電子、電機

マイクロソフト―ドイツテレコムと提携、クラウドで―

IT大手の米マイクロソフトは11日、クラウドサービス事業でドイツテレコムと提携すると発表した。マイクロソフトはクラウド分野で高い競争力を持つものの、米IT企業のクラウドサービスにセキュリティ上の懸念を持つドイツ企業が多い […]

クーカ―VW排ガス不正の影響を懸念―

産業ロボット大手の独クーカ(アウグスブルク)は11日の決算発表で、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題が同社の業績に今後、悪影響をもたらす可能性があるとの見方を示した。VWはクーカの売り上げの7~10%を

シーメンス―16年9月期は増収増益予想、リストラ効果で―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は12日の決算発表で、2016年9月期は売上高と利益がともに増加するとの見通しを示した。景気は低迷しているものの、組織再編が効果を発揮。事業の売買と為替要因を除いた実質の売上高で15年

オスラム、マレーシアにLEDチップ工場建設

照明機器大手の独オスラムは10日、マレーシア北西部のクリムに発光ダイオード(LED)チップ工場を新設すると発表した。市場が急成長する一般照明分野でのシェア拡大が目的で、まず3億7,000万ユーロを投資する。2020年まで

シーメンス、通期決算の純利益36%増

独電機大手のシーメンスが12日発表した2015年9月通期決算の純利益は72億8200万ユーロで、前年同期から36%増加した。白物家電の合弁会社BSHの持ち分と、補聴器子会社の売却による特別利益が収益を押し上げた。売上高は

トプコン―独社に友好的TOB―

光学機器製造のトプコンは6日、眼科医療分野のITソリューション開発、販売、コンサルタンティングを手がける独ifaシステムズに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。同計画はifa経営陣の支持を受けており、トプコン

コンチネンタル―利益率見通し引き上げ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は9日の決算発表で2015年12月期の売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)を従来予測の「約11%」から「11%以上」へと上方修正した。年初からこれまでの業績が好調なた

フォスロー―スペインの機関車事業を売却―

鉄道設備・車両大手の独フォスロー(ヴェードール)は4日、スペインのバレンシアで展開するディーゼル電気機関車事業(レール・ヴィークルズ)をスイスの鉄道車両メーカーであるシュタートラー・レイルに売却することで合意したと発表し

ユングハインリヒ―7-9月期受注15%増加―

フォークリフト大手の独ユングハインリヒ(ハンブルク)が10日発表した2015年7-9月期(第3四半期)の新規受注高は前年同期比14.6%増の7億2,000万ユーロに拡大し、アナリスト予想平均の6億9,200万ユーロを大幅

ウィンコール・ニックスドルフ―純利益92%減に―

ATM、POSシステム大手の独ウィンコール・ニックスドルフ(パーダーボルン)が9日発表した2015年9月通期の営業利益(EBITDA)は2,200万ユーロとなり、前期の1億5,500万ユーロから86%減少した。新興国市場

ユニファイ―仏アトスが買収―

電機大手の独シーメンスと米投資会社ゴアス・グループの合弁会社で通信ソリューションを提供する独ユニファイ(ミュンヘン)を、仏ITサービス大手のアトスが完全買収する。ユニファイは経営が悪化が続いていたことから、親会社2社は売

電機業界受注が9月も増加、景況感は5カ月連続悪化

独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独電機業界の9月の新規受注高は前年同月比5.6%増となり、4カ月連続で拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が20.3%増えて全体をけん引。国内も5.7%伸びた。ユーロ圏外は1.7%

独電子部品市場、今年は約5%成長見通し

独電気電子工業会(ZVEI)は10日、ドイツの電子部品市場規模が今年は前年比5%弱増の190億ユーロ強となり、過去最高を更新するとの見通しを発表した。中東情勢や欧州債務危機、中国経済の失速などリスク要因はあるものの、来年

スマートメーター普及促進へ、法案を閣議決定

ドイツ政府は4日の閣議で、送電網のデジタル化に向けた法案を了承した。スマートメーターの普及促進が狙い。法案は連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)の可決を経て施行される。スマートメーターは電力消費量の見える化や家電との連携

セイコーエプソン―ベルリンなど4都市にオフィス開設―

セイコーエプソンは2日ロンドンで開催した経営戦略に関する説明会で、欧州事業の強化方針を明らかにした。オフィス向けインクジェットプリンターの販売に力を入れ、同分野で主力のレーザープリンターからシェアを奪い取っていく考えだ。

