企業情報

エスカーダ―人員削減へ―

高級婦人服の製造・販売を手がける独エスカーダは1日、人員削減方針を明らかにした。同社は業績が悪化しており、コスト圧縮が緊急の課題となっている。エスカーダは2009年に経営破たんし、インドの富豪メグハ・ミタル氏に約6,00 […]

アリアンツ―利回り保証型生保販売を大幅縮小―

独保険最大手のアリアンツ(ミュンヘン)は5日、約束した利回りを保証する古典的な生命保険の新規販売を大幅に縮小する方針を明らかにした。低金利を受けて利回り保証型の生保商品が業績の足かせとなっているため。エルゴ、チューリヒ、

DMG Mori―ロシアに工場開設―

DMG森精機の独子会社DMG Mori(ビーレフェルト)は9月30日、同社初のロシア工場をモスクワの東およそ900キロのウリヤノフスクに開設した。ロシアは欧米の経済制裁や現地通貨ルーブルの下落を受けて経済が悪化しているも

クラース―ロシアに新工場開設―

独農業機械大手のクラース(ハルゼヴィンケル)は1日、ロシア南部のクラスノダールにトラクターとコンバインの新工場を開設したと発表した。欧米の経済制裁などを受けて同国経済は低迷しているものの、ロシアは農業近代化の余地が大きい

ノルデックス―スペイン同業を吸収合併―

発電用風車製造の独ノルデックス(ハンブルク)は4日、スペインの複合企業アクシオナ(Acciona)から風力発電風車子会社アクシオナ・ウインドパワーを譲り受け合併すると発表した。グローバルな事業体制を構築し、個々の地域市場

フォルクスワーゲン―エンジン工場で増産見合わせ―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が独北部のザルツギターにあるエンジン工場で増産計画を見合わせることが分かった。ディーゼル車の排ガス不正問題の発覚を受けて車両の販売減が予想されるためで、生産シフトを

ティッセンクルップ―鉄鋼部門でコスト追加削減へ―

複合企業の独ティッセンクルップは鉄鋼部門のコストを新たに年1億ユーロ以上、削減する方針だ。地方紙『ライニッシェ・ポスト』が報じ、同社が追認した。 鉄鋼部門では9月に終了したコスト削減プログラムで年6億5,000万ユーロの

ヘンケル―接着剤部門で人員削減―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が接着剤部門で人員削減を実施する。重要市場である中国の景気減速やロシア経済の不振を受けて業績が振るわないためで、1,200人を整理。そのうち100人をドイツ本国で実施する。経済誌『

エボニック―シンガポールに必須アミノ酸工場新設―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は1日、必須アミノ酸の1つであるメチオニンの生産施設をシンガポールに建設する計画だと発表した。同社は昨年第4四半期、シンガポールでメチオニン工場の操業を開始したばかりだが、世界的な需

K+S―同業ポタシュが買収断念―

カナダのカリ肥料大手ポタシュは5日、独同業K+Sの買収計画を撤回すると発表した。ポタシュによる買収に対しK+S側が拒否の姿勢を崩さないほか、一次産品と株式市場が急速に悪化したことから買収を断念した。 ポタシュは5月31日

メルク―共同開発の抗がん剤を米当局が希少薬指定―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は25日、米同業ファイザーと共同開発中の抗がん剤「アベルマブ(Avelumab)」が米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品の指定を受けたと発表した。皮膚がんの一種であるメルケル

ノバルティス―低所得国に医薬品を低額提供―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は24日、低所得国向けに慢性疾患の医薬品を低価格で提供するプロジェクトを開始すると発表した。慢性疾患による死亡者の大半が低・中所得国に集中していることを受けた措置で、まずはケニア、

クセラ―年内IPOへ―

独建材大手のクセラ(Xella、デュースブルク)は22日、年内に新規株式公開(IPO)を実施する方針を明らかにした。欧州の景気回復を背景に建設需要が拡大するなど業界を取り巻く環境が良好なことから株式市場にデビュー。IPO

ハパックロイド―年内IPOへ―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)は28日、年内に新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。世界経済の先行き懸念など市場環境は良好でないものの、同社は4-6月期決算で営業損益が黒字化し業績が改善しているうえ、船舶

コーラス・クリーン・エナジー―10月IPOへ―

再生可能エネルギー発電事業を手がける独コーラス・クリーン・エナジー(ノイビーベルク)は24日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。10月7日に株式市場デビューを果たす見通し。当初は7月を予定していたが、ギリシャの財政危

ハロー・フレッシュ―売上5倍以上に―

食料品のインターネット販売を手がける独ハロー・フレッシュ(ベルリン)が23日発表した2015年6月中間期の売上高は1億1,250万ユーロとなり、前年同期の2,220万ユーロから408%増加した。食料品にレシピを添えて配達

