政治

対ロ制裁強化、経済界に支持広がる、撃墜事件で空気一転

ロシアに対する制裁の強化を支持する声がドイツの経済界内で急速に広がっている。17日にウクライナ東部で起きたマレーシア航空機の撃墜事件を受け、認識を改める財界人が増えているためだ。ドイツ政府はこれまで、国内経済への悪影響を […]

独消費者景況感、06年12月来の高水準に

市長調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者景況感指数の8月向け予測値は前月(確定値:8.9)を0.1ポイント上回る9.0となり、2006年12月以来の高水準を記録した。同指数の上昇は3カ月連続。景気の見通しと高額商品

EUが対ロシア制裁を強化、政策金融の新規融資停止へ

EUは16日に開いた特別首脳会議で、ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁を強化することを決めた。緊張緩和に向けたロシアの取り組みが不十分と判断した。個人や企業への制裁を拡大するほか、政策金融機関に対してロシアへの新規融資を

欧州が対ロ制裁強化へ、民間航空機撃墜を機に

蘭アムステルダムからマレーシア・クアラルンプールへ向かっていたマレーシア航空の旅客機MH17便(ボーイングB777型機)が17日午後、ウクライナ東部の上空で撃墜されたとみられる事件を機に、欧州で対ロシア制裁を強化する動き

EUが対ロシア制裁を強化、政策金融の新規融資停止へ

EUは16日に開いた特別首脳会議で、ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁を強化することを決めた。緊張緩和に向けたロシアの取り組みが不十分と判断した。個人や企業への制裁を拡大するほか、政策金融機関に対してロシアへの新規融資を

EUと米、FTA第6回交渉が終了

EUと米国は14~18日にブリュッセルで自由貿易協定(FTA)の第6回交渉を行い、欧米間で異なる規制やルールの調和などについて重点的に協議した。投資家と国家の紛争解決(ISDS)や食品の安全基準などをめぐり、欧州議会や市

EUとエクアドル、通商協定で基本合意

欧州委員会は17日、EUとエクアドルの間で貿易・投資の拡大を目指す通商協定が基本合意に達したと発表した。EUと南米アンデス諸国との通商協定はペルー、コロンビア(2013年3月、8月に発効)に次いでエクアドルが3番目。今後

スロベニア議会選、新党が大勝

スロベニアで13日、議会選挙(定数90)が前倒しで実施され、初めて政界入りしたミロ・ツェラル氏(50)が率いる中道左派の新党「ミロ・ツェラル党(SMC)」が大差で勝利した。汚職まみれの政治に失望した有権者が、ツェラル氏の

再可エネ電力助成策で政府が欧州委と合意

欧州連合(EU)欧州委員会のホアキン・アルムニア副委員長(競争政策担当)は9日、ドイツの再生可能エネルギー法(EEG)をめぐる同国政府との対立が解消されたと発表した。EEGの現行法と改正案がEU競争法に一部抵触すると批判

「住宅新築は年25万件必要」=建設相

バーバラ・ヘンドリックス連邦建設相は10日、ドイツ国内で年25万件の新築住宅建設が必要だとの認識を明らかにした。大都市圏と大学都市への人口流入が加速しているためだ。十分な量の住宅を確保するにはそれに見合った用地が必要なた

スロベニア議会選、新党が大勝

スロベニアで13日、議会選挙(定数90)が前倒しで実施され、初めて政界入りしたミロ・ツェラル氏(50)が率いる中道左派の新党「ミロ・ツェラル党(SMC)」が大差で勝利した。汚職まみれの政治に失望した有権者が、ツェラル氏の

フラッキングは当面禁止へ、環境相と経済相が合意

ドイツのバルバラ・ヘンドリックス連邦環境相とジグマール・ガブリエル連邦経済相は4日、フラッキング技術を用いた天然ガス、石油の商業採掘を少なくとも2021年まで禁止することで合意した。今後、関連省庁間の調整と州や業界団体の

