航空

欧州委員会、チェコ航空再建計画を承認

欧州委員会は先ごろ、チェコ航空(CSA)の再建計画を承認すると発表した。人員削減、機体の売却、欧州の発着枠削減等を進める同社の計画を評価した。CSAをめぐっては、同じくプラハ空港をハブとするチェコ民間航空会社スマートウィ […]

リビア航空会社の乗り入れ禁止、内戦激化で

欧州委員会はこのほど、リビアの航空会社による欧州路線の運航を禁止すると発表した。同国が内戦状態に陥り、空の安全が確保できないと判断したためで、同日付で同国のすべての航空会社を「危ない航空会社」のリストに加え、EUへの乗り

エア・リンガス、IAGの買収提案を拒否

アイルランドの航空会社エア・リンガスは12月18日、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空の親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)から買収提案を受け、拒否したことを明らか

エアバス―A380の生産中止も―

欧州航空機大手のエアバスが超大型機「A380」の生産を中止する可能性が出てきた。今年は新規受注が1件もなく、現状では2017年で生産が終了になる見通しのためだ。ハラルド・ヴィルヘルム財務担当取締役が10日、ロンドンの投資

スロベニア、国営航空会社の民営化手続きを再開

スロベニア国営アドリア航空の民営化プロセスが再開される。スロベニア通信がこのほど報じた。同国の国有資産を管理するスロベニア・ソブリン・ホールディング(SSH)によると、15年上半期には売却に向けて始動する見通しだ。 アド

ルフトハンザ―LCCを拡充、長距離でも導入へ―

ルフトハンザドイツ航空(フランクフルト)は3日の監査役会で、格安航空(LCC)事業の強化方針を承認した。2015年末からLCC事業を「ユーロウイングス」ブランドで展開するとともに、長距離路線にもLCCを拡大する。ルフトハ

ルフトハンザ、長距離LCC事業に参入

欧州航空大手の独ルフトハンザ航空は3日、長距離の格安航空(LCC)事業に参入すると発表した。LCC子会社で欧州便を運航するユーロウイングスが、ルフトハンザとトルコ航空の合弁会社サンエクスプレスと組んで運営する。 長距離の

ドイツ鉄道が航空10社に損害賠償請求、貨物カルテルめぐり

ドイツ鉄道(DB)は1日、航空貨物をめぐるカルテルでEUに摘発された航空12社のうち、日本航空など航空10社に対して、損害賠償の支払いを求める訴訟を国内で起こしたと発表した。DBは同カルテルに絡んで米国でも7社を相手取っ

ドイツ鉄道が損賠請求、航空貨物カルテルで10社を提訴

ドイツ鉄道(DB)は1日、航空会社10社をケルン地方裁判所に提訴したと発表した。航空貨物のカルテルで被害を受けたとして損害賠償の支払いを請求している。DBは同カルテルに絡んで米国でも7社を相手取って損賠訴訟を起こしており

独フラポート、ギリシャ14空港の運営権取得

フランクフルト国際空港の運営会社であるフラポートは11月25日、ギリシャの民営化当局HRDAFが実施した国内14地方空港の民営化入札に現地企業コペロウゾス・グループと共同で応札し、運営権を取得したと発表した。入札にはアル

鉄道車両などの監査を民間に委託、法案を閣議決定

ドイツ政府は18日の閣議で、鉄道法規改正法案を了承した。これまで連邦鉄道局(EBA)が担ってきた鉄道車両・設備の技術監査手続きをDekraやテュフズードなど民間の認証機関に委ねることで認可手続きの時間を短縮化し、鉄道会社

フラポート―ギリシャ14空港の運営権取得―

フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは25日、ギリシャの民営化当局HRDAFが実施した国内14地方空港の民営化入札に現地企業コペロウゾス・グループと共同で応札し、運営権を取得したと発表した。入札にはアルゼンチン企業

機内でエボラ患者治療へ、ルフトハンザが機材改造

エボラ出血熱患者を飛行中の機内で治療できるようにするため、ルフトハンザドイツ航空が機材の改造に乗り出した。ドイツ政府から委託を受けたためで、今月末には同患者の治療用に投入できるという。週刊誌『シュピーゲル』(オンライン版

ライアンエアー、ブラチスラヴァ空港の運航体制強化

欧州最大の格安航空会社ライアンエアー(アイルランド)は13日、スロバキア・ブラチスラヴァ空港での運航を来年3月から強化すると発表した。2億ドルを投資。2機を常駐させ、現在の15路線にマドリッド線を加えて16路線とする。運

アエロフロートの新LCC、12月に運航開始

ロシアの国営航空会社アエロフロートは11日、新たに設立した格安航空子会社(LCC)の「ポベーダ」(ロシア語で“勝利”)がロシア連邦航空輸送局から運航許可を取得したと発表した。 新LCCは12月1日から国内6都市に就航する

