総合 – 欧州経済ニュース

EUが対ロシア制裁を大幅強化、主要5行の域内資金調達禁止

EUは7月31日、対ロシア追加制裁の対象となる銀行のリストを発表した。ズベルバンク、VTBバンク、ガスプロムバンク、開発対外経済銀行(VEB)、ロスセリホズバンク(ロシア農業銀行)の政府系大手5行で、EU内の企業や個人は […]

7月のユーロ圏インフレ率、0.4%に縮小

EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比0.4%となり、前月の0.5%から0.1ポイント縮小した。これは2009年10月以来の低水準。景気回復の足取りが重く、物価が上が

英がEUからの移民の流入制限強化へ、失業手当給付期間を短縮

英国のキャメロン首相はこのほど、EU加盟国からの移民の流入を制限するため、新たな措置を導入する意向を表明した。総選挙を前に反EU政党に対抗するのが狙いで、移民への失業、児童手当の給付期間を短縮する。 英国ではEUの中東欧

ユーロ圏の雇用緩やかに改善、6月失業率は11.5%

ユーロ圏の雇用が緩やかながらも改善している。EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した6月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、前月の11.6%から0.1ポイント低下。2012年9月以来の低水準に持ち直し

ユーロ圏景況感、7月は小幅改善

欧州委員会が7月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は102.2となり、前月の102.1から0.1ポイント上昇した。市場ではウクライナ危機をめぐるEUの対ロシア制裁強化がユーロ圏経済にも悪影響

EUが対ロ追加制裁を発動、経済制裁や武器禁輸も検討

EUは25日、ウクライナ情勢を受けて対ロシア追加制裁を発動した。ロシアの情報・安全保障担当の高官など新たに15人の個人と18の団体・企業が制裁対象に含まれており、これでEUが発動した資産凍結やEU域内への渡航禁止は87人

ブルガリア首相が辞任、金融スキャンダル引き金に

ブルガリアのオレシャルスキ首相が23日、辞意を表明した。先の欧州議会選での連立与党の敗北で求心力を失っていた政権への批判が、金融スキャンダルで一段と強まり、政権維持が困難と判断したため。ブルガリア議会は24日に首相の辞任

対イラン制裁の一部解除を延長、交渉期限の11月まで

EU加盟国は21日、イランに対する経済制裁措置の一部解除を11月まで延長することで合意した。19日までウィーンで行われていたイラン核問題の最終解決に向けた同国と米英露など6カ国の協議が不調に終わり、今月20日の交渉期限を

ユーロ圏消費者景況感、2カ月連続悪化

欧州委員会が23日発表したユーロ圏の7月の消費者景況感指数(速報値)はマイナス8.4となり、前月の同7.5から0.9ポイント低下した。消費者景況感の悪化は2カ月連続で、4月以来の低水準に後退した。 EU28カ国ベースの同

ユーロ圏の14年予想成長率、1%に下方修正=IMF

国際通貨基金(IMF)は14日発表したユーロ圏経済に関する年次報告書で、圏内の2014年の予想成長率を1%とし、従来の1.1%から下方修正した。15年の予想成長率は1.5%に据え置いた。 ユーロ圏は13年4~6月期に景気

6月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.5%

EU統計局ユーロスタットが17日発表した6月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.5%で、前月と同水準だった。欧州中央銀行(ECB)はデフレ回避のため6月に追加金融緩和を実施

EUが対ロシア制裁を強化、政策金融の新規融資停止へ

EUは16日に開いた特別首脳会議で、ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁を強化することを決めた。緊張緩和に向けたロシアの取り組みが不十分と判断した。個人や企業への制裁を拡大するほか、政策金融機関に対してロシアへの新規融資を

デジタル基盤整備の支出を財政赤字の対象外に、伊首相が提唱

7月にEU議長国となったイタリアが、財政規律をめぐって他の加盟国や欧州委員会と対立している。レンツィ首相は8日、規律を緩和し、デジタル技術のインフラ整備のための歳出を財政赤字に勘定しないことを提唱したが、同日開かれたEU

14年のEU人口は5億741万人、前年から170万人増加

EU統計局ユーロスタットが10日発表した最新の人口動態統計によると、域内28カ国の2014年1月1日時点の総人口(推定値)は5億741万6,600人となり、前年同期から約170万人増加した。うち80万人が移民流入によるも

EUがブルガリアに緊急金融支援、取り付け騒ぎ対応で

欧州委員会は6月30日、EUによるブルガリアへの33億レフ(17億ユーロ)の緊急融資枠拡大を承認したと発表した。ブルガリア政府からの融資枠拡大要請を受けたもので、取り付け騒ぎが起こった大手銀行2行に十分な流動資金を供給す

欧州中銀、金利据え置き

欧州中央銀行(ECB)は3日に開いた定例理事会で、ユーロ圏18カ国の主要政策金利を過去最低の年0.15%に据え置くことを決めた。民間金融機関が手元資金をECBに預け入れる際の金利(中銀預金金利)もマイナス0.1%で維持す

