総合 - ドイツ経済ニュース

「貿易制限措置が強まる」=商工会議所

貿易制限措置のしわ寄せを受けるドイツ企業が増えているもようだ。独商工会議所連合会(DIHK)が国外事業を展開する加盟企業2,200社を対象に昨秋実施したアンケート調査によると、そうした措置が「増えている」との回答は34. […]

再可エネ助成ルールにEU法違反の疑い、欧州委が審査へ

欧州連合(EU)の欧州委員会は12月18日、ドイツの再生可能エネルギー法(EEG)がEU競争法に違反している疑いがあるとして審査手続きを開始した。再可エネ電力向け助成金の負担軽減ルールがEUとドイツ国内で公正な競争を阻害

ヘッセン州で中道右派・緑の党政権が誕生へ

中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)と環境政党・緑の党が独中西部のヘッセン州で連立政権を樹立する。同州の両党代表が17日、3週間の交渉の末に合意した。都市州以外で両党が連立を組むのは今回が初めて。CDUと緑の党は今後、

域内派遣労働者の権利強化へ、EU加盟国が指令案で合意

欧州連合(EU)加盟国は9日開いた雇用・社会政策担当相理事会で、EU加盟国から域内の他の国に一時的に派遣される労働者の権利保護を目的とした「海外労働者派遣指令の実施に関する指令案」の内容で基本合意した。欧州議会とEU閣僚

卸売物価4カ月連続で減少、11月は前年同月比-2.2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2013年11月の卸売物価指数(2005年=100)は120.5となり、前年同月比で2.2%減少した。前年同月を下回るのは4カ月連続。物価に占める比重の大きい石炭・石油製品が7.1%低下し

クリスマス商戦、12月第2週の土曜は好調

12月第2週の土曜日に当たる14日、小売店の業績は好調だったもようだ。独小売業中央連盟(HDE)が加盟店を対象に実施した簡易アンケート調査によると、特に時計、宝飾品、家庭用品店が良好で、このほか、カバン、ワイシャツ、楽器

人件費上昇率がEU平均上回る

ドイツの人件費の上昇率が拡大している。経済の安定と企業の人材不足を背景に賃金が上昇していることが背景にある。17日に次期政権を樹立予定のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)は社会保障費の増加に

独製造業売上2カ月連続減少、10月-0.2%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年10月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.2%下回った。減少は2カ月連続。国内売上が0.8%落ち込んで足を強く引っ張った格好で、ユーロ圏(ドイツを除

独製造業受注10月は大きく後退、「上向き基調は続く」

ドイツ連邦経済省が6日発表した2013年10月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を2.2%下回り、約1年ぶりの大幅後退となった。比較対象の9月は大型受注が多かった効果もあり同3.1%増と大きく上

独輸出2カ月連続増加、10月+0.6%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2013年10月の輸出高は前年同月比0.6%増の991億ユーロとなり、2カ月連続で拡大した。景気が緩やかに回復していることが反映された格好で、欧州連合(EU)向けが好調だった。 \ 10月の

WTO合意を独政財界が歓迎

インドネシアのバリで開催された世界貿易機関(WTO)の閣僚会議で7日に合意が成立したことを、ドイツの政財界が歓迎している。通関手続きの簡素化などが盛り込まれており、輸出の増加につながるとみられるためだ。メルケル首相は、途

小売業界の労使交渉がこう着脱却、西南ドイツでベア5.1%合意

独西南部バーデン・ヴュルテンベルク州の小売業界で5日、労使が新協定を締結した。ドイツの小売業界では労使交渉がこう着状態に陥っていたが、同州で合意が成立したことで今後、他の州でも交渉がまとまる可能性が出てきた。 \ バーデ

小売売上4カ月ぶりに減少、10月は実質-0.2%に

ドイツ連邦統計局が11月29日発表した2013年10月の小売売上指数は前年同月を名目で0.8%上回ったものの、物価を加味した実質では0.2%下回った。実質減は4カ月ぶり。営業日数は今年10月も前年同月も26日だった。営業

失業者数がやや増加、需給のミスマッチで

ドイツ連邦雇用庁(BA)が11月28日発表した同月の失業者数は280万6,000人で、前月を5,000人上回った。増加は3カ月ぶり。大卒や職業訓練の終了を採用条件とする求人が増えているため、これといった技能を持たない失業