エプソン、欧州4都市に拠点開設

セイコーエプソンは2日、ロンドンで開催した経営戦略に関する説明会で、欧州事業を強化する方針を打ち出した。オフィス向けインクジェットプリンターの販売に力を入れ、同分野で主力のレーザープリンターからシェアを奪い取っていく考え

フィリップスの照明事業売却、米当局が懸念

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は10月26日、同社が予定する照明事業の部分売却に米国安全保障当局が懸念を示していることを明らかにした。詳細は明らかにできないとしている。 フィリップスは3月、LED照明部品と自動車

11月の法令改正

・難民急増に伴う法令改正(10月24日付で施行)   州に対する財政支援強化。難民1人につき月670ユーロを連邦(国)が負担   難民への手当を可能な限り現物支給とし、現金支給を減らす(現金目当ての難民申請を減らすことが

RWE―英に洋上風力発電パーク、シーメンスなどと共同で―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は10月30日、英国に洋上風力発電パークを建設すると発表した。同社は巨額の債務を抱え資金力が乏しいことから、独電機大手シーメンスなど3社と共同出資。自社の投資額を小規模に抑えた。 英東

安川電機、中東欧に産業ロボット工場を設置

安川電機(本社:福岡)が中東欧に産業ロボット工場を設置する。来年初めに立地を決定する予定だ。投資規模は3,500万ユーロで、最大200人の雇用創出が見込まれている。 10月30日付のスロベニア紙が同社トップと政府高官の情

住友電工、モルドバでワイヤーハーネス工場設置を検討

住友電工のドイツ子会社で自動車用ワイヤーハーネス及び関連製品の製造・販売を手掛けるスミトモ・エレクトリク・ボードネッツ(SEBN)が、モルドバ共和国での工場建設を検討している。実現すれば、投資規模は最大で1,700万ユー

シーメンス、ハンガリー4大学に自動化技術の設備供与

電機・システム大手の独シーメンスは10月28日、ハンガリー子会社を通じ、同国の4つの大学に自動化技術の最新設備やシステムを提供すると発表した。将来的な人材の育成が目的となる。 ブダペスト工科経済大学、オーブダ大学、セーチ

フィリップスの照明事業売却、米当局が懸念

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は10月26日、同社が予定する照明事業の部分売却に米国安全保障当局が懸念を示していることを明らかにした。詳細は明らかにできないとしている。 フィリップスは3月、LED照明部品と自動車

ノキア、7~9月の純利益20%減

通信機器大手のノキア(フィンランド)が10月29日発表した2015年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は1億5,200万ユーロとなり、前年同期から20%減少した。中核のコアネットワーク部門が北米、欧州の需要停滞で振るわ

京セラ、トルコの複合機販売会社を買収

京セラの複合機事業である京セラドキュメントソリューションズは10月26日、トルコで販売提携しているビルギタスを買収し、完全子会社化したと発表した。ビルギタスの持つ販売網や政府・大手企業との取引関係を活かし、ドキュメントマ

ドイツテレコム顧客の銀行口座から不正引き出し

ドイツテレコムの携帯電話サービスを受ける顧客の銀行口座から預金が不正に引き出されるケースがここ数週間、相次いでいたことが分かった。『南ドイツ新聞』が広報担当者の確認を得た情報として21日報じたもので、被害者数は2ケタ台の

クリスマスプレゼント、今年の予算は18%増に

コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が27日は発表したクリスマスプレゼントに関する独消費者アンケート調査結果によると、今年のプレゼント予算は平均259ユーロで、前年を18%上回った。雇用の安定や賃金の上

京セラ、トルコの複合機販売会社を買収

京セラの複合機事業である京セラドキュメントソリューションズは26日、トルコ販売提携先のビルギタスを買収し、完全子会社化したと発表した。ビルギタスの持つ販売網や政府・大手企業との取引関係を活かし、ドキュメントマネジメント、

ギーゼッケ・アンド・デブリエント―出資者を模索か―

紙幣などの特殊印刷を手がける独ギーゼッケ・アンド・デブリエント(G&D、ミュンヘン)が出資者を模索しているとの観測が浮上している。経済誌『マネージャー・マガチン』が21日オンライン版で報じたもので、すでに米投資

