ウクライナ、11年成長率は5%
ウクライナ経済が順調に回復に向かっている。アザロフ首相は11日、2011年の実質GDP成長率が前年の4.2%を上回る約5%に達したと発表した。名目国内総生産(GDP)は暫定ベースで1兆1,170億フリブナに上った。第3四 […]
ウクライナ経済が順調に回復に向かっている。アザロフ首相は11日、2011年の実質GDP成長率が前年の4.2%を上回る約5%に達したと発表した。名目国内総生産(GDP)は暫定ベースで1兆1,170億フリブナに上った。第3四 […]
ベラルーシ統計局は10日、2011年のインフレ率が過去最高の109%に達したと発表した。 \ 2011年12月の消費者物価指数は前年同月比で208.7%上昇。工業製品価格指数、食品価格指数もそれぞれ249.4%、225%
太陽光発電を手がけるオーストリアのアクティブ・ソーラー(Active Solar)は12月28日、ウクライナ・クリミア半島にあるペロボに定格出力100メガワット(MW)の太陽光発電所(メガソーラー)を完成させたと発表した
ウクライナの主力産業である鉄鋼業が、2008年のリーマンショックに端を発した世界金融危機の打撃から着実に回復している。業界情報サイトSteelOrbisによると、2011年の鉄鋼製品の生産高(速報ベース)は3,037万3
ロシア、ベラルーシ、カザフスタンは1日、統一経済圏を発足させた。2010年7月の関税同盟に続くもので、労働力と資本の移動を自由化し、経済統合をさらに一歩進める。 \ 3国は経済統合を発展させ、他の旧ソ連諸国を加えた「ユー
景気回復による投資活動の活発化や賃金上昇で、カザフスタンの化学製品需要が拡大している。しかし、国内生産では需要がまかなえず、多くを輸入に頼っているのが現状だ。石油化学、化学肥料、後発医薬品、プラスチック管など一部の産業分
欧州連合(EU)は19日、ウクライナのEU加盟の前段階となる「連合協定」への署名を延期することを明らかにした。キエフで開かれたEU・ウクライナ首脳会議で伝えられた。ティモシェンコ前首相の有罪判決に代表される同国の「政治的
カザフスタン政府は、イタリア炭化水素公社(ENI)や英BGグループなどが権益を持つカザフ北西部のカラチャガナク油田について、権益の10%を取得することで最終合意した。ミンバエフ石油ガス相が14日、明らかにした。 \ カラ
カザフスタン最大の都市アルマトイで1日、同国初の地下鉄が開業し、ナザルバエフ大統領など要人が出席して記念式典が行われた。中央アジアで地下鉄が開業するのはウズベキスタンのタシュケントに次ぐ2例目で、ソビエト連邦崩壊後では初
ウクライナでは2012年のサッカー欧州選手権(ユーロ2012)開催を前に、高速電車の導入計画が進んでいる。完了すれば、首都キエフと主要3都市を結ぶ列車の乗車時間が大幅に短縮される。 \ ウクライナ国営鉄道は昨年12月、韓
ウクライナのアザロフ首相は11月28日、2012年の経済成長見通しを下方修正すると発表した。世界的な景気の減速で、同国の経済を支える鉄鋼などの輸出が低迷することが予想されるため。 \ ビジネス会合に出席したアザロフ首相は
ウクライナの農業省はこのほど、今年の穀物収穫量が11月25日現在で5,600万トンとなり記録を更新したと発表した。好天に恵まれたことと、とうもろこしの作付面積を拡大したことが奏功した。 \ 同省によると、とうもろこしの収
トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領は23日、訪問先の中国で胡錦濤国家主席と会談し、中国へのガス供給を拡大する契約を締結した。現地の英字新聞『チャイナ・デイリー』がベルディムハメドフ大統領の話として報道したところに
ドイツ風力発電設備メーカーのフーアレンダーが、ウクライナ東部ドネツク地方にあるクラマトルスク重機工場で同国市場向けにタービンを製造する。大手の風力発電機メーカーがウクライナで現地生産に乗り出すのは、デンマークのベスタスに
韓国・現代自動車がウクライナで小型バスとピックアップトラックの生産を計画している。同社は現在、ウクライナ政府と同計画について交渉をすすめており、ボリス・コレスニコフ副首相によると、12月半ばにも契約締結が実現する見通しだ
太陽光発電を手がけるオーストリアのアクティブ・ソーラーは10月後半、ウクライナ南部クリミア半島で進めていた大規模な太陽光発電プラント建設プロジェクトの最終工期を終えた。同プロジェクトは4工期にわたっており、第3工期までに
