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郵便料金が大幅値上げ、需要減が背景に

独連邦ネットワーク庁は4日、ドイツポストの郵便料金値上げ申請を承認したと発表した。20グラム以内の封書料金が62セントから70セントへと13.0%引き上げられるなど値上げ幅は1989年以来の大きさで、消費者や企業の郵便離 […]

シーメンスがスタートアップとの連携強化へ

電機大手の独シーメンスは8日、技術革新力の強化に向けた総合戦略を発表した。競合企業よりも優れた製品を投入することは事業の拡大や収益力の向上に直結する重要な要因であるためで、斬新なアイデアを持つスタートアップ企業やトップク

ボッシュ―車載システムでグーグルなどに対抗―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は移動通信端末をテレマティクスと連動させる車載システムの分野で米IT大手グーグル、アップルに対抗し、独自のポジショニングを確保する意向だ。顧客の自動車メーカーの間にグーグルな

ボッシュ―スマートホーム子会社を立ち上げ―

自動車部品系の複合企業である独ボッシュ(シュツットガルト)は11月26日、スマートホーム関連事業を統合し新会社を設立すると発表した。スマートホームの世界市場は今後、急速に拡大すると予想されることから、新会社に事業を集約し

ゾンネンバッテリー―電力大手に宣戦布告―

太陽光発電向けの蓄電池を製造する独ゾンネンバッテリー(ヴィルトポルツリード)が電力大手から顧客を大量に奪い取る考えだ。フィリップ・シュレーダー新社長が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、10年後には最大手エ

ヘラー―卸事業を強化―

自動車照明・電子部品製造大手の独ヘラー(リップシュタット)は11月24日、デンマークとポーランドの出資先企業2社を完全買収すると発表した。卸売事業を強化することが狙いで、買収する2社を北欧・東欧の卸売事業を統括する傘下の

将来性の最も高い都市はダルムシュタット

フランクフルト南部のダルムシュタットはドイツの都市で最も将来性が高い――。財界系シンクタンクIWドイツ経済研究所が経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』などの委託で実施した調査でそんな結果が出、注目を集めている。 IWは人口1

ウィンコール・ニックスドルフ―合併条件で米同業と合意―

ATM・POSシステム世界3位の独ウィンコール・ニックスドルフと同2位の米ディボールドは23日、合併条件で合意したと発表した。両社は9月に合併することで大枠合意、資産の適正評価(デューデリジェンス)などの手続きを進めてき

GFTテクノロジーズ―駐車場アプリのスタートアップに出資―

ITサービスの独GFTテクノロジーズ(シュツットガルト)は18日、駐車場探しのサポートアプリを手がけるスタートアップ企業パークポケットに資本参加すると発表した。パークポケットの将来性を高く評価。スタートアップ企業に初めて

ナンバー26―当座貸越サービスを開始―

スマートホン上の手続きだけで振替口座を開設できるサービスを手がける新興企業のナンバー26(ベルリン)は19日、当座貸越サービスを12月1日から開始すると発表した。同社はこれにより初めて、収入を得られる事業を開始する。今後

メルク

製薬・化学大手の独メルクは20日、アフリカ事業の売上高を2020年までの5年間で15年の2億ユーロ(見通し)から5億ユーロに拡大する計画を発表した。アフリカは人口成長率が最も高く中間層も急速に増えていることから、同社は販

コニカミノルタ、トルコに地域統括拠点か

トルコ投資庁は17日、コニカミノルタが中央アジア・中東・アフリカを対象とする地域サービス業務の統括拠点をマルタからトルコに移すことを検討していると発表した。市場成長の可能性を見越してトルコ事業を強化する方針で、買収を含む

即日配達をアマゾンが開始

通販世界最大手のアマゾンは12日、注文を受けたその日のうちに商品を顧客に届けるサービスをドイツで同日から開始すると発表した。クリスマスプレゼントの需要が拡大するこの時期にサービスを立ち上げることで、需要を掘り起こす狙いだ

独ミシュラン50周年、星付レストラン290店に

ミシュラン・レストランガイドの独最新版が12日、発行された。創刊50周年を迎えた今年は計290店が星を獲得。2つ星以上がなく1つ星も66店に過ぎなかった50年前に比べるとグルメのすそ野が広がり、水準も向上した。料理は国際

