「原発4社の引当金は十分」=経済相、財務悪化に配慮し玉虫色の判定か
独連邦経済省は10日、国内の原子力発電事業者を対象に実施した廃炉と放射性廃棄物の保管コストに関する財務健全性審査(ストレステスト)の結果を発表した。ガブリエル経済相は4社がこれまでに積み立てた引当金は十分だと強調。引当金 […]
独連邦経済省は10日、国内の原子力発電事業者を対象に実施した廃炉と放射性廃棄物の保管コストに関する財務健全性審査(ストレステスト)の結果を発表した。ガブリエル経済相は4社がこれまでに積み立てた引当金は十分だと強調。引当金 […]
ドイツ政府は7日の閣議で、風力が強い北部地域の風力発電パークで発電された電力を消費地の南部地域に輸送するための高圧送電網の整備で電線地中化を優先する方針を決定した。南部州バイエルンの地方政党であるキリスト教社会同盟(CS
ドイツ政府は生命保険会社が顧客に保証する最低利回り(保証利率=Garantiezins=)に関する規制を大幅に緩和する方針だ。低金利を受けて大手各社は最低利回り保証型の生保商品販売を中止ないし縮小しており、こうした事態を
・トラック走行料金の課金対象、これまでの総重量12トン以上から同7.5トン以上に引き下げ ・乗用車の燃費・二酸化炭素(CO2)排出量に関する証明証(Pkw-Label)に表記する燃料価格。新しい価格に更新すること自動車メ
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のマティアス・ミュラー新社長は6日、ヴォルフスブルク本社の臨時従業員集会で演説し、コスト削減の強化方針を明らかにした。ディーゼル車の排ガス不正発覚を受けて、リコール(無料の回収・修理)
ドイツ連邦経済省が連邦統計局のデータをもとに6日発表した2015年8月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.8%減(暫定値)となり、2カ月連続で大きく落ち込んだ。夏季休暇の配置のほか、新興
ドイツ連邦雇用庁(BA)が9月30日発表した同月の失業者数は前月を8万8,000人下回る270万8,000人となり、3カ月ぶりに減少した。夏季休暇シーズンの終了がプラスに働いた格好。季節要因を加味した実質では2,000人
インドを訪問中のメルケル首相は5日、印モディ首相と会談し、ドイツ企業の対印投資に関する事務障壁を引き下げることで合意した。煩雑な事務手続きが現地投資の足かせになっている現状を改める狙いで、インドの行政部門内にドイツ企業向
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループのマルティン・ヴィンターコルン社長は23日、辞任した。同社長は今春に勃発したピエヒ監査役会長(当時)との権力闘争に勝利。当初の予定では25日の監査役会で任期延長が正式決定される
ドイツ政府は23日の閣議で、熱電併給法改正案を了承した。新規助成の対象を二酸化炭素(CO2)排出量の少ない天然ガス利用の設備に制限するとともに、助成総額をこれまでの2倍の年15億ユーロに拡大。ドイツ全体のCO2排出削減に
Ifo経済研究所が24日発表した2015年9月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は108.5となり、前月の108.4(前月発表の108.3から上方修正)を0.1ポイント上回った。同指数の改善は3カ月連続で、If
市場調査大手GfKが24日発表したドイツ消費者景況感指数の10月向け予測値は9.6となり、前月(9月)の確定値(9.9)を0.3ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。節目となるゼロをなおも大きく上回っているものの、
ドイツ連邦統計局が29日発表した9月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0%となり、インフレ率(消費者物価の変動率)はマイナス0.4%となった1月以来の低水準へと落ち込んだ。エネルギーの下落幅が前月の7.6%から9.3
ドイツ連邦統計局が29日発表した2015年8月の輸入物価指数は前年同月を3.1%下回り、1月以来の大きな下落幅となった。エネルギーが29.8%低下し、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは1.6%上昇
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が米国のディーゼル車排ガス規制を回避するためにソフトウエアを使って不正を働いていたことが発覚し、大きな波紋を広げている。当初は米国で販売された約48万台が問題とされていたが、VWは
ドイツ政府は16日の閣議で、公衆無線LAN(ホットスポット)を設置しやすくすることを柱とする法案を承認した。現行法では公衆無線LANの利用者が違法行為を行った場合、同サービスの提供者が責任を問われるため、ホットスポットの
