環境

Deutsche Telekom AG―仮想発電所事業に参入―

電気通信大手のDeutsche Telekom(ボン)は11日、分散型エネルギー源のネットワークを統合・制御する「仮想発電所(VPP)」ソリューションの提供を開始すると発表した。熱電併給システム(コジェネ)メーカーMot

First Solar―独工場閉鎖―

太陽電池大手の米First Solarは17日、独東部のフランクフルト・アン・デア・オーデルにある工場を第4四半期に閉鎖すると発表した。業績悪化を受けて打ち出した経営再建計画の一環として実施。マインツにある販売拠点も規模

アイルランド再可エネ大手、バイオ燃料の生産開始

アイルランドの再生可能エネルギー大手エタノール・ヨーロッパ・リニューアブルズのハンガリー子会社パノニア・エタノールは10日、ハンガリーのドゥナフルドヴァール工場でバイオエタノール生産を開始したと発表した。国内産のトウモロ

チェコ国営電力CEZ、原発安全対策を強化

チェコ国営電力CEZがテメリンおよびドコバニの原子力発電所の安全性を強化するため、現行の整備予算25億コルナに20億コルナを2015年までに追加する方針だ。同社の広報が4日、現地日刊紙『Lidove Noviny』に明ら

住宅の省エネ規制強化方針を不動産業界が批判

新築住宅の省エネ規制強化に向けて連邦経済省が作成した2012年エネルギー節約政令原案に対し不動産業界が懸念を示している。業界の頂点団体BSIは13日、住宅の採算が取れなくなると批判。政令原案の修正を求めた。 \ 同原案は

Vestas Wind Systems A/S―中国企業が買収か―

風力発電設備の世界最大手メーカーであるデンマークのVestas(ラナース)を中国企業2社が買収することを検討しているもようだ。デンマーク紙『ユランズ・ポステン』が消息筋の情報として報じた。3社はコメントを控えている。 \

Bilfinger Berger SE―洋上風力発電の土台製造で合弁―

建設大手の独Bilfinger Berger(マンハイム)は10日、洋上風力発電設備用の土台製造でポーランドの鉄鋼大手Crist、同国営投資ファンドMARSと合弁会社を設立すると発表した。3社で約5,000万ユーロを投じ

Eon AG―ゴミ発電子会社の買収に複数企業が関心―

エネルギー大手のEon(デュッセルドルフ)が売りに出しているゴミ発電子会社Energy from Wasteの買収に複数の企業が関心を示しているもようだ。各種メディアが12日報じた。 \ 『フランクフルター・アルゲマイネ

ソーラー助成、今月から減額

独連邦議会は3月29日、再生可能エネルギー法(EEG)改正案を可決した。太陽電池価格の低下を背景に設置コストが下がっていることなどを踏まえ、ソーラー電力の買い取り価格を4月から最大30%減額して新規設置を抑制するとともに

Q-Cells SE―倒産―

太陽電池大手のQ-Cells(ビターフェルト・ヴォルフェン)は3日、会社更生手続きの適用をデッサウ区裁判所に申請した。同社の経営再建計画を無効とする裁判を社債保有者の一部が起こしていることを踏まえた措置。今後は自己管理型

Odersun AG―会社更生手続き申請―

太陽電池モジュール製造のOdersunが会社更生手続きの適用をベルリン・シャルロッテンブルク区裁判所)に申請したことが3月30日、分かった。資金繰りに行き詰ったことが理由。今後は自己管理型の経営再建に向けて新たな投資家を

Nordex SE―赤字転落―

風力発電大手の独Nordex(ハンブルク)が2日発表した2012年決算の最終損益は4,950万ユーロの赤字となり、前年の黒字(2,120万ユーロ)から大幅に悪化した。製品価格の急落やリストラ費用が響いた。同社は経営の安定

Daimler AG―「中国市場向けEVは提携先BYDが生産」―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)は中国市場向け電気自動車(EV)ブランド「Denza」を戦略提携先の比亜迪汽車(BYD)に生産させる意向だ。北東アジア事業を統括するウルリヒ・ウォーカー氏が『フランクフルタ

