自動車経済ニュース無料記事

ヴァルメット、ドイツに電池工場を建設

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (以下、ヴァルメット)は23日、ドイツのキルヒァルト(バーデン・ヴュルテンベルク州)に電動車用のバッテリー工場を建設すると発表した。同社にとって3番目 […]

VW、欧州で電池セル生産・30年までに6工場

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは15日、2030年までのバッテリー生産および充電インフラに関する計画を発表した。欧州に2030年までに電池セルのギガファクトリーを6工場設け、計240ギガワット(GW)

独VW、ソフトウエア志向のモビリティ戦略を発表

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5日、新戦略「Accelerate」を発表し、ソフトウエア志向のモビリティプロバイダーへの転換を加速する方針を明らかにした。車両へのソフトウエアの統合やデジタル技術による顧客体験

ボルボ・カーズ、2030年までに完全なEVメーカーに

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは3月2日、2030年までに完全な電気自動車メーカーに転換する計画を発表した。急成長するプレミアム電気自動車市場のリーダーを目指す方針で、同年までにハイブリッド車を含め内燃エンジン搭

ボルボ・カーズと吉利汽車、合併中止・協力関係を強化

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは24日、親会社である中国の浙江吉利控股集団(Geely Holding)の子会社、吉利汽車(ジーリー・オートモービル)と合併はせず、各社が独立経営を維持したまま、両社の協力関係をさ

米フォード、ケルン工場に10億米ドル投資

米自動車大手のフォードは17日、ドイツのケルン工場に10億米ドルを投資して生産設備を近代化すると発表した。電動車を開発・生産する「フォード・ケルン・電化センター(Ford Cologne Electrification

ルノーが戦略的経営計画を発表、25年までに生産能力23%削減

仏自動車大手ルノーは14日、2025年までに生産台数を2割超削減することなどを盛り込んだ戦略的経営計画を発表した。電気自動車や高価格帯の車を増やす一方、利幅が小さい小型車を減らし、戦略の柱を市場シェアの拡大から収益性の向

仏ミシュラン、国内で最大2,300人を削減

仏タイヤ大手のミシュランは6日、今後3年間で国内の従業員の10%強に相当する最大2,300人を削減すると発表した。管理部門で最大1,100人、生産部門で1,200人を削減する方針だが、工場閉鎖は行わないとしている。また、

独ボッシュ、車載コンピューター事業を強化

独自動車部品大手のボッシュは16日、車載コンピューター事業の強化に向け2021年1月から新しい事業部門クロスドメインコンピューティングソリューションを発足させると発表した。ボッシュは車載コンピューターでこれまでに数十億ユ

VW、中国に新しい研究開発センターを開設

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は8日、中国の安徽省合肥市で新しい研究開発センターの開所式を行った。また、VWと中国の自動車メーカー、安徽江淮汽車(JAC)との合弁会社JACフォルクスワーゲンの社名をフォルクスワ

BMW、ミュンヘン工場に新しい生産ライン整備・4億ユーロ投資

独自動車大手のBMWは18日、ミュンヘンの本社工場に電気自動車の組み立てラインを導入すると発表した。2026年までに4億ユーロを投資する。これに伴い、ミュンヘン工場のエンジン生産をオーストリアのシュタイヤー工場と英国のハ

中国SVOLT、ドイツに生産進出

ドイツのザールラント州政府と中国のリチウムイオン電池メーカー、蜂巣能源科技(SVOLT)は17日の共同記者会見で、SVOLTが同州に2工場を建設する計画を発表した。ユーバーヘルン近郊のリンスラーフェルトに電池セル工場を、

BMW「iネクスト」、モデル名「iX」で量産化

独自動車大手のBMWは11日、これまで「アイ・ネクスト(iNEXT)」として試作車などを紹介してきたコンセプトカーをモデル名「iX」として2021年末に発売すると発表した。当該モデルは2021年後半から、ドイツのディンゴ

独BMW、第3四半期は増益確保

独自動車大手のBMWグループは4日、2020年第3四半期(7‐9月期)の税引前利益(EBT)が24億6,400万ユーロとなり、前年同期に比べ9.6%増加したと発表した。中国の華晨中国汽車(Brilliance)との合弁会

