環境

環境相理がWEEE指令改正案を採択、19年までに65%回収義務化へ

EU加盟国は7日開いた環境相理事会で、域内の製造業者に廃家電の回収・リサイクルを義務づけた「使用済み電子・電気製品に関する指令(WEEE指令)」の改正案を採択した。加盟国は2019年以降、国内で販売された電子・電気製品の […]

英で低炭素商用車のデモ車が公開

英国の技術戦略委員会(TSB)が主導する低炭素自動車イノベーション・プラットフォーム(LCVIP)の一環として開発された低炭素デリバリーバンのデモ車が5月31日、英自動車工業会(SMMT)本部で公開された。 \ このデリ

ルノー、英国でEV試乗イベントツアー開催

仏ルノーは8日から英国で電気自動車(EV)の試乗イベントツアー「ルノーZ.E.テストドライブ2012」を開始する。 \ EVの販促キャンペーンの一環として開催されるこのイベントでは、「フルエンスZ.E.」、「トゥイージー

高圧送電網を今後10年で3,800キロ新設

独送電大手4社は5月30日、今後10年間の高圧送電網敷設計画の基本案を発表した。2022年までに原子力発電を全廃し再生可能エネルギーの発電比率を大幅に高める政府の「エネルギー転換政策」のカギを握る取り組みで、Tennet

Conergy AG―パキスタンで大型受注―

太陽電池大手の独Conergy(ハンブルク)は4日、プロジェクト事業者のEnsuntと共同でパキスタンの太陽電池発電パーク建設事業を受注したと発表した。発電能力は50メガワットで、太陽光発電では同国最大。受注高は1億3,

太陽光の変化を教室の照明に、若者の学習能率が向上

太陽光の変化を教室の照明に取り入れることが、夜型の生活に偏りがちな若者の体内時計のリセットにつながり得ることを、ウルム大学と照明大手Osramが共同研究で明らかにした。真に効果があるかを確認するにはさらに試験を行う必要が

チェコ、改正大気保護法が成立

チェコのクラウス大統領は5月29日、改正大気保護法に署名した。これにより、企業が大気汚染に対して支払う料金を2021年まで段階的に引き上げる。オアチャバット大統領報道官がCTK通信に明らかにした。 \ 企業は来年から20

ルーマニアの風力発電、今年は2倍に拡大へ

ルーマニアの風力発電能力は今年2倍に拡大する見通しだ。チェコ国営電力CEZのルーマニア子会社の社長で、同国の電力供給事業者連合会の会長を務めるイオン・ルング氏が明らかにした。ブルームバーグ通信が29日報じた。 \ ルング

仏アルトラン、スペインに研究拠点開設

技術開発コンサルティング大手の仏アルトランはこのほど、スペインのバルセロナに自動車技術の研究拠点「アルトラン・エクセレンスセンター・フォー・ニュー・オートモーティブ・テクノロジーズ」を開設したと発表した。 \ 新センター

Inventux

独太陽電池メーカーのInventuxは22日、会社更生手続きの適用をベルリン・シャルロッテンブルク区裁判所に申請したと発表した。太陽電池価格の急落で経営に行き詰ったため。同社は微細構造技術を用いた薄膜太陽光発電モジュール

Solarsun

3月に倒産した太陽電池大手の独Solarsunが清算される見通しだ。労働局による給与支給の肩代わりが打ち切られる5月末までに新たな出資者を獲得することができないためで、従業員260人は6月1日付で解雇される。同社は200

家庭用燃料電池コジェネ、ドイツで市販化

固体酸化物形燃料電池(SOFC)の世界的大手である濠・独系のCeramic Fuel Cells(CFCL)はこのほど、SOFCを利用した家庭用小型熱電併給(マイクロコジェネ)システム「BlueGen」をドイツで発売した

ボルボ・トラックス、14年にLNGエンジンを北米で投入

スウェーデンのボルボ・トラックスは21日、高圧直噴技術を用いた13リッターヘビーデューティLNG(液化天然ガス)エンジンを2014年度から北米市場に投入すると発表した。 \ ボルボ・トラックスによると、この新型エンジンは

ボーフム専門大学など、ソーラーカー向け次世代モーター開発へ

独ボーフム専門大学は、鉄鋼大手ティッセンクルップのケイ素鋼部門(ティッセンクルップ・エレクトリカル・スチール)と協力して次世代ソーラーカー向けのモーターを開発する。ソーラーカーで従来使用されているブラシレスモーターの代わ

