東欧経済ニュース

チェコのガス輸送大手、東部でパイプライン新設

チェコのガス輸送大手NET4GAS(旧RWEトランスガスネット)は、同国南東部にある天然ガスの地下貯蔵施設を結ぶ新たなパイプラインを建設する計画だ。天然ガスの輸入が途絶する事態に備え、地下貯蔵施設からの供給能力を強化する […]

Pegas、09年は純利益4割増

チェコの不織布メーカー、Pegas Nonwovensが18日発表した2009年決算(速報ベース)は、売上高が前年比13.5%減の1億2,340万ユーロ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が1.8%減の3,880万ユ

コニカミノルタのルーマニア子会社、3割増収見込む

コニカミノルタのルーマニア子会社は、今年の売上高を前年比約30%増の1,800万ユーロと見込んでいる。同社のIgnat社長が現地経済紙『ジアルル・フィナンチアル』に語った。同社はこれに先立ち、銀行最大手のルーマニア商業銀

伊マペイ、ブルガリアで生産開始へ

イタリアの建築用接着剤大手マペイが、ブルガリアのルセで今年半ばにも生産を開始する。ブルガリアとルーマニアで本格的に事業展開するほか、欧州連合(EU)向けの輸出拡大を狙う。 \ マペイは昨年末、ブルガリアのワニス・塗料大手

独ヘラー、ルーマニアに2千万万ユーロ投資

独自動車部品大手ヘラーはルーマニアの生産拠点に向こう2年で約2,000万ユーロを投資する。ルーマニア西部のティミショアラ、ルゴジ、アラドにある3工場を拡張する計画で、今年は900万ユーロ、来年は1,100万ユーロを投じる

ルーマニアで鳥インフル発生、EUでは今年初の感染確認

欧州委員会は16日、ルーマニアの家禽飼育場で毒性の強いH5N1型の鳥インフルエンザ・ウイルスの感染が確認されたと発表した。今年に入ってEU内でH5N1型ウイルス感染が確認されたのは初めて。 \ 鳥インフルエンザが発生した

ブルガリア上位行、マケドニアで買収

ブルガリアの中央協同銀行(CCB)はこのほど、マケドニアのStater銀行を買収したと発表した。買収額は590万ユーロ。Stater銀の株式約92%を保有していたアイスランドの投資グループ・マイルストーンに支払い、ほぼ全

米ヴイエムウェア、ブルガリアのR&D拠点を強化

仮想化ソフトウエア大手の米ヴイエムウェアは、ブルガリアの研究開発拠点で人員を強化する。同国で仮想化ソフトへの需要が高まっていることを受け、エンジニアなどを400人増員する。現地ニュースサイト『pari.bg』が伝えた。

コカコーラ、ロシア飲料大手買収へ

米飲料大手コカコーラが、ロシア同業のニダン・ジュースの買収に乗り出している。18日付の日刊紙『コメルサント』によると、コカコーラはすでにニダン親会社の英投資ファンド、ライオン・キャピタルと同社株式の譲渡で合意。ロシア独禁

対アジア小麦輸出拡大に意欲

世界3位の小麦輸出国であるロシアが、アジア市場の開拓に意欲をみせている。政府は中長期的に需要の伸びが予想される穀物を戦略輸出品と位置付け輸出拡大に力を入れており、世界最大の小麦消費市場の一つであるアジアを取り込みたい考え

ネスレのロシア売上高、09年は12%増

食品世界最大手ネスレは、2009年のロシア売上高が570億ルーブル(19億米ドル)となり、前年から12%拡大した。ロシア子会社のドゥ・ルッケール社長が17日明らかにした。ロシア・ユーラシア地域を含めた売上高は628億ルー

ロシア政府、有料道建設企業の資金調達に保証付与

プーチン首相はこのほど、国内で有料道路の建設を計画している建設企業3グループが資金調達のため発行する債券に、政府保証を付与する政令に署名した。ロシア政府がインフラ建設目的の債券に政府保証を付与するのは初めて。資金調達を容

地域電力TGK‐2、中国電力大手と合弁設立へ

ロシア北西部の地域電力会社TGK‐2を子会社に抱える複合企業シンテズは17日、TGK‐2と中国の電力大手・華電国際電力(Huadian)が合弁会社設立で合意したと発表した。合弁会社は2013年までに設立する予定だが、両社

ロシア、医薬品500品目の価格を統制へ

ロシア議会は17日、生活に必須で最重要と位置付けられる医薬品500品目の価格を統制する「医薬品取り扱い法」の議論を大筋でまとめた。3月末までに最終的な承認を済ませるのは確実な情勢で、4月1日から施行する方針だ。 \ ロシ

ズベルバンク、09年純利益は75%減

ロシア銀行最大手で国営のズベルバンクが18日発表した2009年通期決算の純利益は243億9,600万ルーブルとなり、前年から75%減少した。貸し倒れ引当金が前年の4倍に膨れ上がったことが大きく響いた。 \ 期末時点の融資

カザフの銅生産、15年までに24%拡大

カザフスタンのイセケシェフ産業相は17日、同国の銅生産量が2015年までに現在の年間40万トンから約24%拡大し、年間49万5,000トンに達するとの見通しを示した。生産の増加幅は、国内銅最大手カザフミスが2万トン、スイ

入札案件

<入札・提携情報> 東欧における入札・提携案件をお知らせしています \ \ 入札案件: \ \ N1526 ブルガリア:空調設備の調達 \ 入札期限:4月26日 \ コレポン:ブルガリア語 \ 問合せ先:Bulgarsk

業務提携・パートナー求む

T1005  ルーマニア:プレハブメーカーが輸出を希望 \ 問合せ先:SC Simflex SRL, \ Mr. Bernd Bartlog, \ Fdt. Bocsei Nr. 5, 305500, Lugoj, Ro

グルジアで今年130歳の女性が存命?