アルディ―音楽ストリーミング市場に参入―

ディスカウントスーパー大手のアルディは24日、ドイツ本国で音楽ストリーミングサービスを開始した。音楽配信サービスの米ナップスターと提携、低料金で市場を攻略する考えだ。 「アルディ・ライフ・ミュージック」というブランドでサ

アリアンツ―アイルランドで不動産融資債権を取得―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は29日、英不動産大手ハンマーソンと共同でアイルランド国家資産管理機構(NAMA)から不動産融資債権を取得したと発表した。不動産ポートフォリオの多角化に向けた措置で、「アイルランド市場

フォルクスワーゲン―組織を分権化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は25日の監査役会で、グループの組織再編計画を承認した。権限を分散化し、市場動向に迅速に対応できる体制を構築する考え。 VWは4月に辞任したピエヒ監査役会長のもとで集権的に事業の拡

テスラ―欧州に新工場開設―

電気自動車(EV)製造の米テスラは27日、オランダのティルブルフで新たな組立工場の開所式を行った。ティルブルフには同社初の欧州工場があるものの、生産能力が現地需要に追い付かず納車が遅れ気味となっていることから、新たな生産

ボッシュ―包装機械メーカーを買収―

自動車部品系の複合企業ボッシュ(シュツットガルト)は22日、包装機械製造の米クリクロク・ウッドマン(Kliklok-Woodman)を買収することで合意したと発表した。自社の包装機械部門(ボッシュ・パッケージング・テクノ

SMAソーラー―業績予測を上方修正―

ソーラーインバーター大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は29日、2015年12月期の業績予測を引き上げた。新製品の販売好調など事業が良好に推移しているため、7月に続き2度目の上方修正を行った。 年初時点では売上高が

BASF―収益力強化へ、18年までに利益を10億ユーロ拡大―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は28日、収益力の強化方針を明らかにした。市場環境は悪化しているものの、2016年から18年末までに利益を年10億ユーロ拡大する計画だ。 同社はこれまで、15~20年の世界

シムライズ―米同業買収、天然香料事業を強化―

香料世界3位の独シムライズ(ホルツミンデン)は21日、米同業ピノバ・ホールディングス(Pinova Holdings)を買収すると発表した。天然フレグランス事業を強化する狙い。取引金額は3億9,700万ドルで、一定の条件

ドイツテレコム―旅客機向け通信サービス立ち上げ―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は21日、旅客機向けの高速通信サービスで衛星通信サービスの英インマルサットと提携すると発表した。ドイツテレコムのLTE通信とインマルサットの衛星通信を連携させる計画で、まずはルフトハン

ダイアログ・セミコンダクター―米同業を買収―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターは20日、米同業アトメルを買収することで合意したと発表した。これまでの携帯電話・スマートフォン向け半導体に偏っていた製品の幅を拡大する狙い。 アトメルを総額46億ドルで買収

オルカン・エナジー―大手2社が出資―

工場などの排熱を利用した発電装置を手がけるドイツの新興企業オルカン・エナジー(ミュンヘン)は16日、工業ガス大手の仏エア・リキードが同社に資本参加したと発表した。エネルギー大手の独エーオンもすでに出資しており、オルカンは

ランクセス―合成ゴム事業の合弁先はサウジアラムコに―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は22日、業績不振の合成ゴム事業をサウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラムコとの合弁に切り替えると発表した。今月中旬には英イネオスと合弁交渉を行っているとの報道があったが、ランクセス

ファイザー―ドイツに初の研究センター―

世界最大の製薬会社である米ファイザーがドイツに研究センターを開設する方向で検討している。実現すれば同社初の独研究拠点となる。独法人のペーター・アルビーツ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。 ファイザ

バロワーズ―独生保事業を部分売却―

スイスの保険大手バロワーズ(バーゼル)は17日、ドイツの生命保険事業の一部を独BHFバンクと中国の復星国際が共同で設立した現地生保フランクフルター・レーベン・グルッペに売却することで合意したと発表した。売却対象となるのは

タランクス―国外で企業向け事業強化―

独保険大手のタランクス(ハノーバー)は17日、企業向け保険で国外事業を強化する方針を発表した。国内市場の低迷を受けた措置で、同事業の保険料収入を2019年までに14年の23億ユーロから30億ユーロ以上へと拡大。企業向け事

アクセル・シュプリンガー―ロシア市場から完全撤退―

出版大手の独アクセル・シュプリンガー(ベルリン)は17日、ロシアの全事業を現地同業アレクサンドル・フェドトフに100%売却することで合意したと発表した。世論形成に影響を与えるメディアへの外資の出資を抑制する法律の成立を受