アエロフロートの新LCC、12月に運航開始

ロシアの国営航空会社アエロフロートは11日、新たに設立した格安航空子会社(LCC)の「ポベーダ」(ロシア語で“勝利”)がロシア連邦航空輸送局から運航許可を取得したと発表した。 新LCCは12月1日から国内6都市に就航する

航空税は合憲、憲法裁が州の訴え棄却

2011年に導入された航空税は憲法(基本法)で保障された法の下の平等と職業の自由に抵触するとして西南ドイツのラインラント・ファルツ州が起こしていた違憲訴訟で連邦憲法裁判所(BVerfG)は5日、訴えを棄却する判決を下した

ルフトハンザ―15年営業益予測引き下げ―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は10月30日の決算発表で、2015年12月期の営業利益見通しを下方修正した。景気が減速しているうえ、航空旅客市場での競争も激化しているためで、従来予測の20億ユーロから「14年

仏トタルCEO、航空事故で死亡

仏石油大手トタルのクリストフ・ドマージュリー最高経営責任者(CEO)兼会長(63)が10月20日、航空機事故で死亡した。これを受けて同社は22日、ティエリー・デマレ元会長兼CEOを新会長、製油・化学部門の責任者だったフィ

ルフトハンザ―電算センターをIBMに売却へ―

航空大手のルフトハンザドイツ航空(フランクフルト)は22日、電算センターをIT大手の米IBMに売却する方向で交渉している事実を明らかにした。ITインフラコストを圧縮することが狙い。交渉は現在、最終段階にあり、売却手続きを

大韓航空、チェコ航空に追加出資

経営難に陥っているチェコ航空(CSA)は23日、同社に出資する大韓航空が再建を支援するため、つなぎ資金として最大2,000万米ドルを追加出資すると発表した。9月に発表した再建計画に沿うもので、向こう6カ月のつなぎ資金とし

空港運営のマレーシアMAHB、トルコISG空港を完全傘下に

マレーシアの空港運営会社マレーシア・エアポート・ホールディングス(MAHB)は23日、トルコのサビハ・ギョクチェン空港(ISG)と同空港の運営会社LGMの資本それぞれ40%を同国の複合企業リマクから取得すると発表した。欧

「スカイチーム」3社、発着枠の一部返上を提案

欧州委員会は21日、欧州航空大手エールフランス-KLM、伊アリタリア、米デルタによる米国と欧州間の共同運航事業について調査を進めている問題で、3社から発着枠の一部返上などの提案があったことを明らかにした。欧州委は今後1カ

仏トタルCEO、航空事故で死亡

仏石油大手トタルのクリストフ・ドマージュリー最高経営責任者(CEO)兼会長(63)が20日、航空機事故で死亡した。これを受けて同社は22日、ティエリー・デマレ元会長兼CEOを新会長、製油・化学部門の責任者だったフィリップ

エアバス―過去最大の受注、A320ネオを250機―

欧州航空機大手のエアバス(仏トゥールーズ)は15日、インドの航空大手インディゴから近・中距離機「A320ネオ」250機を受注することで基本合意したと発表した。受注額は257億ドル(カタログ価格ベース)で、単独のものでは同

チェコ航空、来年から最大30%の賃下げ

経営不振のチェコ航空(CSA)は、来年から最大30%の賃下げを実施する方針だ。欧州連合(EU)の対ロシア制裁の影響で主要顧客のロシア人利用者が減少していることが背景にある。労組側も理解を示しており、9月に発表した人員整理

EUが検疫体制の強化で一致、エボラ感染拡大阻止へ

EUは16日の緊急保健相会合で、西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱への対応について協議し、感染拡大を防止するため、西アフリカ諸国から出国する渡航者に対する検疫体制を強化することで一致した。 世界保健機関(WHO)

ルフトハンザ、アブダビ線を廃止

独航空最大手のルフトハンザは16日、フランクフルトとアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを結ぶ路線を2015年夏に廃止すると発表した。アブダビに本拠を置く国営エティハド空港がコードシェア便を利用して独~アブダビ間のフライ

エールフランス、長期ストの損失は5億ユーロ

欧州航空大手エールフランス─KLMは8日、先月の長期ストライキによる損失が最大5億ユーロに上ることを明らかにした。通期の予想営業利益の5分の1以上を失った計算となる。 イージージェットなど格安航空会社(LCC)との競争で

ヘンケル―調達統括拠点を蘭に設置へ―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)がオランダに全世界の調達業務の統括拠点を設立する。事業のあり方を簡素化し、利益率を高める戦略に基づく措置で、広報担当者は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に、「グローバル・サプラ

鉄道労組が無期限ストへ、パイロットストは市民の理解低く

独鉄道機関士労組GDLは2日、ドイツ鉄道(DB)を対象とする無期限ストライキの是非を問う組合員投票で91%が支持を表明したと発表した。これにより同労組は任意にストを実施できるようになり、7日夜から8日午前にかけては全国的

