機械

独ドイツ、通期見通しを下方修正

独エンジン製造大手のドイツは17日、12年通期の成長見通しを下方修正する方針を明らかにした。欧州債務危機の影響で新規受注が落ち込んでいる。また、これまでけん引役だった中国市場で成長に陰りが見え始めており、当初目標の達成は […]

Centrotherm photovoltaics AG―会社更生手続き申請―

太陽電池装置製造装置メーカーのCentrotherm(ブラオボイレン)は11日、ウルム区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。顧客企業の相次ぐ経営破たんや業績不振を背景に経営が急速に悪化、6月には取引信用保険の適用が停

Vossloh AG―Knorr-Bremseのオーナーが株式20%超を確保―

独ブレーキ大手Knorr-Bremseのオーナー、ハインツヘルマン・ティーレ氏が独鉄道設備大手Vossloh(ヴェルドール)への出資比率を従来の19.5%から20.22%に引き上げた。Vosslohが16日、明らかにした

Kassidian―Carl Zeiss子会社買収―

EADSの軍需部門Kassidianは13日、光学大手Carl Zeissの軍需・セキュリティ子会社Carl Zeiss Optronics GmbHを買収することで合意したと発表した。センサー事業を強化する考え。買収金

Linde AG―印に空気分離装置設置へ―

工業ガス大手の独Linde(ミュンヘン)は16日、インド東部のオリッサ州に空気分離装置を2基建設すると発表した。鉄鋼大手のTata Steelがカリンガナガール工業団地内に設置する工場向けに酸素などを供給する。投資コスト

MAG Group―中国企業が買収か―

中国国営の工作機械会社・沈陽机床(SMTCL)は9日、独米系の工作機械メーカーMAGグループの買収に向け交渉している事実を明らかにした。MAGは経営悪化を受けて3月から売却先を模索しており、買収には投資会社や他の中国企業

Siemens AG―伊火力発電設備メーカー買収か―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)がイタリアの火力発電設備大手Ansaldo Energiaを近く買収するもようだ。伊経済紙『Il Sole 24 ORE』が5日報じたもので、Ansaldo Energiaの親会社

Areva S.A.―Eon/RWEの英原発買収に意欲―

原発大手の仏Arevaは独エネルギー大手EonとRWEが売却予定の英原発合弁会社Horizonを中国同業・広東核電集団有限公司(CGNPC)と共同で買収する意向だ。Arevaのリュック・ウルセル社長が7日、明らかにした。

Dematic Group S.à r.l.―投資会社が売却か―

独・スウェーデン系の投資会社Tritonは傘下の物流機械メーカーDematic(ルクセンブルク)を売却するもようだ。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として報じた。英銀Barclaysは同社の依頼を受けてすでに売却先候補の

独農業機械業界、11年は27%成長

独農業機械業界が好調だ。ドイツ機械工業連盟(VDMA)農業機械部会がこのほど発表した業界動向によると、2011年の生産高は前年比27%増の69億8,400万ユーロに拡大した。コンバインハーベスター、フォレージハーベスター

グローリーの英貨幣処理機大手買収、欧州委が承認 

欧州委員会は3日、貨幣処理機メーカーのグローリー(本社:姫路市)が英同業タラリスを買収する計画を承認したと発表した。グローリーは2月、タラリスを総額6億5,000万ポンド(約800億円)で買収することで合意していた。 \

M+W Group GmbH―半導体向けが追い風に―

クリーンルーム大手のM+W(シュツットガルト)が好調だ。主要顧客である半導体メーカーからの引き合いが旺盛なためで、昨年の売上高は前年の21億ユーロから26億ユーロ弱へと増加した。ユルゲン・ヴィルト社長への取材をもとに2日

独機械受注が7カ月連続減少、5月は-6%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の2012年5月の受注高は前年同月を実質6%下回り、7カ月連続で後退した。国内受注が8%減少、国外も4%落ち込んだ。 \ 特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比

BasEl、仏ダッソーなどと戦略提携で協議

ロシアの複合企業ベーッシック・エレメント(BasEl)は、エンジニアリング分野で仏ダッソー・アビアシオンおよび独シーメンスと戦略提携する方向で協議している。6月26日付けロイター通信が、BasElのエリンソン副CEO(最

Rheinmetall AG―自動車部品部門のIPO見送り―

軍需大手の独Rheinmetall(ラインメタル)は26日、自動車部品事業を統括する子会社KSPG AG(旧Kolbenschmidt Pierburg)の新規株式公開(IPO)を従来予定の6月末から先送りすると発表した

