中東欧エネルギー業界の動き

ウズベキスタン、国内初の風力発電所を計画

ウズベキスタンの国営電力会社Uzbekenergoは韓国のエンジニアリング企業Doojinと提携して、国内初の風力発電所の建設を計画している。現地のオンラインニュース『UzDaily.uz』がこのほど報じた。 \ 風力発 […]

PKNオルレンが黒字転換

ポーランドの石油最大手PKNオルレンが13日発表した2010年1-3月期(1Q)連結決算は、営業損益が4億6,400万ズロチと前年同期の3億2,000万ズロチの赤字から黒字転換した。純利益も6億1,000万ズロチと、10

ロスネフチ、1-3月期EBITDAは92%増

ロシアの石油最大手ロスネフチが17日発表した2010年1-3月期決算は、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が前年同期から91.7%増え、44億4,300万米ドルに拡大した。売上高は78.6%増の147億6,100万ド

ロシア、トルコ初の原発を建設

トルコを公式訪問したロシアのメドベージェフ大統領は12日、同国のギュル大統領やエルドアン首相と会談し、エネルギー分野を中心とする協力関係の強化や中東欧和平問題などについて意見を交わした。 \ 今回の首脳会談に合わせ、両国

PGNiG、ガス輸入価格下落で黒字回復

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が12日発表した2010年1-3月期連結決算は、最終損益が前年同期の約4億ズロチの赤字から9億8,700万ズロチの黒字に大きく改善した。厳冬による需要拡大とガス輸入価格の大幅低下

チェコ政府、温暖化ガス排出権を三井物産に追加売却

チェコ環境省は5日、京都議定書が定める温暖化ガス排出権(AAU)200万トンを三井物産に追加売却したと発表した。チェコと物産の排出権取引は3度目で、累計の取引量は2,450万トンに達した。同省顧問のドゥシーク氏はブルーム

CEZ、スロバキアでガス事業を計画

チェコ国営電力会社CEZが、スロバキアのガス市場への参入を計画している。同社の広報担当者がスロバキア経済紙『Hospodarske Noviny』に語ったところによると、法人向けのガス供給事業から始め、将来的には個人向け

電力大手PGE、原発建設で米ウェスチングと協力

ポーランド電力最大手ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)は4月27日、同社が進める国内初の原子力発電所建設で、東芝傘下の米原発大手ウェスチングハウス(WH)と事業化調査で協力することに合意し、覚書に調印したと発表

チェコ環境省、Prunerov火力発電所改修計画を承認

チェコ環境省は4月29日、国営電力CEZが提出していた国内最大の石炭火力発電所であるPrunerov発電所の改修計画を承認した。この計画をめぐっては、緑の党や環境保護団体が、発電所の温暖化ガス排出削減に向けCEZが最善の

ルーマニアが3億トンの排出権売却準備

ルーマニアが京都議定書で定める温暖化ガス排出権(AAU)の売却に本腰を入れる。政府は4月28日までに、排出権売却で得た資金を環境対策に充てる「グリーン投資スキーム」(GIS)を整備。議定書の第1約束期間が終了する2012

風力発電大手の印スズロン、ブルガリアで合弁会社設立

風力発電大手のインドのスズロンは4月28日、欧州子会社で風力タービン製造大手のスズロン・ウィンド・エナジー(SWE)が、独立系風力発電会社の独フォルクスヴィントのブルガリア子会社と合弁会社を設立したと発表した。ブルガリア

プーチン首相、ガスプロムとナフトハズの統合提案

ロシアのプーチン首相は4月30日、南部の都市ソチでウクライナのアザーロフ首相と会談し、ロシア国営ガス企業ガスプロムとウクライナ同業ナフトハズの統合を提案した。これに対してアザーロフ首相は「検討する」と回答。5月の連休が明

ルクオイル、カスピ海油田で生産開始

ロシアの石油大手ルクオイルは4月28日、カスピ海沖のユーリ・コルチャギン油田で商業生産を開始したと発表した。ロシア企業がカスピ海で原油を生産するのは今回が初めて。年内に34万3,000トンの生産を見込んでいる。 \ 20

ガスプロム、09年10-12月期純利益は16倍に

ロシアの国営ガス企業ガスプロムが4月29日発表した2009年10-12月期決算は、純利益が前年同期比16倍の3,145億400万ルーブルに拡大した。税負担が軽減したうえ、主要市場の欧州と国内で需要が回復、大幅な増益を計上

中国CNPC、ウズベクの油田開発に2億ドル投資

中国国営の中国石油天然ガス集団(CNPC)はウズベキスタン東部フェルガナ盆地の北端に位置するMingbulak油田の開発に2億1,170万米ドルを投資する。2014年までに資金を地質調査や採掘作業に充てる計画で、採掘した

