ドイツ経済ニュース

「温暖化防止産業」の売上規模は455億ユーロ

ドイツ連邦統計局によると、同国の「温暖化防止産業」の2011年売上高は455億ユーロだった。企業数は約9,000社に上る。統計局は温暖化防止企業を◇二酸化炭素(CO2)をはじめとする温暖化効果ガスの排出削減に役立つ製品・ […]

走行マナーに応じた自動車保険が登場

貯蓄銀行のダイレクト保険部門Sparkasse Direktversicherungは15日から、テレマティクスを活用した新しい自動車保険商品「S-Drive-Service」を発売する。無線通信システムを介して収集した

独化学業界が13年予測引き下げ

独化学工業会(VCI)は6日、独業界(製薬を含む)の2013年の売上成長率予測を従来の1%から0.5%に引き下げた。下方修正は7月、9月に次いで今年3度目。国外需要の低迷と出荷価格の下落が響いており、出荷価格の平均額も従

ドイツで鉱山開設、約40年ぶり

独東部のエルツ山地で8日、新しい鉱山の開所式があった。ドイツで鉱山が開設されるのはおよそ40年ぶりで、注目を集めている。 \ 新鉱山はベーレンシュタイン村のニーダーシュラーク地区にあり、高級光学レンズ材として用いられる蛍

マイクロソフト、ベルリンに事業センター開設

米マイクロソフトは7日、ベルリンの目抜き通り「ウンター・デン・リンデン」に新たな事業拠点「マイクロソフト・ベルリン」を開設した。5階建てで、総床面積3,000平方メートルの新センターは、100人のスタッフが勤務する事務フ

英語能力指数ランキング、ドイツは60カ国中14位

語学教育、研修プログラムなどを手がける私立教育機関エジュケーション・ファースト(EF)が発表した世界の英語能力指数(EF EPI)調査で、ドイツは58.47ポイントを獲得し調査対象60カ国中14位にランクした。トップはス

ドイツ人のパソコン能力は欧州中位

パソコン能力が中級以上のドイツ人は53%で、欧州31カ国中14位にとどまる――。独情報通信業界連盟(Bitkom)は8日、欧州連合(EU)統計局ユーロスタットのアンケート調査をもとにこんな事実を明らかにした。Bitkom

勤務時間中の居眠り、どんな処分が妥当か

疲れていたり、深酒をしたりでついついしてしまう勤務時間中のうたた寝。そんな社員の姿を見た場合、処分はどんなものが妥当なのだろうか。この問題をめぐる係争でヘッセン州労働裁判所が6月に判決(訴訟番号: 12 Sa 652/1

独消費者景況感、高水準保つ

市場調査大手のGfKが10月31日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は7.0となり、10月の確定値(7.1)から0.1ポイント低下した。所得見通しと高額商品の購入意欲に関する指数がやや落ち込んだことが響いた

小売売上が3カ月連続増加、9月は実質0.2%増に

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した9月の小売売上指数は前年同月を名目で1.3%上回り、物価を加味した実質でも0.2%増加した。実質増は3カ月連続。営業日数は前年同月と同じ25日だった。営業日数と季節要因を加味した前月

失業者数が2カ月連続減、10月は280万人に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が10月30日発表した同月の失業者数は280万1,000人で、前月を4万8,000人下回った。減少は2カ月連続。10月は例年、失業者数が減少することが多く、季節要因を加味した実質では2,000人増

インフレ率が3カ月連続で低下、10月1.2%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上げ幅が1.2%となり、3カ月連続で縮小した。食料品の価格は4.1%上昇したものの、物価に占める比重の大きいエネルギーが0.5%下がり、全

輸入物価9カ月連続減、9月は-2.8%に

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した2013年9月の輸入物価指数は105.5となり、前年同月比で2.8%低下した。前年同月を下回るのは9カ月連続。エネルギーと金属が最大の押し下げ要因で、天然ガスと石油製品を除いたベース

ドイツの経常黒字を米財務省が批判

米財務省は10月30日公開した為替報告書のなかで、ドイツの経済政策を強い調子で批判した。莫大な経常黒字を計上する一方で、内需拡大に向けた努力が足りず、これがユーロ圏と世界経済のマイナス要因になっていると指摘。是正を求めた

Thyssenkrupp AG―電解設備で伊社と合弁―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkruppは5日、プラント建設子会社ThyssenKrupp Industrial Solutionsがイタリアの電気化学技術企業De Noraと合弁会社ThyssenKrupp Uhde

Evonik Industries AG―リチウムイオン電池事業から撤退へ―

特殊化学大手の独Evonik(エッセン)は10月31日の決算発表で、リチウムイオン電池事業からの撤退方針を明らかにした。赤字が続いているうえ、長期的にみて高い利益率を確保できる見通しも立たないためで、自動車大手Daiml

Clariant AG―ヘキスト工業団地にR&Dセンター―

スイスの化学大手Clariant(ムッテンツ)は10月31日、独フランクフルト郊外のヘキスト工業団地で新しい研究・開発(R&D)センターの開所式を行った。投資総額は1億ユーロで、年間投資予算の3分の1を占める。

富士フイルム―インクジェット分野で独社と提携―

富士フイルムは5日、印刷機械大手の独Heidelberger Druckmaschinenとインクジェットプリンティング分野で業務提携の基本合意を結んだと発表した。デジタル印刷分野で需要の拡大が見込めるため。両社は今年1

DMG Mori Seiki AG―13年業績予測引き上げ―

工作機械大手の独DMG Mori Seiki(ビーレフェルト)は10月29日の決算発表で、2013年通期の業績予測を引き上げた。9月に開催された業界見本市EMOで過去最大の受注を獲得したためで、前期と同水準にとどまるとし

