企業情報

Senvion SE―親会社Suzlonが株式の部分放出検討―

独風力発電設備大手Senvion(旧Repower、ハンブルク)の株式が市場に放出される可能性が出ている。経営不振が続く親会社の印Suzlonが資金調達目的で保有株の部分売却を検討しているためだ。Suzlonのキルティ・

BMW―国内工場でコスト削減へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が国内工場の人件費を削減する意向だ。独メディアが報じ、同社が追認したもので、各工場の競争力の維持に必要な措置だとして理解を求めている。従業員代表と労働組合は不要な措置だと批判しており、今

Adam Opel AG―新モデル攻勢、18年までに27種類―

米自動車大手General Motors(GM)の欧州子会社Opel(リュッセルスハイム)が新モデルの投入を加速する。長期戦略「Drive 2022」を受けた措置で、2018年までに新モデル27種類を発売。新エンジンも1

Siemens AG―手荷物処理システム事業の売却中止―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は3日、手荷物処理・郵便小包仕分けシステム事業を米投資会社Wilbur Rossに売却する方針を撤回すると発表した。理由は明らかにしていない。メディア報道によると、交渉がまとまった

Osram Licht AG―リストラ強化、来年以降も生産能力調整へ―

照明機器大手の独Osram(ミュンヘン)が組織再編の取り組みを強化する。半導体ベースのLED電球市場が予想を上回るスピードで拡大し、従来型電球の需要が急速に落ち込んでいるためだ。同社のヴォルフガング・デーエン社長は経済誌

任天堂―欧州拠点をフランクフルトに移管―

任天堂は独アシャッフェンブルク近郊のグロースオストハイムにある欧州事業統括拠点をフランクフルトに移管する方向だ。アシャッフェンブルク郡のウルリヒ・ロイター郡長が6日明らかにしたもので、広報担当者は10日AFP通信に、物流

Henkel AG & Co. KGaA―仏洗剤メーカー買収―

日用品大手の独Henkel(デュッセルドルフ)は5日、フランスの洗剤・殺虫剤メーカーSpotlessグループを投資会社BC Partnersから買収すると発表した。成熟市場でのピンポイント買収を通して事業を拡大する戦略の

Altana AG―米国の添加剤工場で生産能力倍増―

特殊化学大手の独Altana(ヴェーゼル)は5日、米コネチカット州ウォーリングフォードにある添加剤工場の生産能力を2倍以上に引き上げたと発表した。国外市場の開拓を強化する戦略の一環。米国ではシェール革命などを背景に製造業

JTB―ジャルパック独法人を買収―

JTBは9日、日本航空グループからジャルパックの独現地法人Jalpak International(Germany)GmbHを買収すると発表した。ドイツの日系企業の需要取り込みと、ドイツ発の訪日旅行需要の掘り起こしが狙い

Bayer AG―がん治療薬の甲状腺がん投与を欧州委が承認―

製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)は5月30日、同社製の分子標的型がん治療薬「Nexavar」を進行した段階の甲状腺がんの治療に投与することが欧州連合(EU)の欧州委員会に承認されたと発表した。同薬は昨年の売上高が

Roche(製薬)―診断分野で買収―

スイスの製薬大手Roche(バーゼル)は2日、米国の研究開発会社Genia Technologiesを最大3億5,000万ドルで買収すると発表した。診断事業を強化する考え。Geniaのオーナーにまず現金1億2,500万ド

Nestle S.A.―医療用スキンケア用品販売権取得―

スイスの食品大手Nestle(ヴェヴェイ)は5月28日、カナダの医薬品大手Valeantから医療用スキンケア用品の北米販売権を取得したと発表した。Nestleは食料品事業が伸び悩んでいることから、ヘルスケア事業を強化中。

Henkel AG & Co. KGaA―米3社買収、ヘアケア分野で―

化学大手のHenkel(デュッセルドルフ)は2日、米国のヘアケア用品メーカー3社を同国の投資会社TSG Consumer Partnersから買収すると発表した。成熟市場での買収を通してグローバル事業を強化していく戦略の

BASF―シェールガスからブタジエン生産へ、Lindeと技術提携―

化学大手のBASF(ルートヴィヒスハーフェン)は3日、基礎化学品であるブタジエンを天然ガスから製造する技術の開発で工業ガス大手のLindeと提携すると発表した。シェール革命の副作用で石油由来のブタジエンの不足が懸念されて