米I.ペーパー、欧州最大のバイオマス農園設置へ

米製紙大手インターナショナル・ペーパーはこのほど、米投資・資産運用会社グリーンウッド・リソーシズ(GWR)とポーランド北部のポモージェ地方に欧州最大規模のバイオマスプランテーション(バイオマスエネルギー向けの樹木農園)を

Reclay Holding GmbH―同業VFWを買収―

包装材回収事業を手がけるReclayは3月29日、同業のVFWを廃棄物処理事業者のReverse Logistics GmbH(RLG)から買収すると発表した。買収により包装材回収(デュアル・システム)市場で3位に浮上す

RWEとエーオンが英原発プロジェクトから撤退

エネルギー大手の独RWEとエーオンは英国の原発合弁会社Horizonを売却し、同国の原発建設プロジェクトから全面撤退する意向だ。両社が29日、それぞれ明らかにした。 \ Horizonは2009年1月の設立で、英当局が同

Solarhybrid

太陽光発電プロジェクト会社の独Solarhybridが20日、アルンスベルク区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。資金繰りに行き詰ったため。ドイツのソーラー業界は昨年12月にSolon(モジュール製造)とSolar

Solarworld

太陽電池大手の独Solarworldが22日発表した2011年12月期決算の最終損益は2億9,927万ユーロの赤字となり、前期の黒字(8,731万ユーロ)から大幅に悪化した。激しい価格競争の直撃を受けた格好。売上高は19

EUがサメ保護規制を強化、フカヒレ目的の漁禁止

EUは19日、フカヒレを目的としたサメ漁の全面禁止を目指す規制案を承認した。欧州委員会が昨年11月にまとめた現行規則の改正案で、欧州議会の承認を得れば近く導入されることになる。新規則では、捕獲されたサメは本体からヒレを切

EUの排出量取引制度、インドも国内航空会社の参加禁止

インド政府は22日、国内の航空会社がEUの温室効果ガス排出量取引制度に参加することを禁止したと発表した。中国に続くもので、EUの排出規制に対する国際社会の風当たりが一段と強まってきた。 \ EUは1月から、排出規制を航空

Alstom S.A.―風力発電大手Repowerの買収検討か―

重電大手の仏Alstom(ルヴァロワ・ペレ)がインドの風力発電大手Suzlonから独子会社Repowerを買収することを検討しているもようだ。Alstomは風力発電分野で出遅れており、買収が実現すれば競合の独Siemen

中国太陽電池メーカーが人為的に需要引き上げ

中国の太陽電池メーカーが、過剰な生産能力に対処するためにソーラーパークを国外に建設して需要を人為的に創出するケースが急増している。中国国営銀行から融資を受けてドイツなどで建設プロジェクトを立ち上げ、現地子会社を通して親会

森林・農地のCO2吸収算定、共通ルール策定へ=欧州委

欧州委員会は12日、気候変動対策の一環として、森林と農地で排出および吸収される二酸化炭素(CO2)量の算定に関するEU共通ルールを整備することを提案した。 \ EU域内の国土の4分の3を占める森林と農地は莫大な量のCO2

中国がエアバス発注取り消し、EUの排出規制に対抗

欧州連合(EU)が1月から航空業界に適用した温室効果ガス排出規制に域外からの批判が高まるなか、欧州の航空機大手エアバスと同社の親会社EADSは8日、中国政府の意向で同国の航空会社からのエアバス機の発注が取り消されたことを

Microsol―Solon買収でエンドユーザー事業に参入―

アラブ首長国連邦に事業拠点を置くインド系太陽電池セルメーカーMicrosolがエンドユーザー向け事業に参入する。倒産した独太陽電池モジュールメーカーSolonの買収が決まったことで道が開けたためだ。Microsolのアン

「携帯端末にデポジットを」、緑の党の提案に業界団体反発

環境政党・緑の党は7日の連邦議会(下院)で、国内で販売する携帯電話機・スマートフォンに対し10ユーロの保証金(デポジット方式)を課することを提案した。回収・リサイクルを促進することで希少資源を獲得するとともに、一般ごみと