政権協定成立、最低賃金導入へ

ドイツの2大政党である中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と中道左派の社会民主党(SPD)は11月27日、政権協定を締結した。今後、SPDの党員投票で承認されると、正式に発効。17日の連邦議会(下院)で第

インフレ率4カ月ぶりに上昇、11月1.3%に

ドイツ連邦統計局が11月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月を1.3%上回り、4カ月ぶりに増加した。物価に占める比重の大きいエネルギー(家庭用エネルギーと燃料)価格の下落幅が前月の0.5%から0.3%に

独消費者景況感が6年来の高水準に

市場調査大手GfKが11月27日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は7.4となり、6年来の高水準を記録した。景気見通しと所得見通し、および高額商品の購入意欲に関する指数がすべて上昇しており、GfKは今年のク

独M&A市場で大型案件増える

ドイツのM&A(企業の合併・買収)取引額は年初からこれまでに計820億ユーロに達した。件数は1,700件で、前年を下回るものの、大型取引が増加したことで取引額は40億ユーロ増加しており、明るさを増している。金融

第3四半期GDP、内需の力でプラス成長に

ドイツ連邦統計局は22日、2013年第3四半期国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、建設投資と設備投資は前期比でそれぞれ実質(物価・季節要因・営業に数調整値)2.4%、0.5%増加し、ともに2四半期連続

貯蓄率が12年来の低水準に

2013年第3四半期の貯蓄率が8.5%となり、12年ぶりの低水準に後退したことが、連邦統計局が22日発表した国内総生産(GDP)統計の詳細で分かった。経済と雇用の安定のほか、歴史的な低金利が消費性向を押し上げている。低金

独企業景況感が大幅改善

Ifo経済研究所が22日発表した2013年11月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は109.3となり、前月の107.4から1.9ポイント上昇した。改善は2カ月ぶり。今後6カ月間の事業見通しを示す期待指数が103

生産者物価が10年3月以来の下げ幅に、10月-0.7%

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年10月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比0.7%減の106.6に低下し、10年3月以降で最大の下落幅となった。エネルギー価格が1.9%低下したことが最大の押し下げ

欧州委が独政府提訴、ドイツポストへの補助金めぐり

欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、郵便・物流サービスで欧州最大手のドイツポストに対する補助金交付を不当として、ドイツ政府を欧州司法裁判所に提訴したと発表した。欧州委は昨年1月、ドイツポストが1995年以降に受けた公的

次期政権の経済政策を5賢人委が批判

政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は13日、2013年版『経済鑑定書』をメルケル首相に提出した。今回は次期政権の樹立に向けて2大政党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)が政権協定交渉

欧州委が独の経常黒字を調査、域内不均衡を問題視

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、ドイツの経常黒字が欧州経済の安定を阻害する要因になっている可能性があるため、同国に対する調査を開始すると発表した。EUは域内の経済均衡を保つため、経常黒字を国内総生産(GDP)比で6

成長率鈍る、第3四半期は前期比0.3%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.3%増となり、伸び率は第2四半期の同0.7%を大きく下回った。輸出が低調で、外需(輸

DAX企業が減収減益に、ユーロ高響く

DAX(ドイツ株価指数)採用企業の2013年7-9月期の売上高は計2,890億ユーロ(FMC、ティッセンクルップ、コメルツ銀行、ドイツ銀行を除く26社ベース)で、前年同期を1.6%下回った。第3四半期に減収となるのは09

世界景況感が改善、今後の見通し明るさ増す

独Ifo経済研究所が13日発表した2013年第4四半期の世界景況感指数(2005年=100)は98.6となり、前期の94.1からやや上昇した。今後6カ月の景気見通しが大幅に明るさを増したほか、現状判断もやや上向いた。 \

独鉱工業の実物投資、12年は3.2%増加

ドイツ連邦統計局が19日発表した同国鉱工業の2012年の実物投資額は570億ユーロで、前年から3.2%増加した。投資額が最も大きいのは自動車・自動車部品で136億300万ユーロを記録。2位の機械(62億9,400万ユーロ

税収見積もり上方修正、財務相は財政規律の弛緩を警戒

独連邦財務省は7日、税収見積もり委員会がまとめた2013~18年の税収見通しを発表した。それによると、連邦(国)、州、市町村と欧州連合(EU)向け拠出金を合わせたドイツ全体の税収は5月の見通しを大幅に上回る見通し。経済と

