建設、土木

欧州委、ホルシムのセメックス独事業買収を承認

欧州委員会は5日、スイスのセメント大手ホルシムによるメキシコ同業セメックスのドイツ事業の買収を承認したと発表した。 ホルシムとセメックスは昨年8月、保有する資産の最適化とコスト削減を目的に、両社が欧州に持つ一部の資産の交 […]

ラファージュ、南ア・ナイジェリア事業を統合

セメント大手の仏ラファージュは4日、南アフリカ、ナイジェリア事業を統合し、新会社「ラファージュ・アフリカ」を設立すると発表した。アフリカのセメント最大手ダンゴテ・セメント(ナイジェリア)への対抗力を強化するのが狙い。今年

ポーランド初のLNG基地、商業稼働開始は来年5~6月

ポーランドのピエホチンスキ経済相は5月26日、バルト海沿岸のシフィノウイシチェで建設が進む同国初の液化天然ガス(LNG)ターミナルの商業稼働開始時期が2015年5~6月になるとの見通しを明らかにした。 ピエホチンスキ経済

旭硝子、チェコ工場の拡張が完了

旭硝子の自動車ガラス部門AGCは27日、チェコのビーリナ・フデジツェ工場で自動車用ガラスの新生産ラインを稼動した。需要拡大を受けて2年前から進めていたプロジェクトで、天然ガス燃料の25%節減など、高い省エネ・技術水準を達

大洪水の損害額28億~33億ユーロに=EBRD試算

欧州復興開発銀行(EBRD)は5月29日、セルビアおよびボスニア・ヘルツェゴビナを襲った気象観測史上最悪の洪水による被害額が、大まかに見積もって28億~33億ユーロに上るとの試算結果を明らかにした。両国経済で比重の大きい

ブルガルトランスガス、送油管3本建設へ

ブルガリア国営ガス輸送会社ブルガルトランスガスはこのほど、天然ガスパイプラインの建設プロジェクトで、欧州復興銀行(EBRD)が運営管理するコズロドイ国際廃止措置基金(KIDSF)から1,100万ユーロの交付を受けると明ら

クリミア半島の港湾開発、中ロプロジェクトとして続行

ロシアが占領するクリミア半島に商業港を建設するプロジェクトが今月にも再開される見通しだ。クリミア自治共和国のテミルガリエフ副首相が5月29日、『イズベスチヤ』紙に明らかにした。一方でウクライナのウクルインフォルム通信は3

第1半期GDP、内需が1.9%増えてけん引

ドイツ連邦統計局は23日、2014年第1四半期の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、建設投資と設備投資は前期比でそれぞれ実質(物価・季節要因・営業日数調整値)3.6%、3.3%増加し、ともに4四半期連

独企業景況感、5月は2カ月ぶりに悪化

Ifo経済研究所が23日発表した2014年5月のドイツ企業景況感指数は110.4となり、前月の111.2から0.8ポイント低下した。同指数の悪化は2カ月ぶり。事業の現状判断と今後6カ月の見通しを示す指数がともに落ち込んで

独建設業売上、今年は15年来の高水準に

独建設業全国連盟(HDB)は21日、2014年の業界売上高が少なくとも4.5%増の約1,000億ユーロに拡大し、15年来(1999年以来)の高水準に達するとの見通しを示した。住宅需要が堅調で全体をけん引する。HDEはこれ

ポルトガル建設大手モタ、ポーランドで道路建設工事3件落札

ポルトガルの建設最大手モタ・エンギルが、ポーランドデ3件の道路建設工事を落札した。ポーランドの道路建設監督局(GDDKiA)がこのほど明らかにした。 モタ・エンギルは、ビエルスコ・ビャーワとジヴィエツを結ぶS69号線の建

仏ラファルジュ、カルーガ州にセメント工場開設

仏建材大手ラファルジュは19日、ロシアのカルーガ州フェルジコヴォにセメント工場を開設した。開所式にはロシアのシュワロフ第一副首相ら要人が出席した。 5億ユーロを投じて建設されたフェルジコヴォ工場は200人を雇用し、年間生

3月のユーロ圏建設業生産高5.2%増、4カ月連続でプラスに

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の3月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月5.2%増となり、4カ月連続で伸びを記録した。前月は7.5%増だった。(表参照) 分野別では建築が5%増、土木が6.3