アゼルバイジャン国営石油(SOCAR)は2日、同国で産出する天然ガスをトルコ経由で欧州に輸送するパイプラインを建設するプロジェクトで、トルコの国営パイプライン会社Botas Boru Hatlari lle Petrol
ウクライナの今年度(2011年7月~12年6月)の穀物輸出量が伸び悩んでいる。ウクライナ政府は、今年の穀物の予定収穫量5,300万トンのうち過去最高の2,700万トンを輸出することを計画しているが、目標達成は容易ではなさ
ウクライナ議会は21日、穀物の輸出関税を一部撤廃した。同国は12月末までの時限措置として、7月1日から小麦、大麦、トウモロコシの輸出関税を導入した。関税率は小麦で9%(1トン当たり最低17ユーロ)、大麦で14%(同23ユ
ウクライナ最高会議は18日、夏と冬の時間移行制を廃止する決議を無効とする決議を採択した。これにより、時間移行制は維持され、これまでどおり10月最終日曜日から冬時間(グリニッジ標準時プラス2時間)に移行する。 \ 最高会議
カザフスタンが再生可能エネルギー開発に動き出した。現地通信社『カザフスタン・トゥデイ』が先ごろジャクサリエフ産業・新エネルギー副大臣の発言として報じたところによると、政府は2014年の稼働開始に向けて風力発電所建設プロジ
2009年の経済危機で急転落したウクライナの乗用車市場に回復の兆しが見えてきた。新車販売台数は2009年の前年比72%の激減に続き、昨年も3%減少したが、業界の暫定的予測によると、今年は約15%増の19~20万台の販売が
東芝は9月29日、カザフスタンの国営資源企業のカズアトムプロムと、レアメタル・レアアースの研究開発・製造販売で合弁会社「KTレアメタル」を設立したと発表した。出資比率はカズアトムプロムが51%、東芝が49%。認可資本は7
英石油大手BPは、ノルウェー同業スタットオイル、アゼルバイジャン国営石油(SOCAR)と、アゼルバイジャン産の天然ガスを欧州に運ぶ「サウスイースト・ヨーロッパ・パイプライン」の建設を計画している。9月27日付けフィナンシ
天然ガス供給をめぐるロシアとウクライナの交渉で、ロシアが2009年の供給契約の見直しを求めるウクライナに譲歩する姿勢を示したもようだ。ウクライナのアザロフ首相は26日、ロシアと契約見直しで合意したと発表。27日には、10
ウクライナ核燃料公社は13日、ロシア核燃料大手トベル(TVEL)との間で、核燃料棒を生産する合弁会社の設立に関する協定に調印したことを明らかにした。合弁会社への出資比率は、ウクライナ燃料公社が50%プラス1株、トベルが5
仏石油大手トタルは9日、アゼルバイジャンのカスピ海沖で大規模なガス田を発見したと発表した。フランスをはじめとする欧州連合(EU)諸国は将来的にカスピ海産ガスの輸入を大幅に増やしたい考えで、今回のガス田発見に大きな期待を寄
ウズベキスタンが高速鉄道網の整備に意欲的だ。独日刊紙『NfA』が現地オンライン情報ポータル『uzdaily.uz』の情報として伝えたところによると、同国の国営鉄道Uzbekiston Temir Iullariは、201
ウクライナ政府は、同国初の液化天然ガス(LNG)ターミナルの建設に向けた事業化調査の競争入札で、5社を最終候補に選定した。投資・国家プロジェクト管理庁のウラデスラヴ・カシキフ長官が8月29日、記者会見で明らかにした。 \
韓国の李明博大統領がカザフスタンを訪問した25日、両国間で2件の大型プロジェクト契約が締結された。李大統領は2008年の就任以来毎年、カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談しており、09年には戦略パートナーシップの強化で
ウクライナ政府が再生可能エネルギーの利用拡大を進めている。電力市場の規制当局であるNKREによると、今年の再可エネ由来の国内発電量は約3億キロワット時(kWh)になる見通し。同量は国内総発電量のわずか0.15%にすぎない
ウクライナの石油・天然ガス生産高が、7~10年以内に輸入の必要がなくなるほどの規模に達する可能性がある。国立地質学・地下資源サービスのスタビツキ所長が現地通信社『インターファックス』のインタビューで明らかにした。2010
ロシア最大手銀行ズベルバンクがドイツ銀行と共同で、世界3位のベラルーシ国営肥料メーカー、ベラルーシカリに総額20億米ドルの融資を実施する。ズベルバンクのグレフ総裁が5日、プーチン大統領に報告した。融資の担保として、ベラル
