農林水産

バイエル―農業科学部門で研究開発に年10億ユーロ―

独バイエルの農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)は17日、農薬と種苗の開発に年およそ10億ユーロを投じる方針を明らかにした。世界需要の拡大に対応、ニーズに見合った製品を市場投入する考えだ […]

8月卸売物価-0.6%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2014年8月の卸売物価指数は前年同期を0.6%下回ったものの、下げ幅は過去13カ月間で最低となった。前月比の変動率はマイナス0.2%で、2カ月ぶりに落ち込んだ。 前年同月比で最大の押し下

域内農家への緊急支援を中止、不正な補償請求の疑いで

欧州委員会は10日、ロシアが実施しているEU産農産物の輸入禁止措置によって影響を受けている域内の農家に対する緊急支援を中止すると発表した。禁輸により農家が被った経済的損失に対する補償制度をめぐり、一部で過大な請求が見られ

商品テスト財団への仮処分命令確定、チョコの評価で

独商品テスト財団シュティフトゥング・ヴァーレンテスト(SW)が実施したヘーゼルナッツチョコレートの試売検査で、リッター・スポーツの製品が「合成香料を使用しているにもかかわらず天然香料と表示していた」として「不合格」となっ

サケ消費量が増加、ニシン抜いて2位に

ドイツの魚消費ランキングに大きな順位の入れ替えがあった。トップ5は長年、スケトウダラ、ニシン、サケ、マグロ/カツオ、ナマズの順だったが、昨年はサケが3位から2位に上昇、ニシンは3位に転落した。また、これまで6位だったマス

輸入物価19カ月連続で低下、7月-1.7%に

ドイツ連邦陸運局が8月27日発表した2014年7月の輸入物価指数は前年同月比1.7%減となり、19カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が8.2%下がったことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベースでは

8月インフレ率、横ばいの0.8%に

ドイツ連邦統計局が8月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.8%増となった。上げ幅(インフレ率)は前月と変わらず、欧州中央銀行(ECB)が適正水準とする2%弱を大幅に下回っている。エネルギー価格が1

鉄道貨物輸送が第2四半期に失速、6月は7.5%減に

ドイツ連邦統計局が2日発表した2014年上半期(1~6月)の鉄道貨物輸送量は1億8,380万トンで、前年同期を1.5%上回った。第1四半期(1~3月)に4.4%増となった「貯金」効果が大きく、第2四半期(4~6月)は1.

ロシア向け輸出、上期15%以上減少

ドイツの今年上半期のロシア向け輸出高は前年同期比15.5%減の153億ユーロに後退した。連邦統計局のデータをもとにロイター通信が報じたもので、減少幅は1四半期の13%から拡大。ウクライナ情勢の悪化を背景にロシア向け輸出の

EU・カナダFTA締結交渉が最終合意へ、16年半ばにも発効へ

欧州連合(EU)とカナダの自由貿易協定(FTA)締結交渉をめぐり、カナダ政府は5日、合意書の取りまとめ作業が完了したことを明らかにした。法律面からの最終的な見直しと翻訳作業を経て、欧州議会とEU加盟国およびカナダ各州で批

卸売物価の下げ幅、5カ月連続で縮小

ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年7月の卸売物価指数は前年同月比0.7%減となり、13カ月連続で1年前の水準を下回ったものの、下げ幅は5カ月連続で縮小した。下げ幅の直近のピークは2月の1.8%だった。 7月の卸売

農産物価格が下落見通し、ロシア制裁にからみ

果物や野菜など農産物の価格が下落する見通しだ。今年は豊作で収穫量が多いうえ、欧州連合(EU)などの制裁への対抗策としてロシアが農産物の輸入を禁止したためだ。独農業従事者連盟(DBV)が19日、明らかにした。 ロシア政府は

ポーランド果樹農家、ロシア代替市場としてアジアに注目

ポーランドの果樹農家が新しい市場としてアジアに注目している。ロシアによる欧州連合(EU)産の青果禁輸措置を受けたもので、秋から中国とアラブ首長国連邦(UAE)でポーランド産のりんごの販促キャンペーンを開始する予定だ。 サ

バイエル―売上見通し下方修正―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は7月30日の決算発表で、2014年12月通期の売上高予測を従来の410億~420億ユーロから410億ユーロに下方修正した。ユーロ高を受けて売り上げが目減りしているため。 14

