農林水産

バイエル―ユーロ安で業績予測引き上げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は4月30日の決算発表で、2015年12月期の業績予測を引き上げた。ユーロ安が大きな追い風になっているためで、売上高を従来見通しの460億ユーロから480億~490億ユーロに上 […]

モンサント

農業科学大手の米モンサントがスイスの同業シンジェンタとの合併を狙っているもようだ。ブルームバーグ通信が報じたもので、実現すると売上高300億ドル以上の巨大企業が誕生する。モンサントは遺伝子組み換え作物など種子の世界最大手

欧州議会、バルト海の漁業資源管理計画を承認

欧州議会は4月28日の本会議で、バルト海のタラ、スプラットおよびニシンの漁業資源管理に関する複数年度計画を承認した。 改革された共通漁業政策(CFP)のもとで策定された初の複数年度計画で、長期的視野に立った資源管理を通じ

3月輸入物価、エネルギーを除くと3%上昇

ドイツ連邦統計局が27日発表した2015年3月の輸入物価指数は前年同月比1.4%減となり、26カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが25.4%低下して、これまで同様、全体が強く押し下げられた格好だ。ただ、下げ幅は

バイエル―家庭園芸薬剤事業を売却か―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が家庭園芸用薬剤事業の売却に向けて動き出したもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が薬剤・金融業界の情報として報じたもので、すでに売却先となり得る候補企業に文書を送付し

EUが違法漁業問題でタイに警告、6カ月以内の対応要求

欧州委員会は21日、タイの違法漁業対策が不十分として同国政府に警告書を送り、6カ月以内に是正措置を講じるよう求めた。タイが対応しなければ、同国産の水産製品のEUによる輸入を禁止することになる。 EUは2010年に施行され

生産者物価の下げ幅、3月は1.7%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年3月の生産者物価指数は前年同月比1.7%減となり、20カ月連続で1年前の水準を下回った。これまでに引き続きエネルギー価格の下落が響いた格好。ただ、エネルギーの下落率は前月の5.5

イグロ―投資会社が売却―

英投資会社パーミラは20日、傘下の独冷凍食品大手イグロ(ハンブルク)を英投資会社ノマド(Nomad)に売却すると発表した。取引金額は26億ユーロ。ノマドは今後、パーミラから9%の出資を受ける。取引は第2四半期中に終了する

ユーラシア経済連合、軽工業発展のための行動計画を承認

ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)の理事会は14日、軽工業の発展に向けた2015-16年行動計画を承認した。同産業分野への投資促進と競争力向上のための環境整備を目指す。 行

3月の卸売物価、下げ幅が大きく縮小

ドイツ連邦統計局が14日発表した2015年3月の卸売物価指数は前年同月比1.1%減となり、下げ幅は前月の2.1%から大きく縮小した。低下率の縮小は2カ月連続。石炭・石油製品の下げ幅が11.9%と前月の15.7%から狭まっ

欧州議会漁業委、バルト海の漁業資源管理計画を採択

欧州議会の漁業委員会は7日、バルト海のタラ、スプラットおよびニシンの漁業資源管理に関する複数年度計画を採択した。改革された共通漁業政策(CFP)のもとで策定された複数年度計画が採択されたのは今回が初めて。 欧州議会による

2月輸入物価、エネルギーを除くと1.8%上昇

ドイツ連邦統計局が3月27日発表した2015年2月の輸入物価指数は前年同月比3.0%減となり、25カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが28.4%低下して、これまで同様、全体を強く押し下げた格好。エネルギーを除い

動植物への特許を認める決定=欧州特許庁

欧州特許庁(EPO)は3月27日、新品種のブロッコリーに特許を認めた同庁の決定は正しかったとして、同決定に対する異議を退ける決定を下した。従来型の交配技術で開発した動植物に特許を認めた格好。これにより、新開発の動植物を利

企業景況感5カ月連続で改善

Ifo経済研究所が3月25日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の106.8から107.9へと1.1ポイント上昇し、14年7月以来の高水準に達した。改善は5カ月連続。石油安とユーロ安が追い風とな

インフレ率が2カ月連続で上昇、3月0.3%に

ドイツ連邦統計局が3月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.3%増となり、2カ月連続で上昇した。インフレ率の主な押し下げ要因であるエネルギーと食料品で価格の低下率が縮小していることが大きい。前月比の