ボルボ、独エンジン大手への出資比率を引き上げへ

スウェーデンのトラック大手ボルボは13日、独エンジン大手のドイツ(ケルン)に対する出資比率を現行の6.7%から25%プラス1株に引き上げることで合意したと発表した。ドイツの株式の26.74%を保有する伊農機大手のSame

Volvo Group―エンジン大手Deutzの筆頭株主に―

スウェーデンの商用車・建機大手Volvo(ヨーテボリ)は13日、独エンジン大手Deutzの筆頭株主になる計画を発表した。両社の協力関係を深化させる狙いで、Deutzの現筆頭株主Same Deutz-Fahrから株式を譲り

Centrotherm photovoltaics AG―取引信用保険の適用外に―

太陽電池製造装置メーカーのCentrotherm(ブラオボイレン)は13日、取引信用保険の適用を同日付で停止することを通告されたと発表した。代金を先払いしないと取引先から部品などを調達できない状況で、同社は苦しい資金繰り

SKF AB―ドイツで400人削減―

世界最大のベアリングメーカーであるスウェーデンのSKF(ヨーテボリ)は13日、ドイツの従業員400人を削減すると発表した。欧州とアジアの主要市場で需要が予想を上回る規模で落ち込んでいることに対応する。同社は4月に自動車向

中国の威視公司、ポーランドに第2工場建設へ

中国の威視公司 空港などで使用するエックス線安全検査機を製造・販売する中国の威視公司(Nuctech)は、ポーランドに第2工場を建設する計画だ。12日付けのポーランド経済紙『プルス・ビズネス』が伝えた。 \ 報道によると

Andritz AG―プレス機械のSchuler買収へ―

機械大手の墺Andritz(グラーツ)は5月29日、プレス機械世界最大手の独Schulerを買収すると発表した。Schulerの創業者一族から株式38.5%を譲り受けるほか、株式公開買い付け(TOB)を通して残りの株式も

Voith GmbH―中国市場向けの廉価製品販売へ―

機械大手の独Voith(ハイデンハイム)は5月31日の決算発表で、中国市場向けの廉価な製紙機械を開発していることを明らかにした。ハイエンド製品に特化したこれまでの事業戦略では現地市場を開拓できないと判断したため。フベルト

フジシール―スイス同業を買収―

ラベルとラベル装着機を製造するスイス企業Pagoはこのほど、同業フジシールと7月1日付で合併すると発表した。合併はフジシールがPagoを買収する形で実施する。取引金額は明らかにしていない。 \ Pagoはスイス東部のグラ

独機械業界受注6カ月連続で後退、4月は-11%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5月31日発表した独業界の2012年4月の受注高は前年同月比で実質11%減となり、6カ月連続で後退した。国内受注が14%、国外も同9%の幅で落ち込んだ。 \ ユーロ圏からの受注は17%減と

ベルナー・マットナー、車載情報機器試験ロボット開発

電子機器や機械のシステムエンジニアリングを手がける独ベルナー&マットナー(ミュンヘン)は5月23日、車載インフォテイメント機器や内装電子部品向けの自動試験ロボット「メッシーナRS」をリリースした。これまで人手を頼っていた

「安価な労働力」の時代に幕

ドイツの派遣労働業界が大きな転換期を迎えている。国内最大の産業別労組であるIGメタルは22日、金属・電機産業で働く派遣社員を対象とした賃金協定を派遣業界団体BAP、IGZとの間で締結。正社員と派遣社員の格差是正に向けた取

改正熱電併給法案が下院で可決

独連邦議会(下院)は23日、改正熱電併給法案を与党の賛成多数で可決した。熱電併給システム(KWK)に対する助成の枠組みを改善、政府は発電シェアに占めるKWKの割合を2020年までに現在の15%から25%へと引き上る意向だ

Eisenmann AG―炭素繊維製造装置事業を強化―

塗装設備世界2位のEisenmann(ベプリンゲン)が炭素繊維製造装置事業を強化している。需要の拡大が見込まれるためで、昨年11月には炭素繊維製造用焼成炉メーカーの独Ruhstrat GmbHを買収した。Eisenman

家庭用燃料電池コジェネ、ドイツで市販化

固体酸化物形燃料電池(SOFC)の世界的大手である濠・独系のCeramic Fuel Cells(CFCL)はこのほど、SOFCを利用した家庭用小型熱電併給(マイクロコジェネ)システム「BlueGen」をドイツで発売した

独シューラー、中国・一汽大衆から大型受注

プレス機械世界最大手の独シューラーは16日、フォルクスワーゲン(VW)と中国・第一汽車(FAW)の合弁会社である一汽大衆(FAW-VW)から自動車用鋼板ブランキングライン3基を受注したと発表した。1社からの受注規模として

