丸紅、極東の資源プロジェクトでロスネフチと交渉
丸紅がオホーツク海の油田・ガス田の共同開発に向け、ロシアの国営石油会社ロスネフチと交渉を進めている。オホーツク海に面した極東マガダン州政府がこのほど明らかにした。 \ 同州政府によると、交渉のためロシアを訪れた丸紅幹部は […]
丸紅がオホーツク海の油田・ガス田の共同開発に向け、ロシアの国営石油会社ロスネフチと交渉を進めている。オホーツク海に面した極東マガダン州政府がこのほど明らかにした。 \ 同州政府によると、交渉のためロシアを訪れた丸紅幹部は […]
ウクライナの石油・天然ガス生産高が、7~10年以内に輸入の必要がなくなるほどの規模に達する可能性がある。国立地質学・地下資源サービスのスタビツキ所長が現地通信社『インターファックス』のインタビューで明らかにした。2010
ドイツ連邦統計局が9日発表した2011年6月の輸出高は前年同月比3.1%増の883億ユーロとなり、増加幅は前月の20.1%から大きく縮小した。伸び率が1ケタ台に落ち込んだのは2010年2月(同8.8%)以来1年4か月ぶり
エネルギー大手の独RWE(エッセン)が9日発表した2011年6月中間期決算の営業利益(EBITDA)は前年同期比24.8%減の46億2,200万ユーロと大きく後退した。ドイツの原発廃止前倒しが最大の減益要因で、EBITD
シェールガス(非在来型の天然ガスの1種)の採掘で主流となっている水圧破砕法(フラッキング)について、ノルベルト・レットゲン連邦環境相(キリスト教民主同盟=CDU=)は環境汚染リスクに関する詳細な調査を実施する方針だ。地方
クロアチアとハンガリーを結ぶ新たなガスパイプラインが3日開通した。同パイプラインの敷設はクロアチア国営ガス供給会社Plinacroとハンガリー石油大手MOLの子会社FGSZの共同プロジェクトで、投資規模は3億9,500万
ブルガリア市場競争保護委員会(独禁監督当局)は3日、国内燃料市場の仮分析報告に基づき、ロシアの石油大手ルクオイルに独禁法違反の疑いがあるとの見解を示した。これを受けてトライコフ経済・エネルギー相は、航空機燃料市場での石油
ドイツが原発廃止の前倒しに踏み切ったことを受け、同国の電力大手4社が事業の抜本的な見直しを余儀なくされている。これまで前提にしてきた原子力発電の利用がすでに大幅に縮小されているうえ、廃炉などのコストも財務を圧迫するためだ
ドイツ連邦統計局が7月27日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が2.4%となり、前月の同2.3%を0.1ポイント上回った。これまで同様、エネルギーが水準を大きく押し上げており、エコノミストの間では
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は1日、ロシアの提携先Power Machinesと共同で現地にガスタービンの合弁会社を設立すると発表した。東欧の発電設備市場開拓に向けた橋頭保とする考えで、Siemensは新会社
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が7月28日発表した2011年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比1.4%増の22億3,700万ユーロと、小幅な伸びにとどまった。
電機大手の独Siemensは7月29日、排熱ボイラー製造・サービスの蘭NEMと同Nem Energy Service(NES)を投資会社HTP Capitalから買収すると発表した。コンバインドサイクル発電設備事業を強化
工業ガス大手の独Lindeと建設大手の米Bechtelが北米のエチレン製造装置事業で提携する。シェールガス(シェール層から採取される天然ガスで、近年になって採掘が可能になった)の生産拡大を受けて化学メーカーの間でエチレン
仏食品大手ダノンのヒット商品「アクティヴィア(Activia)」の新しい容器が環境団体からやり玉に挙げられている。バイオプラスチック製のパッケージに「環境によりやさしい」と印刷されていることに対し、ドイツ環境支援協会(D
チェコの国営電力会社CEZは7月28日、国内同業EPHにドイツの褐炭会社MIBRAGの株式50%を売却すると発表した。EPHは大口株主であるJ&Tを通して残りの50%を保有しており、MIBRAGを完全に傘下に置
ロシアの石油最大手ロスネフチが7月29日発表した今年4-6月期決算は、純利益が28億3,000万米ドルとなり、前年同期から10.8%増加した。ただ、輸出関税の優遇措置撤廃で原油価格の上昇分が相殺され、増益幅はロイター通信