6月輸入物価の下げ幅、12年12月以降で最低の1.2%に

ドイツ連邦統計局が29日発表した2014年6月の輸入物価指数は前年同月比1.2%減となり、1年前の水準を18カ月連続で下回ったものの、下げ幅は12年12月以降で最低となった。前月比は0.2%増加、7カ月ぶりに上昇へと転じ

BASF―石油・天然ガスがけん引、4-6月期増益に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が24日発表した2014年第2四半期(4~6月)期決算の最終利益は12億9,900万ユーロとなり、前年同期を12.3%上回った。ユーロ高が2億ユーロの減益要因となったものの

シンジェンタ―北米不振など響く、上期増収幅1%に―

スイスの農業科学大手シンジェンタ(バーゼル)が23日発表した2014年6月中間期の売上高は前年同期比1%増の85億800万米ドルと小幅な伸びにとどまった。新興諸国の通貨下落や北米事業の不振が影響。為替の影響を除いたベース

6月生産者物価-0.7%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2014年6月の生産者物価指数は前年同月比0.7%減となり、11カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が2.4%低下したことが最大の押し下げ要因。エネルギーを除いたベースでは下げ

チョコメーカーが自家栽培へ

独チョコレート大手のリッター・スポーツが中米ニカラグアでカカオ農園を開設する。アジアを中心とするカカオ需要の拡大を受けて安定確保が将来的に危ぶまれる懸念があるため。同業のバリーカレボー(スイス)やフェレロ(イタリア)も原

神戸牛がドイツで入手可能に、価格はキロ400ユーロ以上

高級和牛「神戸ビーフ」の欧州連合(EU)向け輸出が8日、始まった。EUが神戸牛の輸出を6月に解禁したことを受けたもので、ドイツ国内では食肉卸業者アルバース(Albers、デュッセルドルフ)とオットー・グルメ(Otto G

最低賃金、来年から時給8.5ユーロ 被用者470万人が賃金増に

独16州政府の代表で構成される連邦参議院(上院)は11日、最低賃金法案(労使協定の自律の強化に向けた法案)を可決した。同法案はすでに連邦議会(下院)を通過しており、来年1月1日付で施行される。法定最低賃金を導入する欧州連

卸売物価12カ月連続低下、6月0.8%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2014年6月の卸売物価指数は前年同月比0.8%減となり、12カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油製品が2.1%低下したことが最大の押し下げ要因で、このほか、穀物・葉たばこ・種苗・

5月製造業売上1.9%減に、食品・素材が足かせに

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年5月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.9%減となり、2カ月ぶりに後退した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)がそれぞれ3.4%、2.3%の幅で

輸入物価の下げ幅縮小、5月2.1%に

ドイツ連邦統計局が6月27日発表した2014年5月の輸入物価指数は前年同月比2.1%減となり、1年前の水準を17カ月連続で下回ったものの、下げ幅は13年2月以降で最小となった。前月比はプラスマイナス0%で、4カ月続いた低

国際金融公社、ウクライナ養鶏大手を支援

国際金融公社(IFC)は6月24日、ウクライナの養鶏大手ミロニフスキー・フリボプロダクト(MHP)の事業拡大を支援するため、最大で2億5,000万米ドルを融資すると発表した。これはIFCがウクライナのアグリビジネス部門で

ベラルーシのBZTDiA、ペルーで受注

ベラルーシのトラクターメーカー、バブルイスク工場(BZTDiA)は6月24日、ペルーの法人Avem EIRLから多目的トラクター「Belarus 320.4」および掘削機アームを受注したと発表した。6月末にも出荷する予定

インフレ率わずかに上昇、6月1.0%に

ドイツ連邦統計局が6月27日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が1.0%となり、前月の同0.9%を0.1ポイント上回った。エネルギー価格の下落率が前月の0.8%から0.3%に縮小したほか、サービス

ロシアによる豚肉禁輸、EUがWTOにパネル設置を要請

ロシアが伝染病の発生を理由にEU産豚肉の輸入を禁止している問題で、EUは世界貿易機関(WTO)に紛争処理小委員会(パネル)の設置を要請したもようだ。AFP通信が27日、関係者の話として報じた。 ロシアは1月、リトアニアと

大西洋北東部で漁業資源が回復、地中海では乱獲が深刻化

欧州委員会は26日、EU海域における2015年の漁獲可能量(TAC)および国別漁獲割当を決定するための土台となる年次報告書を公表した。大西洋北東部では漁業資源が回復傾向にあるものの、地中海では乱獲による個体数の減少が続い