ユーロ圏インフレ率、6月も0.5%

EU統計局ユーロスタットは6月30日、同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比0.5%だったと発表した。前月と同水準の低い上昇率にとどまり、欧州中央銀行(ECB)が上限目標値する2%を9カ月連続で下回った。 分野

ユーロ圏失業率、5月も11.6%

EU統計局ユーロスタットが1日発表したユーロ圏の5月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.6%で、前月と同水準だった。4月は速報値で11.7%となっていたが、11.6%に改定された。(表参照) ユーロ圏では景気回復に伴

欧州議会の議長、シュルツ氏が再選

欧州議会は1日、改選から初の本会議を開き、ドイツ人のマルティン・シュルツ氏(58)を議長に再選した。同氏は2012年1月から議長を務めていた。欧州議会の議長再任は史上初めて。 シュルツ氏は第2会派である欧州社会党グループ

アルバニアがEU加盟候補国に認定、EU入りへ一歩前進

EU加盟国は24日にルクセンブルクで開いた総務理事会で、アルバニアを加盟候補国として認定することで合意した。アルバニアはこれまで3度にわたって拒否された同認定をようやく受け、悲願のEU加盟に向けて一歩前進した。 アルバニ

ユーロ圏景況感指数、6月は悪化

欧州委員会が27日発表したユーロ圏の6月の景況感指数(ESI、標準値100)は102となり、前月の102.6から0.6ポイント低下した。景況感の悪化は2か月ぶり。 ESIはEU内の企業経営者と消費者を対象とした聞き取り調

ウクライナ、27日にEUとの連合協定に署名へ

ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、ベルギーのブリュッセルで27日に開催されるEU首脳会議で、自由貿易協定を柱とする連合協定の経済条項に署名すると発表した。これによりウクライナのEU加盟に向けた動きが加速することにな

1~3月のユーロ圏労働コスト上昇率0.9%、過去最低水準に

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の2014年1~3月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比0.9%となり、同統計が開始された09年1~3月期以降で最低の水準に低下

5月の5月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.5%

EU統計局ユーロスタットが16日発表した5月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.5%で、前月の0.7%から0.2ポイント縮小した。(表参照) 分野別では、エネルギーと工業製

1人当たりGDP、13年もルクセンブルクが1位

EU統計局ユーロスタットは18日、加盟28カ国の2013年の1人当たりGDP(購買力平価換算)統計を公表した。これによると、EU平均を100とした場合の1人当たりGDPはルクセンブルクが264となり、前年に続いて1位とな

ESMの銀行直接支援、枠組みで最終合意

ユーロ圏18カ国は11日、EUの金融安全網である「欧州安定メカニズム(ESM)」が資本不足に陥ったユーロ圏の銀行を直接支援できるようにする制度の枠組みで最終合意した。当該銀行の債務の8%を債権者が免除することなどが条件と

原子力安全指令の改正で合意、安全確保へ規制強化

EUは11日、原子力の安全性確保のための枠組み指令(原子力安全指令)の改正で合意した。東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、原発の安全規制を強化する。 改正指令は、原発の安全性に関する特定項目を選んで6年ごとにストレス

5月のユーロ圏インフレ率、0.5%に縮小

EU統計局ユーロスタットが3日発表した5月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比0.5%となり、前月の0.7%を0.2ポイント下回った。予想を超える縮小となり、2009年11月以来の低水準となった3月の数字に並んだ

4月のユーロ圏失業率、11.7%に低下

EU統計局ユーロスタットが3日発表したユーロ圏の4月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.7%となり、前月の11.8%から0.1ポイント低下した。失業率の低下は4カ月ぶり。なお過去最悪の12%に近い水準にあるが、景気の

ユーロ圏、設備投資・輸出の伸び鈍化

EU統計局ユーロスタットは4日、2014年1~3月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。ユーロ圏のGDPは速報値と同じ前期比0.2%増で、4四半期連続のプラス成長となったものの、伸び率は前期の0.3%から鈍化。設

ECBの銀行監督手数料、年最大1500万ユーロに

欧州中央銀行(ECB)は5月27日、ユーロ圏の銀行の監督をECBに一元化する制度の発足に伴い、各銀行から年最大1,500万ユーロの「監督手数料」を徴収する方針を打ち出した。一般から広く意見を聞いた上で正式決定する。 銀行

ユーロ圏景況感指数、5月は0.7ポイント上昇

欧州委員会が5月28日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は102.7となり、前月の102から0.7ポイント改善した。4月は1年ぶりに悪化したが、再び上昇に転じた。 ESIはEU内の企業経営者と消費

欧州議会選ショック広がる、EU首脳会議が改革で合意

欧州議会選挙で反EU勢力が躍進したことで、EUが危機感を募らせている。EU28カ国は5月27日に首脳会議を開き、EUが選挙結果を受けて、EUが大胆な改革を進める必要があるとの見解で一致。10月に新体制に移行する欧州委員会

欧州議会選で反EU派躍進、仏・英などで1位に

EU28カ国で22~25日に実施された欧州議会選挙(定数751)の開票が25日に始まった。欧州議会の最新集計(26日9時50分現在)では中道右派の欧州人民党(EPP)が得票率28.23%と1位で、最大会派の座を維持する見

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