欧州委、伊インテサの証券サービス部門買収を承認
欧州委員会は4月26日、米金融大手ステート・ストリートが伊大手銀行インテサ・サンパオロの証券サービス部門を買収する計画を承認したと発表した。ステート・ストリートが現在展開する事業と買収対象事業は、カストディー(証券保管) […]
欧州委員会は4月26日、米金融大手ステート・ストリートが伊大手銀行インテサ・サンパオロの証券サービス部門を買収する計画を承認したと発表した。ステート・ストリートが現在展開する事業と買収対象事業は、カストディー(証券保管) […]
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は17億7,700万ユーロで、前年同期から48%増加した。投資銀行部門が株式・債券取引の好調で税引き前利益が倍増したほか、貸し倒れ引当金が大幅に減ったことで、収益が拡大した。
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は10億7,000万ポンドで、前年同期から29%増加した。投資銀行部門バークレイズ・キャピタルの収益拡大、不良債権の減少が増益要因となった。バークレイズ・キャピタルの税引き前
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は22億1,000万ユーロで、前年同期から5.7%増加。スペイン事業が不振で不良債権も増えたが、ブラジル、英国事業が好調で増益を確保した。 \
2010年1-3月期(第1四半期)の純利益は12億4,000万ユーロで、前年同期の12億3,800万ユーロかたらほぼ横ばい。中南米事業が26%の増益と好調だったが、主要市場であるスペイン・ポルトガルで6.5%の減益となり
ユーロ圏16カ国は2日に緊急財務相会合を開き、財政危機に直面するギリシャに対して、ユーロ圏各国とIMFが今後3年間で総額1,100億ユーロの緊急融資を行うことを承認した。ギリシャ政府と欧州委員会、国際通貨基金(IMF)、
欧州中央銀行(ECB)が4月28日公表したユーロ圏の貸出動向に関する最新調査で、2010年第1四半期(1~3月)に法人と個人の両方で資金需要が減退していることが分かった。また貸出基準については法人・個人向けの両方で厳しく
国際クレジットカード大手のビザ・ヨーロッパは4月26日、会員が国外でデビットカードを使って買い物をする際の手数料を大幅に引き下げると発表した。欧州委員会は同社の設定したカード手数料が銀行間の競争を制限し、加盟店や消費者の
ドイツで事業展開する自動車メーカー系金融会社の業界団体AKAは21日、加盟企業の融資・リースサービスを利用して2009年に購入・リースされた新車が前年比11%増の133万6,590台となり、過去最高を記録したと発表した。
チェコのクラウス大統領はオンラインビジネス誌『エコノム』への寄稿文で、ギリシャの債務問題などで危機に直面している欧州単一通貨ユーロについて、「導入国の努力により危機は克服できるものの、その代償は高くつくだろう」と厳しい見
米大手銀シティグループは、ポーランドで投資銀行業務を開始する。同行で中東欧地域の銀行部門責任者を務めるメイ氏が21日、ロイター通信とのインタビューで明らかにした。同国では政府が国有資産の売却を加速させていることに加え、企
スウェーデンの家具製造・販売大手イケアは、ポーランドへの投資を拡大する。2015年までに総額15億ユーロを投じて小売店舗の出店を加速し、製材所や家具工場などの生産拠点を整備する計画だ。 \ イケアは現在、ポーランドで8店
ハンガリー中銀は26日、政策金利を0.25%引き下げて年5.25%にすると決定した。政策金利は1990年以来の最低を更新。利下げは10カ月連続で、この間の利下げ幅は4.25%に達した。 \ 中銀は5月に最新のインフレ見通
ロシアで不動産抵当ローンの需要が上向いてきた。コンサルティング会社Ipotek.ruは、住宅ローンの需要が3月に前月を約10%上回るペースで拡大しており、今後も増加傾向が進むと予測している。現地英字紙『モスコウ・タイムズ