ヘラー―営業減益を予想、サプライヤー喪失で―

自動車照明・電子部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は17日に公開したプレスリリースで、2016年5月通期の営業利益(EBIT)が前期実績の4億3,000万ユーロを下回るとの見通しを明らかにした。中国のサプライヤー1社

ダイムラー―米工場を拡張・デジタル化、13億ドル投資へ―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は18日、米アラバマ州タスカルーサ工場の拡張・デジタル化計画を発表した。現地需要が旺盛なSUVの生産を拡大する方針で、総額13億ドルを投資する。建設作業の終了時期や生産能力は明

ABB―組織再編へ、送電設備は合弁化や売却も―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は9日、組織再編計画を発表した。業績不振を受けた措置で、これまでの5部門体制を顧客企業のニーズを踏まえて来年1月1日付で4部門体制へと変更。最大の事業である送配電向け製品については他社

シーメンス―インドに10億ユーロ投資―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が今後数年間でインドに10億ユーロを投資する考えだ。訪印したケーザー社長が現地紙『エコノミック・タイムズ』に明らかにしたもので、同国での雇用規模も4,000人増やし2万人にするとしてい

オスラム―中国同業から資本撤退―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は9日、中国の同業・佛山電器照明(Felco)の株式13.5%を同国の投資会社、広東省広晟資産経営(GRAM)に売却することで合意したと発表した。オスラムは経営資源を自動車向けなどの特殊

ボッシュ―電池密度を20年までに2倍以上に―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は15日、米国のスタートアップ企業シーオ(Seeo)を買収すると発表した。シーオの技術を活用してリチウムイオン電池の性能を大幅にアップ。2020年までに電気自動車(EV)の航

コンチネンタル―中国タイヤ販売部門で経営陣一新―

自動車部品大手の独コンチネンタルが横領を理由に中国のタイヤ販売部門の経営陣を総入れ替えしていたことが分かった。経済紙『ハンデルスブラット』が11日報じ、同社が追認した。コンチネンタルは現地当局に刑事告発を行っており、今後

ランクセス―イネオスと合弁交渉か―

化学大手の独ランクセス(ケルン)が主力の合成ゴム事業を合弁会社化する方向で英・スウェーデン資本の川上メーカー、イネオスと交渉しているとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として報じたもので、合弁が実現するとラ

キュアヴァク―エイズワクチン開発へ―

独バイオ企業キュアヴァク(テュービンゲン)がHIV(エイズウイルス)ワクチンの開発に着手する。米国に本部を置く非営利団体「国際エイズワクチン推進構想(IAVI)」と提携。世界初のHIVワクチン実現を目指す。イグマール・ヘ

モルフォシス―販売部門立ち上げへ―

医薬品開発を手がける独バイオ企業モルフォシス(マルティンスリート)が独自の販売部門を立ち上げる計画だ。ドイツのバイオ企業は経営規模が小さく自ら販売を行うのが難しいとされてきたが、モルフォシスは同国の競合に先駆けて自社製品

メルク―MS治療薬の承認再申請へ―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は11日、開発中の多発性硬化症(MS)治療薬「クラドリビン」の承認申請を行う意向を欧州医薬品審査庁(EMA)に伝えたと発表した。同薬に対しては欧米の医薬品当局が否定的な見解を表明した

シュターダ―OTCを主力事業に―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は10日、医師の処方箋なしに購入できる一般医薬品(OTC薬)を主力事業に育て上げる方針を発表した。これまで最大だった後発医薬品事業は市場環境の悪化で収益力が低下しているた

貝印―ニベア向けにディスポレザー供給―

貝印は11日、スキンケア製品大手の独バイヤスドルフと事業提携合意したと発表した。バイヤスドルフの主要ブランド「ニベア」向けに同ブランド初の女性用ディスポレザー(使い捨てカミソリ)を供給する。同製品は10月からドイツで販売

テレ・コロンブス―同業ペップコムを買収―

ケーブルテレビ独3位のテレ・コロンブス(ベルリン)は13日、同4位のペップコムを投資会社スター・キャピタルから譲り受けると発表した。テレ・コロンブスは7月末に同業プリマコムを買収したばかり。ペップコムの買収により顧客世帯

シェンカー―小包市場に本格参入―

ドイツ鉄道(DB)の物流子会社シェンカー(エッセン)が小包輸送事業に本格参入する。ネット通販の成長を背景に市場が拡大しているためで、英ロイヤルメールの物流子会社GLSと提携。2016年からサービスを開始する。シェンカーの

エルゴ―利回り保証型生保販売を実質中止へ―

ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)は一定水準以上の利回りを保証する古典的な生命保険の新規販売を原則的に今年末で打ち切る方針だ。低金利を受けて利回り保証型の生保商品が業績の足かせとなっているためで、来年

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