Wolfkran AG―事業の国際化推進―

中堅クレーンメーカーの独Wolfkran(ハイルブロン)が事業の国際化を推し進めている。ペーター・シーファー社長への取材をもとに1日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 \ Wolfkranは1854年創業の

Schuler AG―独事業を統廃合―

プレス機器世界最大手の独Schuler(ゲッピンゲン)は10月30日、国内事業の統廃合計画を発表した。顧客企業が事業を国際化させていることに対応して主に新興国で事業を強化。これに伴い国内事業をスリム化する。 \ 生産部門

Singulus Technologies AG―2年ぶりに営業黒字化の見通し―

半導体と光メディア、太陽電池の製造装置メーカーである独Singulus(カール・アム・マイン)が10月31日発表した2013年1-9月期暫定決算の営業損益(EBIT、特別費計上前)は140万ユーロの黒字となり、前年同期の

Wirsol Solar AG―経営破たん―

ソーラー発電プロジェクト事業者の独Wirsol Solar(ヴァークホイゼル)はこのほど、会社更生手続きの適用をカールスルーエ区裁判所に申請したと発表した。協調融資の延長を融資銀行団に要請したが、協議がまとまらなかったた

SHW AG―投資会社が資本撤退―

独投資会社Nordwind Capitalが独自動車部品メーカーSHW(アーレン)から資本を全面的に引き上げた。ロイター通信などが報じた。 \ NordwindはSHW株58.3%を私募方式で機関投資家に売却した。売却益

Boehringer Ingelheim GmbH―C型肝炎治療薬の販売申請へ―

製薬大手の独Boehringer Ingelheim(インゲルハイム・アム・ライン)は2日、C型肝炎治療薬「Faldaprevir」の第3相臨床試験(フェーズ3)で大きな成果が上がったと発表した。大部分の患者でウイルスが

GM

自動車大手の米General Motors(GM)は10月30日、欧州事業の2013年7-9月期(第3四半期)の営業損失が2億1,400万ドルとなり、前年同期(4億8,700万ドル)の半分以下に縮小したと発表した。コスト

Repower

風力発電設備大手の独Repowerは10月31日、来年から社名をSenvionに改めると発表した。これまではRepowerという名称をスイス企業からライセンス供与を受けて利用してきたが、同スイス企業が自らもRepower

ターボチャージャーでドイツ勢が日米企業追撃

ドイツの自動車部品大手がターボチャージャー市場で先行する米国、日本メーカーを追い上げる計画だ。世界的に需要が大幅に拡大すると予想されるためで、ボッシュはマーレと提携。コンチネンタルとシェフラーも共同で取り組んでいる。5日

9月機械業界受注、前年の反動で実質6%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が10月30日発表した独業界の2013年9月の新規受注高は前年同月比で実質6%減少した。国内受注は21%増加したものの、国外が16%落ち込んで足を強く引っ張った。 \ VDMAのエコノミスト

フラットレートで通信速度制限は違法

データ通信量が一定量を超えた固定網インターネットのフラットレート顧客を対象に通信速度を大幅に引き下げるとしたドイツテレコムの新規契約条項は違法だとしてノルトライン・ヴェストファーレン州の消費者保護団体が提訴していた係争で

送電網の再公有化、ベルリンの住民投票が否決

再生可能発電を専門に手がけるエネルギー公社の設立と送電網の再公有化を求める住民投票が3日、首都ベルリンで行われ、僅差で否決された。独北部のハンブルク州では9月の住民投票で送電網、ガス輸送網、熱供給網の再公有化が決まってお

中堅・中小企業の経営体力がやや低下

独復興金融公庫(KfW)は10月29日、国内の中堅・中小企業(年商500万ユーロ未満。以下:SME)を対象に実施したパネル調査結果を発表した。それによると、2012年のSMEの就業者数(フルタイム換算)は2.1%増となり

ネットバンキングでモバイル暗証番号詐取の被害増加

ネットバンキングで取引直前に顧客の携帯電話に送られるモバイル第二暗証番号(mTAN)が盗みとられる被害が相次いでいる。『南ドイツ新聞』によると、mTAN詐取による不正送金の被害は8月からこれまでに少なくとも11件に上って

LIBOR問題で米社が損賠請求、ドイツ銀など9行に

米連邦住宅抵当金庫(ファニー・メイ)は10月31日、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の不正操作で損害を受けたとして操作に関与したドイツ銀行などを相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。総額8億ドル以上の支払いを要求して

ストレス「感じる」人は6割、36~45歳では8割に

公的健康保険組合Techniker(TK)は10月30日、ドイツ人のストレスに関する調査報告書を発表した。それによると、日頃ストレスを感じていると回答した人は「頻繁に」「時々」を合わせて57%に達した。年齢別では36~4

年長社員の勤務条件優遇は違法な差別

年齢の高い社員の勤務条件を優遇することは一般平等待遇法(AGG)で禁じられた不当な差別に当たり無効だ――。最高裁の連邦労働裁判所(BAG)が5月に下した判決(訴訟番号:1 AZR 44/12)でこんな判断を下したので、こ

企業投資に活発化の兆し、ユーロ経済底打ちで慎重姿勢緩む

ドイツ経済の明るさが増してきた。独商工会議所連合会(DIHK)がこのほど発表した会員企業アンケート調査報告によると、これまで低調だった企業投資は今後、拡大へと転じる可能性が高い。ユーロ経済が底を打つなど投資環境が整ってき

独企業景況感6カ月ぶりに悪化

Ifo経済研究所が25日発表した2013年10月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は107.4となり、前月の107.7を0.4ポイント下回った。同指数の低下は6カ月ぶり。今後6カ月の事業見通しを示す期待指数と現

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