中東欧マクロ経済

リトアニアのQ2成長率6.3%

リトアニア統計局は29日、2011年4-6月期の国内総生産(GDP)が前年同期に比べ6.3%拡大したと発表した。先月28日の速報値を0.2ポイント上回り、欧州連合(EU)加盟国中、エストニアに次ぐ2番目に高い数値を記録し […]

上期の対ロシアFDI、30%増の70億米ドル

ロシア統計サービス局が24日発表した2011年上半期の対ロシア外国直接投資(FDI)は、前年同期を30%上回る70億米ドルに上った。特に投資が活発だったのは、製造業と金融業だった。金融ローンや証券投資を含めた外国からの総

中東欧で増加する不良債権・スイスフラン高騰が重荷に

スイスフランの高騰が、中東欧の家計を苦境に陥れている。ハンガリーをはじめとする中東欧諸国ではスイスフラン建ての融資が普及しているが、このところのスイスフラン上昇により返済に行き詰るケースが増加。中東欧で事業展開する西欧の

ポーランド小売売上、7月は減速

ポーランド中央統計局が24日発表した2011年7月の小売売上は前年同月比8.2%増となり、上げ幅は6月の10.9%を大きく下回った。市場予測の10%増にも及ばなかったのは自動車販売が予想外に振るわなかったためで、今年とし

ハンガリー中銀、金利6%に据え置き

ハンガリー国立銀行(MNB)の金融政策理事会は24日、政策金利を6%に据え置くことを全会一致で決定した。インフレ率の低下や物価上昇圧力の緩和、経済減速など、ここ数カ月の経済的状況を踏まえたものだ。金利の据え置きは7カ月連

6月の小売売上高、0.5%減

ハンガリー中央統計局が24日発表した2011年6月の小売売上高(自動車・自動車部品を除く)は6,578億フォリントで、前年同月比で0.5%減少となり、前月の0.7%のプラスから一転、マイナスに落ち込み、市場中央値の0.2

チェコ8月景況感指数、2カ月連続で低下

チェコ中央統計局が24日発表した8月の景況感指数は前月比で1.3ポイント低下し、下げ幅は7月の0.5ポイントから膨らんだ。前年同月比では3.3ポイント低下した。事業者の景況感は前月比1.0ポイント減で、下げ幅は7月と変わ

中東欧経済が減速、ユーロ危機が響く

中東欧経済が減速する傾向にある。経済をけん引する輸出の勢いが鈍っているのが主因だ。 \ これまでに発表された各国の国内総生産(GDP)統計値によると、チェコとハンガリーは2010年1-3月期に成長に転じて以来、初めて伸び

中東欧企業の景気見通し悪化=トムソンロイター・OeKB調査

中東欧諸国における景況感が悪化している。トムソンロイターとオーストリア輸出銀行(OeKB)が10日に発表した7月の景況感総合指数は5ポイント減の30となり、2007年以来の平均値である29をかろうじて上回った。現時点での

7月のインフレ率は4.1%

ポーランド中央統計局(GUS)が12日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.1%上昇した。衣料品や電気通信の価格が下落し、前月の上げ幅4.2%を下回った。 \ 7月のインフレ率の発表を受けて、中央銀行の

11年GDP予想を下方修正=JPモルガン

ポーランド日刊紙『Gazeta Wyborcza』によると、JPモルガンはこのほど、同国の今年の国内総生産(GDP)予想を当初の前年比4%増から3.8%増に下方修正した。ポーランドの今年1-3月期のGDP成長率は4.4%

ハンガリー、Q2成長率は1.5%

ハンガリー中央統計局(KSH)が16日発表した今年第4-6月期の国内総生産(GDP、速報値、未調整)は前年同期比1.5%増となり、伸び率は前期の2.5%増から大きく後退した。アナリスト予想(2.1~2.3%)も下回った。

チェコ経済成長率が低下、Q2は2.4%

チェコ統計局(CSU)が16日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値、暦・季節調整済み)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比2.4%の成長にとどまり、前期実績を0.4ポイント下回った。前期比

スロバキアGDP、4-6月期に3.3%増加

スロバキア統計局が16日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は名目ベースで前年同期比3.3%となり、上げ幅が前期実績を0.2ポイント下回った。季節調整後では前期比0.9%の伸び率を維持した。 \ G

ルーマニア4-6月期GDPは1.4 %増

ルーマニア中央統計局が16日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP)は季節調整前の速報ベースで前年同期比1.4%増となり、第1四半期の1.7%増から減速した。前期比では季節調整後で0.2%拡大した。今年上半期の

ブルガリア、4-6月の成長減速

ブルガリア中央統計局が12日発表した2011年第2四半期の国内総生産(GDP)は速報ベースで187億700万レフに上り、季節調整後で前年同期比1.9%増となった。同国のGDP成長率は09年第1四半期にマイナスに転じた後、