マイクロソフト―ドイツテレコムと提携、クラウドで―

IT大手の米マイクロソフトは11日、クラウドサービス事業でドイツテレコムと提携すると発表した。マイクロソフトはクラウド分野で高い競争力を持つものの、米IT企業のクラウドサービスにセキュリティ上の懸念を持つドイツ企業が多い

IHI―熱処理受託加工の独VTNを買収―

IHIは13日、総合的な熱処理受託サービスを手がける独VTNの資本を投資会社BPEウンターネーメンスベタイリグンゲン(BPE Unternehmensbeteiligungen)などから取得し完全子会社化すると発表した。

ゲットユアガイド―投資会社が5000万ドル出資―

観光客向けのアクティビティや博物館の事前予約をオンラインプラットホームで仲介するビジネスを展開するドイツの新興企業ゲットユアガイド(GetYourGuide、ベルリン)に、投資会社KKRを中心とするコンソーシアムが資本参

ビルフィンガー

建設・ファシリティマネジメント大手の独ビルフィンガーは16日、仏石油大手トタルから製油所の保守業務を受注したと発表した。独中部のロイナにある製油所の保守を今後6年間、引き受ける。受注額は1億ユーロ強。

アマゾンに独禁法違反の疑い、オーディオブック配信で

米ネット通販大手アマゾンのオーディオブック配信子会社オーディブルが米IT大手アップルのコンテンツ配信サービス「アイチューンズ・ストア」向けに結んだオーディオブックの独占供給契約は独禁法違反の疑いがあるとして、独連邦カルテ

スマートメーター普及促進へ、法案を閣議決定

ドイツ政府は4日の閣議で、送電網のデジタル化に向けた法案を了承した。スマートメーターの普及促進が狙い。法案は連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)の可決を経て施行される。スマートメーターは電力消費量の見える化や家電との連携

ウィンコール・ニックスドルフ―純利益92%減に―

ATM、POSシステム大手の独ウィンコール・ニックスドルフ(パーダーボルン)が9日発表した2015年9月通期の営業利益(EBITDA)は2,200万ユーロとなり、前期の1億5,500万ユーロから86%減少した。新興国市場

ユニファイ―仏アトスが買収―

電機大手の独シーメンスと米投資会社ゴアス・グループの合弁会社で通信ソリューションを提供する独ユニファイ(ミュンヘン)を、仏ITサービス大手のアトスが完全買収する。ユニファイは経営が悪化が続いていたことから、親会社2社は売

オンラインバンキングへの懸念強く

オンラインバンキングに対するドイツの消費者の信頼感が低いことが、ICカード大手ジェムアルトの委託を受けて調査会社エムニド(Emnid)が実施したアンケート調査で分かった。それによると、オンラインバンキングの利用者は全体の

ネット宿泊仲介大手の米Airbnb、露事業が急成長

ネット宿泊仲介サービスの米エアビーアンドビー(Airbnb)のロシア事業規模がこの1年で2倍に急成長している。ウクライナ紛争介入に対する欧米からの経済制裁で国内景気が悪化し、所得減少と物価高騰で家計が圧迫される中、副収入

フレゼニウス―利益見通し引き上げ―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は10月29日の決算発表で、2015年12月期の利益見通しを引き上げた。点滴用後発医薬品を手がける子会社カービの業績が好調なためで、株主帰属の純利益の伸び率を従来予測の1

ルフトハンザ―利益見通し引き上げ―

独航空最大手のルフトハンザ(フランクフルト)は10月29日の決算発表で、2015年12月期の営業利益(EBIT、調整済み)見通しを引き上げた。夏季バカンス客の需要が伸びて7-9月期(第3四半期)の業績が好調だったほか、燃

チェコ投資企業、国内2位のネット通販を買収

チェコの投資会社ロックアウェイキャピタル(プラハ)は、同国第2位のネット通販サイト「Mall.cz」を運営するネットリテール・ホールディングと、価格比較サイト「ヘウレカ」を運営するヘウレカをそれぞれ完全買収することで合意

クリスマスプレゼント、今年の予算は18%増に

コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が27日は発表したクリスマスプレゼントに関する独消費者アンケート調査結果によると、今年のプレゼント予算は平均259ユーロで、前年を18%上回った。雇用の安定や賃金の上