米国の対ロシア輸出拡大、制裁の影響感じられず

対ロシア制裁にも拘わらず、米国の対ロシア輸出高が増えている事実が、米商務省が3日発表した統計で明らかになった。米経済誌『フォーブズ』(オンライン版)が4日付で報じた。 商務省によると、5月の対ロシア輸出高は12億5,00

EUの対ロ経済制裁、EIBなどの融資凍結も

混迷が続くウクライナ情勢を背景に、EU(欧州連合)がロシアに対する追加制裁の一環として、欧州投資銀行(EIB)や欧州復興開発銀行(EBRD)による同国への融資を制限する方向で検討しているもようだ。欧米メディアがEU関係者

EUがブルガリアに緊急金融支援、取り付け騒ぎ対応で

欧州委員会は6月30日、EUによるブルガリアへの33億レフ(17億ユーロ)の緊急融資枠拡大を承認したと発表した。ブルガリア政府からの融資枠拡大要請を受けたもので、取り付け騒ぎが起こった大手銀行2行に十分な流動資金を供給す

欧州議会の議長、シュルツ氏が再選

欧州議会は1日、改選から初の本会議を開き、ドイツ人のマルティン・シュルツ氏(58)を議長に再選した。同氏は2012年1月から議長を務めていた。欧州議会の議長再任は史上初めて。 シュルツ氏は第2会派である欧州社会党グループ

EUの対ロ経済制裁、EIBなどの融資凍結も

混迷が続くウクライナ情勢を背景に、EUがロシアに対する追加制裁の一環として、欧州投資銀行(EIB)や欧州復興開発銀行(EBRD)による同国への融資を制限する方向で検討しているもようだ。欧米メディアがEU関係者などの話とし

EU、日本とのEPA交渉継続を決定

EUは25日、加盟国の貿易政策担当者を集めた貿易政策委員会で、日本との経済連携協定(EPA)交渉を継続することを決定した。来月7日から11日まで東京で交渉会合が開催される。 EUと日本は昨年4月にEPA交渉を開始したが、

ティッセンクルップ―スウェーデンの軍用船事業売却―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン) は6月29日、スウェーデンの軍用船子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ ABを現地の軍需大手サーブに売却することで合意したと発表した。軍用船を全面的に自国で開発・

米通信会社との契約を政府と議会が解除

独連邦内務省は6月26日、米電気通信大手ベライゾンとの契約を打ち切ると発表した。米国家安全保障局(NSA)がメルケル首相の電話を盗聴するなどドイツ政府を対象としたスパイ活動を行ってきた事件を受けた措置で、連邦議会(下院)

アルバニアがEU加盟候補国に認定、EU入りへ一歩前進

EU加盟国は6月24日にルクセンブルクで開いた総務理事会で、アルバニアを加盟候補国として認定することで合意した。アルバニアはこれまで3度にわたって拒否された同認定をようやく受け、悲願のEU加盟に向けて一歩前進した。 アル

EU、取り付け騒ぎに揺れるブルガリアを支援

欧州連合(EU)の欧州委員会は6月30日、ブルガリアに対する33億レフ(17億ユーロ)の緊急融資枠拡大を承認したと発表した。ブルガリア政府からの融資枠拡大要請を受けたもので、取り付け騒ぎが起こった大手銀行2行に十分な流動

アルバニアがEU加盟候補国に認定、EU入りへ一歩前進

EU加盟国は24日にルクセンブルクで開いた総務理事会で、アルバニアを加盟候補国として認定することで合意した。アルバニアはこれまで3度にわたって拒否された同認定をようやく受け、悲願のEU加盟に向けて一歩前進した。 アルバニ

EU、日本とのEPA交渉継続を決定

EUは25日、加盟国の貿易政策担当者を集めた貿易政策委員会で、日本との経済連携協定(EPA)交渉を継続することを決定した。来月7日から11日まで東京で交渉会合が開催される。 EUと日本は昨年4月にEPA交渉を開始したが、