金属業界が大幅賃上げへ、4.3%で労使合意

独バーデン・ヴュルテンベルク州の金属業界(自動車・電機・機械など)の労使は19日、賃金を5月から4.3%引き上げることで合意した。業界の好景気を受けて、ベースアップ幅は20年来の最高となったものの、金属雇用者団体ゲザムト

Nordex SE―営業赤字転落―

風力発電設備大手の独Nordex(ハンブルク)が15日発表した2012年1-3期(第1四半期)決算の営業損益(EBITDAベース)は900万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(40万ユーロ)から悪化した。工場稼働率が低か

Grob-Werke GmbH & Co. KG―中国に工場開設―

自動車産業向け機械メーカーの独Grob(ミンデルハイム)は6月、同社初の中国工場を大連に開設する。製品製造の一部を同国で行うことを購入条件とする取引先が増えていることに対応するためだ。同社役員への取材をもとに16日付『ハ

Voith GmbH―製紙機械部門で人員削減―

機械大手の独Voith(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は22日、製紙機械部門で従業員710人を削減すると発表した。デジタルメディアの普及を受けて印刷用紙の需要が減少していることに対応する。経営上の理由による整理解

国際印刷機材展、来場者減も取引活発に

デュッセルドルフで3日から開催されていた国際総合印刷機材展(Drupa)が16日、閉幕した。印刷業界の苦境を背景に来場者数は前回(2008年)を7万5,000人下回る31万4,500人に大きく減少したものの、購入決定権を

独太陽電池業界、3分の2が淘汰見通し

ドイツの太陽光発電(PV)業界が氷河期に突入し始めている。企業コンサルティングGoetzpartnerの調査レポートによると、供給過剰によるセル価格下落やアジア勢の台頭を背景に国内業界の整理統合が進み、主要メーカー数は現

独造船業界、海洋船売上が半分以下に

独造船・海洋技術連盟(VSM)は16日、独業界の2011年の海洋船売上高が20億ユーロとなり、前年の47億ユーロから激減したと発表した。需要減と販売価格の低下が影響。引き渡し数は49隻から31隻へと後退し、建造規模も10

独クーカ、第1四半期最終利益2倍に

独産業用ロボット・機械大手のクーカ(KUKA、アウグスブルク)が9日発表した2012年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は1,080万ユーロとなり、前年同期の2倍に拡大した。ロボット・オートメーション機械への需要が伸

独デュル、VWのスロバキア工場に塗装ロボット155台を納入

独産業設備大手のデュルは14日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のブラチスラバ工場(スロバキア)に2011年と2012年の両年で計155台の塗装ロボットを納入したと発表した。取引規模は総額で3,600万ユーロになる

M+W Group

プラント大手の独M+W Groupは14日、エネルギープラントの設計・建設を手がける独Reliable Plant Solutions(RPS)GmbHを買収すると発表した。当該事業を強化する狙い。取引金額は公表していな

Gildemeister AG―森精機との提携が奏功―

工作機械大手の独Gildemeister(ビーレフェルト)が8日発表した2012年1-3月期の新規受注高は前年同期比36%増の6億510万ユーロとなり、第1四半期の最高を記録した。森精機との戦略提携が奏功、売上高も20%

Koenig & Bauer AG―中国同業の買収を計画―

印刷機械世界2位の独Koenig & Bauer(KBA、ヴュルツブルク)が中国同業の買収を計画している。同社のクラウス・ボルツァシューネマン社長が『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙に対し明ら

Rheinmetall

軍需大手のRheinmetallは7日、自動車部品部門KSPG AGを年央までに株式公開(IPO)すると発表した。経営資源を軍需部門に集中することが狙い。IPO後は当面、KSPGの過半数株を保持するものの、将来的には出資

国際印刷機材展、出展者が減少

デュッセルドルフで4年に1度開催される国際総合印刷機材展「Drupa 2012」が3日、開幕した。デジタルメディアの普及などを背景に印刷需要が低迷していることを受けて、出展者数は前回より100社以上少ない1,850社に減

3月機械受注、実質4%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の2012年3月の受注高は前年同月比で実質4%減少し、5カ月連続で後退した。債務問題に苦しむユーロ圏からの受注が17%縮小。国内も9%落ち込んだ。欧州域外からの受注は好調

エアバスA380の主翼部品変更へ、亀裂問題受け

欧州航空機大手のエアバスは超大型機「A380」の主翼部品をこれまでと違った素材のものに変更するもようだ。主翼に亀裂が発生する問題を受けた措置。新しい部品は年末から投入していく。広報担当者への取材などをもとに7日付『ファイ

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