農林水産

シンジェンタ、フラワー種子事業から撤退

スイス農業科学大手のシンジェンタは19日、フラワー種子事業から撤退する方針を打ち出した。最終消費者のニーズの変化を背景に販売チャンネルと小売市場の環境が変化し、業界再編が起きていることを受けた措置と説明している。 フラワ […]

米カーギル、ノルウェーの養殖魚飼料メーカーを買収

穀物メジャーの米カーギルは17日、養殖魚用飼料の製造・販売を手がけるノルウェーのEWOSを13億5,000万ユーロで買収すると発表した。EWOSはサケ養殖用の飼料に強みを持つ企業。カーギルは同社の買収によって急成長が見込

ロシア、オランダ産切り花を一時輸入停止に

ロシアの農産物監督局は7月末、オランダ産切り花の輸入証明手続きを一時停止すると発表した。害虫ミカンキイロアザミウマ(western flower thrips)が付着している可能性があり、植物防疫上のリスクが懸念されると

卸売物価7月も0.5%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した7月の卸売物価指数は前年同月を0.5%下回った。下げ幅は前月と同じ。石炭・石油製品が12.1%減となり、これまでに引き続き最大の押し下げ要因となった。このほか、動物(7.9%減)、牛乳・乳

EUとベトナムがFTAで大筋合意、シンガポールに次ぎASEAN2カ国目

欧州委員会は4日、EUとベトナムが自由貿易協定(FTA)締結交渉で大筋合意したと発表した。EUとベトナムはほぼすべての物品貿易の関税を撤廃する。双方の交渉担当チームが残る技術的な問題を調整し、年内に協定の最終文書をまとめ

インフレ率が2カ月連続で低下、7月0.2%に

ドイツ連邦統計局が7月30日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.2%増(暫定値)となり、上げ幅は前月の0.3%から縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。エネルギー価格の下げ幅が前月の同5.9%から6.2%に拡大

バイエル―2ケタ台の増収増益に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が7月29日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBITDA、調整前)は前年同期比33.2%増の28億9,900万ユーロと大幅に伸びた。ユーロ安が強力な追い風

豆類の栽培が70%以上増加

ドイツ連邦統計局が3日発表した農地統計によると、豆類の作付面積は今年16万600ヘクタール(暫定値)となり、前年比で74%増加した。欧州連合(EU)の農業改革を受けて今年からタンパク源となる食物栽培の助成が強化されたこと

域内農家への支援策を来年まで延長、ロシアの禁輸延長に対応

欧州委員会は7月30日、ウクライナ問題をめぐる欧米の経済制裁に対抗してロシアが発動した禁輸措置で苦境に立つEU内の農家への支援策を延長する方針を発表した。ウクライナ東部での停戦合意が完全に履行されていないとして、欧州連合

6月輸入物価、エネルギー除くと9カ月連続上昇

ドイツ連邦統計局が27日発表した2015年6月の輸入物価指数は前年同月比1.4%減となり、下げ幅は2カ月連続で1年前の水準を上回った。エネルギーの下落率が前月の21.2%から23.9%に拡大。エネルギーを除いたベースでは

BASF―4-6月期営業益、伸び率小幅に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が24日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前年同期比2%増の20億4,300万ユーロと小幅な伸びにとどまった。石油価格の下落

6月生産者物価、エネルギー除くと下げ幅0.2%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年6月の生産者物価指数は前年同月比1.4%減となり、これまでに引き続き低下した。エネルギーが4.4%減となり、全体が強く押し下げられた格好で、エネルギーを除いたベースでは下落率が0

6月インフレ率、エネルギー除くと1.1%に

ドイツ連邦統計局は14日、6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.3%、前月比がマイナス0.1%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数カ月

6月卸売物価、低下幅0.5%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2015年6月の卸売物価指数は前年同月比で0.5%低下した。下げ幅は前月の同0.4%をやや上回ったものの、同2%台に上っていた昨年12月から今年2月にかけてと比べると大幅に縮小している。石