ダイムラーとスイス再保険、合弁会社Movinx設立

独自動車大手のダイムラーは12日、傘下の保険会社ダイムラー・インシュランス・サービシズとスイス再保険(Swiss Re)が折半出資で自動車・モビリティ保険の合弁会社Movinxを設立したと発表した。新しい事業モデルを構築

独ダイムラー、メルセデスベンツの新戦略を発表

独自動車大手のダイムラーは6日にオンラインで実施した投資家・アナリスト向け会議で、「メルセデスベンツ」ブランドの乗用車事業の新戦略を発表した。高級車ブランドとしての地位を強化するとともに、利益率の高いラインアップ構成を目

英乗用車生産、8月は44.6%減少

英自動車工業会(SMMT)は25日、同国の2020年8月の乗用車生産が5万1,039台にとどまり、前年同月に比べ44.6%減少したと発表した。新型コロナウイルスの影響により内外の需要が低迷しており、生産台数が大きく落ち込

コンチネンタルとオスラム、合弁解消へ

独自動車部品大手のコンチネンタルは23日、独照明大手のオスラムと折半出資で設立した合弁会社を解消すると発表した。同合弁は2018年に設立した。最新の照明技術と電子部品やソフトウエアを組み合わせた自動車向けのインテリジェン

独コンチネンタル、アーヘンのタイヤ工場閉鎖を計画

独自動車部品大手のコンチネンタルは、ドイツのアーヘンにあるタイヤ工場を閉鎖する計画だ。複数のメディアが報じたもので、独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、コンチネンタルは15日、同計画を認めた。今後、監査役の

独ポルシェ、定額料金サービス開始

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは8月31日、新しい定額料金サービス「ポルシェ・ドライブ・アボ(Porsche Drive Abo)」をドイツで直ちに開始すると発表した。使用期間の短いポルシェの中古車を1カ月あたりの

独コンチネンタル、スーパーコンピューターの運用開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは7月28日、米半導体大手エヌビディアの人工知能(AI)開発向けディープラーニング(深層学習)用スーパーコンピューター「DGX」シリーズを50台以上、連結したスーパーコンピューターを独自に

独コンチネンタル、スーパーコンピューターの運用開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは7月28日、米半導体大手エヌビディアの人工知能(AI)開発向けディープラーニング(深層学習)用スーパーコンピューター「DGX」シリーズを50台以上、連結したスーパーコンピューターを独自に

独テューリンゲン州にバッテリー研究所が開設

独中東部に位置するテューリンゲン州の工業地域エアフルタークロイツのアルンシュタットで10日、バッテリー・イノベーション・テクノロジー・センター(BITC)の開所式が行われた。このバッテリー研究所は、フラウンホーファー・セ

独ダイムラー、仏ハンバッハ工場を売却へ

独自動車大手のダイムラーは3日、フランスのハンバッハにあるメルセデスベンツの乗用車工場を売却する計画を発表した。ダイムラーは、将来戦略の一環として電動化やデジタル化への投資を強化する一方、コスト構造や効率の改善にも注力し

VW、トルコ工場の建設計画を中止

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、トルコのマニサ(イズミル近郊)に新工場を建設する計画の中止を決定した。独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じたもので、VWは7月1日、同紙の報道を追認した。新型コロナウイルスの影

BMWとダイムラー、自動運転の開発提携を解消

独自動車大手のBMWとダイムラーは19日、自動運転分野の次世代技術に関する開発提携を差し当たり休止すると発表した。両社の協力について精査した結果、大きな手間がかかることが判明したため、各社が従来の開発の道を進み、既存又は

2021年IAA、新コンセプトで開催。ミュンヘン市内も活用

独自動車工業会(VDA)は15日、独ミュンヘンが開催地となる次回の国際自動車見本市(IAA、隔年開催)を2021年9月7~21日に開催すると発表した。2023年もミュンヘンで開催し、オプションとして2025年開催も契約に

ディース社長、VW乗用車ブランドのCEO解任

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは8日、グループの中核ブランドであるVW乗用車の最高経営責任者(CEO)の交代人事を発表した。これまでは、VWグループのヘルベルト・ディース社長が同職を兼任していたが、V

州別・都市別

独エネルギー水道事業連合会(BDEW)によると、同国の電気自動車向けの公共の充電スポット数は2万7,730カ所(2020年4月24日時点)となり、昨年5月(1万7,400カ所)と比べ約60%増加した。そのうち、急速充電ポ

