キプロス企業、ルーマニアで太陽電池パネルを生産
再生可能エネルギープロジェクトを手がけるキプロスのRenovatioグループ傘下のリノベーション・ソーラーは、ルーマニア北西部サトゥ・マーレに1,000万ユーロを投じて太陽電池パネル工場を開設した。2日付けの現地紙『ジア […]
再生可能エネルギープロジェクトを手がけるキプロスのRenovatioグループ傘下のリノベーション・ソーラーは、ルーマニア北西部サトゥ・マーレに1,000万ユーロを投じて太陽電池パネル工場を開設した。2日付けの現地紙『ジア […]
ドイツ政府は6~7日にかけての集中閣議で2011年から再開する連邦(国)財政再建の基本案をまとめ上げた。2014年までに財政収支改善で戦後最大の800億ユーロ超を達成する方針。主に税優遇措置の廃止や社会保障費の切り詰めを
欧州連合(EU)の欧州委員会は2日、独電機大手のSiemensと仏国営原子力会社Arevaに対しカルテル捜査を開始したと発表した。両社が2001年に原発合弁会社Areva NPを設立した際の合弁契約に含まれる条項が競争法
エネルギー大手の独RWE(エッセン)は4日、電機大手Siemens、ミュンヘン市エネルギー公社(SWM)と共同で英ウェールズ沖に風力発電パークを設置すると発表した。出力は世界最大の576メガワット。投資総額は20億ユーロ
欧州委員会は2日、仏原子力大手アレバと独総合電機大手シーメンスが民生用原子力技術の分野で結んだ取り決めがEU競争法に違反する疑いがあるとして、本格調査に入ったことを明らかにした。両社は2009年に原子力発電の合弁事業を解
欧州委員会は5月28 日、EU競争法違反の疑いで調査対象となっているチェコの電力会社J&Tグループが、調査を妨害した可能性があるとして、事実関係の究明に乗り出したことを明らかにした。企業は調査に際して欧州委に協
伊セメント大手イタルチェメンティのエネルギー子会社イタルゲンはこのほど、風力発電設備メーカーの伊Leitwindからブルガリアの風力発電会社ガルダウィンドの株式49%を取得したと発表した。買収価格は明らかにされていない。
独シーメンスは5月19日、ロシアのエネルギー関連の2企業と戦略提携を締結した。国営送電網管理会社FGCとは高圧送電網を共同で近代化することで合意し、ガスコンプレッサー製造のZAO Iskra-Avigazとは合弁会社「L
ドイツ連邦統計局が5月28日発表した2010年4月の輸入物価指数は前年同月比+7.9%で、08年8月以来の大きな上げ幅となった。石油価格の上昇が最大の押し上げ要因で、原油・石油製品を除いたコアの同物価上昇率は3.3%だっ
双日は5月31日、ドイツで太陽光IPP(独立系発電事業者)事業に参画したと発表した。完全傘下のソウジツ・ソーラー・ベッツヴァイラー社(Sojitz Solar Betzweiler GmbH)をデュッセルドルフに設立、ド
エネルギー大手の独RWEは電気自動車(EV)用充電スタンドの設置数をドイツ国内だけで年内に1,000カ所に増やす意向だ。自治体やスーパーマーケット、駐車場運営会社などを提携先に選び、スタンド網を拡充していく。現在は計42
燃料電池車(FCV)の実用化・量産化に向けた研究開発が進むなか、水素燃料を供給するステーション網の整備が大きな課題となっている。ヘッセン州燃料電池イニシアチブ(H2BZ)の試算よると、FCVの普及にはドイツ全国で3,00
米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立の原子力事業合弁会社GE日立ニュークリア・エナジーが、ポーランド造船所での原発モジュール生産に意欲を見せている。GE日立の原発プロジェクト担当上級副社長ロデリック氏が5月27日に明
ポーランド電力最大手の国営ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)が5月17日発表した今年1-3月期決算は、売上高が前年比5.2%増の52億7,000万ズロチ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が1.2%増の19
ハンガリーの風力発電会社パノンが、同国北西部バボルナに発電所を建設する。今夏に着工し、9月には稼働する予定だ。設置される風力タービン7基の発電能力は計15メガワットになる。現地紙『24Ora』がこのほど報じた。 \ バボ
