ロシア

ロスネフチ、Q2は11%増益

ロシアの石油最大手ロスネフチが7月29日発表した今年4-6月期決算は、純利益が28億3,000万米ドルとなり、前年同期から10.8%増加した。ただ、輸出関税の優遇措置撤廃で原油価格の上昇分が相殺され、増益幅はロイター通信 […]

ロスネフチ民営化―政府、出資シェア15%を来年売却

ロシア政府が国営石油会社ロスネフチの売却を計画している。経済開発省のウバロフ資産管理部長によると、政府は発行済み株式の15%を放出する考えという。現状の市場価格に基づくと、売却価格は140億米ドルにのぼり過去最大規模の資

ロシア製造業PMIが50切る、外需縮小で

英大手銀行HSBCと調査会社マーキット・エコノミクスが1日発表したロシアの7月製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は49.8となり、前月から0.8ポイント低下した。2009年12月以来で初めて、景気判断の分か

イスラエル食品大手、CISコーヒー事業を強化

イスラエルの食品大手シュトラウスグループは7月31日、コーヒー子会社のStrauss Coffeeを通じ、スイスのコーヒー販売会社Sucafinaから「アンバサダー」ブランドを買収すると発表した。ロシア・独立国家共同体(

北京汽車、AMSアフトと合弁設立

中国5位の自動車メーカー、北京汽車集団はこのほど、ロシア同業AMSアフトと商用車の生産を手がける合弁会社BAW-RUSモートモーティブを設立することで正式に合意したと発表した。ロシア南西部ウリヤノフスクに新工場を建設し、

ルノー、モスクワ工場がフル稼働

仏自動車大手のルノーは21日、ロシアで自動車の需要が増大していることに対応し、モスクワ近郊にある工場を年産16万台のフル稼働体制で操業していると発表した。また、現地最大手のアフトワズにルノーおよび日産ブランド車の生産を委

伊ピレリ、ロシア現地生産に大型投資

世界第5位のタイヤメーカーであるイタリアのピレリは25日、ロシアの提携パートナー、ロステクノロジーと合弁会社を設立し、現地生産体制を整えることで合意した。成長市場に生産を移管する戦略の一環だ。利ざやの大きい高価格帯のスノ

独エーオン、ロシアで新発電ブロックが稼働

独エネルギー最大手エーオンが北西シベリアのスルグト火力発電所に新設した発電ブロック2基が25日に正式に稼働し、現地で記念式典が行われた。式典ではロシアのプーチン首相がビデオを通して、エーオンの投資に感謝するとともに、今後

ルクオイル、シエラレオネで鉱区開発

ロシア石油大手のルクオイルが西アフリカで事業を拡大する。同社はこのほど、大西洋に面したシエラレオネの海底鉱区の権益49%を英Oranto Petroleumのナイジェリア子会社から取得した。2013年までに試掘井1本を掘

ロシア石油3位のTNK-BP、アマゾン川流域の開発権取得へ

英石油メジャーBPのロシア合弁会社TNK-BPは18日、ブラジルの油田探鉱会社ペトラ・エネルギアからアマゾン川流域21鉱区の権益45%を取得することで基本合意したと発表した。国外事業を拡大する戦略に沿うもので、消息筋によ

ロシアLNGプロジェクト、仏トタルの権益取得を政府が承認

ロシア政府は20日、同国北部ヤマル半島の液化天然ガス(LNG)プロジェクトの権益20.5%を仏石油大手トタルが取得することを承認した。トタルは、同プロジェクト(ヤマルLNG)で51%の開発権を握るロシアの独立系ガス最大手

独EnBW、露ガス大手ノバテクと提携交渉

独エネルギー大手のEnBWが、ロシアの民間天然ガス大手ノバテクと提携交渉を進めている。独経済紙『ハンデルスブラット』によると、交渉は順調に進んでいるもよう。また、 \ EnBWの地元紙『シュツットガルター・ツァイトゥング