財政危機に直面するギリシャ政府は23日、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)に対し融資支援を要請した。ギリシャ国債の利回り(リスクプレミアム)が大幅に上昇し、市場資金の調達条件が悪化したため、国際支援の要請を余儀なく
ロシア中銀が金融規制の強化に動いている。日刊紙『コメルサント』が22日付で伝えたところによると、中銀は個人向け外貨預金で「市場から乖離(かいり)した」高金利を提供している国内民間銀行約20行に対し、金利を「通常の水準」ま
電力大手の独Eonがイタリアに持つ送電網の売却方針を撤回したことが21日、分かった。広報担当者はメディアに対し「(同送電網の)売却はオプションの1つにすぎなかった。今後はこれを推し進めない」との立場を明らかにした。Eon
独最大手銀行のDeutsche Bank(フランクフルト)が27日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の税引き前利益は27億9,300万ユーロとなり、前年同期から53.9%増加した。証券・為替などの投資銀行部門
ドイツでバイオテクノロジー企業の設立ブームが起きてから10年あまりが経過したにもかかわらず、期待されたていたような大きな成果はあまり出ていない。新薬認可にこぎつけるなど成功を収めた企業はごくわずかで、医薬品の研究開発を手
EU加盟国は23日開いた司法・内務相理事会で、米国が進めるテロ対策を支援するための金融取引情報の提供に関する新たな協定の締結に向け、欧州委員会に交渉権限を付与することで基本合意した。5月10日に開く外相理事会で正式に承認
2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は20億6,000万スイスフラン(19億3,000万ドル)で、前年同期の20億1,000万スイスフランから増加し、5四半期連続で黒字となった。金融市場の回復で富裕層からの資金
財政危機に直面するギリシャのパパンドレウ首相は23日、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)による緊急金融支援を要請したと発表した。2009年の財政赤字が当初見込みより悪化していたことが前日に判明して国債利回りが上昇し、市
経営難に陥り国有化されたラトビアの銀行大手パレックスに、北欧最大の金融グループ・ノルデアなど3社が買収の意思を示しているもようだ。ロイターがこのほど伝えた。3社はそれぞれ異なった部門の買収を目指しているといい、ラトビア政
ウクライナのティギプコ副首相は15日、付加価値税(VAT)還付を目的とした国債(VAT債)をセカンダリーマーケット(既発証券の流通市場)で取引することを認める考えを明らかにした。 \ VAT債は2年物と3年物があり、政府
ドイツM&A(企業の合併吸収)市場の規模は今年900億ドル前後となり、前年の1,400億ドルから縮小する見通しだ。15日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙がJPモルガンで独M&A事業を統括するディ
自動車部品メーカーHP Pelzer(ヴィッテン)の資本を経営陣3人と伊同業Adlerが16日、米Goldman Sachsを中心とするコンソーシアムから買収した。取引金額は非公開。『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版
有線通信用の半導体チップを手がける独Lantiq(ノイビーベルク)が新規株式公開(IPO)を検討中だ。同社は米投資会社のGolden Gate Capitalが半導体大手Infineonから昨年買収した当該事業をもとに設
投資会社の米Goldman Sachsと英Permiraが売りに出している独特殊化学子会社Cognis(モンハイム)に複数の競合企業が関心を示しているもようだ。メディア報道では、独BASFと英Croda、米Lubrizo
ハンガリーのコンサルティング会社、銀行員国際研修センター(ITCB)がまとめた銀行決算調査(国内会計基準・非連結ベース)によると、国内銀行業界の2009年税引前利益は合計で前年比5.5%増の3,060億フォリントとなった
欧州委員会のレーン委員(経済通貨問題担当)は16日、ユーロ圏16カ国がマドリードで開いた非公式財務相会合で、ギリシャ危機の再発防止に向けて、各国に財政規律を順守させるための枠組みを強化することを提案した。予算案を各国議会