クリスマス商戦売上4年連続拡大見通し

独小売業中央連盟(HDE)は7日、クリスマス商戦期の業界売上高が前年同期比1.2%増の806億ユーロとなり、4年連続で拡大するとの予測を発表した。雇用の安定や所得の拡大、歴史的な低金利がプラスに働く。 \ クリスマス商戦

貿易黒字が過去最高に、9月204億ユーロ

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の貿易黒字は前年同月比20.7%増の204億ユーロとなり、これまでの最高(08年6月の198億ユーロ)を上回った。輸出が増えるとともに、輸入が減少したためで、経常黒字も15.9

製造業受注9月は大幅増加、国内設備投資が復調

ドイツ連邦経済省が6日発表した2013年9月の製造業受注指数は物価、営業日数、季節要因調整後の実質で前月比3.3%増となり、3カ月ぶりに上昇した。大型受注が長年の平均を上回ったことが大きい。地域別ではユーロ圏(ドイツを除

9月製造業売上0.8%減少、自動車が足かせに

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月ぶりに後退した。自動車・自動車部品が振るわず、足を強く引っ張った格好。地域別では国内とユ

卸売物価が約4年ぶりの下落幅に、10月-2.7%

ドイツ連邦統計局が12日発表した2013年10月の卸売物価指数(2005年=100)は120.8となり、前年同月を2.7%下回った。下げ幅は2009年11月以降で最高。石炭・石油製品の価格が9.1%低下したことが最大の押

欧州中銀が利下げ、過去最低の0.25%に

欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.5%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の0.25%とすることを決めた。利下げは5月以来6カ月ぶり。ユーロ圏

独消費者景況感、高水準保つ

市場調査大手のGfKが10月31日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は7.0となり、10月の確定値(7.1)から0.1ポイント低下した。所得見通しと高額商品の購入意欲に関する指数がやや落ち込んだことが響いた

小売売上が3カ月連続増加、9月は実質0.2%増に

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した9月の小売売上指数は前年同月を名目で1.3%上回り、物価を加味した実質でも0.2%増加した。実質増は3カ月連続。営業日数は前年同月と同じ25日だった。営業日数と季節要因を加味した前月

失業者数が2カ月連続減、10月は280万人に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が10月30日発表した同月の失業者数は280万1,000人で、前月を4万8,000人下回った。減少は2カ月連続。10月は例年、失業者数が減少することが多く、季節要因を加味した実質では2,000人増

インフレ率が3カ月連続で低下、10月1.2%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上げ幅が1.2%となり、3カ月連続で縮小した。食料品の価格は4.1%上昇したものの、物価に占める比重の大きいエネルギーが0.5%下がり、全

輸入物価9カ月連続減、9月は-2.8%に

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した2013年9月の輸入物価指数は105.5となり、前年同月比で2.8%低下した。前年同月を下回るのは9カ月連続。エネルギーと金属が最大の押し下げ要因で、天然ガスと石油製品を除いたベース

ドイツの経常黒字を米財務省が批判

米財務省は10月30日公開した為替報告書のなかで、ドイツの経済政策を強い調子で批判した。莫大な経常黒字を計上する一方で、内需拡大に向けた努力が足りず、これがユーロ圏と世界経済のマイナス要因になっていると指摘。是正を求めた

Thyssenkrupp AG―電解設備で伊社と合弁―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkruppは5日、プラント建設子会社ThyssenKrupp Industrial Solutionsがイタリアの電気化学技術企業De Noraと合弁会社ThyssenKrupp Uhde

企業投資に活発化の兆し、ユーロ経済底打ちで慎重姿勢緩む

ドイツ経済の明るさが増してきた。独商工会議所連合会(DIHK)がこのほど発表した会員企業アンケート調査報告によると、これまで低調だった企業投資は今後、拡大へと転じる可能性が高い。ユーロ経済が底を打つなど投資環境が整ってき

独企業景況感6カ月ぶりに悪化

Ifo経済研究所が25日発表した2013年10月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は107.4となり、前月の107.7を0.4ポイント下回った。同指数の低下は6カ月ぶり。今後6カ月の事業見通しを示す期待指数と現

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