ポーランド

今年の成長率は2.75%、IMFが上方修正

国際通貨基金(IMF)は15日、ポーランドの今年の国内総生産(GDP)成長率を当初予測の2.2%から2.75%に引き上げた。インフレ率は中銀の目標値に近い2.5%前後で推移すると予想、経済成長の幅は大きいものの金利を引き […]

伊ブレンボ、ポーランドの生産能力拡大

伊自動車部品大手のブレンボは 12 日、ポーランド南部のドンブロバ・ゴルニチャにあるブレーキディスク工場に8,200万ユーロを投資し、2014年までに生産能力を倍増させると発表した。欧州市場でブレーキディスクの需要が拡大

伊ランプレ、クトノに工場建設

プレコート鋼板大手の伊ランプレ・グループは、ポーランド中部ウッジ経済特区のクトノに9,600万ズロチを投じて工場を建設する。ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)が18日明らかにした。 \ 新工場の延床面積は1万8,

鉱工業生産、2月は9.2%増

ポーランド中央統計局が17日発表した2月の鉱工業生産は前年同月から9.2%増となり、8.5%のプラスとなった1月から伸びが加速した。前月比では3.1%の増加だった。欧州の景気回復に伴う輸出の好調が寄与した。 \ 全34業

企業の3割、投資拡大を計画

ポーランド民間企業連盟(PKPP Lewiatan)が2月に実施した企業アンケートによると、「今年は09年よりも投資を拡大する」と回答した企業が34%に上り、「縮小する」の7%を大きく上回った。企業規模が大きいほど、拡大

MAN、バス生産の一部をポーランドに移管

独商用車大手MANは、これまでドイツ東部のプラウエン工場で行ってきた長距離旅客用バス生産の一部をポーランド南東部に位置するスタラホヴィツェ工場に移管するもようだ。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita)』

国内初の原発建設地を決定

ポーランド政府は16日、国内初となる原発の建設地を同国北部のジャルノヴィエツ(Zarnowiec)に決定したと発表した。ジャルノヴィエツはグダニスクの北部、バルト海沿岸にあり、28の候補地の中から建設地に選出された。 \

PGE、09年増収増益

ポーランド電力最大手の国営Polska Grupa Energetyczna (PGE)が16日発表した2009年決算は、売上高が前年比11%増の216億2,300万ズロチ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が37%

ポーランドPGNiG、09年営業益66%増

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が22日発表した2009年通期決算は、営業利益が前年比66.6%増の13億3,377万ズロチに拡大した。純利益は39.0%増の12億361万ズロチ。原料となるロシアからの天然ガス

伊食肉大手、大型と畜施設稼動開始へ

伊食肉大手Bresaole Piniは、3月中にポーランド中部クトノに設立した大型と畜施設を稼動させる。18日付けの現地紙『ビズポーランド』が伝えた。 \ と畜施設は1億ズロチ(3,000万ユーロ)を投じて建設され、処理

韓国の通信大手2社、ポーランド進出を模索

韓国の通信大手2社、KTとSKテレコムがともに、ポーランドの移動体通信市場への参入を狙っている。ポーランド経済紙『Puls Biznesu』が23日付で伝えたところによると、両社はそれぞれ現地企業との提携でポーランド進出

仏サノフィ、ポーランドで第2工場建設を検討

仏製薬大手サノフィ・アベンティスのスペック業務執行取締役は8日、2010年はポーランドに1,000万ズロチ(約250万ユーロ)を投資すると表明するとともに、中長期的に第2工場の建設を検討していることを明らかにした。同日付

ポーランド政府、バイオガス施設建設を助成へ

ポーランド政府が、バイオガスによる熱電供給施設の建設を支援する新たな助成制度の創設を検討している。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita=RZ)』によると、温暖化ガス排出権の売却益を元手に、早ければ今年6

ポーランド国営電力、GE日立と原発建設で協力

ポーランド国営電力Polska Grupa Energetyczna(PGE)は4日、同国初となる原子力発電所建設で、GE日立ニュークリア・エナジーと協力することで合意したと発表した。PGEは3,000メガワット(MW)

銀行大手Pekao、09年は3割減益

ポーランド銀行大手のPekaoが3日発表した2009年通期連結決算(速報値)は、業務利益が前年比16.5%の33億7,980万ズロチ、純利益が31.6%減の24億2,130万ズロチにそれぞれ縮小した。金融危機後の厳しい市

独コメルツ銀、BREの増資を支援

独大手銀行のコメルツ銀行はこのほど、ポーランド子会社BRE Bankの増資に約3億5,000万ユーロを拠出すると発表した。BREはリテール・法人事業の強化や自己資本比率の引き上げを目的に20億ズロチ(約504億ユーロ)の

通信最大手TPSA、09年は4割減益

ポーランドの通信最大手テレコムニカーツィヤ・ポルスカ(TPSA)が2月23日に発表した2009年決算は、純利益が12億8,000万ズロチとなり、前年から41%減少した。売上高は携帯電話の料金引き下げが響き、携帯電話部門が