EU加盟国は17日開いた非公式財務相会合で、域内の銀行が破綻の危機に陥った場合に備えてあらかじめ銀行に課税する制度の導入について協議したが、課税方法など具体的な内容について合意することはできなかった。経営難に陥った銀行に
ヘッジファンドと未公開株式を投資対象とするプライベート・エクイティ・ファンドに対する規制案をめぐり、欧州議会の経済委員会に13日、欧州委員会の原案に大幅な修正を加えた対案が提出された。最大の焦点となっているEU域外のファ
倒産の瀬戸際にあったスイスの工業機械大手OC Oerlikon(プフェフィコン)は1日、再建計画で大株主および債権銀行と合意したと発表した。新たに10~13億スイスフランの資本注入を受けると同時に、銀行側は融資規模に応じ
昨年6月に倒産したデパート大手Karstadtの債権者集会が本社所在地エッセンで12日開催され、債権者や従業員との利害調整を経てまとめられた再建計画案が一部修正のうえで承認された。修正されたのは同デパートの売却期限。当初
アイルランドのLenihan財相は3月30日、同国銀行大手アライド・アイリッシュ銀行(AIB)のポーランド子会社Bank Zachodni(BZ)を年内に売却させる方針を明らかにした。AIBの資本増強を図るため。BZは総
独州立銀行最大手のLandesbank Baden-Wuerttemberg(LBBW)が財務支援を受ける見返りとして出資先から大幅に撤退することを、欧州連合(EU)の欧州委員会から昨年12月に命じられていたことが8日公
投機マネーの大量流入による原油価格つり上げで、ドイツのガソリン、ディーゼル価格はリッター当たり14セント割高になっている――。石油市場調査会社Energy Comment(ハンブルク)はこのほど、こんな試算結果を明らかに
欧州中央銀行(ECB)は8日の定例政策理事会で、ユーロ圏16カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.0%に据え置くことを決めた。ユーロ圏の景気回復がもたつき、ギリシャの財政危機も不安要因となっていることから、低金利政
欧州委員会は6日、EU域内の銀行が破綻の危機に陥った場合に備え、銀行に課税する制度の導入について分析した報告書を公表した。金融安定化に向けた具体策の1つとして検討を進めているもので、欧州委はバランスシートに課税するシステ
アイルランド政府は3月30日、国内銀行が抱える不良資産の受け皿機関である「国家資産管理庁(NAMA)」が来年2月末までに大手5銀行から総額810億ユーロの不良債権を買い取ると発表した。また、5銀行に資本増強を命じ、必要に
2009年10月-09年12月期の最終損益は127億ユーロの赤字。不動産融資の不良債権化で150億ユーロを超える損失を出したことが響いた。赤字額はアイルランドの銀行として過去最大。 \
ドイツ経済の回復が今後も続く公算が高まってきた。2009年第4四半期の国内総生産(GDP)がゼロ成長に落ち込み景気の腰折れ懸念が出ていたが、企業景況感は着実に明るさを増し、2010年の最大のマイナス要因になるとみられてい
市場調査大手のGfKが3月25日に発表したドイツ消費者景況感指数の4月向け予測値は3.2となり、前月と同水準を保った。これまでは景気の先行き懸念を背景に同指数の緩やかな低下が続いていたが、ここにきて経済回復の継続を示す材
ユーロ圏16カ国は25日、ブリュッセルで臨時首脳会議を開き、財政危機に陥っているギリシャへの支援策で合意した。ユーロ圏各国と国際通貨基金(IMF)が協調融資するという内容。実施時期は決めず、同国が資金調達できなくなったと
米金融大手ゴールドマンサックス(GS)がポーランドに支店を開設する準備を進めている。同国では政府が資産の売却・証券化を加速させており、ビジネスチャンスの拡大が見込めると判断した。25日付けのブルームバーグが報じた。 \
ドイツのショイブレ財務相とスイスのメルツ財務相は26日会談し、新しい租税協定を結ぶことで合意した。将来の脱税捜査で経済協力開発機構(OECD)の基準を適用するのが最大の目玉となっており、スイスは国外当局からの捜査協力に消