メルケル首相が環境相解任

ドイツのメルケル首相(キリスト教民主同盟=CDU=)は16日、ノルベルト・レットゲン環境相(CDU)の解任をガウク大統領に要請した発表した。同環境相はCDUが大敗した13日のノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州議

中国製太陽電池に米が反ダンピング課税、最大250%に

米商務省は17日、中国製太陽電池セルに対し反ダンピング関税を課すことを仮決定した。独ソーラーワールドの米子会社など米国企業8社の訴えを受けた措置で、ソーラーワールドは「公正な競争の復活に向けた重要な一歩だ」との声明を発表

Robert Bosch GmbH―EV用電池を自力生産へ―

自動車部品大手の独Boschは電気自動車(EV)用リチウムイオン(Li-ion)電池を単独で生産する意向だ。同電池の開発・生産で提携する韓Samsung SDIとの関係が悪化したため。現在は日本企業の技術に依存しているも

RWE AG―太陽光発電事業を本格化―

エネルギー独2位のRWE(エッセン)が太陽光発電事業に本腰を入れる。太陽電池の価格急落を受けて採算のメドが立ってきたためで、日照量の多い南欧や北アフリカに発電パークを建設する意向だ。21日に行われた同社初の洋上風力発電パ

Nordex SE―営業赤字転落―

風力発電設備大手の独Nordex(ハンブルク)が15日発表した2012年1-3期(第1四半期)決算の営業損益(EBITDAベース)は900万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(40万ユーロ)から悪化した。工場稼働率が低か

独太陽電池業界、3分の2が淘汰見通し

ドイツの太陽光発電(PV)業界が氷河期に突入し始めている。企業コンサルティングGoetzpartnerの調査レポートによると、供給過剰によるセル価格下落やアジア勢の台頭を背景に国内業界の整理統合が進み、主要メーカー数は現

独造船業界、海洋船売上が半分以下に

独造船・海洋技術連盟(VSM)は16日、独業界の2011年の海洋船売上高が20億ユーロとなり、前年の47億ユーロから激減したと発表した。需要減と販売価格の低下が影響。引き渡し数は49隻から31隻へと後退し、建造規模も10

英ブリティッシュガス、15年までに保有車両の1割をEVに

電力・ガス小売りで英最大手のブリティッシュガスはこのほど、同社が保有する1万4,000台の商用バンのうち10%を2015年までに電気自動車(EV)に移行させる方針を明らかにした。 \ ブリティッシュガスは日産自動車の商用

Sovello GmbH―経営破たん―

太陽電池メーカーの独Sovelloは14日、デッサウ区裁判所に会社更生手続きの適用申請を行った。業界を取り巻く環境の悪化を受けて資金繰りに行き詰ったため。今後は現経営陣による自己管理型の経営再建を目指したいとしている。

M+W Group

プラント大手の独M+W Groupは14日、エネルギープラントの設計・建設を手がける独Reliable Plant Solutions(RPS)GmbHを買収すると発表した。当該事業を強化する狙い。取引金額は公表していな

Conergy AG―中国企業が出資か―

経営難の独ソーラー企業Conergy(ハンブルク)が中国企業から出資を受ける方向で交渉しているもようだ。『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙が関係者の情報として報じたもので、取引は夏までに成立する見通しと

トヨタ、西ガメサとEV利用拡大で提携

スペインの風力タービン製造大手ガメサ(Gamesa)は4月24日、電気自動車(EV)の利用拡大に向けトヨタ自動車と提携すると発表した。トヨタからプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」の貸与を受け、半年間にわたってスペ

日産「リーフ」、ノルウェーで販売好調

ノルウェーで日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」の販売が好調だ。EVに対する政府の手厚い優遇措置を背景に、昨年秋の発売からわずか半年で販売台数が1,000台に達した。 \ リーフはノルウェーの2月の新車販売ランキング

ドイツ経済の将来にトップエリート層が自信

ドイツのトップエリート層が自国経済の将来に対し自信を深めている。独経済誌『キャピタル』の委託でアレンスバッハ世論研究所が政財官界の有力者510人を対象に3月に実施したアンケート調査によると、「ドイツは今後10年で技術的な

Siemens AG―利益見通し引き下げ―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)は4月25日の決算発表で、2012年9月通期の利益見通しを下方修正した。送電事業の不振を受けたもので、継続事業の税引き前利益を従来予測の60億ユーロから52億~54億ユーロへと引き下

