2011/3/2

ポーランド

プロジェクトマネジメント大手のGastel、風力発電事業で大幅増収を予想

この記事の要約

通信塔や風力発電用タワーの設置などのプロジェクトマネジメントを手がけるポーランドのGastel Zurawieはこのほど、風力発電所サービス業務の売上高が今年、昨年の300万ズロチから1,200万ズロチ前後に急増するとの […]

通信塔や風力発電用タワーの設置などのプロジェクトマネジメントを手がけるポーランドのGastel Zurawieはこのほど、風力発電所サービス業務の売上高が今年、昨年の300万ズロチから1,200万ズロチ前後に急増するとの見方を示した。現地の証券専門紙『Parkiet』が2月24日付で報じた。同社の2010年売上総額は8,800万ズロチだった。

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キヴィエチンスキ副社長は、欧州連合が消費電力に占める再生可能エネルギーの比率を2020年までに20%へ引き上げる方針であることが追い風となると説明。国内の風力発電能力は現在、1,500メガワット(MW)だが、2020年までに7,500MWが追加設置されるとの予測を示した。

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Gastel Zurawieはすでに、風力発電部門に560万ユーロを投資済み。今年は新株発行で資金を調達し、150万ユーロを追加投資する計画だ。(1PLN=28.51JPY)

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