ロシア経済、Q2は減速

ロシア国家統計局が11日発表した今年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比3.4%増となり、前期(1-3月期)の4.1%から減速した。鉱工業生産の鈍化やインフレによる消費者購買力の低下、資本流出が響き、ブル

7月のPMIは52.9、4カ月ぶり上昇

英金融情報会社マークイットが1日発表したポーランドの7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月より1.7ポイント高い52.9となり、4カ月ぶりに上昇に転じた。ロイターがまとめたエコノミストの予想中央値は50.5だっ

7月のPMIは低下・昨年9月以来の低水準

ハンガリー物流・資材・在庫協会(MLBKT)が1日発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.2と、前月の54.4から低下、2010年9月以来の低い水準となった。 \ PMIの5つの構成指数のうち、生産高指数

6月鉱工業生産、予想以上の減速

ハンガリー中央統計局(KSH)が5日発表した6月の鉱工業生産(速報ベース)は、季節・労働日数調整後で前月から0.6%低下し、2カ月連続のマイナスとなった。前年同月比では労働日調整後で1%上昇したものの、上げ幅は前月の2.

チェコの7月PMIは53.4

英金融情報会社マークイットが1日発表したチェコの7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.4となり、前月から1.7ポイント低下した。景気判断の分かれ目となる50は上回ったものの、2010年1月以来の低い水準となった

チェコ中銀、金利据え置き

チェコ中央銀行は4日、政策金利である14日物レポ金利を0.75%に据え置くことを決定した。6月の消費者物価上昇率(インフレ率)が1.8%となり、5月の2%から鈍化したことや、ユーロ圏や米国の財政問題で今後の世界経済の見通

チェコの6月小売売上高、3.5%減

チェコ統計局(CSU)が4日発表した6月の小売売上高(名目値、季節・暦・労働日数調整済)は前月比で0.1%縮小した。労働日数調整済みの売上高は前年同月比で3.5%、未調整値でも同じく3.5%、それぞれ低下した。自動車販売

ルーマニア中銀、金利据え置き

ルーマニア中央銀行は3日、主要政策金利を6.25%に据え置くことを決定した。据え置きは14カ月連続。ブルームバーグとロイターがエコノミストを対象に実施した調査でも、ほぼ全員が据え置きを予想していた。 \ ルーマニアのイン

クロアチア、第1四半期FDI激減

クロアチアへの外国直接投資(FDI)が引き続き低迷している。中央銀行が7月末発表した2011年1-3月期の投資額は1億2,900万ユーロで、前年同期から78%減少。09年同期の14億ユーロから10分の1に激減した。国連貿

トルコ中銀、予想外の利下げ

トルコ中央銀行は4日、政策金利である7日物レポ金利を0.5ポイント引き下げ、5.75%に設定した。米国やユーロ圏の債務危機による経済成長の鈍化を食い止める狙い。経済過熱の懸念が存在するだけに、市場関係者は利下げを驚きをも

ロシア中銀、金利据え置き

ロシア中央銀行は月4日、政策金利であるリファイナンス金利を8.25%に据え置いたと発表した。7月の消費者物価指数上昇率(インフレ率)が予想を下回ったことや、世界経済の減速で今後、石油・ガスの需要が落ち込む恐れがあることが

小売売上高、6月は伸び減速

ポーランド中央統計局(GUS)が7月27日発表した6月の小売売上高は前年同月比10.9%増となり、13.8%増となった前月から減速した。前月比では1.4%のプラスだった。 \ 6月の食品・飲料・たばこの売上高の伸び率は前

ハンガリー中銀、政策金利6%で据え置き

ハンガリー中央銀行は7月26日、政策金利を6%に据え置いた。金利維持の判断は6カ月連続。急速な内需回復が見込めない現状を踏まえ、現行金利でもインフレ率が次第に低下するとの見方を確認した。昨年11月から今年1月にかけて実施

チェコの格付けを据え置き・見通しは安定的=フィッチ

米格付け会社フィッチは7月25日、チェコの長期外貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を「A+」、長期自国通貨建てIDRを「AA-」で据え置いた。長期IDRの見通しは安定的。また、短期外貨建てIDRは「F1+」、カントリ

チェコ7月景況感指数低下

チェコ統計局が7月25日発表した7月の景況感指数は前月から0.5ポイント低下した。鉱工業と商業・サービスの一部で業況感が悪化したことから、事業者全体では1ポイント低下した。ただ、依然として長期的平均を上回る水準にある。建

ロシア製造業PMIが50切る、外需縮小で

英大手銀行HSBCと調査会社マーキット・エコノミクスが1日発表したロシアの7月製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は49.8となり、前月から0.8ポイント低下した。2009年12月以来で初めて、景気判断の分か