グルジアで今年130歳になるという女性が“発見”され、話題を呼んでいる。 \ この女性は同国西部Tsalenjikha近郊の村に住むアンティサ・フビチャワさん。グルジア法務当局がこのほど、フビチャワさんを世界最高齢として

中東欧の商業不動産賃貸、09年は大幅減

中東欧で2009年に賃貸された商業用スペースの総面積は150万平方メートル(平米)で、前年の280万平米から大幅に減少したものの、過去10年間で3番目の規模だったことが、米不動産コンサルティング大手クッシュマン&ウェイク

露エネルギー相、競合パイプライン計画との統合拒否

ロシアのシュマトコ・エネルギー相は15日、ロシア産天然ガスを中・南欧に供給するパイプライン「サウス・ストリーム」と、欧州連合(EU)が米国の後援を受けて進める競合計画の「ナブッコ」を統合させる案について、「まったく議論し

EU、ルーマニア・ラトビアに追加融資

欧州委員会は11 日、リーマンショックに端を発した金融危機で大きな打撃を受けたルーマニア、ラトビアへの追加融資を実施した。EU が金融危機に見舞われた非ユーロ圏諸国を対象に実施する金融支援の一環で、融資額はルーマニアが1

仏サノフィ、ポーランドで第2工場建設を検討

仏製薬大手サノフィ・アベンティスのスペック業務執行取締役は8日、2010年はポーランドに1,000万ズロチ(約250万ユーロ)を投資すると表明するとともに、中長期的に第2工場の建設を検討していることを明らかにした。同日付

ポーランド政府、バイオガス施設建設を助成へ

ポーランド政府が、バイオガスによる熱電供給施設の建設を支援する新たな助成制度の創設を検討している。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita=RZ)』によると、温暖化ガス排出権の売却益を元手に、早ければ今年6

DKG-EAST、ナジカニジャに工場棟建設

石油ガス産業向け設備機器を手がけるハンガリーのDKG-EASTが、5億8,200万フォリントを投資して南西部ナジカニジャの中核工場に3,600平方メートルの新工場棟を建設する。8日付けの現地紙『ナピガズダシャーグ(Nap

GE浄水装置製造子会社、ハンガリーに生産移管

米ゼネラル・エレクトリック(GE)の浄水装置製造子会社ゼノンが、カナダで行う生産の一部をハンガリーに近く移管するもようだ。ハンガリーのニュースサイト『Portfolio』などが12日伝えた。移管先はブダペスト西方で同社が

英LGO、ハンガリーから撤退

英国の資源開発会社レニ・ガス&オイル(LGO)はこのほど、ハンガリー事業から撤退したことを明らかにした。採算性の低い事業を整理し、有望な開発事業に経営資源を集中させるため。 \ LGOは2008年4月、英同業アセントから

MOL、イラク北部で油田発見

ハンガリーの石油ガス大手MOLは9日、イラク北部で油田の探鉱に成功したと発表した。声明によると、クルディスタン地域のAkri-Bijeel鉱区に試掘井「Bijell-1」を掘削し、深度3,646~3,831メートルで油ガ

マジャールテレコム、エネルギー小売事業に参入

ハンガリー通信最大手マジャールテレコムは11日、エネルギー小売事業に参入すると発表した。従来の顧客層と広範なネットワークを活かし、収益基盤を拡充するのが狙い。 \ ハンガリーでは昨年7月にエネルギー市場が完全自由化され、

econet、09年で赤字幅拡大

ハンガリーのメディアグループ、econet.huが10日発表した2009年決算の利払い・税・償却前損益(EBITDA)は6億2,700万フォリントの赤字となり、前年の黒字(1億5,900万フォリント)から悪化した。最終損

チェコ、非EU出身者の労働許可発給を厳格化へ

チェコ労働当局が、欧州連合(EU)加盟国以外の国の出身者に対する労働許可発給を厳格化する方針だ。現地紙『Lidove Noviny』が10日付で伝えた。ウクライナやモルドバ、ベトナム出身に多い非熟練労働者が主な対象になる

シュコダ自、13 年に電気自動車量産も

チェコ自動車大手のシュコダは、親会社である独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)と同じ時期に電気自動車を発売する計画だ。シュコブランドを統括するラインハルト・ユング氏が独業界紙『オートモビルボッヘ』に対し、シュコダブラ