欧州委員会は28日、EU競争法違反の疑いで調査対象となっているチェコの電力会社J&Tグループが、調査を妨害した可能性があるとして、事実関係の究明に乗り出したことを明らかにした。企業は調査に際して欧州委に協力する
欧州委員会は26日、オランダ政府が同国のヌオン・エネルギー・ソーシングによる二酸化炭素回収・貯留(CCS)実証プロジェクトに1,000万ユーロの補助金を交付する計画を承認したと発表した。オランダ政府の支援策は方法・規模と
ドイツ連邦統計局が20日発表した2010年4月の生産者物価は前年同月比+0.6%となり、09年2月以来14カ月ぶりに上昇へと転じた。最大の押し上げ要因となったのは石油製品で、23.8%高くなった。ユーロ安も物価上昇の一因
大手白物家電メーカーの独BSH(ミュンヘン)が19日発表した2009年通期決算の営業利益(EBIT)は前年比2.3%増の5億3,400万ユーロ、最終利益も同4.2%増の3億2,400万ユーロに拡大した。経済危機の影響で売
スーパーコンピューター「Aquasar」を60度の温水で冷却しながら運転する実験がチューリッヒ工科大学の研究所で5月6日から始まった。水は空気よりも熱を効率よく蓄え、放出できるため、水冷装置はサーバーやゲーム機にも利用さ
フランスのエネルギー関連サービス大手ダルキアは17日、ポーランドのコージェネレーション(熱電併給)プラント2カ所にバイオマスボイラーを建設すると発表した。事業規模は7,000万ユーロで、2011年末からの稼働を目指す。
欧州の温暖化ガス排出権取引(EU-ETS)に参加しているチェコ企業が2009年に排出した温暖化ガス(二酸化炭素=CO2換算)は7,380万トンとなり、前年から9%減少した。国営の電力市場運営機構(OTE)がこのほど明らか
ウズベキスタンの国営電力会社Uzbekenergoは韓国のエンジニアリング企業Doojinと提携して、国内初の風力発電所の建設を計画している。現地のオンラインニュース『UzDaily.uz』がこのほど報じた。 \ 風力発
欧州議会は19日の本会議で、家電製品を対象とするエネルギー消費効率の表示ルールを定めた「エネルギーラベリング指令」の改正案を賛成多数で可決した。また18日には「建築物のエネルギー性能に関する指令」の改正案を賛成多数で可決
トルコを公式訪問したロシアのメドベージェフ大統領は12日、同国のギュル大統領やエルドアン首相と会談し、エネルギー分野を中心とする協力関係の強化や中東欧和平問題などについて意見を交わした。 \ 今回の首脳会談に合わせ、両国
沈静化していた原子力発電所の稼働期間延長をめぐる与党内の論争が、再燃している。きっかけとなったのは9日に行われたノルトライン・ヴェストファーレン州議会選挙。この選挙で原発稼働延長を目指す与党のキリスト教民主同盟(CDU)
ソーラーインバーター世界最大手の独SMA Solar Technology(ニーステタール)が14日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は3億3,930万ユーロで、前年同期の8,670万ユーロから約4倍
電機大手の独Siemensは17日、太陽熱発電部品メーカーの伊Archimede Solar Energyへの出資比率を従来の28%から45%に引き上げたと発表した。取引価格は非公開。Archimede Solar En
ミュンヘン工科大学(TUM)はこのほど、中国・清華大学(北京)と電気自動車の開発で提携することで合意した。北京市内に新たに研究所を設立し、高性能のバッテリーとモーターの研究開発で協力する。また、産学連携プロジェクトの実施
再生可能エネルギー法(EEG)改正案が6日、連邦議会(下院)で可決された。電力会社が買い取るソーラー電力の価格引き下げと、ソーラー電力の自家利用に対する助成額の拡大が主な改正点。電力会社の買い取り価格低減に対しては野党が
チェコ環境省は5日、京都議定書が定める温暖化ガス排出権(AAU)200万トンを三井物産に追加売却したと発表した。チェコと物産の排出権取引は3度目で、累計の取引量は2,450万トンに達した。同省顧問のドゥシーク氏はブルーム
建設大手のHochtief(エッセン)が洋上風力発電パークの建設に必要なクレーン船のリース事業を強化している。6日にはドイツ最大級の専用クレーン船「Thor」の進水式を実施。主力子会社Hochtief Construct
