企業情報

フォイト―コスト削減強化へ―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は10日の決算発表で、昨年打ち出したコスト削減プログラム「フォイト150+」の強化方針を明らかにした。管理分野と業績不振の製紙機械部門で人員削減を実施。2017 […]

ドイツポスト―調達先のEVメーカー買収―

物流・郵便大手のドイツポストは9日、電気自動車(EV)の開発・生産を手がける独ストリートスクーターを買収すると発表した。ドイツポストは配達に伴う二酸化炭素(CO2)の排出の大幅削減に取り組んでいることから、同社に配達用E

エーオン―ブラジル出資先が経営破たん―

エネルギー大手のエーオン(デュッセルドルフ)は10日、同社とブラジルの投資家エリケ・バチスタ氏が経営権を共有する現地電力大手ENEVA(旧MPXエネルギア)が会社更生手続きの適用を申請したと発表した。発電所の建設遅延と市

BASF―台湾の接着剤原料メーカーを買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は8日、台湾の接着剤メーカー台湾欣順(TWSS)を完全買収することで合意したと発表した。熱可塑性ポリウレタン(TPU)分野で世界最大手の地位を一段と強化する。取引金額は公表

ブロカセフ―競合メディック買収―

ドイツの医薬品販売大手フェニックスとセレシオは9日、両社の蘭合弁会社ブロカセフ(Brocacef、マールセン)が現地競合メディク・アポテーケン・ネーデルランド(Mediq Apotheken Nederland)を投資会

日立製作所―ABBと日本で合弁、高圧直流送電分野で―

日立製作所とスイスの重電大手ABBは16日、高圧直流送電(HVDC)ソリューションの合弁会社を東京に設立すると発表した。日本の電力自由化や再生可能エネルギー発電の増加を受けてHVDCの需要が拡大すると予想されるためで、両

日本電産―独車載ポンプメーカー買収―

日本電産は12日、独子会社を通して車載ポンプ製造の独ゲレーテ・ウント・プンペンバウ(GPM)を買収すると発表した。自動車向け事業を強化する戦略の一環で、GPMの創業家から全持分を取得する。取引金額は明らかにしていない。来

ダイムラー―デュッセルドルフ工場で従業員1割削減へ―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は15日、デリバリーバン「スプリンター」を手がける独デュッセルドルフ工場で従業員(6,500人)の10%に当たる650人を整理すると発表した。同モデルの生産を北米に一部移管する計

ダイムラー―次期社長候補が取締役に昇格―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は11日、乗用車部門メルセデス・ベンツ・カーズのオラ・ケレニウス取締役(45)を来年1月1日付でダイムラーの取締役に任命すると発表した。乗用車の世界販売を担当させる。同氏はダイ

フォルクスワーゲン―1000万台販売の達成が微妙に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が12日発表した2014年11月のグループ販売台数(商用車ブランドMANとスカニアを除く)は前年同月比0.7%増の83万4,800台となり、13年8月(0.1%増

コンチネンタル―ベヤンス買収、米当局など条件付承認―

米国とカナダの独禁当局は11日、独自動車部品大手コンチネンタルによる米ゴム・プラスチック製品大手ベヤンス・テクノロジーズの買収計画を条件付きで承認すると発表した。ベヤンスの空気バネ事業放出を命じている。 両国当局は、買収

マツダ―独販売が今年は15%以上増に―

マツダのドイツ販売が好調だ。今年1~11月の乗用車新車登録台数は前年同期比19%増の4万9,757台に拡大。通年では昨年を15%以上上回る5万2,000台に拡大すると予想している。独自色を強く打ち出していることが成長の原

Dekra―米で買収、現地車検事業強化―

技術監査大手の独Dekra(シュツットガルト)は8日、米ユタ州とカリフォルニア州で車検場を取得したと発表した。国際事業の強化戦略の一環で、同社は米車検事業を計5州で展開することになった。買収金額は非公開。 ユタ州の企業ジ

フォイト―ロボット大手クーカに25%超を出資―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は3日、工業用ロボット大手クーカの議決権付き株式25.1%を取得したと発表した。長期の戦略投資で、出資比率の拡大は計画していないとしている。 クーカ株を大株主で

フォスロー―事業選別、車両分野からは撤退へ―

鉄道設備・車両大手の独フォスロー(ヴェードール)は2日、経営資源を鉄道設備分野に絞り込み、鉄道車両事業からは撤退すると発表した。鉄道車両事業は規模が小さく、グローバル化も進んでいないことから、長期的に生き残るのは難しいと