ルフトハンザのバイオ燃料フライト試験、機材に影響なし

ルフトハンザ航空は9日、昨年実施したバイオ燃料のフライト試験が成功裏に終了したと発表した。二酸化炭素(CO2)の排出削減のほか、機材に影響がでなかったことを確認したとしている。 \ 試験を行ったのはハンブルク~フランクフ

触媒による硝酸性窒素除去をリアルタイムで観察

地下水汚染の原因となる硝酸性窒素の新たな除去技術として関心が高まっている合金触媒で、反応のプロセスを実反応条件下で観察することにウィーン工科大学の研究チームが成功した。同触媒の化学反応機構はこれまでほとんど解明されていな

中国がエアバス機の発注取り消し、EUの排出規制に対抗

EUが1月から航空業界に適用した温室効果ガス排出規制に域外からの批判が高まるなか、欧州の航空機大手エアバスと同社の親会社EADSは8日、中国政府の意向で同国の航空会社からのエアバス機の発注が取り消されたことを明らかにした

EUの原発ストレステスト、完了がずれ込み

欧州委員会のエッティンガー委員(エネルギー担当)は6日、EU内の原子力発電所のストレステスト(耐性審査)の完了が予定よりずれ込むとの見通しを示した。最終報告書の提出が予定の6月から「夏前」になるとしている。 \ EUは東

Centrotherm photovoltaics AG―人員削減へ―

太陽電池製造装置メーカーの独Centrotherm(ブラオボイレン)は6日の暫定決算発表で人員削減計画を発表した。顧客の太陽電池業界の低迷とそれに伴う受注のキャンセルを受けた措置で、世界の従業員1,928人のうち約400

Solon SE―インド系企業が買収―

12月に倒産した太陽光発電モジュール製造の独Solonをインド系の太陽光発電セルメーカーMicrosolが買収する。Solonの管財人が6日、明らかにした。 \ Microsolは買収計画を管財人に提出。ベルリンの本社と

晶科能源―独助成金削減への対応に自信―

中国の太陽電池モジュールメーカー晶科能源(Jinko Solar)がドイツ事業の拡大に自信を示している。ドイツ政府は先ごろソーラー電力助成金の削減計画を打ち出したものの、同社のアルトゥーロ・ヘレロ取締役は『ファイナンシャ

Wacker Chemie AG―南京に2工場―

特殊化学大手の独Wacker Chemie(ミュンヘン)は5日、南京工場内にエチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)とポリ酢酸ビニル(PVAc)の生産施設をそれぞれ新設すると発表した。アジア太平洋市場の旺盛な需要に対応する

Hochtief AG―2011年赤字転落―

建設大手の独Hochtief(エッセン)が2月29日発表した2011年12月期決算の最終損益は1億6,030万ユーロの赤字となり、前期の黒字(2億8,800万ユーロ)から大幅に悪化した。豪子会社Lightonでの引当金計

Q-Cells

経営破たんの危機に直面する太陽電池大手のQ-Cellsが6日発表した2011年暫定決算の最終損益は8億4,600万ユーロの赤字となり、前年の黒字(1,900万ユーロ)から大幅に悪化した。太陽電池の市場価格急落と減損処理が

BASFがシェルを提訴、ブラジルの公害訴訟めぐり

化学大手のBASFが石油大手のシェルを相手取って裁判を起こしていることが、1日付『ファイナンシャル・タイムズ(FTD、ドイツ版)』紙の報道で分かった。両社はブラジル北東部のパウリニアで発生した公害問題で合わせて約5億ユー

欧州議会産業委、エネルギー効率指令案を承認

欧州議会の産業・研究・エネルギー委員会は2月28日、EU全体で2020年までにエネルギー効率を20%改善する目標を達成するための具体策を盛り込んだ指令案を賛成多数で承認した。国別に拘束力のある省エネ目標を設定して期限内の

GMが米市場にディーゼル車投入 欧州の技術搭載

米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM) は21日、傘下の乗用車ブランド、シボレーの小型車「クルーズ」で米市場向けにディーゼルモデルを導入する方針を明らかにした。低燃費で環境に優しい自動車への関心が米国内でも高まりつつあ

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