オイルサンド由来の燃料の規制を撤回、カナダ産原油の輸入に道
欧州委員会は7日、輸送部門における温室効果ガス削減目標を定めたEUの「燃料品質指令」に関連して、オイルサンド由来の燃料に対する規制を事実上撤回した。EUはウクライナ情勢を背景にエネルギーの安定確保に向けて調達先の多様化を […]
欧州委員会は7日、輸送部門における温室効果ガス削減目標を定めたEUの「燃料品質指令」に関連して、オイルサンド由来の燃料に対する規制を事実上撤回した。EUはウクライナ情勢を背景にエネルギーの安定確保に向けて調達先の多様化を […]
EU加盟国は7日、イタリアのミラノでエネルギー・環境相理事会を開き、2030年に向けた気候変動・エネルギー政策の枠組みについて協議した。EUは今月23、24日に開く首脳会議で、30年を達成期限とする温室効果ガス削減などの
再生可能エネルギー実証プロジェクトの支援プログラム「NER300」をめぐり、対象プロジェクトの投資計画の最終決定と稼働の期限を2年先送りする案が浮上している。ロイター通信によると、英国、フランス、ドイツなど7カ国の要請を
EUが環境負荷の少ないクリーンな代替燃料で走行する自動車の普及を促進するため、代替燃料補給インフラの整備を進める法案(EU指令案)が9月29日、EU閣僚理事会で採択され、正式に成立した。これによって電気自動車(EV)の充
独自動車大手ダイムラーが欧州連合(EU)の「カーエアコン指令」に反して高級車メルセデス・ベンツの一部モデルに引き続き旧冷媒を使用し、独当局も容認している問題で、欧州委員会は9月25日、ドイツ政府に対して2回目の警告を行っ
欧州委員会は25日、建設機械などの非道路移動式機械(NRMM)の排ガス規制案を発表した。NRMMからの大気汚染物質排出が増加していることを受け、排出基準を厳格化するとともに規制の対象範囲を拡大する。 建設機械や農業機械、
独自動車大手ダイムラーがEUの「カーエアコン指令」に反して高級車メルセデス・ベンツの一部モデルに引き続き旧冷媒を使用し、独当局も容認している問題で、欧州委員会は25日、ドイツ政府に対して2回目の警告を行ったことを明らかに
EU加盟国は2030年に向けた気候変動・エネルギー政策目標について、10月中の合意を目指しているが、一部の加盟国が野心的な目標の設定に難色を示して調整が難航している。こうしたなか、エネルギー集約型産業と中東欧など財政状況
EUでは9月1日付で電気掃除機の省エネ基準を定めた新規則が導入され、消費電力が1,600ワット以上の製品は域内での販売が禁止される。省エネ促進を目的とする規制強化に対して消費者の不満が高まるなか、新たにヘアドライヤーなど
欧州委員会は自動車のカタログに掲載されている燃費や排気ガスの排出量と実走行での計測値の乖離を解消するため、メーカーに公道走行による計測を義務付ける方向で検討を進めているもようだ。ロイター通信が20日、EU関係者の話として
ロンドンのボリス・ジョンソン市長は7月29日、市の中心部に乗り入れるディーゼル車を対象に、新たに通行税を課す方針を明らかにした。2020年までにロンドンを「超低排出地域(ULEZ=Ultra Low Emissions
欧州委員会は地球温暖化対策の一環として、近く2030年を達成期限とするエネルギー効率の数値目標を打ち出す見通しだが、当初想定していた30%より低い水準に抑えられる可能性が出てきた。ロイター通信が16日、独自に入手した欧州
チェコの首都プラハで、市中心部への乗用車の乗り入れを制限もしくは禁止する低排出ゾーン(LEZ)の設置に向けた手続きが進んでいる。プラハ市議会の代表は先ごろ、環境省との間でLEZの設置に関する合意書を交わした。チェコでこの
欧州委員会は2日、廃棄物の再生利用(リサイクル)に関する新たな目標を提案した。2030年までに一般廃棄物で70%、容器包装廃棄物の80%のリサイクル率を達成するよう求めるほか、25年までに紙やプラスチックなど資源ごみの埋
欧州委員会は26日、EU海域における2015年の漁獲可能量(TAC)および国別漁獲割当を決定するための土台となる年次報告書を公表した。大西洋北東部では漁業資源が回復傾向にあるものの、地中海では乱獲による個体数の減少が続い
