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2011/7/27

企業情報

EnBW―上期最終赤字に、原発廃止など響く―

この記事の要約

独電力3位のEnBW(カールスルーエ)は21日、2011年6月中間期の最終損益が約5億9,000万ユーロの赤字に転落する見通しだと発表した。原発廃止の前倒しと出資金の評価損が響く。\ EnBWは原発を4基保有する。原発廃 […]

独電力3位のEnBW(カールスルーエ)は21日、2011年6月中間期の最終損益が約5億9,000万ユーロの赤字に転落する見通しだと発表した。原発廃止の前倒しと出資金の評価損が響く。

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EnBWは原発を4基保有する。原発廃止の前倒し政策が議会で承認され、3月から停止している同社の2基が再稼働されないことが決定したため、廃炉コストを引き当てるほか、燃料棒の減損処理も行う。廃炉となる2基が同社の発電量に占める割合は15%に上る。

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出資金の評価損は計6億1,500万ユーロを見込む。対象となるのは独同業EWEの株式24%と墺同業EVNの株式約36%で、それぞれ3億7,000万ユーロ、2億4,500万ユーロを計上する。

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