PKN、シェールガス開発を計画

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは提携先と共同で、国内で「シェールガス」と呼ばれる非在来型の天然ガス開発に乗り出す計画だ。ポーランド経済紙『Dziennik Gazeta Prawna』によると、PKNは石油・ガス採

ポリメックス、組織再編で利益率改善狙う

ポーランドの建設最大手ポリメックス・モストスタルのJaskola社長は2日の記者会見で、組織再編による経営効率化により、2010年の売上高純利益率が09年の3.2%から4%近くに拡大するとの見通しを示した。 \ 一般建造

KGHM、10-12月期営業益は倍増

ポーランドの銅大手KGHMが2月26日発表した2009年10-12月期決算は、営業利益が前年同期比2.2倍増の7億3,090万ズロチ、純利益が2.4倍増の6億61万ズロチに急拡大した。景気回復への期待から銅価格が回復し、

トルコ航空、ポーランドLOT買収で協議

トルコ航空がポーランド国営航空LOTの買収に向け、ポーランド政府と協議を開始したもようだ。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita=RZ)』紙などが2月26日付で伝えた。LOTは経営難が続き、政府が保有株の

石油最大手PKNが黒字転換

ポーランドの石油最大手PKNオルレンが2月25日発表した2009年10-12月期連結決算は、営業利益が3億3,400万ズロチとなり、前年同期の43億2,700万ズロチの赤字から黒字に転換した。純利益も2億8,300万ズロ

石油2位ロトス、09年10-12月期に黒字回復

ポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトス(Grupa Lotos)が2月23日発表した2009年10-12月期決算は、純利益が2億2,360万ズロチとなり、前年同期の8億8,200万ズロチの赤字から黒字に復帰した。

通信大手ネティア、09年の利益4倍の見通し

ポーランド2位の固定通信会社であるネティアは2月22日、2009年の利払い税引き前利益(EBIT)が6,000万ズロチと、前年の1,420万ズロチの4倍強に拡大するとの見通しを発表した。コスト削減策とインターネット事業で

ポーランド鉱工業生産、3カ月連続で上昇

ポーランド経済の回復が軌道に乗ってきたようだ。中央統計局が18日発表した2010年1月の鉱工業生産は前年同月比8.5%増で、昨年12月の同7.4%増を上回る勢いを見せて3カ月連続で上昇した。ブルームバーグが聞いたエコノミ

TVN、衛星放送N買収で営業益38%増

ポーランドの民放最大手TVNが18日に発表した2009年10-12月期決算は、営業利益(EBIT)が前年同期比36%増の3億280万ズロチ、売上高が同15%増の6億8,040ズロチとなった。国内衛星放送第3位「N」の買収

独オペルのポーランド工場、700人を増員へ

米自動車大手ゼネラルモータース(GM)の独子会社オペルが、ポーランドのグリビツェ工場で従業員の新規雇用を進めている。ポーランド経済紙『プルス・ビジネス』が18日、GMポーランド広報の話として伝えた。グリビツェ工場では今年

英ABフーズ、ポーランドに第2工場

英食品大手ABフーズは、ポーランドに第2工場を建設する。ポーランド経済紙『プルス・ビジネス』が17日付で伝えたところによると、同社は1億5,000万~1億9,000万ズロチを投資。「トワイニング(Twinings)」ブラ

経済特区の法改正を議論

ポーランド政府内で、経済特区の関連法改正に向けた議論が活発化している。17日付の日刊紙『ジェチポスポリタ(RZ)』が報じたところによると、財務省はこのほど、経済特区と特区に進出した企業に対する優遇措置を削減する改正案をま

イノバ、道路舗装大手リベットを買収

中東欧を中心に中堅企業(ミッドマーケット)投資を手がけるイノバ・キャピタル(Innova Capital)はこのほど、ポーランドの道路舗装大手リベット(Libet)を買収したと発表した。取引金額は公表されていない。 \

ポーランド、「収れん計画」でユーロ導入時期明示せず

ポーランド政府は8日、ユーロ導入への道筋を示す「経済収れん計画」をまとめ、EUの欧州委員会に提出した。この中で政府は、国内総生産(GDP)比の単年度財政赤字を、今年の6.9%から2012年にユーロ導入の基準値である3.0

グダンスク、極東との直通航路が開通

デンマークの海運大手マースクの北欧州~東アジア航路(通称AE10)の新たな寄航地として、ポーランドのグダンスクが昨年12月から追加され、先月4日に同社のコンテナ船「Taikung」(積載量8,200TEU)がグダンスク港

クラフト、キャドバリー工場の生産移管

米食品大手クラフト・フーズは9日、先ごろ買収で合意した英製菓大手キャドバリーのケインシャム工場(ブリストル近郊)を2011年までに閉鎖し、生産をポーランドに移管すると発表した。 \ キャドバリーは先月、米食品大手クラフト