ロシア政府が国営石油会社ロスネフチの売却を計画している。経済開発省のウバロフ資産管理部長によると、政府は発行済み株式の15%を放出する考えという。現状の市場価格に基づくと、売却価格は140億米ドルにのぼり過去最大規模の資
米国ライス大学ベイカー研究所は7月19日、米国エネルギー省の資金的支援を得て実施した調査「シェールガスと米国の安全保障」を発表し、シェールガスの開発によって、ロシアの欧州に対する影響力が弱まるとの見通しを明らかにした。ロ
アゼルバイジャンの国営石油会社SOCARが中東欧での新たな市場開拓に動き出した。SOCARのBeylarbayov副社長代理は、チェコとスロバキアの業界関係者との交渉が始まったことを明らかにすると同時に、「(石油供給への
2011年4-6月期(第2四半期)決算で56億2,000万ドルの純利益を計上し、米メキシコ湾の原油流出事故で171億5,000万ドルの赤字を出した前年同期から黒字に転換。生産は11%減少したが、原油高を追い風に収益が拡大
「現代自動車の競争力は今年中にもダイムラーを超える」――。独ベルギッシュ・グラートバッハ経済大学自動車経営研究所(CAM)は自動車メーカー競争力調査『オートモティブ・パフォーマンス』の2011年版で、このような見方を打ち
ルーマニア政府は22日、同国石油最大手のOMVペトロムの売却を延期すると発表した。ユーロ危機の影響で、購入申込数が売り出し数の8割に満たなかったことが理由。市場の回復を待って、改めて売却日程を定めると説明している。 \
独エネルギー最大手エーオンが北西シベリアのスルグト火力発電所に新設した発電ブロック2基が25日に正式に稼働し、現地で記念式典が行われた。式典ではロシアのプーチン首相がビデオを通して、エーオンの投資に感謝するとともに、今後
ロシア石油大手のルクオイルが西アフリカで事業を拡大する。同社はこのほど、大西洋に面したシエラレオネの海底鉱区の権益49%を英Oranto Petroleumのナイジェリア子会社から取得した。2013年までに試掘井1本を掘
英石油メジャーBPのロシア合弁会社TNK-BPは18日、ブラジルの油田探鉱会社ペトラ・エネルギアからアマゾン川流域21鉱区の権益45%を取得することで基本合意したと発表した。国外事業を拡大する戦略に沿うもので、消息筋によ
ロシア政府は20日、同国北部ヤマル半島の液化天然ガス(LNG)プロジェクトの権益20.5%を仏石油大手トタルが取得することを承認した。トタルは、同プロジェクト(ヤマルLNG)で51%の開発権を握るロシアの独立系ガス最大手
独エネルギー大手のEnBWが、ロシアの民間天然ガス大手ノバテクと提携交渉を進めている。独経済紙『ハンデルスブラット』によると、交渉は順調に進んでいるもよう。また、 \ EnBWの地元紙『シュツットガルター・ツァイトゥング
ドイツ連邦統計局が20日発表した2011年6月の生産者物価指数は前年同月を5.6%上回った。上げ幅は依然大きいものの、2カ月連続で縮小。直近のピークである4月(同6.4%)からは0.8ポイント低下した。前月比の変動率は+
独露定期首脳会談「ペテルブルク対話」が17~19日の3日間、ドイツで開催された。11回目となる今回は来年3月にロシアの大統領選挙が控えていることもあり、これといった大きな成果はなかったものの、メルケル独首相はロシアに対し
高速道路パーキングエリアサービス大手のTank & Rast(ボン)が2013年から石油事業に参入する。同社のカールハインツ・ロルフェス最高経営責任者(CEO)が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙のインタビュ
欧州委員会は19日、EU域内で使用されるバイオ燃料の持続可能性を証明する「自主的スキーム」を承認したと発表した。今回承認されたのは、「ISCC」「Bonsucro EU」「RTRS EU RED」「RSB EU RED」
仏GDFスエズ傘下のハンガリー電力大手ドゥナメンティはこのほど、ブダペスト近郊のサーズハロムバッタで2億ユーロを投じて改修した複合サイクルガスタービン(CCGT)発電プラントの稼動を開始した。 \ 改修工事は、既存の蒸気
エネルギー大手独RWEは14日、ロシア国営天然ガス会社ガスプロムと戦略提携することで基本合意したと発表した。西欧諸国で火力発電事業を共同運営する。RWEには投資資金の圧縮、ガスプロムには西欧電力市場への参入という狙いがあ