EU加盟国は12日、ルクセンブルクで開いた環境相理事会で遺伝子組み換え(GM)作物の認可ルールについて協議し、EUが栽培を認可した場合でも加盟国が独自の判断で禁止できるようにすることで合意した。GM作物に対するEU市民の
欧州環境庁(EEA)が3日公表したリポートによると、EU域内における2012年の温室効果ガス排出量(確定値)は基準年の1990年比で19.2%減となり、EUが公約している20年までに温室効果ガスを少なくとも20%削減する
欧州連合(EU)加盟国は5月28日開いた大使級会合で、再生可能エネルギーの利用促進に向けて持続可能なバイオ燃料の生産を可能にするため規制案で基本合意した。輸送部門における再生可能エネルギーの利用比率のうち、菜種や大豆など
EU加盟国は5月28日開いた大使級会合で、再生可能エネルギーの利用促進に向けて持続可能なバイオ燃料の生産を可能にするため規制案で基本合意した。輸送部門における再生可能エネルギーの利用比率のうち、菜種や大豆など穀物由来の従
欧州連合(EU)の欧州委員会は5月21日、トラックやバスなどの大型車から排出される二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向けた政策文書を発表した。EUでは乗用車と軽商用車について2020年を達成期限とする排出目標を定めて規制
欧州委員会は21日、トラックやバスなどの大型車から排出される二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向けた政策文書を発表した。EUでは乗用車と軽商用車について2020年を達成期限とする排出目標を定めて規制を実施しており、すでに
スウェーデン政府は、内分泌かく乱化学物質に関する基準策定が遅れているとして、欧州員会を欧州司法裁判所に提訴する。同国のエク環境相が22日、明らかにした。 内分泌かく乱化学物質は、環境中に存在する化学物質のうち、生体にホル
欧州委員会は14日、EU水域での流し網漁を全面的に禁止する方針を打ち出した。すでに実施されている制限が順守されておらず、貴重な生物が誤って捕獲されるケースが後を絶たないことから、2015年1月から例外なく禁止し、監視しや
欧州委員会は5日、温室効果ガス排出規制の緩い域外の第3国に生産拠点を移す「カーボンリーケージ」のリスクが高い産業部門を特定したリストを公表した。EU排出量取引制度(EU-ETS)の規定に基づき、対象となる産業部門には20
フランス上院は5日、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシの国内での栽培を禁止する法案を賛成多数で可決した。下院は4月に同法案を可決しており、フランスではEUが将来的に認可する品種を含め、すべてのGM作物の栽培が禁止される。
EU統計局ユーロスタットは7日、2013年の加盟28カ国からの化石燃料の燃焼による二酸化炭素(CO2)排出量(速報値)は約33億5,000万トンで、前年から2.5%減少したと発表した。28カ国のうち22カ国で排出量が前年
チェコのゼマン大統領は4月29日、欧州連合(EU)の欧州委員会の提案する再生可能エネルギー強化目標の受け入れは難しいとの立場を表明した。同時に、二酸化炭素(CO2)排出削減目標には賛成し、原子力発電でこれを実現する姿勢を
ドイツ環境省は1日、航空部門に対するEUの温室効果ガス排出規制に基づき、二酸化炭素(CO2)排出量が排出上限枠を超えた航空会社に制裁金を科したことを明らかにした。EU加盟国が排出量取引制度(EU-ETS)に基づいて、航空
欧州議会は4月15日の本会議で、温室効果ガス排出量の少ないクリーンな代替燃料で走行する自動車の普及促進に向けた新たな法案を賛成多数で可決した。電気、水素、天然ガスといった代替燃料補給設備の規格を域内で統一することや、加盟
欧州議会は4月15日の本会議で、大型トラックの燃費や安全性の向上のため欧州委員会が提案していたトラックの重量とサイズに関するルールの改正を承認した。 欧州委は2013年4月、貨物トラックのデザインを空気力学的な効率性の観