ロシア鋼管メーカー、レアアース鉱床の権益30%を買収

ロシアの鋼管メーカーであるチェリャビンスク(ChelPipe)はこのほど、シベリアのレアアース(希土類)鉱床を所有するテクノインベスト・アライアンスから、同鉱床の権益30%を1億1,500万米ドルで買収したと発表した。中

ロシア、レアアースの共同開発をドイツに提案

ロシアは天然ガス、石油だけでなくレアアースの開発事業でもドイツとの提携を検討している。両国の定期政府間協議「ペテルブルグ対話」の一員としてドイツを訪問したロシアのヴィクトル・ズブコフ第1副首相は19日、「ロシアにはハイテ

6月の失業率6.1%・08年8月以来の低水準に

ロシア連邦国家統計局が19日発表した国際労働機関(ILO)基準に基づく2011年6月の失業率は6.1%と、08年8月以来の水準に改善した。失業者数は461万2,000人で、前月から5%減少した。一方、職業安定機関(雇用セ

ロシア大統領選、来年3月4日に

ロシアの中央選挙委員会は21日、次期大統領選挙の日程を来年3月4日に決めたと発表した。これに先立つ19日、メドベージェフ大統領は出馬するかどうかを近いうちに明らかにすると発表したが、これまでのところ候補者は未定だ。 \

ロシア2位銀行のVTB、1-3月期に71%の大幅増益

ロシア銀行2位で国営の外国貿易銀行(VTB)は18日、今年1-3月期の純益が前年同期比71%増の260億ルーブル(9億2,300万米ドル)に急増したと発表した。景気回復を背景に、法人・投資銀行事業が好調に推移した。好業績

メドベージェフ大統領、民営化強化を指示

ロシアのメドベージェフ大統領は11日、政府による国営企業の民営化計画があまりにも保守的であるとの認識を示し、計画の見直しを指示したことを明らかにした。 \ 大統領は同日開かれた企業家との懇談会で、「政府の民営化計画は控え

「政府は売却急ぐべきでない」=アエロフロートCEO

ロシアの国営航空会社アエロフロートのサベリエフ最高経営責任者(CEO)は、政府が計画している同社の売却について、2014年以降か他社の航空事業との合併計画が完了するまで先送りすべきであるとの考えを示した。12日付けのロイ

ロシア新車販売、上半期は56%増 

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2011年上半期(1~6月)の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は123万5,442台となり、前年同期に比べ56%増加した。6月単月でも前年同月比40%増の24万6,429

セベルスタリ、米政府から7.3億ドルの融資獲得

ロシア鉄鋼大手セベルスタリは14日、北米事業の強化のため、米国政府から7億3,000万ドルの融資を取り付けたと発表した。米政府が環境負荷の少ない自動車の生産促進を目的に2008年に立ち上げた支援プログラム「先端技術車両製

独RWE、ガスプロムと戦略提携で基本合意

エネルギー大手独RWEは14日、ロシア国営天然ガス会社ガスプロムと戦略提携することで基本合意したと発表した。西欧諸国で火力発電事業を共同運営する。RWEには投資資金の圧縮、ガスプロムには西欧電力市場への参入という狙いがあ

ハイデルベルグセメント、モスクワ近郊に新工場

独セメント大手ハイデルベルグセメントのロシア新工場が13日、落成した。モスクワから約150キロメートル離れたノグロフスキーに完成した工場「トゥラセメント」は年間200万トンの生産能力を備え、国内最大規模のセメント工場とな

ズベルバンク、スコルコボに最大8億ドル投資

ロシア最大の銀行であるズベルバンクは12日、モスクワ近郊スコルコボで計画されている技術革新センターに最大で8億米ドルを投資することで、スコルコボ・センターの建設・運営に当たる「スコルコボ開発基金」と合意、覚書を交わした。