独政策金融機関KfWと欧州投資銀行(EIB)傘下の欧州投資基金(EIF)は17日、ドイツのスタートアップ企業に対する低利融資プログラムを共同実施することで合意した。2015~17年の3年間で総額3,150億ユーロ以上の新
ドイツ連邦統計局が21日発表した2015年8月の生産者物価指数は前年同月を1.7%下回り、3月以来の大きな下げ幅となった。エネルギー価格の下げ幅が前月の同4.1%から5.0%へと拡大し、全体が強く押し下げられた格好。エネ
ドイツ連邦統計局は11日、8月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.2%、前月比がプラスマイナス0%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数カ
ドイツ連邦統計局が11日発表した2015年8月の卸売物価指数は前年同月を1.1%下回り、3月以来の大きな下げ幅となった。石炭・石油製品の低下率が前月の12.1%から14.7%に拡大したことが最大の押し下げ要因。このほか、
エネルギー大手の独エーオンは9日、来年1月に予定する在来型発電事業などの分社化の対象から原子力発電事業を除外すると発表した。当初は原発事業も新会社ユニパーに移管し廃炉などのコストも新会社に負担させる計画だったが、新会社が
1990年10月3日の東西ドイツ統一からほぼ四半世紀(25年)が経過したにもかかわらず、西部地区と東部地区の経済格差は依然として大きいもようだ。最近発表されたデータをみると、東部地区を取り巻く状況は厳しく、Ifo経済研究
ドイツ連邦統計局が8日発表した製造業とサービス業の2015年第2四半期(4~6月)の人件費指数は営業日数調整後の実質で前年同期比3.1%増となり、13年第1四半期(1~3月)以来の高い伸びを記録した。賃金が3.4%上昇し
ドイツ連邦統計局が8日発表した2015年7月の輸出高(暫定値)は前年同月比6.2%増の1,071億ユーロとなり、6カ月連続で拡大した。輸入高は同6.1%の821億ユーロで、貿易収支の黒字幅は前年同月の235億ユーロから2
ドイツ連邦経済省が4日発表した7月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.4%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。4月から6月まで好調だったユーロ圏外が9.5%減と大幅に低下したことが響いた格
ドイツ連邦統計局が8日発表した2015年7月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.9%増となり、2カ月ぶりに拡大した。前月に5.8%減となったユーロ圏外が反動で4.7%増加。ユーロ圏(ドイツを
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は3日に開いた定例政策理事会後の記者会見で、景気と物価の見通しが悪化していることを受けて、必要に応じて量的金融緩和策を拡充する用意があることを明らかにした。量的緩和は2016年9月までに
中東やアフガニスタン、アフリカからの難民急増が政治の大きな焦点となっている。欧州の難民受け入れ体制の限界が露呈しているうえ、難民のかなりの部分がドイツを目的地としているためだ。難民施設への放火が相次ぐなど排外主義の動きが
ドイツ連邦統計局が8月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.2%増なり、インフレ率(物価変動率)は前月と同じ水準にとどまった。エネルギー価格の下落がこれまで同様、物価を押し下げる最大の要因となってい
ドイツ連邦統計局が8月27日発表した2015年7月の輸入物価指数は前年同月比1.7%減となり、下げ幅は3カ月連続で拡大した。エネルギー価格の大幅下落が響いた格好。エネルギーを除いたベースでは2.5%増となり、10カ月連続
ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した8月の失業者数は前年同月を10万6,000人下回る279万6,000人となり、8月としては東西ドイツ統一直後の1991年以来の低水準を記録した。経済の安定が背景にあり、BAのフランク
Ifo経済研究所が25日発表した2015年8月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の108.0から0.3ポイント増の108.3となり、2カ月連続で改善した。市場では中国経済の低迷を受けて同指数が悪化するとの
市場調査大手GfKが21日発表したドイツ消費者景況感指数の9月向け予測値は9.9となり、8月の確定値(10.1)からやや落ち込んだ。中国経済の失速を受けて消費者の間に景気の先行き懸念が出てきたもようだ。ただ、景況感指数の
ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年7月の生産者物価指数は前年同月比1.3%減となり、これまでに引き続き低下した。エネルギーが4.1%減となったことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベースでは下げ幅が0.3
ドイツからロシアへの上半期(1~6月)の輸出高は前年同期比31%減の105億ユーロ弱と大幅に縮小した。欧米の対ロシア経済制裁とそれに伴うルーブル安やロシア経済の低迷が響いた格好。ロイター通信が独連邦統計局のデータをもとに
ドイツのクリスティアン・シュミット食糧・農業相は農業科学メーカーに遺伝子組み換え(GM)トウモロコシの国内販売を自主的に見合わせることを要請する考えだ。国内16州の農相に宛てた文書をもとにロイター通信が24日報じたもので
景気の先行き懸念が出てきた。第2四半期(4~6月)の独国内総生産(GDP)は外需主導で成長率がやや拡大したものの、中国経済の不調を受けて世界の株価は急落。ドイツの主要株式指標であるDAXも大きく落ち込んだ。8月のドイツ企
ドイツ経済が堅調を保っている。DAX(ドイツ株価指数)採用企業の第2四半期(4~6月)の売上高と営業利益(EBIT)はともに同四半期の最高を記録。ユーロ安が強力な追い風となっていることが大きく、国内総生産(GDP)も外需
ドイツ連邦統計局が7日発表した2015年1-6月期(上半期)の輸出高(暫定値)は前年同期比7.0%増の5,953億ユーロとなり、上半期では11年来の高水準に達した。ユーロ安が追い風となりユーロ圏外向けが大きく増加。輸入高
ドイツ連邦統計局が10日発表した2015年6月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.1%減となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。ユーロ圏外が6.0%減少して足を強く引っ張った格好。国内も0.8%縮小
ドイツ連邦経済省が6日発表した2015年6月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.0%増となり、2カ月ぶりに拡大した。大型受注の規模が平均を上回ったことが大きい。部門別では投資財が全体を押
ドイツ連邦統計局が11日発表した7月の卸売物価指数は前年同月を0.5%下回った。下げ幅は前月と同じ。石炭・石油製品が12.1%減となり、これまでに引き続き最大の押し下げ要因となった。このほか、動物(7.9%減)、牛乳・乳
独高級車メーカーのダイムラー、BMWおよびフォルクスワーゲン傘下のアウディは3日、通信機器大手ノキア(フィンランド)のデジタル地図・位置情報サービス部門「ヒア(HERE)」を共同買収することで合意したと発表した。自動運転
ドイツ連邦統計局が7月30日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.2%増(暫定値)となり、上げ幅は前月の0.3%から縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。エネルギー価格の下げ幅が前月の同5.9%から6.2%に拡大
ドイツ連邦雇用庁(BA)が7月30日発表した同月の失業者数は277万3,000人で、前月を6万1,000人上回った。新卒者と職業訓練の終了者が暫定的に失業登録したことで数値が押し上げられた格好。季節要因を加味した実質でも
市場調査大手GfKが7月29日発表したドイツ消費者景況感指数の8月向け予測値は10.1となり、7月の確定値と同水準を保った。7月の数値はギリシャのデフォルトとユーロ圏離脱リスクが高まったことで9カ月ぶりに悪化していが、同
・同一企業内で複数の労使協定が競合する場合、組合員数が最も多い労組と雇用者が締結した協定が他の労組の組合員にも適用(7月10日施行) ・最低賃金の文書記録規制が緩和。月給2,000ユーロ(支給額)超で、過去12カ月間、実
独航空大手のルフトハンザグループが事業見直しの一環としてルフトハンザ本体のエコノミークラスに新たなサービス体系を導入する。ライアンエアなどの格安航空会社(LCC)や中東系航空会社に押されて業績が低迷していることに対応。サ
Ifo経済研究所が27日発表した7月のドイツ企業景況感指数は108.0となり、前月の107.5から0.5ポイント上昇した。同指数の改善は3カ月ぶり。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「ギリシャ問題の緊張がひとまず緩和し
ドイツ連邦統計局が27日発表した2015年6月の輸入物価指数は前年同月比1.4%減となり、下げ幅は2カ月連続で1年前の水準を上回った。エネルギーの下落率が前月の21.2%から23.9%に拡大。エネルギーを除いたベースでは