車向け各種ミラーやランプ、車載カメ
みずほ銀行は10月27日、カザフスタン輸出投資国家庁(カズネクスインベスト)と日系企業の進出支援で提携する覚書を交わした。安倍総理大臣の同国訪問に合わせたもので、産業の多角化を狙うカザフスタンにおける日系企業の事業拡大を
欧州中央銀行(ECB)は10月31日、ギリシャの4大銀行に対するストレステスト(健全性審査)の結果を発表した。4行を合わせた資本不足額は最大144億ユーロに上るが、EUが想定していた水準を下回り、EUによる追加金融支援は
EUとコソボは10月27日、「安定化・連合協定(SAA)」に調印した。SAAはEU加盟の前段階となるもので、コソボは悲願のEU入りに向けて一歩前進した。 2008年にセルビアからの独立を宣言したコソボは、13年10月にS
欧州連合(EU)と米国は10月19~23日にフロリダ州マイアミで環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の第11回交渉会合を開き、関税の撤廃や規制の調和などについて協議した。双方は2015年中の合意を目指して交渉を重ねてきた
キプロス政府は19日、同国の分断問題をめぐって対立するトルコと欧州連合(EU)の加盟交渉について、交渉進展への拒否権を取り下げない意向を表明した。EUが難民問題でトルコの協力を取り付けるため、加盟交渉を加速させようとして
欧州自動車工業協会(ACEA)が16日発表した9月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(2万7,255台、前年同月比15.7%増)が最も多く、チェコ(1万8,056台、14.5%増)、ハンガリー(6,2
インドの自動車メーカー、バジャージ(Bajaj)が来春、ロシアで原付四輪車「キュート」を発売する。景気後退や通貨ルーブル安で低価格モデルの需要が伸びていることを踏まえ、「最安値」を武器にロシア新車市場に切り込む。初年度は
ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した9月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前年同月比で4.2%上昇し、上げ幅は市場予測の4%を上回った。上昇は13カ月連続。 34業種のうち24業種で上昇した。上げ幅は金
ハンガリーのセスターク国家開発相は19日、サウジアラビアのリヤドで同国のアブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市(K.A.CARE)のヤマニ総裁と会談し、原子力エネルギーの開発分野で協力することで合意した。エネルギー調
トルコ政府は19日、セルビアの首都ベオグラードで、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ両政府と経済関係の強化を目的とした行動計画書に調印した。2016年から18年にかけて農業やエネルギー、観光の各分野で提携を進める。今後は
ロシアのIT企業パラレルズ(Parallels)が独自のクラウドプラットフォームを開発する。外国企業が占有する同国のデジタルサービス分野で独立性を確保し、情報の安全性を高めるのが狙い。「ロスプラトフォルマ」というプラット
欧州復興開発銀行(EBRD)は21日、ウクライナの都市公共交通網の刷新とエネルギー効率化を支援するため、1億ユーロを融資すると発表した。国内の交通環境改善を目的とする国家公共交通フレームワークのもとで地方自治体がプロジェ
ドイツ政府は21日の閣議で、ブロードバンド通信網の普及に向けて基礎自治体に総額27億ユーロを支援する計画を承認した。国内の通信速度を2018年までに最低でも50メガビット/秒(Mbps)へと引き上げる政策方針に基づく措置
EUと米国は19~23日にフロリダ州マイアミで環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の第11回交渉会合を開き、関税の撤廃や規制の調和などについて協議した。双方は2015年中の合意を目指して交渉を重ねてきたが、米通商代表部(
キプロス政府は19日、同国の分断問題をめぐって対立するトルコとEUの加盟交渉について、交渉進展への拒否権を取り下げない意向を表明した。EUが難民問題でトルコの協力を取り付けるため、加盟交渉を加速させようとしていることをけ