ベラルーシのBZTDiA、セルビアからトラクター350台受注

ベラルーシのトラクターメーカー、バブルイスク工場(BZTDiA)は6月20日、セルビアに軽量トラクターを計350台供給する契約を獲得したと発表した。取引規模は約350万ユーロ。セルビア北部のノヴィ・サドにこのほど開設した

5月生産者物価0.8%低下、10カ月連続で前年同月割れに

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年5月の生産者物価指数は前年同月比0.8%減となり、10カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が2.6%低下したことが最大の押し下げ要因。エネルギーを除いたベースでは下げ

ウラルカリが生産計画を下方修正

世界最大の炭酸カリウム(以下:カリ)メーカー、ウラルカリのディミトリー・オシポフ社長は19日、2014年のカリ生産量を当初計画から8%引き下げ1,100万トンにすると発表した。供給過剰で市場価格が下落していることを受けた

5月卸売物価-0.9%に、下げ幅は10カ月来の低水準

ドイツ連邦統計局が12日発表した2014年5月の卸売物価指数は前年同月比0.9%減となり、11カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油製品が2.1%低下したことが最大の押し下げ要因となった。卸売物価の下げ幅自体は2月

三井化学アグロ―BASFと開発提携、殺虫剤分野で―

三井化学アグロは11日、殺虫剤分野で独BASFと独占開発・ライセンス契約を締結したと発表した。三井化学アグロが見出した新規殺虫剤「MCI-8007」について、日本など一部の国を除く世界的な独占商業化権をBASFに付与する

BASF SE―米国の農薬部門に投資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11日、米国の農薬事業に2億ユーロ(2億7,000万ドル)を投資すると発表した。同社製除草剤の需要拡大に対応することが狙い。テキサス州ボーモント工場の生産能力を拡大するほ

バイオ燃料規制で最終合意、穀物由来燃料の上限7%に

EU加盟国は13日、ルクセンブルクでエネルギー相理事会を開催し、再生可能エネルギーの利用促進に向けて持続可能なバイオ燃料の生産を可能にするため規制案の内容で合意した。輸送部門における再生可能エネルギーの利用比率のうち、菜

ニシン漁めぐる紛争でフェロー諸島と和解、制裁解除へ

欧州委員会は11日、北東大西洋でのニシン漁をめぐるフェロー諸島との間の紛争で和解に達したと発表した。これに伴い、ニシンなどの輸入禁止や漁船の寄港拒否などのフェロー諸島に対する制裁措置を近く解除する。 EUとデンマークの自

フィリピンとパプアに警告、違法漁業問題で

欧州委員会は10日、フィリピンとパプアニューギニアに対して、違法漁業が横行しているとして、警告書を送付したと発表した。警告書は“イエローカード”に相当するもので、両国は違法漁業対策の強化を求められる。6カ月以内に改善がみ

GM作物の栽培認可で加盟国に禁止権限、環境相理で正式合意

EU加盟国は12日、ルクセンブルクで開いた環境相理事会で遺伝子組み換え(GM)作物の認可ルールについて協議し、EUが栽培を認可した場合でも加盟国が独自の判断で禁止できるようにすることで合意した。GM作物に対するEU市民の

第1四半期鉄道貨物4.4%増、3年ぶりの大きな伸びに

ドイツ連邦統計局が4日発表した2014年第1四半期の鉄道貨物輸送量は前年同期比4.4%増7の9,200万トンとなり、11年第1四半期以来の高い伸びを記録した。景気の回復が反映された格好。コンテナ輸送量は4.1%増の160

大洪水の損害額28億~33億ユーロに=EBRD試算

欧州復興開発銀行(EBRD)は5月29日、セルビアおよびボスニア・ヘルツェゴビナを襲った気象観測史上最悪の洪水による被害額が、大まかに見積もって28億~33億ユーロに上るとの試算結果を明らかにした。両国経済で比重の大きい

インフレ率が再び低下、5月0.9%に

ドイツ連邦統計局が2日発表した5月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上げ幅が0.9%にとどまり、前月の同1.3%から縮小した。インフレ率は約4年来の低水準。前月はイースター休暇があった関係でパック旅行価格が大幅に上

4月輸入物価2.4%減に、16カ月連続で前年同月比割れ

ドイツ連邦統計局が5月28日発表した2014年4月の輸入物価指数は前年同月比で2.4%減少した。1年前の水準を下回るのは16カ月連続。エネルギーが5.6%減となり全体を強く押し下げた。エネルギーを除いたベースでは同物価の

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