乗用車大手のソレルス、上半期に51%増産

ロシア2位の乗用車メーカーであるソレルスは7日、今年上半期の乗用車・小型商用車販売台数が5万2,430台となり、前年同期から53%増加したと発表した。 \ 受託生産している双竜ブランド車の販売台数は84%増の9,107台

独コンチネンタル、ロシアに大型投資

ドイツ自動車部品大手のコンチネンタルは5日、ロシアに2億2,600万ユーロを追加投資すると発表した。ロシアにおける自動車部品の需要拡大に応えるのが目的。2億2,000万ユーロをかけてカルーガ地方にタイヤ工場を新設するほか

中国PFTメーカー、カルーガで工場開設

中国の自動車用プラスチック燃料タンク(PFT)メーカー、YAPP Automative Partsは6日、ロシアのカルーガ州で工場を開設した。総工費は2,000万米ドル。PFTと導管、関連部品を製造する。現地英字紙『モス

トルコの新工場が近くオープン

ロシア4位の鉄鋼メーカー、マグニトゴルスク製鉄(MMK)とトルコ・アタカスグループの合弁会社MMKアタカス製鉄所は7月15日にトルコで新工場をオープンする。同国北西部Dilovasiにある同工場は鋼板を亜鉛メッキ・コーテ

ガスプロムとIES、新電力会社設立で合意

ロシア国営ガス会社ガスプロムと同国の実業家ヴィクトル・ヴェクセリベルク氏は7日、国内最大の電力会社を設立するため、双方の電力資産を統合することで合意した。ガスプロムの電力子会社ガスプロムエネルゴホールディングがヴェクセリ

独エーオン、供給契約変更でガスプロムと合意できず

独エネルギー最大手エーオンとロシア国営ガスプロムの長期ガス供給契約の変更をめぐる交渉は、合意に達しないまま交渉期限の6月30日を迎えた。7月末まで交渉が再延長される可能性もあるが、独メディアによると、より安くフレキシブル

ロシアのインフレ、6月は減速

ロシア国家統計局が5日発表した6月の消費者物価上昇率(インフレ率)は、昨年12月以来の最低水準の前年同月比9.4%となり、5月の9.6%から減速した。前月比では0.2%上昇。5月は0.5%増だった。新たな収穫による季節生

ロシア企業、設備近代化に意欲乏しく

ロシア企業の多くが、設備の近代化に消極的であることが、大手銀行ズベルバンクがこのほど行ったアンケート調査で明らかになった。 \ 調査対象となった700社のうち設備の状態が「普通」あるいは「悪い」と答えたのは全体の3分の2

モスクワ銀救済に過去最大の98億ユーロを投入

ロシア中央銀行は1日、国内5位の金融機関であるモスクワ銀行に対し、預金保険公社が2,950億ルーブル(98億ユーロ)の巨額融資を実行すると発表した。融資残高の3分の1近くを不良債権が占める同行の経営体制を建て直す目的だ。

ロシア中銀、金利据え置き

ロシア中央銀行は6月20日、政策金利であるリファイナンス金利を8.25%に据え置いたと発表した。物価上昇が減速したことに加え、欧州債務危機の余波で世界経済の回復が阻害される可能性があるためで、翌日物レポ金利と翌日物預金金

ロシア政府、穀物禁輸措置を解除

ロシア政府は今年の良好な作柄見通しを受けて、昨年8月1日に導入した穀物禁輸措置を先月末日で解除した。しかし、同措置の影響で市場の不信感は高まっており、シェア奪回にはしばらく時間がかかりそうだ。投資家もロシア農事産業への資

アフトワズ、14年までに54億米ドル投資

ロシアの自動車大手アフトワズは、今後3年間で1,530億ルーブル(54億米ドル)を投資して、7種の新型車を市場投入する。同社が強みを持つ低価格帯モデルを充実させて外国メーカーの追い上げをかわし、国内トップシェアを維持した