シュコダ自、09年販売台数は12%減

独自動車大手フォルクスワーゲンが11日発表したチェコ子会社シュコダ自動車の2009年世界販売台数(中国での合弁会社による販売分を除く)は、前年比11.9%減の55万2,000台に縮小した。売上高も11.7%減の71億ユー

EADS子会社、ルーマニアに工場建設

欧州航空宇宙大手EADSの部品子会社であるPremium Aerotecは4日、ルーマニアに工場を建設すると発表した。工場の建設地であるブラショフ近郊のギンバフ(Ghimbav)で同日、用地の買収契約を締結した。工場は年

フォードのルーマニア工場、生産低調

米自動車大手フォードのルーマニア工場における生産台数が昨年9月の操業開始から今年1月末までで358台にとどまっていたことが、12日付けの現地紙『ジアルル・フィナンチアル』の調べでわかった。 \ フォードは2008年、ルー

ファブリオ、シェア拡大へ意欲

ルーマニアのワニス・塗料大手、ファブリオ・コーポレーションがこのほど明らかにした2009年の売上高は1億5,090万レウとなり、前年を7%下回った。同業界の市場規模が経済危機を受けて約2割縮小したとみられるなか、減収幅を

ゴレニエ、20年ぶり赤字転落

スロベニアの大手家電メーカー、ゴレニエは11日、2009年決算の最終損益(連結、速報ベース)が1,220万ユーロの赤字となったと発表した。欧州全域に及んだ需要減退の直撃を受け、前年の1,020万ユーロの黒字から約20年ぶ

クロアチア建設大手、風力発電所を計画

クロアチア建設大手Dalekovodが、国内の数カ所で風力発電所の建設を計画している。まずアドリア海に面した都市ザダル近郊のGracacに最初の発電所を建設する予定で、このほど仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルのクロアチア子

セルビア菓子生産量、09年に3.9%減少

セルビア商工会議所(PKS)がまとめた2009年の国内菓子生産量は12万7,500トンで、前年から3.9%減少した。景気後退による菓子需要の減少が響いた。ただ、食品産業全体の生産量が7.2%のマイナスとなったのと比べ、菓

ラトビア中銀が利下げ

ラトビア中央銀行は11日、政策金利であるリファイナンス金利を0.5ポイント引き下げ年3.5%とした。今年に入って初めての利下げで、翌日物預金金利も1%から0.5%に引き下げたほか、新たに金利1%の7日物預金ファシリティを

ロシア、新車販売の不振続く

ロシアの自動車業界団体である欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2月の新車販売台数は9万1,922台で、前年同月から32%減少した。1-2月では前年同期比34%減の16万5,862台。販売台数がほぼ半減した昨年と比べ

日産、SUV「ムラーノ」をロシアで生産へ

日産自動車は、クロスオーバーSUV「ムラーノ」をサンクトペテルブルク工場で2011年から生産する。11日付のロシア経済紙『ベドモスチ』が同社代表の話として伝えた。「ムラーノ」の日本国外での生産は初めて。生産規模は「市場動

損保ジャパン、アリアンツ露子会社と業務提携

損保ジャパンは11日、独保険大手アリアンツのロシア子会社ロスノと業務提携契約を締結したと発表した。損保ジャパンはロスノのモスクワ本社内に「ジャパンデスク」を設置。日系企業向けサービスの充実を図る。 \ 「ジャパンデスク」

給油所の買収・新設に制限

ロシア政府は、石油小売市場における公正な競争を確保するため、一定以上のシェアを有する企業が新たにガソリンスタンドを建設したり、他社のガソリンスタンド網の買収を禁じる法案を準備中だ。10日付けの『モスコウ・タイムス』が報じ

ガスプロムネフチ、09年は大幅減益

ガスプロムの石油子会社ガスプロムネフチがこのほど発表した2009年通期決算は、売上高が前年比29%減の241億6,600万米ドル、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が31%減の59億7,700万米ドルとなった。原油・

ロシア肥料大手、インド2社と長期供給契約

リン酸系肥料でロシア最大手のフォスアグロは12日、インドの肥料大手2社と長期供給契約を結んだ。2012年までの3年間にわたり、リン酸二アンモニウム(DAP)を年約130万トン供給するもので、取引金額は15億米ドル。インド

ウクライナで新内閣発足

ウクライナ議会は11日、ミコラ・アザロフ元副首相兼財相を首班とする新内閣を賛成多数で承認した。アザロフ新首相は内閣発足が決まった後の議会演説で、昨年11月から凍結されている国際通貨基金(IMF)の金融支援早期再開を目指す

国際帝石、アゼルバイジャン領カスピ海域で追加開発

国際石油開発帝石ホールディングスは9日、英石油大手BPなどと共同開発するアゼルバイジャン領カスピ海域のACG鉱区で、大規模な追加開発計画がアゼルバイジャン政府により承認されたと発表した。国際帝石はBPなどとともに計60億

入札案件

<入札・提携情報> 東欧における入札・提携案件をお知らせしています \ \ 入札案件: \ \ N1520 ロシア:フローサイトメータの調達 \ 入札期限:4月2日 、納期:12月31日 \ コレポン:ロシア語 \ 問合

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