EUがキューバとの協議加速、関係改善に向け

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(EU外相)は24日、キューバの首都ハバナでラウル・カストロ国家評議会議長やロドリゲス外相らと会談し、関係改善に向けた協議を加速することで合意した。米国とキューバが国交正常化交渉

EUとトルコ、関税同盟の拡大を検討

欧州連合(EU)とトルコが通商強化に向けて、関税同盟の拡大を検討している。23日付けの英フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じたもので、サービス、農業、公共調達などを新たに適用対象に含める方向で調整を進める方針だ。 EU

牛乳の生産割り当て制、3月末で廃止

EUが約30年間にわたって続けてきた牛乳の生産割り当て制度が、3月31日に廃止される。これによって域内の酪農家は需要に応じて自由に生産できるようになる一方で、乳価下落のリスクが高まることになる。 EUは牛乳の生産過剰を抑

2月生産者物価-2.1%、石油製品は約16%下落

ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年2月の生産者物価指数は前年同月比2.1%減となり、19カ月連続で1年前の水準を下回った。これまでに引き続きエネルギーが全体を強く押し下げた格好で、エネルギーを除いたベースでは下げ

2月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1%に

ドイツ連邦統計局は12日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.1%、前月比がプラス0.9%で、速報値と変わりがなかった。インフレ率はこのところ石油価格の急落

卸売物価の下げ幅が4カ月ぶりに縮小

ドイツ連邦統計局が13日発表した2015年2月の卸売物価指数は前年同月比2.1%減となり、下げ幅は前月の2.6%から縮小した。低下率が縮むのは4カ月ぶり。石炭・石油製品の下落率が前月の18.5%から15.7%に下がったこ

アイスランドがEU加盟を放棄、加盟申請撤回を正式通知

アイスランド政府は12日、EU加盟申請を撤回することを決め、EUに通知したと発表した。同国は2009年に加盟を申請し、加盟交渉を進めたが、EU入りの大きな動機となった金融危機が終息し、加盟に批判的な空気が強まったことから

食品の97%、残留農薬が基準値以下=欧州食品安全機関

欧州食品安全機関(EFSA)は12日、食品中の残留農薬に関する2013年度年次報告書を発表した。これによると、EU加盟27カ国とノルウェーとアイスランドで流通する食品の約97%は残留農薬が基準値以下だった。 EUの残留農

GM作物栽培、加盟国に禁止権限

EU加盟国は2日、遺伝子組み換え(GM)作物の認可ルールをめぐり、EUが栽培を認可した場合でも加盟国が独自の判断で禁止できるようにする指令の改正案を承認した。GM作物に対するEU市民の根強い懸念に配慮して、加盟国に最終的

インフレ率が再びプラスの領域に、2月0.1%

ドイツ連邦統計局が2月27日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.1%増(速報値)となり、2カ月ぶりに上昇へと転じた。1月は同マイナス0.4%となり、5年4カ月ぶりに1年前の水準を下回った。 2月の物価が上昇に転じ

1月輸入物価4.4%低下、09年11月来の下落幅に

ドイツ連邦統計局が2月27日発表した2015年1月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比4.4%減の100.2に低下し、09年11月以来の大きな下落幅となった。1年前の水準を下回るのは24カ月連続。エネルギーが

BASF―増益確保、石油安追い風に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が2月27日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBIT、調整前)は73億5,700万ユーロとなり、前期を4.0%上回った。石油価格の大幅下落が追い風となった格好で、

バイエル

製薬・化学大手の独バイエルが2月26日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比4.9%増の88億1,200万ユーロとなり、過去最高を記録した。比較的新しい特許薬5種類の販売が好調で

生産者物価18カ月連続で低下、1月-2.2%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年1月の生産者物価指数は前年同月比2.2%減となり、下げ幅は前月の同1.7%から拡大した。前年同月を下回るのは18カ月連続。エネルギーが6.3%低下し、全体を強く押し下げた格好で、

クロップエネルギーズ―英工場の生産を一時停止―

独砂糖大手ジュドツッカーのバイオ燃料子会社クロップエネルギーズ(マンハイム)は18日、英国南部のウィルトンにある工場の操業を当面、見合わせると発表した。石油価格の急落を受けてバイオ燃料価格が大きく低下し、採算が取れなくな