ティッセンクルップ・エレベーター―英で買収―

ティッセンクルップのエレベーター子会社ティッセンクルップ・エレベーター(エッセン)は8日、英同業リフト・アンド・エンジニアリング・サービシズ(LES)を買収すると発表した。グローバル事業網を拡充する戦略の一環として英国事

シーメンス―石油・天然ガス採掘用製品事業の強化路線堅持―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は米ドレッサー・ランドの買収を通して強化に乗り出した石油・天然ガス採掘用製品事業を今後も拡大していく方針だ。ジョー・ケーザー社長などが9日の投資家説明会で明らかにした。石油価格はここ数

サノフィ―バイオ企業エボテックと包括提携へ―

製薬大手の仏サノフィと独バイオ企業エボテックは2日、包括提携に向けて独占交渉を行うと発表した。サノフィは同提携により新薬開発の効率をアップ、エボテックは創薬支援サービスを強化する意向だ。来年上半期の成約を見込む。 サノフ

バイエル―R&D投資を大幅拡大―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は2日、製薬と農業科学部門の研究開発(R&D)投資額を来年、大幅に引き上げると発表した。具体額は明らかにしていないものの、増加幅は内部成長ベースの売上の伸び率を上回る

サンゴバン―建設化学大手シーカの議決権取得へ―

建材大手の仏サンゴバン(クールブヴォア)は8日、スイスの建設化学大手シーカの株式16.1%を創業家で筆頭株主のブルクハルト家から譲り受けることで合意したと発表した。同16.1%はシーカの議決権の52.4%に当たるため、取

ルフトハンザ―LCCを拡充、長距離でも導入へ―

ルフトハンザドイツ航空(フランクフルト)は3日の監査役会で、格安航空(LCC)事業の強化方針を承認した。2015年末からLCC事業を「ユーロウイングス」ブランドで展開するとともに、長距離路線にもLCCを拡大する。ルフトハ

ドイチェ・アキュモティブ(電池)―1億ユーロ投資へ―

自動車大手ダイムラーのリチウムイオン電池子会社ドイチェ・アキュモティブ(キルヒハイム・ウンター・テック)は1日にカメンツ工場で行った新生産棟の上棟式で、生産能力の拡大に向けて約1億ユーロを投資すると発表した。需要の拡大を

バイエル(製薬)―血糖値測定器事業の売却を再び模索か―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)が一時凍結していた血糖値測定器事業の売却に向けて動き出したもようだ。ロイター通信が消息筋の情報として11月25日報じた。同社は報道内容へのコメントを控えている。 バイエルは2012年

武田薬品工業(製薬)―新薬「ラツーダ」の独販売中止も―

武田薬品工業は新薬「ラツーダ」のドイツ販売を中止する可能性を視野に入れている。同社が「適切」と考える水準を大幅に下回る薬価を強いられる恐れがあるためだ。独子会社、武田ファーマ・フェアトリープのジャンリュック・ディレイ社長

BASF(化学)―新タイプの高吸水性樹脂を市場投入―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11月26日、新しいタイプの高吸収性樹脂を市場投入すると発表した。おむつでの利用を想定。2016年末から販売する。これに伴い今後2~3年間で既存工場の改修に最大5億ユーロ

ドイチェ・アニントン(不動産)―同業ガグファと合併へ―

独賃貸住宅市場最大手のドイチェ・アニントン(デュッセルドルフ)は1日、同3位ガグファとの合併計画を発表した。規模の効果を活用してコストを削減する狙い。合併はドイチェ・アニントンがガグファを買収する形で実施。買収が実現する

HSBC(銀行)―独M&A事業拠点をデュッセルドルフに移管―

英大手銀行HSBCがドイツのM&A(合併・買収)仲介事業拠点を金融都市フランクフルトから、独法人(HSBCトリンカウス)の所在地であるデュッセルドルフに移管した。広報担当者などへの取材をもとに『フランクフルター

SMAソーラー(電機)―業績予測引き下げ―

パワーコンディショナー大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は1日、2014年通期の業績見通しを引き下げた。欧州市場の低迷や英メガソーラーのプロジェクト遅延が直撃。売上高を従来予想の8億5,000万~9億5,000万ユ

シーメンス―富士電機からガスタービン初受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は20日、富士電機から大型ガスタービン2基を初受注したと発表した。同タービンは富士電機が神戸製鋼向けに建設するガスタービン・コンバインドサイクル発電所(GTCC)に投入される。受注高は

テスラ―独に電池工場、5~6年後めどに―

電気自動車(EV)製造の米テスラがドイツに電池工場を建設することを視野に入れている。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が独『シュピーゲル』誌に明らかにしたもので、5~6年後を見込んでいる。 同社は現在、高級車大手の