ポーランド政府、日系民間企業に排出権売却

ポーランド環境省は22日、京都議定書が定める温暖化ガス排出権(AAU)を日系の民間企業に売却したと発表した。取引金額は1,300万ユーロ。同国は3月初めにも日系企業に2,800万ユーロ相当のAAUを売却したが、今回の取引

ロシア、ウクライナ向けガス価格値下げで合意

ロシアのメドベージェフ大統領とウクライナのヤヌコビッチ大統領は21日、ロシア国境に近いウクライナ東部のハルキウで会談し、ロシアがウクライナ向けのガス輸出価格を30%引き下げることなどで合意した。これと引き換えに、ロシアは

双日、極東の熱電併給化プロジェクトに協力

双日は26日、ロシア極東で同国政府系企業の極東燃料・エネルギーコンプレックス発展戦略研究センターが進める熱電併給(コジェネレーション)化プロジェクトに協力することで合意したと明らかにした。極東では約5,000カ所で老朽化

GE、カルーガでガスタービン生産か

米ゼネラル・エレクトリックの電力設備子会社GEエナジーが、カルーガでガスタービンの生産を計画している。同社のロシア支社長パホモフ氏がこのほど、現地経済紙『ベドモスチ』に明らかにした。同支社長によると、今年下期にも正式に決

蘭NWR、生産目標引き上げ

中東欧で炭鉱事業を手がける蘭ニュー・ワールド・リソーシズ(NWR)は14日、2010年の原料炭の生産目標を従来の1,100万トンから1,500万トンに引き上げたと発表した。世界的な景気回復で原料炭の需要が増加し、価格も上

独Evonik、ポーランドで炭鉱メタン発電所を買収

化学系複合企業の独Evonikは13日、エネルギー部門(Evonik New Energies)のポーランド子会社SFG Energiaが同国シレジア地方にある炭鉱メタンガス発電所を買収したと発表した。同発電所の発電能力

西イベルドローラ、世界最大の陸上風力発電所を建設へ

スペインの電力大手イベルドローラは19日、ルーマニアで世界最大となる陸上風力発電所を建設する計画について、当局の承認を得たと発表した。総発電能力は1万世帯の電力需要を満たす1,500メガワット(MW)に達し、これまで欧州

石油大手ペトロム、風力発電に参入

ルーマニアの石油最大手ペトロムはこのほど、風力発電市場に参入すると発表した。同国南東部ドブロジャ地方で最大の風力発電デベロッパーMonsson Alma Companyから買収した風力発電プロジェクトWind Power

ロシアとスロバキア、エネルギー分野などで関係強化

ロシアのメドベージェフ大統領は7日、スロバキアを公式訪問し、ガシュパロビッチ大統領、フィツォ首相とそれぞれ会談。エネルギー分野などで協力を拡大し、両国の関係を深めることで合意した。 \ チェコのプラハで行われる米ロ両国に

エストニア、電力市場を一部自由化

エストニア政府は1日付けで、電力市場の35%を自由化した。周辺国の電力大手を参入させ、電力インフラの近代化を図るのが狙いで、2013年には完全自由化を予定している。ただ、エストニアの電力価格はこれまで欧州連合(EU)内で

ガスプロム子会社、シンガポールに事務所開設

天然ガス世界最大手のガスプロムの英子会社で、コモディティや排出権の取引を手がけるガスプロム・マーケティング・アンド・トレーディング(GM&T)は3月29日、シンガポールに事務所を開設したと発表した。急速な経済成

ナブッコ建設計画に遅れなし

カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」の推進母体であるナブッコ・ガスパイプライン・インターナショナルのミチェク社長は25日、パイプラインの建設計画に変更がないと明言し、計画に遅れが出て

アゼルバイジャン、ルーマニアへのLNG輸送を計画

アゼルバイジャンのNatik Alijew産業・エネルギー相はこのほど、同国がグルジア・黒海経由でルーマニアに液化天然ガス(LNG)の輸出を計画していることを明らかにした。関係3カ国は近く、LNG輸送に関する基本合意書に

ルクオイル、09年営業益は29%減

ロシアの石油大手ルクオイルが24日発表した2009年通期連結決算は、営業利益が前年比28.7%減の97億7,800万米ドルに後退した。純利益は23.3%減の70億1,100万ドル。ウラル原油平均取引価格が前年比で35%低

アルセロール、エブラズから炭鉱買収検討

鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタルが、ロシア同業エブラズから西シベリアの炭鉱を買収することを検討している。原料炭の自給率を高めるのが狙い。アルセロールのロシア子会社であるノーザン・クズバス(Northern Kuzbas

PGE、09年増収増益

ポーランド電力最大手の国営Polska Grupa Energetyczna (PGE)が16日発表した2009年決算は、売上高が前年比11%増の216億2,300万ズロチ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が37%

ポーランドPGNiG、09年営業益66%増

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が22日発表した2009年通期決算は、営業利益が前年比66.6%増の13億3,377万ズロチに拡大した。純利益は39.0%増の12億361万ズロチ。原料となるロシアからの天然ガス