アルストムのエネルギー部門はGEの手に

仏重電大手アルストムのエネルギー部門をめぐる買収合戦は米ゼネラル・エレクトリック(GE)に軍配が上がった。フランス政府とアルストム経営陣がともにGEによる買収を支持したためで、GEは製造事業の再強化戦略を前進させるととも

ウクライナ、27日にEUとの連合協定に署名へ

ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、ベルギーのブリュッセルで27日に開催されるEU首脳会議で、自由貿易協定を柱とする連合協定の経済条項に署名すると発表した。これによりウクライナのEU加盟に向けた動きが加速することにな

ウクライナ、27日にEUとの連合協定に署名へ

ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、ベルギーのブリュッセルで27日に開催されるEU首脳会議で、自由貿易協定を柱とする連合協定の経済条項に署名すると発表した。これによりウクライナのEU加盟に向けた動きが加速することにな

日・EUの人工透析器メーカーを中国が反ダンピング調査

中国商務省は13日、日本と欧州連合(EU)の人工透析器メーカーを対象に反ダンピング調査を開始したと発表した。中国メーカーの要請を受けた措置で、国内メーカーを圧迫していないかどうかを調べる。世界最大手の独フレゼニウス・メデ

ヴルフ前大統領の無罪確定

ドイツのクリスティアン・ヴルフ前大統領が映画製作会社の社長から利益を享受した見返りに違法な便宜を図ったとして収賄罪に問われていた裁判で、ハノーバー検察庁は13日、1審判決を不服とし行っていた上訴を取り下げたと発表した。こ

ギリシャが内閣改造、財務相にハルドゥベリス氏

ギリシャのサマラス首相は9日に内閣改造を行い、財政再建のキーマンとなる財務相に国内大手銀行ユーロバンクの首席エコノミストであるギカス・ハルドゥベリス氏を起用した。 今回の内閣改造は、5月の欧州議会選で与党・新民主主義党が

サチ首相続投へ、コソボ議会選挙

コソボ共和国で8日行われた議会選挙(定数120)は、与党・コソボ民主党(PDK)が再び第1党の地位を確保した。ただ、これまで連立を組んできた新コソボ同盟(AKR)が阻止条項をクリアできずに議席を失ったため、ハシム・サチ首

欧州委、ブルガリアに違反調査手続き開始を予告

欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長は5月27日、ブルガリアのオレシャルスキ首相に会見し、ガスプロムが主導する「サウス・ストリーム」天然ガスパイプラインの建設計画に関連して、ブルガリアに対する違反調査手続きを近く開始する

ユーラシア経済連合、来年発足へ

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンは5月29日、アスタナで開催された首脳会議で「ユーラシア経済連合」を来年1月に発足させる条約に調印した。2010年の「関税同盟」、12年の「統一経済圏」に続き、将来の「ユーラシア連合」の発

ロシア、天然ガス供給で中国と合意

ガスプロムは21日、中国石油天然ガス集団(CNPC)と天然ガスの長期供給契約に調印した。ロシアは中国に対し、30年間にわたり天然ガス380億立方メートルを供給する。これはドイツへの輸出量に匹敵する。契約額は4,000億米

ユーロ批判の独新政党が欧州議会進出

欧州連合(EU)の欧州議会選挙が加盟各国で22日から25日にかけて実施された。中道右派の欧州人民党(EPP)が第1会派、中道左派の社会民主進歩同盟(S&D)が第2会派の地位を維持した点で変わりがなかったものの、

独政府がアフリカ戦略を閣議了承

ドイツ政府は21日の閣議で、新しいアフリカ戦略を了承した。アフリカの経済的な重要性が高まっていることを踏まえたもので、経済発展の前提となる民主化や地域の安定に向けた取り組みを支援。必要があれば国防軍の派遣規模を拡大する。

年金改正法案可決、7月1日施行へ

独連邦議会(下院)は23日、政府の公的年金改革法案を与党の賛成多数で可決した。同法案は今後、州の代表で構成される連邦参議院(上院)で採決されるものの、上院の承認を必要としないため、7月1日付で施行される見通しだ。 同法案

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