私立通信制大学FOM付属統計・経験主義研究センター(KCS)が在学生1,100人を対象に実施したブランドイメージ調査で、多少値段が高くても「(品質的にはそん色ない)プライベートブランド(PB)よりメーカーブランドの品を購入する」とする回答が全体のほぼ7割に上った。ロゴマークや製品の効果などに対する評価もメーカーブランドの方が概して高かった。一方、コストパフォーマンスの評価はPBの方が高いことから、ブランド戦略を工夫すればメーカー品との差を縮めることも可能とみられる。(グラフ参照)
\FOMは働きながら大卒資格を目指す同校の学生を対象に、ボディケア用品のメーカーブランド2つ(ニベアとDove)と、プライベートブランド2つ(ドラッグストアDMのPB「Balea」とディスカウントストアLidlのPB「Cien」)についてブランドイメージ調査を実施した。学生の平均年齢は26歳(最低16歳、最高54歳)で、男女の構成比は男性が40.6%、女性が59.4%だった。
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