VW、中国合弁の出資比率を75%に拡大・親会社にも50%出資

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5月29日、VWと中国の自動車メーカー、安徽江淮汽車(JAC)との合弁会社JACフォルクスワーゲンの出資比率をこれまでの50%から75%に引き上げると発表した。これに伴い、安徽江

EU新車販売、4月は76.3%減少 1/2

欧州自動車工業会(ACEA)は19日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2020年4月の新車販売(登録)が27万682台となり、前年同月に比べ76.3%減少したと発表した。

1~4月の累計は、前年同期比38.5%減の275万845台となっている。

欧州30カ国の1~4月の累計は、前年同期比39.1%減の334万6193台となっている。

VW、電池セル事業に追加投資

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は8日、ドイツのザルツギッターに建設するバッテリーセルの合弁工場の建物とインフラ整備に約4億5,000万ユーロを投資すると発表した。

VWはこれまで、バッテリーセル事業に10億ユーロ以上を投資する計画を発表していた。

今回のプロジェクトでは、VWが約4億5,000万ユーロを追加投資して独自に工場とインフラを建設し、合弁会社に賃貸する。

BMWの第1四半期決算、販売減少も増収増益

ただ、売上高は、3.5%増の232億5,200万ユーロに拡大し、営業利益(EBIT)も13億7,500万ユーロと、前年同期(5億8,900万ユーロ)を大きく上回った。

自動車部門の第1四半期の売上高は、前年同期比6.4%減の179億8,900万ユーロ。

営業利益は2億2,900万ユーロとなり、前年同期の3億1,000万ユーロの赤字から黒字転換した。

ダイムラーとボルボが合弁設立で基本合意、商用車向け燃料電池を共同開発

独自動車大手のダイムラーとスウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは21日、大型商用車および他の用途向けの燃料電池システムの開発・生産・販売を事業とする合弁会社の設立について基本合意したと発表した。

ダイムラーは同社の燃料電池事業をすべて合弁会社に移管する。

ボルボ・グループは約6億ユーロを投資し、合弁会社の資本の50%を取得する。

VW、段階的に生産再開へ

VW乗用車ブランドでは、ドイツのツヴィッカウ工場とスロバキアのブラチスラバ工場で4月20日から生産を再開する。

中国工場に部品を供給するためで、6日からは、ドイツのブラウンシュヴァイクとカッセルの2工場で生産を再開し、4月14日からは、ドイツのザルツギッター、ケムニッツ、ハノーバー、ポーランドの工場でも生産を再開した。

中国ではすでに、33の工場のうち32工場で生産を再開している。

英乗用車生産、2月は0.8%減少・通期で110万台弱も

英自動車工業会(SMMT)は3月27日、2020年2月の同国の乗用車生産が12万2,171台となり、前年同月に比べ0.8%減少したと発表した。

SMMTの委託により実施した生産休止の影響に関する調査によると、同国の乗用車生産は2020年末までに約20万台減少する見通し。

SMMTによると、英国の2月の商用車生産は、前年同月比13.6%減の7,980台に減少した。

自動車・部品メーカー、医療用品を生産=独紙

同紙によると、独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月初めから中国でマスクを生産している。

中国では、新型コロナウイルスの感染が確認されて以降、従業員のマスク着用が義務化されたためで、マスクを着用しないと生産を停止しなければならない。

独バイエルン州の自動車部品メーカー、ツェッテル・オートモーティブは、州政府の委託を受け、マスクを生産する。

欧州自動車メーカー、相次いで生産休止

仏ルノーも欧州全域の工場の生産を休止する。

18日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、ルノーは16日にフランス国内の工場の生産を停止していたが、他の欧州工場についても一時閉鎖を決定した。

モロッコにある2工場も19日に、傘下の低価格車ブランド「ダチア」のモデルを生産するルーマニア工場も19日に生産を停止した。

電動車の新車登録台数、ドイツは世界3位 1/4

19年の国別の新車登録台数は、中国(120万4,000台)が最も多く、米国(32万9,500台)が続いている。

ただ、両国の新車登録は、前年と比べると、中国が5万2,000台、米国も3万1,800台減少している。

国別の保有台数は、中国が380万台で最も多く、米国が約150万台で続いている。

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