郵便料金1月に値上げ

郵便大手のドイツポストは1日、一部サービスの料金を引き上げると発表した。人件費の上昇を受けた措置で、物流・インフラ向けの投資資金を確保する狙いもある。連邦ネットワーク庁が承認すると、来年1月1日付で値上げが行われる。 国

男性パイロットの制帽着用義務は不当か

企業は従業員代表の事業所委員会(Betriebsrat)との合意に基づき従業員に制服着用を義務づけることができる。これは事業所体制法(BetrVG)に基づくルールである。では、男性と女性とで制服規定に違いを設けることは法

欧州航空安全局、エアバス新鋭機に型式証明交付

欧州航空安全局(EASA)は9月30日、欧州航空機大手エアバスの最新鋭中型旅客機「A350-900」に型式証明を交付したと発表した。 型式証明は民間航空機の安全・環境性能に関する国際証明で、すべての新型機は機種ごとに取得

チェコ航空、人員削減へ

チェコ航空(CSA)は従業員3分の1の削減予定を明らかにした。対象となるのは、パイロット70人、キャビンアテンダント150人、一般職60人。ウクライナ危機による旧ソ連諸国からの利用者の大幅な減少が背景にある。同社が清算さ

エールフランスがLCC増強を断念、労組の反発で

欧州航空大手エールフランス─KLMは24日、格安航空部門の増強計画を撤回すると発表した。仏部門エールフランス航空の労組が反発し、ストライキが続いていることを受けたもので、計画を大幅に縮小し、フランスを拠点とする事業に限定

SAP―過去最大の買収、クラウド事業強化へ―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は18日、米同業コンカーを買収すると発表した。コンカーは出張管理・経費精算ソリューションをクラウドベースで提供しており、SAPは同社を傘下に収めることで自社のクラウド事業を強化

アエロフロート、新LCC設立

ロシアの国営航空会社アエロフロートは16日、新たな格安航空会社(LCC)「ビュジェートヌイ・ペレヴォーズチク」を設立した。同社が100%出資する新会社は、10月27日の運航開始を目指す。 新会社はアエロフロート傘下のオレ

受託手荷物への課金は可、欧州裁が判決

欧州司法裁判所は18日、航空会社が預け入れ手荷物(受託手荷物)に追加料金を課すことを認める判決を下した。機内持ち込み手荷物と異なり、受託手荷物の運搬は「補完的サービス」にあたるため、航空運賃とは別にあらかじめ定めた料金を

アエロフロート、新LCC設立

ロシアの国営航空会社アエロフロートは16日、新たな格安航空会社(LCC)「ビュジェートヌイ・ペレヴォーズチク」を設立した。同社が100%出資する新会社は、10月27日の運航開始を目指す。 新会社はアエロフロート傘下のオレ

交通・倉庫業界の売上成長率、第2四半期はやや鈍る

連邦統計局が10日発表した独交通・倉庫業界の2014年第2四半期の売上高は前年同期比の伸び率が1.5%となり、第1四半期の同2.2%からやや縮小した。前期比(営業日数・季節調整値)は0.4%減で、2四半期ぶりに後退してい

Ryanair:ライアンエアー、ボーイングに100機を発注

欧州最大の格安航空会社ライアンエアー(アイルランド)は8日、米ボーイングに最新型の中型旅客機「ボーイング737マックス」100機を発注したと発表した。燃料効率に優れ、定員が他の中型機を上回る同機種の導入により、コストを抑

ルフトハンザ・カーゴ―日欧間の航空貨物でANAと合弁―

ルフトハンザ航空の航空貨物子会社ルフトハンザ・カーゴ(フランクフルト)は3日、日欧間の航空貨物事業をANAと共同化すると発表した。ANAは同日、国土交通省からATI(独占禁止法適用除外)の認可を受けおり、両社は今月中に合

フラポート―リュブリャナ空港買収―

フランクフルト国際空港を運営するフラポートは5日、スロベニアのリュブリャナ空港の資本75.5%を、国営会社を中心とするコンソーシアムから買収すると発表した。取引金額は1億7,710万ユーロ。リュブリャナ空港はバルカン各地

ルフトハンザ、日欧間の貨物事業でANAと合弁

ルフトハンザ航空の航空貨物子会社ルフトハンザ・カーゴ(フランクフルト)は3日、日欧間の航空貨物事業をANAと共同化すると発表した。ANAは同日、国土交通省からATI(独占禁止法適用除外)の認可を受けおり、両社は今月中に合

エールフランスKLM、LCC部門を強化

欧州航空大手のエールフランスKLMは4日、取締役会が2020年までの経営改善計画を承認したと発表した。格安航空会社(LCC)の攻勢に対抗し、LCC部門トランスアビアを強化するほか、不振の貨物便事業を縮小する。 計画の詳細

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