露自動車最大手GAZ、47%増収

ロシア自動車最大手のGAZは28日、2010年通期の売上高が前期比47%増の967億ルーブル(24億ユーロ)に拡大したと発表した。新型の小型商用車「GAZelle」の市場投入が増収に貢献した。純利益は21億ルーブル(5,

NLMK、東南アジア・中東で買収を検討

ロシア鉄鋼大手ノボリペツク製鉄所(NLMK)が東南アジアと中東で買収を検討している。生産リスクの軽減と需要への対応、企業価値の向上を目指し、今後は需要が急速に伸びているインドや東南アジア、中東で高付加価値製品の生産を目指

仏シュナイダー、ロシア第3工場が稼働

配電・制御機大手の仏シュナイダー・エレクトリックのロシア第3工場がこのほど、レニングラード州コムナルで稼働した。1,000万ユーロを投じた同工場では、中圧(MV)小型配電盤「RM6リングメインユニット」を製造する。ロシア

独エンジン大手トグナム、ロシアで合弁会社設立

大型エンジン製造大手の独トグナムはロシア最大手の機関車メーカー、Transmashholding(TMH)と折半出資で合弁会社を設立し、ロシアで高性能ディーゼルエンジンを開発、生産する。両社は6月半ば、合弁事業の合意書に

ノリリスク・ニッケル、北極海航路経由の輸送倍増へ

ロシアの非鉄大手ノリリスク・ニッケルは、総額3億7,000万米ドルを投資して2016年までに北極海・北東航路を経由した輸送を倍増させる計画だ。6月29日付けのブルームバーグが報じた。 \ 積載量が現行船の倍の20フィート

フォスアグロIPO価格、最高495米ドルを期待

ロシア肥料大手のフォスアグロは6月末、新規株式公開(IPO)で発行する国際預託証書(GDR)の仮販売価格帯を13~16.5米ドルに設定すると発表した。1株に対し30GDRの交換比率で株価は390~495米ドルとなり、最高

マツダ、来年からロシア極東で現地生産

マツダは来年からロシア極東の沿海地方で現地生産を開始する。ロシア経済発展省が22日、同案件でマツダと合意したことを明らかにした。合意によると、マツダは日本から主要部品を輸出し、ノックダウン方式で年2万5,000~5万台を

米GM、部品調達率引き上げでロシア経済省と合意

米ゼネラル・モーターズ(GM)は先ごろ、部品の現地調達率の引き上げでロシア経済発展貿易省と合意し、協定に調印した。エンジンとトランスミッションについてはロシア国内での調達率を30%、その他の部品については60%の実現を目

ロシア政府、アエロフロートも民営化か

ロシアのクドリン財務相は27日、アエロフロート・ロシア航空を民営化する方向で政府が検討を進めている事実を明らかにした。国家に対する企業への依存を弱めるメドベージェフ大統領の政策に沿うもので、民営化の規模を拡大する。ガスプ

ロシアの官製新ファンド、海外投資家が注目

ロシアでこのほど設立された官製ファンド「ロシア直接投資ファンド(RDIF)」が、外国人投資家の関心を集めている。22日付けの『モスクワ・タイムズ』が報じた。 \ RDIFはロシアに海外マネーを呼び込むため設立されたファン

アストラゼネカ、サンクトペテルブルグに研究開発センター

英製薬大手のアストラゼネカは16日、サンクトペテルブルグに研究開発センターを新設すると発表した。有望市場であるロシアで地歩を固める狙いで、国産化を推進する政府の意向を尊重した判断だ。 \ 設置するのは、新薬の効能や安全性

英HSBC、ロシアのリテール事業を米シティに売却

英金融大手HSBCは14日、ロシアのリテール(消費者向け小口金融)部門を米シティグループに売却すると発表した。売却するのはモスクワとサンクトペテルブルクにある計5支店で、売却額は明らかにされていないが、同部門の資産価値は

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