BASF―米国にアンモニア工場設置、ヤラと共同で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、ノルウェーの窒素肥料大手ヤラ・インターナショナルと共同で米国にアンモニア工場を建設すると発表した。原料コストが低いため、同地に白羽の矢を立てた。 メキシコ湾岸のフ

1月インフレ率、-0.4%に下方修正

ドイツ連邦統計局は12日に発表した2015年1月の消費者物価統計の詳細で同物価の前年同月比の変動率(インフレ率)を当初のマイナス0.3%からマイナス0.4%に下方修正した。前月比も同マイナス1.0%からマイナス1.1%に

1月卸売物価2.6%下落、5年来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2015年1月の卸売物価指数は前年同月を2.6%下回り、10年1月以来の大きな下げ幅となった。石炭・石油製品が18.5%減と大幅に低下。全体が強く押し下げられた格好だ。このほか、動物(家畜

シンジェンタ―純利益が減少―

スイスの農薬大手シンジェンタ(バーゼル)が4日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比1%増の29億2,600万米ドルと小幅な伸びにとどまった。北米の異常気象と収益力の弱い事業からの撤退コストが響

加リナマーのハンガリー子会社、工場拡張を完了

自動車部品や農機を製造する加リナマーのハンガリー子会社リナマー・ハンガリーはこのほど、ハンガリー南東部のオロスハーザにある工場の拡張工事が完了したと発表した。投資額は50億フォリントで、うち16億フォリントは欧州連合(E

シンジェンタ、昨年は小幅増益

スイスの農業化学大手シンジェンタが4日発表した2014年12月通期決算の営業利益(EBITDA)は前期比1%増の29億2,600万米ドルと小幅な伸びにとどまった。北米の異常気象と収益力の弱い事業からの撤退コストが響いた格

独インフレ率もマイナスに、1月消費者物価0.3%低下

ドイツ連邦統計局が1月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.3%減となった。1年前の水準を下回るのはリーマンショックに端を発する金融・経済危機が深刻だった2009年9月以来で、5年4カ月ぶり。ユーロ

輸入物価2年連続で低下、14年は-2.2%に

ドイツ連邦統計局が1月28日発表した2014年の輸入物価指数は前年比2.2%減となり、2年連続で低下した。エネルギーが最大の押し下げ要因で、原油と石油製品を除いたベースでは下げ幅が1.5%だった。 エネルギー価格は平均1

ベラルーシ農機大手、ウクライナへの輸出再開

ベラルーシの農業機械大手ゴムセリマシはウクライナ・ムィコラーイウ州への輸出を再開した。ベラルーシ国営ベルタ通信がこのほど伝えた。 ゴムセリマシの関係者がベルタ通信に明らかにしたところによると、トレーディングハウスMTZベ

ベラルーシ農機大手、ウクライナへの輸出再開

ベラルーシの農業機械大手ゴムセリマシはウクライナ・ムィコラーイウ州への輸出を再開した。ベラルーシ国営ベルタ通信が1月23日伝えた。 ゴムセリマシの関係者がベルタ通信に明らかにしたところによると、トレーディングハウスMTZ

独農業機械業界、4年ぶり売上減に

独農業機械業界の2014年の売上高は76億ユーロ(推定)となり、前年の84億ユーロから約10%減少した。減少は4年ぶり。ドイツ機械工業連盟(VDMA)農業機械部会のベルント・シェーラー部長などが『フランクフルター・アルゲ

モンサント、数年以内にロシアに初の工場開設

種子大手の米モンサントは、今後数年以内にロシアに初の工場を開設する計画だ。欧州・中東事業の責任者であるゴンサルベス氏が22日、ロイター通信とのインタビューで明らかにした。 モンサントは現在、ロシアで現地の提携企業を通じて

EU、インド産マンゴーの輸入禁止を解除

欧州委員会は20日、EUが昨年春から実施してきたインド産のマンゴーの輸入禁止措置を解除したと発表した。 EUは昨年5月、高級品種として知られるインド産のアルフォンソマンゴーがショウジョウバエなどの害虫に汚染されていたこと

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