マレーシア国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は12日、トルクメニスタン領カスピ海沖の天然ガス田におけるガス採掘を開始した。同国のカスピ海底鉱区でガスの商業生産が行われるのはこれが初めて。ベルディムハメドフ
ドイツ連邦統計局が13日発表した2011年6月の卸売物価指数は前年同月比+8.5%となった。上げ幅は依然大きいものの、ピーク時の3月(同+10.9%)からは3カ月連続で縮小。前月比では0.6%減となり、8か月ぶりに低下し
再生可能エネルギーの普及拡大に向けて設置された温暖化防止基金(Energie- und Klimafonds)の助成金を火力発電所にも支給することをドイツ政府が計画している。野党・緑の党の質問に対する連邦経済省の回答で分
エネルギー大手の独RWE(エッセン)は14日、ロシアの国営天然ガス大手Gazpromと戦略提携することで基本合意したと発表した。西欧諸国で天然ガス・石炭発電事業を共同で行う考え。提携により投資資金を圧縮する狙いだ。Gaz
独エネルギー大手のEnBW(カールスルーエ)がロシアの民間天然ガス大手Novatekと提携交渉を進めているもようだ。EnBWの地元紙『シュツットガルター・ツァイトゥング』紙が報じた。両社はコメントを控えている。ドイツの電
欧州委員会は15日、船舶から排出される大気汚染物質に対する規制強化策を発表した。EU海域を航行する船舶が使用する燃料の硫黄含有率の上限を大幅に引き下げ、酸性雨による環境被害や呼吸器疾患などの健康被害を引き起こす二酸化硫黄
二酸化炭素(CO2)の分離・貯蔵(CCS)技術の導入と利用に向けた連邦政府案が7日の連邦議会(下院)で可決された。研究・デモ目的に限り貯留施設の建設を認めるもので、プロジェクト事業者に事故に伴う損害の賠償責任を負わせるこ
航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)は10日、バイオ燃料を搭載した旅客機のフライト試験を15日から実施すると発表した。期間は6カ月で、商業フライトを利用して行う同燃料の実用試験では世界最長という。バイオ燃料が
6月末に新規株式公開(IPO)されたポーランド石炭大手JSWの株式が6日、ワルシャワ証券取引所で初取引された。株価は一時140ズロチを超えたが、終値は公開株価の136ズロチ近くまで戻した。 \ ポーランド政府はJSWのI
東芝は5日、ブルガリアで火力発電所の石炭高効率利用に関する事業化調査を実施すると発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業で、調査期間は今年7月から来年3月末まで。 \ ブルガリア中東部スタラ・ザ
独エネルギー最大手エーオンとロシア国営ガスプロムの長期ガス供給契約の変更をめぐる交渉は、合意に達しないまま交渉期限の6月30日を迎えた。7月末まで交渉が再延長される可能性もあるが、独メディアによると、より安くフレキシブル
原発廃止の前倒しや再生可能エネルギーの拡充に向けた連邦政府の8法案が1日、連邦議会(下院)で可決された。各法案への対応には与党と野党で違いがあったものの、原発廃止を盛り込んだ改正原子力法案は左翼党を除く全政党の支持で可決
エネルギー大手の独RWE(エッセン)が英子会社npowerの売却を検討しているもようだ。利益が上がらず業績の足かせになっているためで、投資銀行のGoldman Sachsに今後の取り扱いについて提案を依頼したという。英『
ポーランド政府は、石炭会大手JSWの新規株式公開(IPO)で53億7,000万ズロチ(19億2,000万米ドル)を調達する見通しだ。JSWによると、政府保有株33.1%の1株当たりの \ 公開価格は136ズロチとなり、国
モンゴル政府は4日、同国南東部にあるタバン・トルゴイ炭鉱開発の国際入札について、三井物産と中国の神華能原の合弁、米ピーボディー・エナジー、国営ロシア鉄道(RZD)が主導する企業連合の3陣営を共同開発企業に仮決定したと発表
ドイツ連邦統計局が28日発表した2011年5月の輸入物価指数は前年同月を8.1%上回った。上げ幅はこれまでに引き続き大きいものの、2010年12月の同12.0%をピークに縮小傾向が続いており、前月比の輸入物価は-0.6%
バルト海パイプライン「ノルド・ストリーム」の第1パイプラインの敷設がこのほど完了した。同パイプラインの建設・運営会社が21日明らかにした。全長1,224キロメートルの海底パイプラインは今夏、ドイツ、ロシア双方の内陸部のパ