2011/3/2

ポーランド

ポーランドの自動車部品メーカー、GMから受注

この記事の要約

自動車の内装用製品を生産するポーランドのグロクリンはこのほど、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に自動車用シートカバーを供給する契約を結んだ。受注規模は8,000万ユーロ(1億1,000万ドル)で、契約期間は5~7 […]

自動車の内装用製品を生産するポーランドのグロクリンはこのほど、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に自動車用シートカバーを供給する契約を結んだ。受注規模は8,000万ユーロ(1億1,000万ドル)で、契約期間は5~7年。自動車業界ニュースサイトの『Automotive World.com』が2月22日報じた。

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グロクリンはポーランド西部にあるグロジスク・ビエルコポルスキ工場で、GM傘下の独オペルの「アストラ」の最新モデル向けにシートカバーを生産し、今年第2四半期から納入を開始する。納入先は、GMのポーランド製造子会社GMMPのグリヴィツェ工場とGM傘下の英自動車メーカー、ボクスホールの英エルズミアポート工場の2カ所。同社は、今回の契約によって初めてGMの一次部品メーカー(完成品メーカーに部品を直接納入するメーカー)となった。

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また、グロクリンは先ごろ、自動車座席システム大手の独カイパーとも2,400万ユーロの供給契約を締結。今年第3四半期から商用車用のシートカバーを納入する予定だ。

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グロクリンはポーランド国内の3カ所(グロジスク・ビエルコポルスキ、カルピツコ、ノバ・スル)に工場を持つ。2004年にはウクライナのウージュホロド工場でも生産を開始した。

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