アゼルバイジャンの国営石油会社SOCARが中東欧での新たな市場開拓に動き出した。SOCARのBeylarbayov副社長代理は、チェコとスロバキアの業界関係者との交渉が始まったことを明らかにすると同時に、「(石油供給への
ベラルーシ政府が国営企業7社の売却に向けてロシア企業との交渉に入っている。ロシア、カザフスタンなどと結成したユーラシア経済共同体からの融資条件として、民営化を義務付けられたためで、共同体構成国に優先して売却する意向だ。ガ
マレーシア国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は12日、トルクメニスタン領カスピ海沖の天然ガス田におけるガス採掘を開始した。同国のカスピ海底鉱区でガスの商業生産が行われるのはこれが初めて。ベルディムハメドフ
ウクライナの自動車最大手ウクルアフトの傘下にあるザポリジナヤ自動車工場(ZAZ)の今年上半期の生産台数は2万8,305台となり、前年同期の1万5,950台から77.5%増加した。そのうち輸出台数は65%増の1万4,113
ロシアの電力大手Inter RAOは2日、ベラルーシへの電力供給を再開した。同社はベラルーシの電力料金未払いを理由に6月29日から供給を停止していたが、同国政府が4、5月分の未払い額、12億ルーブル(4,248万ドル)を
アゼルバイジャンが欧州アジア幹線鉄道の建設に向け、グルジアに5億7,500万米ドルの融資を実施する。地域紛争で対立するアルメニアを迂回した幹線を整備する目的だ。2013年の開業が予定されている。 \ 1日調印された融資契
モンゴル政府は4日、同国南東部にあるタバン・トルゴイ炭鉱開発の国際入札について、三井物産と中国の神華能原の合弁、米ピーボディー・エナジー、国営ロシア鉄道(RZD)が主導する企業連合の3陣営を共同開発企業に仮決定したと発表
ロシアなど旧ソ連6カ国が加盟するユーラシア経済共同体(EAEC)は21日、通貨危機に直面しているベラルーシへの支援の第1弾として8億米ドルを融資した。ロシアのクドリン副首相兼財務相が同日明らかにした。 \ ベラルーシでは
中国の胡錦涛国家主席は20日、訪問先のウクライナでヤヌコビッチ大統領と会談し、戦略的協力関係の樹立と深化を内容とする共同宣言に調印した。国家主権の維持と領土保全における相互協力をはじめ、平和的外交、政府高官レベルでの交流
欧州復興開発銀行(EBRD)は20日、工業ガス世界2位の仏エア・リキードのウクライナ子会社ALUに8,500万ユーロを融資すると発表した。ALUはウクライナの金属最大手Metinvestの鉄鋼子会社Yenakievo I
欧州連合(EU)は20日の外相会議で、1月末に発動した対ベラルーシ経済制裁を厳格化することを決定した。国営企業3社と墺銀行大手ライフアイゼンの同国子会社が新たに取引停止とEU域内の資産凍結の対象に加えられたほか、武器禁輸
太陽光発電を手がけるオーストリアのアクティブ・ソーラーは6日、ウクライナ南部クリミア半島オホトニコボで太陽光発電プラントが完成し、稼動を開始したと発表した。同社にとっては、同じくクリミア半島のロドニコボエに設置したプラン
ウクライナ国家エネルギー規制委員会(NERC)は9日、ドネツク地方ベジミアニ村の近くに位置するノボアゾフスキー風力発電所の固定買取価格(フィードインタリフ)を決定した。インタファクス・ウクライナ通信が報じたが、具体的な価
中国輸出入銀行は、中国とベラルーシが共同で行う3件のプロジェクトに10億5,800万米ドルを融資する。ベラルーシのKosik副首相が14日、発表した。同資金は、両国の共同プロジェクトである、パルプ工場建設と送電網、鉄道網
中国の胡錦濤国家主席は13日、訪問中のカザフスタンでナザルバエフ大統領と会談し、原子力の利用や、ソーラー、風力発電など再生可能エネルギー分野での協力を進めることで合意した。両国関係の緊密化を図る戦略の一環で、中国にとって
清水建設は10日、アルメニアで実施しているクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトを通して、二酸化炭素(CO2)排出権を獲得したと発表した。同プロジェクトでは、エレバン市にあるヌバラシェン埋立処分場の有機性廃棄物から
経済的混乱に揺れるベラルーシは危機の打開に向けて、ロシア、カザフスタンなど旧ソ連6カ国から成るユーラシア経済共同体から30億米ドルの融資を受ける。期限は10年。ただ、危機の克服には総額90億ドルの資金が必要とみられており