K+S―ポタシュの買収提案を拒否―

カリ肥料大手の独K+S(カッセル)は2日、同社に対するカナダ同業ポタシュの買収提案を拒否すると発表した。K+Sの価値を過小評価しているほか、同社の利益にも反するためと説明している。 K+Sは6月25日、ポタシュから買収の

下水からリンをリサイクル、パイロットプロジェクトが始動

下水から農業肥料などとして利用されるリンを取り出すリサイクル施設が6日、ドイツ北部のハンブルクで稼働を開始した。同様の施設はベルリンやオッフェンブルクにすでにあるものの、ハンブルクのものは世界初の採算が取れる施設という。

カリ肥料大手K+Sにポタシュが買収打診

カリ肥料大手の独K+Sは6月25日、カナダの同業ポタシュから買収の打診を受けたと発表した。買収が実現するとポタシュは世界最大手に再浮上する。K+Sは打診内容を吟味中で、あらゆる可能性を検討していることを明らかにした。メデ

インフレ率が大幅低下、6月0.3%に

ドイツ連邦統計局が6月29日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.3%増(速報値)となり、上げ幅は前月の0.7%から大きく縮小した。インフレ率の低下は5カ月ぶり。エネルギー価格の下げ幅が前月の同5.0%から5.9%

5月輸入物価、エネルギー除くと2.9%上昇

ドイツ連邦統計局が6月26日発表した2015年5月の輸入物価指数は前年同月比0.8%減となり、下落幅は前月の0.6%をやや上回った。エネルギーが21.2%減となり、全体を強く押し下げた格好。エネルギーを除いたベースでは2

モンサント―バイエルの農業科学部門買収を視野に―

スイスの同業シンジェンタに買収提案を行った米農業科学大手のシンジェンタが独バイエルの農業科学部門(BCS)買収も視野に入れている。モンサントのブレット・ベーゲマン最高執行責任者(COO)がブルームバーグ通信のインタビュー

ロシア上院、流し網漁の禁止法案を可決

ロシア上院は6月24日、排他的経済水域(EEZ)でのサケ・マスの流し網漁を来年1月1日から禁止する法案を可決した。同法案は下院が10日に可決しており、プーチン大統領の署名を経て施行となる。日本は来年からの漁が事実上できな

ロシア上院、流し網漁の禁止法案を可決

ロシア上院は24日、排他的経済水域(EEZ)でのサケ・マスの流し網漁を来年1月1日から禁止する法案を可決した。同法案は下院が10日に可決しており、プーチン大統領の署名を経て施行となる。日本は来年からの漁が事実上できなくな

生産者物価の下げ幅、6カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が19日発表した2015年5月の生産者物価指数は前年同月比1.3%減となり、22カ月連続で1年前の水準を下回ったものの、下げ幅は6カ月来の低水準に縮小した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きい

卸売物価の下げ幅0.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が12日発表した2015年5月の卸売物価指数は前年同月を0.4%下回りこれまでに引き続き減少したものの、13年7月以来の小幅な下げ幅となった。石炭・石油製品の低下率が前月の11.9%から8.8%に縮小した

5月インフレ率、エネルギー除くと1.3%に

ドイツ連邦統計局は16日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.7%、前月比がプラス0.1%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数カ月、

第1四半期の卸売売上1.4%増に、消費関連が好調

ドイツ連邦統計局が3日発表した2015年第1四半期(1~3月)の卸売売上指数(暫定値)は前年同期比で実質(物価調整値)1.4%増加した。消費関連製品が2.0%増えてけん引。生産関連製品も1.0%伸びた。 伸び率が最も大き

バイエル・クロップサイエンス―印種子メーカーを買収―

製薬・化学大手の独バイエルは1日、農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)がインドの種子メーカー、シードワークス・インディアを買収すると発表した。同国では人口増に伴い食品需要の拡大が続く見通