クレーンリース2社が合併

ポーランドのクレーンリース大手であるEFH Zurawie WiezoweとGastelがこのほど合併を発表した。新会社Gastel Zurawieは総資産が3億ズロチ超で、売上高1億140万ズロチ、純利益1,840万ズ

独化学企業グループ、ポーランド2社買収で交渉

ポーランドの国営持ち株会社ナフタ・ポルスカは3日、国内化学大手のAzotyタルヌフ、ZAK(旧称コンジエジン)の売却について、ドイツの化学・エネルギー企業グループPCCと独占交渉を開始したと発表した。交渉期限は3月22日

石油最大手PKNオルレン、09年第4四半期は赤字

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは2日、2009年10-12月期の最終損益(速報値)が1億ズロチ(3,510万ユーロ)の赤字になったと発表した。精製マージンが1バレル当たり2.2米ドルと、前年同期の7.7ドルから71

スウェーデンのハスクバーナ、ミエレツに工場

スウェーデンの造園・芝生管理機器大手ハスクバーナ(Husqvarna)が、ポーランド南東部のミエレツに工場を建設する。ポーランド週刊紙『ワルシャワ・ボイス』などがこのほど伝えたところによると、同社は新工場に2億5,000

ポーランド化粧品市場、09年10月期で14%拡大

ポーランドの化粧品市場が2009年10月までの1年間で14%拡大したもようだ。日刊紙『ジェチポスポリタ』が市場調査会社MEMRBの調べを引用してこのほど伝えた。大手各社もほぼ売り上げを伸ばしたといい、不況にあって需要の強

ポーランド09年経済成長率、EU唯一のプラス維持

ポーランド中央統計局が1月28日発表した2009年の国内総生産(GDP)成長率はプラス1.7%となった。プラス成長を確保したのは欧州連合(EU)加盟国のうち唯一で、プラス1.6%の市場予測も上回った。政府は今年の成長率予

09年建設許可件数、前年比9%減

ポーランド建設監督局(GUNB)は1月27日、2009年の建設許可件数が前年比9%減の21万2,279件だったと発表した。経済危機の影響で民間投資が冷え込んだ一方、公共事業関連の件数はプラスを確保した。GUNBでは、建設

肥料大手ZCP、生産を削減

ポーランド2位の肥料メーカーであるZaklady Chemiczne Police(ZCP)は1月27日、生産を縮小すると発表した。厳冬の影響でガスの供給量が減少していることを受けた措置で、アンモニアの生産量を17%、尿

トゥスク首相、今秋の大統領選に不出馬表明

ポーランドのトゥスク首相は1月29日、ワルシャワ証券取引所で開いた記者会見で、今秋に実施される大統領選挙に出馬しない意向を表明した。首相は高い支持率を誇り、次期大統領の最有力候補とみられていた。首相の母体政党「市民プラッ

建物オートメーション市場、2010年は20%拡大へ

ポーランドの建物オートメーション市場が、2010年に前年比20%拡大する見込みだ。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita)』が業界大手3社の見通しを引用して伝えた。09年は経済危機の影響で投資が停滞、市場

良品計画、ワルシャワに東欧1号店開店

良品計画はこのほど、生活雑貨や衣料品を扱う小売店「無印良品」を今年3月、ワルシャワで開店すると発表した。同社が中東欧地域で出店するのは初めて。1号店の業績が順調に伸びれば、2012年までにワルシャワ、クラクフで各1店舗追

バッテンフォール、ポーランド投資を延期か

スウェーデンの国営電力会社バッテンフォールが、ポーランドでの投資延期や縮小を検討している。採算面の懸念が大きくなっているためで、2~3カ月後に決定する。ポーランド子会社のJacek Piekacz取締役が、ダウ・ジョーン

ポーランド政府、保有株放出を加速

ポーランド政府が保有株式の放出を急いでいる。財政赤字拡大に歯止めをかけるため、今年は昨年の4倍を超える300億ズロチ(約100億米ドル)を株式売却により調達する方針だ。政府は年明け早々、銅生産で欧州最大手KGHMの発行済

ポーランド航空民営化に3社が名乗り

ポーランド財務省は20日、LOTポーランド航空の民営化計画で、少なくとも3社が資本参加に関心を示していることを明らかにした。会社名は公表していないが、航空や金融グループが名乗りをあげているという。現地報道によると、エール

ポーランド、欧州最大のアウトソーシング拠点へ

ポーランドがアウトソーシング拠点として存在感を強めている。業界団体のABSLが設立した研究機関アウトソーシング・インスティチュート・ファウンデーション(OIF)がこのほど発表した報告書によると、同国のビジネス・プロセス・

英GSK、ポーランドに仏生産の一部を移管

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は、フランスで行っている生産の一部をポーランドのポズナン工場に移管する計画だ。ポーランド経済紙『Dziennik Gazeta Prawna』が6日報じた。 \ GSKポーラン

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