ドイツテレコム―パブリッククラウドに本格参入―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は23日、不特定多数の利用者を対象とするパブリッククラウド事業に本格参入すると発表した。中国の通信機器大手、華為技術との提携。来年3月に開催される国際情報通信技術見本市「セビット」に合

EVの中古電池を蓄電施設に、ダイムラーなど3社が合弁

電気自動車(EV)の使用済み電池を使って巨大な蓄電施設を作るプロジェクトに、自動車大手のダイムラーなど3社が共同で取り組む。参加企業モビリティ・ハウスのトーマス・ラッファイナー社長がdpa通信に明らかにしたもので、まずは

電機輸出が減速、8月伸び率4.1%に

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した独電機製品の8月の輸出高は129億ユーロだった。前年同月を4.1%上回ったものの、これまでに比べ伸び率は低い。中国などの東アジア諸国やロシア、ブラジル向けが振るわず足を強く引っ

独鉄道設備業界、上期受注が50%以上増加

独鉄道設備業界団体VDBが20日発表した独業界の2015年上半期(1~6月)の新規受注高は前年同期比約52%増の85億ユーロと大幅に拡大した。車両部門が好調で全体が強く押し上げられた格好。売上高は横ばいの52億ユーロだっ

フィリップスの照明事業売却に米当局が懸念

電機大手の蘭フィリップスは26日、同社が予定する照明事業の部分売却に米国安全保障当局が懸念を示していることを明らかにした。詳細は明らかにできないとしている。 フィリップスは3月、LED照明部品と自動車照明事業の資本80.

独情報通信技術市場、今年は1.9%拡大見通し

独情報通信技術業界連盟(Bitkom)は22日、国内情報通信技術市場(娯楽家電を含む)が今年は前年比1.9%増の1,560億ユーロとなり、2年連続で拡大するとの見通しを発表した。通信端末とソフトエアが好調で全体が押し上げ

エリクソン、7~9月期は19%増益

通信インフラ機器大手のエリクソン(スウェーデン)が23日発表した2015年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は31億クローナ(約3億3,000万ユーロ)となり、前年同期から19%増加した。中国、欧州事業の収益が悪化した

ZFフリードリヒスハーフェン―電動車両部門を新設―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは20日、電動車両関連の全事業を新部門「Eモビリティ」に統合すると発表した。環境規制の強化を背景に石油を動力源とする従来型の駆動装置から電気駆動装置への移行が段階的に進むと判

ドレーガーヴェルク―業績見通し引き下げ―

医療・セキュリティ機器大手の独ドレーガーヴェルク(リューベック)は14日、2015年の業績見通しを引き下げた。下方修正は今年2度目。同社はコスト削減プログラム「フィット・フォー・グロース」を昨年、打ち出したばかりだが、今

ビルフィンガー―中核2部門を自立化―

建設・サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は15日、中核事業の「産業向けサービス」と「建築・ファシリティマネジメント」を自立した部門として運営していく方針を明らかにした。収益力の強化に向けた取り組みの一環で、売上

包装廃棄物が10年で10%増加、通販拡大など背景に

ドイツで2013年に発生した包装廃棄物の量は1,710万トンに上り、03年の1,550万トンから10%増加した。野党・緑の党の質問に対し政府が明らかにしたもので、住民1人当たりの量は187.5キログラムから212.5キロ

三菱電機、ポーランド鉄道電機品メーカーに出資

三菱電機は15日、鉄道車両用電機品製造のポーランド企業メドコム(MEDCOM Sp.Z.o.o.)に資本参加すると発表した。欧州の同事業を強化する狙いで、同社の株式49%を取得する。競争当局の承認を経て取引が成立する。

9月生産者物価2.1%下落、2月以来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年9月の生産者物価指数は前年同月を2.1%下回り、2月以来の大きな下げ幅となった。エネルギー価格の下げ幅が前月の同5.0%から6.1%へと拡大し、全体が強く押し下げられた格好。エネ

ウィンコール・ニックスドルフ―ディボールドと合併へ―

ATM、POSシステム大手の独ウィンコール・ニックスドルフと米同業ディボールドは17日、合併計画を発表した。同業界では主要顧客である銀行と流通事業者の投資抑制を受けてハードウエアの販売が低迷していることから、両社は合併を

アディダス―「インダストリー4.0」の工場を開設へ―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は20日、スポーツシューズを全自動で生産する工場を来年ドイツに開設すると発表した。顧客ニーズに迅速対応できる体制を構築。これまでアジアで全面的に委託生産してきた事業

上部へスクロール