住宅需要堅調、建設許可件数15.3%増加

ドイツ連邦統計局が19日発表した2014年第1四半期(1~3)月の住宅建設許可件数は前年同月比15.3%増の6万3,894件となり、これまでに引き続き高い伸びを記録した。ドイツでは雇用の安定と移民の増加、低金利を背景に不

独キッチン製造業界売上100億ユーロ突破

独キッチン業界団体AMKは19日、独キッチン・台所用品製造業界の2013年の売上高が前年比0.5%増の100億4,000万ユーロとなり、初めて100億ユーロの大台に乗ったと発表した。輸出高は0.7%減の40億1,000万

Bilfinger SE―土木事業から撤退―

建設大手の独Bilfinger(マンハイム)は8日の株主総会で、土木事業から実質的に撤退する方針を明らかにした。ファシリティ・マネージメントなど収益力の高いサービス分野に経営資源を絞り込む戦略を受けた措置。建築事業につい

製造業で断熱強化の余地大きく

ドイツの製造業界はエネルギー効率を改善する余地が大きいようだ。再生可能エネルギー分野のコンサルティング企業Ecofysがこのほど発表した調査レポートによると、建物・設備の断熱を強化するだけで106ペタジュール(29テラワ

ルーマニア、放射性廃棄物貯蔵施設建設へ

ルーマニア政府は、チェルナヴォダに放射性廃棄物貯蔵施設を建設する。原子力・放射性廃棄物庁(ANDR)のタタル長官が5日、記者会見で明らかにした。2020年までの完成を目指す。 貯蔵施設はチェルナヴォダ原子力発電所近くのサ

欧州復興開発銀、ウクライナの道路近代化を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、ウクライナに対する国際的支援の一環として、同国の道路網近代化事業に2億ユーロを融資すると発表した。 近代化事業の対象となるのは、首都キエフと地方都市を結ぶ幹線道路で、汎ヨーロッパ交通回

「カーボンリーケージ」、高リスク部門のリスト公表

欧州委員会は5日、温室効果ガス排出規制の緩い域外の第3国に生産拠点を移す「カーボンリーケージ」のリスクが高い産業部門を特定したリストを公表した。EU排出量取引制度(EU-ETS)の規定に基づき、対象となる産業部門には20

道路事情、州・郡・市町村レベルで特に深刻

ドイツの道路インフラ事情が悪化している。財源不足で既存道の修復に十分に手が回らないためだ。日刊紙『ヴェルト』の独自調査にもとづく報道によると、特に州道、郡道、市町村道で状況が深刻化している。 ノルトライン・ヴェストファー

ガスプロムとOMV、サウス・ストリームの支線建設で合意

オーストリアの石油・ガス最大手OMVは4月29日、ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の支線をオーストリア国内に建設することで、同パイプラインの建設を主導するロシアの政府系天然ガス

ユーロ圏景況感指数が4月は低下、1年ぶりの悪化

欧州委員会が4月29日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は102となり、前月の102.5から0.5ポイント低下した。景況感の悪化は1年ぶり。 ESIはEU内の企業経営者と消費者を対象とした聞き取り

ホルシム、1~3月は57%減益

セメント世界最大手のホルシム(スイス)が4月28日発表した2014年1~3月期(第1四半期)の純利益は8,000万スイスフラン(約6,500万ユーロ)となり、前年同期から57.5%減少した。為替変動が不利に作用したほか、

独建設業界、アフリカ市場に食い込めず

ドイツの建設会社が世界最後のフロンティアと目されるアフリカ市場の開拓で劣勢に立たされている。中国、韓国などのアジア勢が潤沢な資金と低価格を武器に急速に台頭しているためで、独建設業全国連盟(HDB)のトーマス・バウアー会長

独ティッセンクルップ、肥料会社から造粒プラント受注

独鉄鋼大手ティッセンクルップは22日、エンジニアリング部門のティッセンクルップ・インダストリアル・ソリューションズが、ハンガリーの肥料会社ニトロゲーンミュヴェクから造粒プラントを受注したと発表した。 ニトロゲーンミュヴェ

欧州復興開発銀、リトアニアのコンテナ基地運営会社に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、リトアニアのクライペダ港でコンテナターミナルを運営するクライペドス・スメルテに3,250万ユーロを融資すると発表した。クライペドス・スメルテは、EBRDからの融資をコンテナクレーン

ユーロ圏建設業の復調進む、2月の生産高6.7%増

EU統計局ユーロスタットが22日発表したユーロ圏の2月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比6.7%増となり、前月に続いて高い伸びとなった。12月は速報値でマイナスだったが、0.1%増に上方修正されたため、3