安川電機―欧州事業好調、売上成長率20%に―

安川電機の欧州事業が好調だ。欧州事業を統括するマンフレート・シュテルン氏への取材などをもとに2日付『ハンデルスブラット』紙が報じたところによると、2014年3月期の売上高は前期比20%増の4億ユーロに拡大。15年までに同

Volkswagen AG―中国でサプライヤー育成へ―

自動車大手の独Volkswagen(VW、ヴォルフスブルク)が最重要市場の中国で現地サプライヤーを自ら育成する。製造コストを引き下げるには欧米部品メーカーへの依存度を引き下げ、同国企業からの調達を増やす必要があるものの、

TrelleborgVibracoustic GmbH―Trelleborgが撤退か―

独Freudenbergとスウェーデン企業Trelleborgが共同運営する自動車防振部品の合弁会社TrelleborgVibracousticから、Trelleborgが撤退する可能性が出てきた。5月28日付『フランク

Hilite International―中国企業が買収―

英投資会社3iは5月29日、100%傘下の独自動車部品メーカーHilite(マルクトハイデンフェルト)を中国航空工業集団公司(AVIC)の子会社AVIC Electromechanical Systems Co., Lt

Valmet Automotive Inc.―ルーフシステムの生産を独から移管―

フィンランドの自動車部品メーカーValmet Automotive(ウーシカウプンキ)は2日、独オスナブリュックでのルーフシステム生産事業をポーランド西部のジャリに移管すると発表した。カブリオレ向け需要の低迷を受けた措置

Lichtblick SE―VW製小型コジェネの販売停止―

独立系の再生可能エネルギー事業者である独Lichtblick(ハンブルク)は5月28日、自動車大手Volkswagen(VW)が製造する小型熱電併給システム(コジェネ)の販売を停止すると発表した。VWが契約に違反したため

Bayer AG―前立腺がん治療薬を共同開発へ―

製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)は2日、フィンランドの同業Orionと共同で前立腺がん治療薬を開発すると発表した。Orionの医薬品「ODM-201」を共同開発に切り替え、治験の最終段階である第3相臨床試験(フェ

Trimet Aluminium SE―同業Voerdal買収へ―

アルミニウム製造独最大手のTrimet(エッセン)が国内3位メーカーのVoerde Aluminium(Voerdal)を買収する見通しだ。Trimetのオーナーであるハインツペーター・シュリューター氏(監査役会長)が『

P+S Werften GmbH―ロシア同業Nordic Yardsが買収―

2012年に経営破たんした独造船会社P+S Werften(シュトラルズント)の管財人は27日、ロシアの同業Nordic Yardsが同社を買収すると発表した。すでに契約書への調印が終了しており、Nordic Yards

Siemens AG―従業員1万人削減か―

電機大手の独Siemensは先ごろ打ち出した組織再編計画に伴い従業員およそ1万人を削減するとの観測が浮上している。内部情報をもとに経済誌『ヴィルツシャフツボッヘ』が23日報じたもので、特に独エアランゲンの拠点が影響を受け

Lanxess AG―投資額引き下げへ―

化学大手の独Lanxess(ケルン)は22日の株主総会で、投資額を来年から大幅に引き下げる方針を明らかにした。同社は市場環境の悪化を受けて赤字経営に陥っており、収益力強化に向けた取り組みの一環として投資を縮小する。マティ

BASF SE―欧州域外の研究開発強化へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は27日、研究開発に占める欧州域外の割合を2020年までに現在の28%から50%に拡大する方針を明らかにした。特に経済成長が目覚ましいアジアと、アメリカ大陸で強化する。重点

Commerzbank AG―日本の不動産融資債権売却か―

独大手銀行のCommerzbankが日本の不動産融資債権を香港に拠点を置く投資会社Pacific Alliance Group(PAG)に売却するとの観測が浮上している。22日付『ハンデルスブラット』紙が業界情報として報

Daimler AG―リチウムイオン電池セルの生産中止か―

自動車大手のDaimler(シュツットガルト)がリチウムイオン電池セルの生産を中止するとの観測が出ている。経済誌『マネージャー・マガチン』が社内情報をもとに21日付のオンライン版で報じたもので、自社モデルに搭載するセルの

Daimler AG―独販売組織の再編を計画―

自動車大手のDaimler(シュツットガルト)が収益力の強化に向けてドイツ本国の販売組織再編を計画している。従業員代表の事業所委員会が21日明らかにしたもので、同委は「販売組織の解体」は認められないとして抵抗の構えを見せ