チーズの穴、‘犯人’は干し草の微粒子

エメンターラーやアッペンツェラーといったスイスの穴あきチーズの穴が小さくなったり、数が減ったりする現象がここ10年以上、大きな問題となっている。穴のないエメンターラーは糸を引かない納豆のようなもので、あってはならないため

インフレ率が5月も上昇、0.7%に

ドイツ連邦統計局が1日発表した2015年5月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.7%増となり、4カ月連続で1年前の水準を上回った。エネルギーの下げ幅が縮小したほか、食料品の価格が上昇したことが大きい。サービスは年初

輸入物価の下落幅0.6%まで縮小

ドイツ連邦統計局が5月28日発表した2015年4月の輸入物価指数は前年同月比0.6%減となり、これまでに引き続き低下したものの、下げ幅は前月の同1.4%から半分以下に縮小。直近のピークである1月(同4.4%)に比べると7

独企業景況感7カ月ぶりに悪化

Ifo経済研究所が22日発表した2015年5月のドイツ企業景況感指数は108.5となり、前月の108.6から0.1ポイント低下した。同指数の悪化は7カ月ぶり。世界経済の低迷を受けて景気の先行き懸念がやや高まった格好だ。た

生産者物価の下げ幅3カ月連続で縮小、4月1.5%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2015年4月の生産者物価指数は前年同月比1.5%減となり、21カ月連続で1年前の水準を下回った。これまでに引き続きエネルギー価格の下落が響いた格好。ただ、エネルギーの下落率は縮小傾向にあ

DMK―蘭2位のチーズメーカーと合併―

独乳製品最大手のDMKドイチェス・ミルヒコントーア(ブレーメン)は21日、オランダ2位のチーズメーカー、DOCカースと合併すると発表した。DOCカースの出資者集会で95.3%がDMKの合併提案を受け入れており、DOCカー

品質は日本産に匹敵~ブルガリアの養蚕業

ブルガリア中南部の村、ドラゴイノヴォで伝統産業の復活に燃える男がいる。プログラマーのフリスト・マノヤンさん(33)がその人。なんと、日本人にもなじみの深い「養蚕業」をよみがえらそうというのだ。 プロヴディフの東に位置する

4月インフレ率、0.5%に上方修正

ドイツ連邦統計局は13日に発表した4月の消費者物価統計の詳細で、インフレ率を速報値から上方修正した。前年同月比の上げ幅を0.4%から0.5%に修正。前月比もマイナス0.1%からプラスマイナス0%に引き上げた。前年同月比の

独肥料製造業界、国内販売好調で14年売上3%増に

ドイツの農業化学製造業界団体IVAは12日、加盟企業の2014年の肥料売上高が前年比3%増の30億9,600万ユーロに拡大したと発表した。国内売上が22%増と好調で、輸出の不振(7%減)が相殺された格好。カリの販売増と、

エボニック―利益予測引き上げ―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6日の決算発表で2015年12月期の営業利益予測を引き上げた。第1四半期(1~3月)の業績が好調だったためで、利払い・税金・償却前利益(EBITDA、調整済み)を従来見通しの「前期

シンジェンタ―モンサントの買収提案を拒否―

スイスの農業科学大手シンジェンタ(バーゼル)は8日、米競合モンサントから買収提案を受け取ったと発表した。買収提示額は1株当たり449スイスフラン。前日終値を35%以上、上回るものの、シンジェンタの取締役会は同社を過小評価

シンジェンタ、モンサントの買収提案を拒否

スイスの農業化学大手シンジェンタは8日、米同業モンサントから買収提案を受けたが拒否すると発表した。買収額は1株当たり449スイスフランで、前日終値を約35%上回るものの、シンジェンタの取締役会は同社を過小評価していると反

BASF―ストックオプションで減益に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4月30日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は20億7,000万ユーロとなり、前年同期を2.0%下回った。石油・天然ガス

上部へスクロール