6月鉱工業生産、前年同月比2.0%

ポーランド中央統計局が20日発表した6月の鉱工業生産は前年同月比2.0%増となり、上げ幅は5月の7.7%から大きく縮小した。2009年10月以降で最低の伸び率となり、ブルームバーグのアナリスト予測中央値の5.7%も大きく

チェコ財務省、経済成長予測を上方修正

チェコ財務省は21日、最新の経済見通しを発表し、今年と来年の経済成長予測を2.5%へと引き上げた。従来はそれぞれ1.9%、2.3%だった。第1四半期の国内総生産(GDP)が予想を上回るペースで拡大したことがその理由。20

ポーランドのインフレ減速、6月は4.2%に

ポーランド中央統計局(GUS)が13日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.2%上昇した。前月の5%から急速に減速し、ブルームバーグ通信のアナリスト予測中央値を0.6ポイント下回った。前月比では0.4%

チェコ6月インフレ率、1.8%に鈍化

チェコ統計局が12日発表した6月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比1.8%で、5月の2.0%から低下した。市場では2.1%に上昇するとの見方が多かったが、食品および非アルコール飲料の大幅低下によりインフレ圧力が

中東欧10カ国、そろってプラス成長に

ウィーン国際経済比較研究所(WIIW)は7日、最新の景気予測を発表し、今年は中東欧諸国のすべてで経済が拡大するとの見通しを明らかにした。将来的には、欧州連合(EU)旧加盟15カ国の水準を超える成長が見込めるが、その伸び率

ポーランドとチェコの6月PMI、過去1年半で最低

英最大手銀行HSBCが先ごろ発表したポーランドの6月製造業購買担当者指数(PMI)は51.2ポイントで、2010年1月以降の最低値をつけた。5月と比べて1.4ポイント下落し、2009年9月以降で最大の下げ幅となった。PM

ポーランド、政策金利を4.5%に据え置き

ポーランド中央銀行は6日、主要政策金利である7日物リファレンス金利を4.5%に据え置くことを決定した。市場の予想に沿うもので、利上げサイクルが一段落した格好だ。まずは今後の物価上昇動向を監視し、現行の金利水準が十分なイン

ハンガリーのインフレ減速、6月は3.5%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.5%上昇し、前月の上げ幅3.9%をさらに下回った。これは2009年春以来で最も低い水準。5月に引き続き、予想外のペースでインフ

ハンガリー鉱工業生産、5月は低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した5月の鉱工業生産(速報ベース)は、季節・労働日数調整後で前月から0.8%低下し、4月の0.7%増から再びマイナスに転じた。前年同月比では2.6%増と、上げ幅は4月の9.7%を大

チェコの貿易黒字144億コルナに、輸出好調で

チェコ統計局(CSU)が7日発表した通関統計(名目ベース、速報値)によると、5月の貿易黒字は144億コルナとなり、市場予想の108億コルナを大きく上回った。輸出の好調によるもので、特に機械・輸送運搬機械がけん引した。 \

チェコ鉱工業生産、5月は15.2%増

チェコ統計局が8日発表した5月の鉱工業生産高は前年同月に比べ15.2%増となり、最も楽観的な予測をも上回る大幅な伸びを記録した。前月比では4.7%だった。労働日数調整値は前年同月から12.6%、季節調整値は前月から2.7

エストニアの格付けを引き上げ・フィッチ、A+に

格付け会社フィッチ・レーティングスは5日、エストニアの長期外貨建ておよび自国通貨建て発行体デフォルト格付けを「A」から「A+」に引き上げ、見通しを「安定的(ステーブル)」とした。堅調な経済と健全な財政、今年1月のユーロ導

ロシアのインフレ、6月は減速

ロシア国家統計局が5日発表した6月の消費者物価上昇率(インフレ率)は、昨年12月以来の最低水準の前年同月比9.4%となり、5月の9.6%から減速した。前月比では0.2%上昇。5月は0.5%増だった。新たな収穫による季節生

IMFがルーマニアに追加支援、融資6.8億ドルを承認

国際通貨基金(IMF)理事会は6月27日、ルーマニアに対する金融支援を承認した。3月に締結した予防的スタンドバイ協定に基づき、6億8,300万米ドルを融資する。 \ ルーマニアは2008年秋のリーマン・ショック後に経済が

ロシア中銀、金利据え置き

ロシア中央銀行は6月20日、政策金利であるリファイナンス金利を8.25%に据え置いたと発表した。物価上昇が減速したことに加え、欧州債務危機の余波で世界経済の回復が阻害される可能性があるためで、翌日物レポ金利と翌日物預金金