森精機の独子会社、ロシアに工場開設
工作機械大手DMG森精機のドイツ子会社DMG Moriは9月30日、同社初のロシア工場をモスクワ東方約900キロのウリヤノフスクに開設した。ロシアは欧米の経済制裁や現地通貨ルーブルの下落を受けて経済が悪化しているものの、 […]
工作機械大手DMG森精機のドイツ子会社DMG Moriは9月30日、同社初のロシア工場をモスクワ東方約900キロのウリヤノフスクに開設した。ロシアは欧米の経済制裁や現地通貨ルーブルの下落を受けて経済が悪化しているものの、 […]
米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下の航空機エンジンGEアビエーションが、チェコの生産能力拡大を検討している。22日付の現地紙『ホスポダールスケ・ノヴィニ』が報じたもので、4億ドルを投じて生産棟や研究開発施設を新設する
チェコがインダストリー4.0(I4.0)に向け国家レベルでの取り組みを開始する。同国ブルノで先ごろ開催された「国際エンジニアリング見本市」でムラーデク産業貿易相が明らかにしたもので、来年4月までに政府がI4.0の実施に向
ドイツ政府は23日の閣議で、熱電併給法改正案を了承した。新規助成の対象を二酸化炭素(CO2)排出量の少ない天然ガス利用の設備に制限するとともに、助成総額をこれまでの2倍の年15億ユーロに拡大。ドイツ全体のCO2排出削減に
ドイツ連邦統計局が29日発表した2015年8月の輸入物価指数は前年同月を3.1%下回り、1月以来の大きな下落幅となった。エネルギーが29.8%低下し、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは1.6%上昇
自動車部品系の複合企業ボッシュ(シュツットガルト)は22日、包装機械製造の米クリクロク・ウッドマン(Kliklok-Woodman)を買収することで合意したと発表した。自社の包装機械部門(ボッシュ・パッケージング・テクノ
独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターは20日、米同業アトメルを買収することで合意したと発表した。これまでの携帯電話・スマートフォン向け半導体に偏っていた製品の幅を拡大する狙い。 アトメルを総額46億ドルで買収
工場などの排熱を利用した発電装置を手がけるドイツの新興企業オルカン・エナジー(ミュンヘン)は16日、工業ガス大手の仏エア・リキードが同社に資本参加したと発表した。エネルギー大手の独エーオンもすでに出資しており、オルカンは
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は16日、同国の工業用バルブ業界の上半期の売上高が前年同期と同水準にとどまったと発表した。国内売上が4%減少。国外は同4%増となったものの、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)市場の
ベアリング大手の独シェフラーは21日、10月5日に新規株式公開(IPO)を実施する計画を発表した。IPOの規模は25億~30億ユーロに上るもよう。10月上旬にはバイエルから先ごろ分離した化学大手コベストロと、不動産・自動
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は15日、仏輸出信用機関(COFACE)と合意した国際発電プロジェクトに対する与信枠供与に関連し、テキサスなど国内4工場の約500人の雇用をハンガリー、フランス、中国に移すと発表した。ハ
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、トルクメニスタンの国営化学企業トルクメンヒメヤから肥料製造プラント向けの天然ガス焚きガスタービン「H-25型」と発電機をそれぞれ2基受注したと発表した。同国でのガスタービン関
欧州連合(EU)の欧州委員会は8日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が仏アルストムの重電部門を買収する計画を条件付で承認したと発表した。GEは主要なガスタービン事業の売却を求められる。 GEは2014年6月、アルストム
中欧最大の格安航空会社であるウィズエアー(WizzAir)がエアバスの中型機「A321ネオ」を110機、正式に発注した。契約規模は明らかにされていない。「A321ネオ」の単独発注数として過去最大で、これにより、エアバスの