チェコ国営電力会社CEZが、スロバキアのガス市場への参入を計画している。同社の広報担当者がスロバキア経済紙『Hospodarske Noviny』に語ったところによると、法人向けのガス供給事業から始め、将来的には個人向け
スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は5日、エネルギー管理ソフトメーカーの米Ventyxを投資会社Vista Equity Partnersから買収することで合意したと発表した。将来性の高いスマートグリッド分野の競争力を
電気自動車(EV)の普及台数を2020年までに100万台とする目標を掲げるドイツでEVを量産する大手自動車メーカーはまだない。そうしたなかニッチメーカーのスマイル(所在地アウプ)はこれまでに自社生産の3輪EV「City
独鉄鋼最大手ティッセンクルップの素材開発子会社VDMは、提携先の独エネルギー大手エーオン、日立パワーヨーロッパと共同で次世代発電所向けの新素材を開発した。次世代発電所は蒸気の温度を従来の600度から700度に引き上げて発
フラウンホーファー太陽エネルギー研究所(ISE)の物理学者フランク・ディムロート氏は昨年1月、3層構造の多接合型太陽電池で変換効率41.4%を実現した。従来のシリコン太陽電池の変換効率は20%に満たない。同氏はこの功績を
欧州委員会は4日、独エネルギー大手エーオンに対する競争法上の調査を打ち切ったと発表した。欧州委の警告を受けてエーオンが昨年12月にドイツ国内のガス輸送網を他社に開放する方針を打ち出したのを受けた措置。市場分析の結果、エー
スイスの重電大手ABBは5日、エネルギー管理ソフトメーカーの米ベンティクスを買収することで合意したと発表した。将来性の高いスマートグリッド分野の競争力を強化することが狙い。買収金額は10億ドル超で、支払いは現金で行う。取
ポーランド電力最大手ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)は4月27日、同社が進める国内初の原子力発電所建設で、東芝傘下の米原発大手ウェスチングハウス(WH)と事業化調査で協力することに合意し、覚書に調印したと発表
電気自動車(EV)の分野で世界トップになることを目指しドイツ政府が立ち上げた「エレクトロモビリティ・サミット」の初会合が3日、開催され、メルケル首相を中心に産業界、学会、自治体、消費者団体の代表が活発な意見を交えた。今後
チェコ環境省は4月29日、国営電力CEZが提出していた国内最大の石炭火力発電所であるPrunerov発電所の改修計画を承認した。この計画をめぐっては、緑の党や環境保護団体が、発電所の温暖化ガス排出削減に向けCEZが最善の
エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は4月28日、米国子会社Eon USの電力・ガス事業を米同業PPLに76億ドル(約58億ユーロ)売却すると発表した。Eonは債務の圧縮に向け年内に計100億ユーロの事業の売却方
ルーマニアが京都議定書で定める温暖化ガス排出権(AAU)の売却に本腰を入れる。政府は4月28日までに、排出権売却で得た資金を環境対策に充てる「グリーン投資スキーム」(GIS)を整備。議定書の第1約束期間が終了する2012
ドイツ初の洋上風力発電パーク「Alpha Ventus」が4月27日、公式に運転を開始した。同発電パークは電力大手3社(EWE、エーオン、バッテンフォール)が2億5,000万ユーロを投じて北海沖ボルクム島の北45キロの海
風力発電大手のインドのスズロンは4月28日、欧州子会社で風力タービン製造大手のスズロン・ウィンド・エナジー(SWE)が、独立系風力発電会社の独フォルクスヴィントのブルガリア子会社と合弁会社を設立したと発表した。ブルガリア
フラウンホーファー風力エネルギー・エネルギーシステム研究所(IWES)などの産学研究チームが、メタンガスをエコ電力の貯蔵手段として利用する技術を開発した。再生可能電力によるエネルギーで二酸化炭素(CO2)からメタン(CH
ロシアのプーチン首相は4月30日、南部の都市ソチでウクライナのアザーロフ首相と会談し、ロシア国営ガス企業ガスプロムとウクライナ同業ナフトハズの統合を提案した。これに対してアザーロフ首相は「検討する」と回答。5月の連休が明