Schaeffler AG―売上予測引き上げ―

ベアリング大手の独Schaeffler(ヘアツォーゲンアウラハ)は21日の決算発表で、2014年12月通期の売上成長率を上方修正した。第1四半期の業績が良好だったためで、従来の5~7%から7%以上に引き上げた。売上高営業

Stabilus S.A.―株式公開、上場規模は今年最大に―

独自動車部品メーカーStabilus(コブレンツ)は23日、フランクフルト証券取引所で新規株式公開(IPO)を果たした。初値は売出価格を約6%上回る22.75ユーロ。上場規模は2億6,100万ユーロに上っており、ドイツで

BMW―メキシコに工場建設か―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が米ドル圏に完成車工場を建設することを検討しているもようだ。グループ全体の生産台数を2020年までに現在の200万台弱から250万台に引き上げる計画を踏まえた措置で、メキシコが有力候補に

MAN SE―バス生産をトルコに移管―

Volkswagen(VW)の商用車子会社MAN(ミュンヘン)は20日、独東部のプラオエンにあるバス工場を2015年3月までに閉鎖し、同工場の生産をトルコの工場に移管すると発表した。欧州バス市場が著しく低迷し同工場が不採

Siemens AG―洋上風力発電で大型受注、15億ユーロ強に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は15日、オランダの洋上風力発電パーク建設プロジェクト「Gemini」向けにタービン150基を納入すると発表した。契約には15年間の保守点検サービスが含まれており、受注総額は15億

RWE AG―発電所の稼働停止規模を拡大へ―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は14日の決算発表で、一時的ないし恒久的に稼働停止する発電所の規模を従来計画の66ギガワット(GW)から74GWに拡大する方針を明らかにした。再生可能エネルギーの急増を受けて電力取引価

Merck KGaA―製薬部門の研究開発費低下―

独製薬・化学大手のMerck(ダルムシュタット)は15日の決算発表で、製薬部門の第1四半期の研究開発費が2億9,800万ユーロとなり、前年同期の3億2,200万ユーロから7%減少したことを明らかにした。開発リスクの軽減策

Bayer HealthCare AG―血管治療機器事業を売却―

Bayerのヘルスケア部門であるBayer HealthCare(BHC、レバークーゼン)は15日、血管治療機器事業を米国の医療機器メーカーBoston Scientificに4億1,500万ドルで売却すると発表した。医

Richemont―5%増収に、日本売上急増―

高級時計・宝飾品大手のRichemont(ベルヴュー)が15日発表した2014年3月期決算の売上高は106億4,900万ユーロで、前期を5%上回った。ユーロ高の影響で売り上げが目減りしており、為替の影響を除いた現地通貨ベ

Talanx AG―トルコ・メキシコで買収模索―

保険大手の独Talanx(ハノーバー)は15日、トルコとメキシコで買収先候補を模索していることを明らかにした。同社は国外事業の強化を通して業績を拡大する方針を打ち出しており、買収を積極的に活用する考えだ。メキシコではオー

Deutsche Bank AG―上海特区に支店開設―

独最大手銀行のDeutsche Bank(フランクフルト)は8日、「中国(上海)自由貿易試験区」内に支店を開設した。同区は昨年10月に開設されたばかりで、欧州の金融機関で進出するのは同行が初めて。区内では当局の規制が大幅

Commerzbank AG―低金利響く、30%の営業減益に―

独2位銀行のCommerzbank(フランクフルト)が7日発表した2014年1-3月期(第1四半期)の営業利益は3億2,400万ユーロとなり、前年同期比で30%減少した。低金利で金利収入が17%減の11億3,000万ユー

Siemens AG―組織再編、電力・デジタル化などを軸に―

電機大手の独Siemensは6日、組織再編計画を発表した。これまでの4部門(セクター)16事業(ディビジョン)体制を廃止。電力、オートメーション、デジタル化を軸に事業を整理し、新年度が始まる10月1日から9事業体制に切り

三菱重工業―Siemensと製鉄機械分野で合弁―

三菱重工業は7日、電機大手のSiemensと共同で製鉄機械の合弁会社を設立すると発表した。製品ラインアップを拡充するとともにグローバル展開を加速。市場環境が厳しさを増すなかで競争力を強化する意向だ。 当局の承認を経て20

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