チェコ、三井物産に排出権を追加売却

チェコ環境省は16日、京都議定書が定める温暖化ガス排出権(AAU)を三井物産に売却することで合意したと発表した。取引量は二酸化炭素換算で250万トン。チェコは昨年9月にも同社とAAU2,000万トンを売却する契約を結んで

チェコのガス輸送大手、東部でパイプライン新設

チェコのガス輸送大手NET4GAS(旧RWEトランスガスネット)は、同国南東部にある天然ガスの地下貯蔵施設を結ぶ新たなパイプラインを建設する計画だ。天然ガスの輸入が途絶する事態に備え、地下貯蔵施設からの供給能力を強化する

地域電力TGK‐2、中国電力大手と合弁設立へ

ロシア北西部の地域電力会社TGK‐2を子会社に抱える複合企業シンテズは17日、TGK‐2と中国の電力大手・華電国際電力(Huadian)が合弁会社設立で合意したと発表した。合弁会社は2013年までに設立する予定だが、両社

国内初の原発建設地を決定

ポーランド政府は16日、国内初となる原発の建設地を同国北部のジャルノヴィエツ(Zarnowiec)に決定したと発表した。ジャルノヴィエツはグダニスクの北部、バルト海沿岸にあり、28の候補地の中から建設地に選出された。 \

露エネルギー相、競合パイプライン計画との統合拒否

ロシアのシュマトコ・エネルギー相は15日、ロシア産天然ガスを中・南欧に供給するパイプライン「サウス・ストリーム」と、欧州連合(EU)が米国の後援を受けて進める競合計画の「ナブッコ」を統合させる案について、「まったく議論し

ポーランド政府、バイオガス施設建設を助成へ

ポーランド政府が、バイオガスによる熱電供給施設の建設を支援する新たな助成制度の創設を検討している。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita=RZ)』によると、温暖化ガス排出権の売却益を元手に、早ければ今年6

DKG-EAST、ナジカニジャに工場棟建設

石油ガス産業向け設備機器を手がけるハンガリーのDKG-EASTが、5億8,200万フォリントを投資して南西部ナジカニジャの中核工場に3,600平方メートルの新工場棟を建設する。8日付けの現地紙『ナピガズダシャーグ(Nap

英LGO、ハンガリーから撤退

英国の資源開発会社レニ・ガス&オイル(LGO)はこのほど、ハンガリー事業から撤退したことを明らかにした。採算性の低い事業を整理し、有望な開発事業に経営資源を集中させるため。 \ LGOは2008年4月、英同業アセントから

MOL、イラク北部で油田発見

ハンガリーの石油ガス大手MOLは9日、イラク北部で油田の探鉱に成功したと発表した。声明によると、クルディスタン地域のAkri-Bijeel鉱区に試掘井「Bijell-1」を掘削し、深度3,646~3,831メートルで油ガ

マジャールテレコム、エネルギー小売事業に参入

ハンガリー通信最大手マジャールテレコムは11日、エネルギー小売事業に参入すると発表した。従来の顧客層と広範なネットワークを活かし、収益基盤を拡充するのが狙い。 \ ハンガリーでは昨年7月にエネルギー市場が完全自由化され、

クロアチア建設大手、風力発電所を計画

クロアチア建設大手Dalekovodが、国内の数カ所で風力発電所の建設を計画している。まずアドリア海に面した都市ザダル近郊のGracacに最初の発電所を建設する予定で、このほど仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルのクロアチア子

給油所の買収・新設に制限

ロシア政府は、石油小売市場における公正な競争を確保するため、一定以上のシェアを有する企業が新たにガソリンスタンドを建設したり、他社のガソリンスタンド網の買収を禁じる法案を準備中だ。10日付けの『モスコウ・タイムス』が報じ

ガスプロムネフチ、09年は大幅減益

ガスプロムの石油子会社ガスプロムネフチがこのほど発表した2009年通期決算は、売上高が前年比29%減の241億6,600万米ドル、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が31%減の59億7,700万米ドルとなった。原油・

国際帝石、アゼルバイジャン領カスピ海域で追加開発

国際石油開発帝石ホールディングスは9日、英石油大手BPなどと共同開発するアゼルバイジャン領カスピ海域のACG鉱区で、大規模な追加開発計画がアゼルバイジャン政府により承認されたと発表した。国際帝石はBPなどとともに計60億

PKN、シェールガス開発を計画

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは提携先と共同で、国内で「シェールガス」と呼ばれる非在来型の天然ガス開発に乗り出す計画だ。ポーランド経済紙『Dziennik Gazeta Prawna』によると、PKNは石油・ガス採

石油ガス大手MOL、12年までに利益倍増目指す

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは1日、2010~12年の中期経営計画を発表した。原油生産量の拡大や精製事業の効率化により、2009年に3,766億フォリント(19億米ドル)だった利払い・税・償却前利益(EBITDA)

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