内需主導で景気加速=春季予測、最低賃金と年金改革は批判

Ifoなど有力経済研究所は10日に公表した共同作成の春季経済予測で、ドイツ経済の回復が内需主導で加速するとの見方を示した。景気は昨年下半期から改善が続いており、この傾向は予測の対象期間である来年まで続くと予想。国内総生産

仏・スイスのセメント大手が合併、ダントツの世界1位に

セメント大手の仏ラファルジュとスイスの同業ホルシムは7日、合併計画を発表した。シナジー効果を引き出すほか、中国やメキシコ、南アフリカなど新興諸国の競合に対抗する狙い。株主と当局の承認を経て合併が実現すると、世界でダントツ

ラファージュとホルシムが合併交渉、巨大セメント会社誕生か

建材大手の仏ラファージュとスイスのホルシムは4日、合併交渉を行っていることを明らかにした。合併が実現するとセメントで世界最大手の巨大企業が誕生する。 声明によると、両社は対等合併を念頭に交渉を進めている。交渉はかなり進ん

スロバキア建設入札談合裁判、総額4500万ユーロの罰金確定

スロバキア高速道路建設入札をめぐる価格談合裁判で、このほど最高裁の判決が確定し、建設6社に総額4,500万ユーロの罰金支払いが命じられた。これはスロバキアの罰金として過去最高だ。6社はまた、同国における今後の入札への参加

丸紅、トルコのサバンジュ・グループと提携

トルコのサバンジュ・グループと丸紅が提携する。建設機械を販売する合弁会社を設立し、成長計画を練っていく方針という。トルコの全国紙『ヒュリエット』が18日報じた。 丸紅がサバンジュ・グループの建機販売会社テムサ・イシュ・マ

企業景況感が5カ月ぶり悪化、クリミア情勢など響く

Ifo経済研究所が25日発表した2014年3月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は110.7となり、前月の111.3から0.6ポイント低下した。同指数の減少は5カ月ぶり。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「新

HeidelbergCement AG―屋根瓦事業売却へ―

セメント大手の独HeidelbergCement(ハイデルベルク)は19日の決算発表で、屋根瓦事業の売却方針を明らかにした。債務の圧縮に充てる考え。売却益で最低15億ドルを見込む。 同社は2007年に英同業Hansonを

Allianz Global Investors

保険大手の独Allianzは24日、資産管理部門Allianz Global Investors(AGI)がベルギーの高速道路A11号線の拡張に4億3,300万ユーロを投資すると発表した。対象となるのは北部の12キロメー

日立製作所など、電力最大手PGEから発電所設備受注

日立製作所が率いるコンソーシアムは、ポーランドの電力最大手ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)から石炭火力発電設備の建設を受注した。コンソーシアムに参加しているポーランドの建設会社ブディメックスが18日、明らか

ブルガリア、世界最長級の道路トンネル建設へ

ブルガリアで世界最長クラスの道路トンネルの建設が計画されている。首都ソフィア近郊ペルニクからギリシャ国境を結ぶストルマ高速道路のブラゴエフグラド~サンダンスキ区間(65キロメートル)にあるクレスナ渓谷に建設されるもので、

住宅建設許可件数4年連続で増加

ドイツ連邦統計局が17日発表した2013年の国内住宅建設許可件数(非住居用建造物と増改築を含む)は前年比12.9%増の27万364件と大きく拡大した。増加は4年連続。ドイツでは雇用の安定と移民の増加、低金利を背景に不動産

樹脂加工業界が売上記録更新

独樹脂加工業界全国連盟(GKV)が5日発表した2013年の業界売上高は前年比3.0%増の576億ユーロとなり、前年に引き続き過去最高を更新した。軽量で耐久性の高い素材の需要が建設業や製造業で伸びているほか、原料価格の上昇

ポーランド、道路建設計画を拡大

ポーランド政府は4日、来年が最終年となる道路建設5カ年計画に、全長575キロメートルに上る8区間を新たに加えた。これらの区間の総工費は250億ズロチ(59億5,000万ユーロ)に上るとみられている。政府の決定を受け、ポー

国際金融公社、ティミショアラ市に2500万ユーロ融資

世界銀行グループの民間融資部門である国際金融公社(IFC)は4日、ルーマニア第3の都市であるティミショアラ市に対して、総額1億1,200万レウ(約2,480万ユーロ)の融資を実施すると発表した。インフラ整備を支援し、生活

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