ハンガリーの農業機械メーカー、ハンテック(Hantech)が米同業で世界最大手のジョン・ディアと部品供給で長期契約を交わした。中東欧情報サイト『nov-ost.info』が10日、現地メディアの情報として伝えたところによ
ポーランドの鉄道車両メーカー、ネヴァグ(Newag)が独シーメンスと共同で、ブルガリアのソフィア地下鉄運営会社から、新車両20両を1億4,200万ユーロで受注した。先月実施された入札で最安値を提示したことが決め手となった
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の2015年7月の新規受注高は前年同月比18%増と大幅に伸びた。増加は4カ月ぶり。国内とユーロ圏(ドイツを除く)がそれぞれ43%増、51%増となり、全体をけん引した。ユー
仏航空部品メーカーのニムロドグループ(Nimrod)は先ごろ、エアバスの次世代中型機「A350 XWB」の部品受注に対応するため、ポーランド中部ウッチに金属部品工場を新設すると発表した。投資規模は明らかにされていない。
横編機製造の独シュトル(ロイトリンゲン)に工業用・家庭用ミシンを手がける中国企業、上工申貝(Shang Gong Group=SGG=)が資本参加するもようだ。dpa通信が報じたもので、SGGは独禁当局の承認を経て出資す
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は4日、同国からアフリカへの機械輸出高が昨年は44億ユーロとなり、2005年の27億ユーロから65%増加したと発表した。ラインホルト・フェストゲ会長は国によって経済の発展度や政治の安定度は大
墺アントリッツの独プレス機械子会社シューラー(ゲッピンゲン)は8月26日、ドイツにある工場7カ所のうち3カ所を閉鎖すると発表した。新興国での生産が増し国内生産の重要性が相対的に低下しているため。過去の買収で国内工場数が増
複合企業の独ボッシュ(シュツットガルト)は8月28日、メキシコに建設したガス瞬間湯沸かし器工場の開所式を行った。エネルギー効率の高い製品の需要が同国で拡大すると見込んで、メキシコでは同社初の湯沸かし器工場を設置した。同工
ベラルーシがアフリカ市場での地位強化を狙っている。長期的に大きな経済成長が見込める同地域に今から進出し、地歩を確保する算段だ。外務省対外経済局のキチェフ計画・調整官が8月30日、出席した青年労働者スポーツ大会で明らかにし
独プレス機械大手のシューラーは8月26日、国内工場を現在の7カ所から4カ所に集約する計画を発表した。買収により増加した生産拠点を再編し、生産体制を効率化するとともに、製品構成や市場ニーズの変化に対応する。シューラーは大型
ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は20日、産業向け部門の再編計画を発表した。好調な自動車向け部門とは対照的に業績が低迷していることに対応。製品ポートフォリオの見直しや事業効率の改善、顧客志向の強化を
3年半前に中国の建機大手、三一重工の子会社となったコンクリートポンプ製造の独プツマイスター(アイヒタール)は18日、金属労組IGメタルとの間で雇用保障協定を締結したと発表した。買収当初は大幅な人員削減への懸念が従業員の間
大型風力発電パークの発電効率は1平方メートル当たり1ワット強が限界であるとする研究成果を、マックス・プランク生物地球化学研究所のアクセル・クライドン氏などの研究グループが発表した。これまでは最大で同7ワットが上限とされて
「ロボットによる介護を受けることが考えられる」とするドイツ人が全体の26%に上ることが、連邦教育・研究省が24日発表した市民アンケート調査結果で分かった。研究省は介護分野にロボットを投入することに前向きで、ヴァンカ研究相
航空機エンジン大手の英ロールスロイスと、仏サフラングループ傘下で航空機向けパワートランスミッション大手の西イスパノ・スエザは先ごろ、ポーランド南東部のポドカルパチキエ地方で新工場を建設・運営する合弁会社「アエロギアボック
ベアリング大手の独シェフラーは20日、産業向け部門の再編計画を発表した。好調な自動車向け部門とは対照的に、業績が低迷していることを受けたもの。製品ポートフォリオの見直しや事業効率の改善、顧客志向の強化を通して競争力を強化
エネルギー大手のRWEは17日、余剰電力で生産した水素を必要な時に発電に充てる「パワー・ツー・ガス」の試験施設の竣工式を独西部のイッベンビューレンで行った。風力や太陽光などの再生可能エネルギーを用いた発電は発電量が天候に
高級車大手の独ポルシェは先ごろ、スロバキアの工作機械メーカー、クーカ・エンコの金型部門を買収すると発表した。欧州での生産体制拡充が狙い。取引成立にはカルテル当局の承認が必要となる。取引金額は非公表。 クーカ・エンコは独産