ハンガリー石油大手MOL、エニの国内下流事業を買収

中欧石油最大手のMOL(ハンガリー)は21日、イタリア同業エニの国内下流事業を買収すると発表した。中東欧事業の拡大戦略に沿ったもので、小売市場でのシェア拡大を通じて流通経路を広げ、中核の石油精製事業の強化につなげる。独禁

京セラ、トルコの複合機販売会社を買収

京セラの複合機事業である京セラドキュメントソリューションズは26日、トルコ販売提携先のビルギタスを買収し、完全子会社化したと発表した。ビルギタスの持つ販売網や政府・大手企業との取引関係を活かし、ドキュメントマネジメント、

露IT企業、独自のクラウドプラットフォーム開発

ロシアのIT企業パラレルズ(Parallels)が独自のクラウドプラットフォームを開発する。外国企業が占有する同国のデジタルサービス分野で独立性を確保し、情報の安全性を高めるのが狙い。「ロスプラトフォルマ」というプラット

ブロバンの全国普及に27億ユーロ支援、政府が閣議決定

ドイツ政府は21日の閣議で、ブロードバンド通信網の普及に向けて基礎自治体に総額27億ユーロを支援する計画を承認した。国内の通信速度を2018年までに最低でも50メガビット/秒(Mbps)へと引き上げる政策方針に基づく措置

ドイツテレコム―パブリッククラウドに本格参入―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は23日、不特定多数の利用者を対象とするパブリッククラウド事業に本格参入すると発表した。中国の通信機器大手、華為技術との提携。来年3月に開催される国際情報通信技術見本市「セビット」に合

ドイチェ・ポスト・モビリティ―ルフトハンザと提携―

物流大手のドイツポストは23日、「ポストブス」ブランドで長距離路線バス事業を展開する子会社ドイチェ・ポスト・モビリティ(ボン)が航空大手のルフトハンザと提携すると発表した。ミュンヘン空港を利用するルフトハンザの顧客に便宜

独情報通信技術市場、今年は1.9%拡大見通し

独情報通信技術業界連盟(Bitkom)は22日、国内情報通信技術市場(娯楽家電を含む)が今年は前年比1.9%増の1,560億ユーロとなり、2年連続で拡大するとの見通しを発表した。通信端末とソフトエアが好調で全体が押し上げ

ドイツテレコム顧客の銀行口座から不正引き出し

ドイツテレコムの携帯電話サービスを受ける顧客の銀行口座から預金が不正に引き出されるケースがここ数週間、相次いでいたことが分かった。『南ドイツ新聞』が広報担当者の確認を得た情報として21日報じたもので、被害者数は2ケタ台の

独テレコム、パブリッククラウドに本格参入

独通信最大手のドイツテレコムは23日、不特定多数の利用者を対象とするパブリッククラウド事業に本格参入すると発表した。中国の通信機器大手、華為技術との提携。来年3月に開催される国際情報通信技術見本市「セビット」に合わせて新

ハンガリー石油大手MOL、エニの国内下流事業を買収

中欧石油最大手のMOL(ハンガリー)は21日、イタリア同業エニの国内下流事業を買収すると発表した。中東欧事業の拡大戦略に沿ったもので、小売市場でのシェア拡大を通じて流通経路を広げ、中核の石油精製事業の強化につなげる。独禁

ビルフィンガー―中核2部門を自立化―

建設・サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は15日、中核事業の「産業向けサービス」と「建築・ファシリティマネジメント」を自立した部門として運営していく方針を明らかにした。収益力の強化に向けた取り組みの一環で、売上

ゼンカップ―英同業と合併へ―

独投資会社ロケット・インターネットは20日、オンライン融資プラットホーム子会社のゼンカップ(Zencap)が英同業ファンディング・サークル(Funding Circle)と合併すると発表した。株式交換方式で両社を統合。2

長距離路線バスに割引カード登場

人気急上昇中の長距離路線バスで、乗車料金割引カードが初めて登場した。ドイツポスト子会社のポストブスが導入したもので、ドイツ鉄道(DB)の割引カード「バーンカード」に対抗。競合のバス会社からも顧客を奪い取る考えだ。 「ポス

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