BMW―「タカタからのエアバッグ調達を当面継続」―

タカタ製エアバッグの不具合が原因で自動車メーカーが大規模なリコール(無料の回収・修理)を行っている問題で、同社から製品供給を受ける独高級車メーカーのBMW(ミュンヘン)は調達先をさし当り変更しない意向だ。広報担当者は20

フォルクスワーゲン―今後5年で856億ユーロ投資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は21日、2015~19年の5年間にグループ全体で856億ユーロを投資すると発表した。14~18年の5カ年投資計画(842億ユーロ)を1.7%上回る水準で、実物投

オペル―5億ユーロ強を投資、新エンジンなどに―

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)が欧州子会社オペルに新規投資を実施する。新しいエンジン、駆動装置の製造に向けた措置で、独リュッセルスハイムのオペル本社工場と独カイザースラオターン工場、ポーランドのティヒ工場に総

クーカ―同業スイスログへのTOB成功―

機械大手の独クーカ(アウグスブルク)は21日、同業スイスログを対象に実施した株式公開買い付け(TOB)で同株80.47%を確保したと発表した。全株式の3分の2以上の確保をTOBの成立条件としており、TOBに成功した格好。

ティッセンクルップ―4年ぶりの最終黒字に―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が20日発表した2014年9月通期決算の最終損益は2億1,000万ユーロの黒字となり、前期の赤字(14億3,600万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は4期ぶり。コスト削

メッツ・ヴェルケ―経営破たん―

民政家電メーカーの独メッツ・ヴェルケ(チルンドルフ)は19日、会社更生手続きの適用をフュルト区裁判所に申請したと発表した。同社はレーベ(Loewe)、テヒニザット(TechniSat)とともに現在もドイツ国内でテレビを生

リンギール・アクセル・シュプリンガー―東欧で買収―

メディア大手の独アクセル・シュプリンガーとスイスの同業リンギールが共同運営する合弁会社、リンギール・アクセル・シュプリンガー・メディア(チューリヒ)は24日、ポーランドのオンライン・プラットフォーム、グルーパ・オネット(

フラポート―ギリシャ14空港の運営権取得―

フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは25日、ギリシャの民営化当局HRDAFが実施した国内14地方空港の民営化入札に現地企業コペロウゾス・グループと共同で応札し、運営権を取得したと発表した。入札にはアルゼンチン企業

アルディ―中国進出を検討―

ディスカウントスーパー大手の独アルディが中国市場への進出を検討している。経済誌『マネージャー・マガチン』がアルディ・ズード(ミュールハイム・アン・デア・ルール)とアルディ・ノルト(エッセン)の合同会議議事録をもとに20日

アリアンツ―再可エネ投資を大幅拡大―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が再生可能エネルギー向けの投資を大幅に拡大する。低金利を受けて国債などに替わる投資先の拡充が重要になっているためだ。投資子会社アリアンツ・キャピタル・パートナーズ(ACP)のデビッド・

ハイデルベルガー―枚葉オフセット部門で人員削減―

独印刷機械大手ハイデルベルガー・ドゥルックマシーネンのゲロルト・リンツバッハ社長は12日、主力の枚葉オフセット印刷機部門で人員削減を実施すると発表した。需要の減少を受けた措置で、現在400~500人の整理に向けて従業員代

UBS―ベルギーの資産管理事業を売却―

スイスの銀行大手UBSがベルギーの資産管理事業から撤退する。UBSは資産管理事業を市場規模が大きい国に絞り込む方針を打ち出しており、同規模が小さいベルギー事業を現地のプライベートバンクPuilaetco Dewaayに売

ダイムラー―超高級車「マイバッハ」復活―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は11日、超高級ブランド「マイバッハ」を復活させると発表した。旧マイバッハは価格が高すぎることが響いて販売が振るわず生産停止に追い込まれた苦い経験があるため、新マイバッハでは価

ダイムラー―リチウムイオン電池セル生産中止へ―

自動車大手の独ダイムラーが電気自動車(EV)、ハイブリッド車向けリチウムイオン電池セルの生産から撤退する。生産規模が小さく採算ラインに達しないためで、子会社リーテック・バッテリーで行ってきた生産を来年12月で打ち切る。地

フォルクスワーゲン―ポーランドで商用車工場の起工式―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は13日、ポーランド西部のブジェシニャで商用車工場の起工式を行った。トランスポーター「クラフター」の次世代モデルを生産する。 新工場は敷地面積が約220ヘクタール

シーメンス―高速鉄道を追加受注、ユーロスターから7編成―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が欧州鉄道運営会社ユーロスターから高速鉄道「ヴェラロ」7編成を追加受注した。受注高は3億8,000万ユーロ強。ユーロスターからはすでに同10編成を受注しており、合わせて17編成に拡大す

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