チェコ機械大手のシュコダは先ごろ、フィンランドの実業家イルッカ・ブロテルス氏から、傘下の車両メーカー、トランステック(Transtech)を買収すると発表した。取引額は公表されていない。ブロテルス氏は取引後もトランステッ
ブルガリア経済省は12日、ドイツの包装機械大手ムルチバック(Multivac)がソフィア郊外のボズリシュテ工業団地に工場を建設すると発表した。今後3年の投資額は1,500万ユーロに上る見通し。 ムルチバックはブルガリアで
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は5日、エルベ川河口のクックスハーフェンに洋上風力発電の心臓部に当たるナセルの工場を設置すると発表した。約2億ユーロを投資して年内に着工。2017年半ばの生産開始を見込む。 ナセルは風
フォークリフト世界3位の独ユングハインリヒ(ハンブルク)は11日、倉庫内の輸送・管理設備を手がける独MIASグループを買収することで合意したと発表した。物流システム事業の強化戦略に基づく措置。買収金額は公表しないことで合
欧州航空宇宙大手のエアバスが部品製造で今後、3Dプリンターを積極的に活用していく考えだ。航空機製造への3Dプリンター導入を担当するペーター・ザンダー氏が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、同社はすで
独機械メーカーのTeamtechnikは7月29日、独変速機大手ゲトラクの中国法人から大型受注を獲得したと発表した。南昌にあるゲトラク・トランスミッションから、デュアルクラッチトランスミッション「DCT 300」用に12
独産業用ロボット・機械設備大手のクーカ(KUKA) は5日、傘下のクーカ・システムズ・チャイナが2015年第2四半期に中国の浙江吉利控股集団(Geely)および同社傘下のスウェーデン自動車大手のボルボ・カー・コーポレーシ
4月からDMG森精機の子会社となった独工作機械メーカーDMG Mori AG(ビーレフェルト)が7月30日発表した2015年1-6月期(上半期)の売上高は10億9,020万ユーロとなり、前年同期比で5%増加した。ユーロ安
戦車製造の独クラウス・マッファイ・ヴェークマン(KMW)と仏同業ネクスター・システムズは7月29日、経営統合契約に調印した。先進国の軍需予算削減を背景に経営規模が相対的に小さいメーカーは将来の事業見通しが悪化しているため
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が7月30日発表した2015年4-6月期(第3四半期)の継続事業の利益は前年同期比7%減の12億4,500万ユーロへと落ち込んだ。管理部門と火力発電設備部門を中心に従業員1万3,500
独工作機械工業会(VDW)は7月30日、2015年の業界売上が前年比3%増になるとした従来予測の達成が難しくなってきたことを明らかにした。上半期の売上成長率が前年同期比横ばいにとどまったためで、VDWは「予測の実現は下半
独風力エネルギー全国連盟(BWE)が7月30日発表した陸上風力発電の2015年上半期の国内新設容量(リパワリングを除く)は1,093メガワット(MW)となり、過去最高となった前年同期(1,659MW)を34%下回った。B
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が7月30日発表した独業界の2015年6月の新規受注高は前年同月を4%下回った。減少は3カ月連続。国内は7%増となり3カ月ぶりに好転したものの、国外が9%落ち込んで足を強く引っ張った。比較対
ロシアの富豪ヴェクセリベルグ氏が率いる投資会社レノヴァ(Renova)は3日、スイスの機械メーカー、スルザーの株式公開買い付け(TOB)を行うと発表した。ただ、1株当たりの買い取り価格は99.2スイスフラン(93.3ユー
電機大手の独シーメンスが7月30日発表した2015年4~6月期(第3四半期)決算の純利益は13億5,700万ユーロとなり、前年同期から1%減少した。医療機器部門が好調だったほか、送配電部門が黒字転換したが、火力発電設備部
半導体製造装置メーカーの独アイクストロン(ヘルツォーゲンラート)が28日発表した2015年6月中間期決算の営業損益(EBITDAベース)は2,180万ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の1,340万ユーロから63%拡大