Rena GmbH―水質浄化装置メーカー買収―

太陽電池製造装置メーカーのRena(ギューテンバッハ)は4月26日、水質浄化装置メーカーのStulz H+Eを買収すると発表した。太陽電池産業に強く依存する事業構造を是正するほか、財務力を強化することが狙い。取引はすでに

Wacker Chemie

化学大手Wacker Chemieのルドルフ・シュタウディグル社長は4月27日、太陽電池セルの原料である高純度シリコンの需要が回復したことを明らかにした。第1四半期の販売規模は前年同期比で約50%拡大。工場は現在もフル稼

送電ネットワークを「自前で敷設」、風力発電業界が提案

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は4月24日、深刻化している送電インフラ不足の解決に向けて風力発電所から超高圧送電網(380/220kV:ネットワークレベル1)に直接接続する専用ケーブルを発電所運営者が自前で敷設するこ

カーエアコン用新冷媒、欧州委が12年末まで導入猶予

カーエアコン用の新規冷媒として2011年から欧州連合(EU)域内で販売される新車への使用が義務づけられた「R1234YF」について、EUの欧州委員会は今年末まで導入を猶予することを決めた。同製品を独占生産する米ハネウェル

ウクライナ、省エネ関連製品に税優遇措置

ウクライナが省エネ関連製品に対する税優遇措置を拡充している。独経済紙『ナッハリヒテン・フュア・アウセンヴィルトシャフト』がこのほど報じた。同国ではすでに省エネ製品の輸入を促す税優遇制度が実施されている。省エネを目的とする

スポーツ用品メーカーが社会・環境への配慮高める

大手スポーツ用品メーカーが、環境保全やサステナビリティ(持続可能性)をはじめとする企業の社会的責任(CSR)への取り組みを強化している。商品選択の際に品質や価格ばかりでなく、CSRに配慮した製品を重視する消費者が増えてい

原発ストレステストで追加調査、最終報告の公表は秋以降に

欧州委員会は26日、東京電力福島第1原発の事故を受けて進めている域内の原子力発電所を対象としたストレステストについて、より詳細に安全性を点検するため追加的な調査を実施する方針を明らかにした。EU加盟国の原子力監督当局で構

英CS、充電インフラのサプライヤーに選定

電気自動車(EV)用充電インフラを手がける英チャージング・ソリューションズはこのほど、北アイルランドの充電インフラ整備プロジェクト「ecar」のサプライヤーに選定された。英自動車専門ウェブサイト『TheGreenCarW

Bosch―インバーター製造Voltwerkを買収―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は19日、太陽電池メーカーConergyからインバーター子会社Voltwerkを買収する計画が独禁当局から承認されたと発表した。今回の買収により太陽電池事業のほか、電気自動

Eon AG―ブラジルで天然ガス採掘検討―

エネルギー大手のEon(デュッセルドルフ)がブラジルの富豪アイク・バチスタ氏と共同で天然ガスの採掘事業を行うことを検討している。Eonのヨハネス・タイセン社長とバチスタ氏が『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)

EU風力発電市場、過去3年で33%拡大

欧州風力エネルギー協会(EWEA)が16日発表した業界動向によると、欧州連合(EU)の2010年風力発電市場(関連市場を含む)規模は324億3,000万ユーロとなり、07年比で33%拡大した。域内総生産(GDP)に占める

電力需給のひっ迫、解消は2014年以降に

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)のヒルデガルト・ミューラー会長は23日、原発廃止政策に伴うドイツの電力不足は2014年以降に解消されるとの見通しを明らかにした。現時点で試運転中ないし建設中、認可済み、認可手続き中の

ハノーバーメッセ開幕、グリーン技術が中心テーマに

世界最大の産業見本市、ハノーバー国際産業技術見本市(ハノーバーメッセ)が23日、開幕した。今回は世界69カ国から約5,000社が出展。共通の中心テーマとして「グリーンテリジェンス(グリーン+インテリジェンス)が選ばれたほ

ポーランド、排出権取引制度の根本改革を要求

ポーランドは18日に欧州連合(EU)が開いた環境相理事会で、二酸化炭素(CO2)排出権取引制度の大幅な改革と、製造業および発電事業者の負担軽減を求める公式見解書を提出した。また、排出権の市場取引量を制限することに対しても

オイルサンド“有害”認定の可否決定、来年に延期

欧州委員会は20日、オイルサンド(油砂)から抽出した石油を有害と認定するルールの導入の是非に関する決定を来年まで先送りすることを明らかにした。加盟国の採決を6月に行う予定だったが、産業界に及ぼす影響を検証するため延期する

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