スーパーなどで使われるプラスチック製レジ袋の利用を削減するEU指令案が16日、欧州議会本会議の第1読会を通過した。2019年までに80%以上を削減するという内容。同法案は6月にEU閣僚理事会で協議され、5月の選挙で改選さ
欧州議会は15日の本会議で、温室効果ガス排出量の少ないクリーンな代替燃料で走行する自動車の普及促進に向けた新たな法案を賛成多数で可決した。電気、水素、天然ガスといった代替燃料補給設備の規格を域内で統一することや、加盟国に
欧州議会は15日の本会議で、大型トラックの燃費や安全性の向上のため欧州委員会が提案していたトラックの重量とサイズに関するルールの改正を承認した。 欧州委は2013年4月、貨物トラックのデザインを空気力学的な効率性の観点か
欧州議会は6日の本会議で、排出権価格を下支えするための「バックローディング(排出枠の入札延期措置)」の承認手続きを迅速化する案を賛成多数で承認した。EU加盟国の代表は前日に承認手続きの迅速化(ファストトラック)で基本合意
ポツダム環境影響研究所(PIK)、蘭ユトレヒト大学などの国際研究チームは、欧州連合(EU)がさきに提案した「温室効果ガス排出量を2030年までに1990年比で40%削減する」新たな目標の達成に必要な追加費用は域内総生産(
2030年を達成期限とする温室ガス排出量の削減目標をめぐり、EU内の調整が難航している。欧州議会の環境・エネルギー委員会は9日、温室効果ガス排出量を30年までに1990年比で40%削減するなどの新たな数値目標を承認。英仏
EU28カ国の代表で構成する気候変動委員会は8日、EU排出量取引制度(EU-ETS)の第3期間(2013-20年)に有償配分する排出枠のうち、9億トン分の入札時期を延期する計画を承認した。欧州議会とEU閣僚理事会の正式な
欧州食品安全機関(EFSA)はこのほど、世界各地で広く使用されている2種類の農薬が人間の脳の発達を阻害する恐れがあるとの見解を明らかにした。EFSAはさらに正確なデータを得るため、脳や神経の発達に対する農薬の毒性について
欧州委員会は12月18日、クローン技術で生まれた動物および動物由来食品の生産・流通に関する規制案を発表した。1997年に導入された「新規食品に関する規則」を改正し、家畜へのクローン技術の使用とクローン動物の輸入を禁止する
欧州委員会は12月18日、EU全体で大気汚染を防止するための規制強化策を発表した。加盟国ごとに大気汚染物質の排出上限を定めた「国別排出上限指令」の見直しや、発電所などの中規模燃焼施設に対する新たな規制の導入などを柱とする
欧州連合(EU)加盟国は12日のエネルギー相理事会で、食用植物のバイオ燃料への転用を規制する指令案について協議したが、意見が分かれて合意に至らなかった。これによって指令案をめぐる協議は越年が決定。成立は2015年以降にず
EUの欧州航空安全庁(EASA)は9日、旅客機内での携帯電話、タブレット型端末、電子書籍端末など電子機器の利用規制を緩和したと発表した。「機内モード」に設定することを条件に、これまで禁止されていた離着陸時と地上走行時の利
欧州司法裁判所の一般裁判所は13日、独化学大手BASFが開発した遺伝子組み換え(GM)ジャガイモ「アムフローラ」のEU内での栽培、販売を認可した欧州委員会の決定について、手続きに不備があるとして無効とする判決を下した。
欧州議会は10日の本会議で、EU排出量取引制度(EU-ETS)の第3期間(2013-20年)に有償配分する排出枠の入札を一部延期する「バックローディング」構想を賛成多数で承認した。排出枠の需給バランスを改善して排出権価格
EU加盟国は12日のエネルギー相理事会で、食用植物のバイオ燃料への転用を規制する指令案について協議したが、意見が分かれて合意に至らなかった。これによって指令案をめぐる協議は越年が決定。成立は2015年以降にずれ込む見通し
EU域内の空港を発着する航空会社を対象とする温室効果ガス排出規制をめぐり、英国、フランス、ドイツが欧州委員会に対し、国際民間航空機関(ICAO)の決定を受けて打ち出した修正案の抜本的な見直しを求めているもようだ。ロイター
欧州連合(EU)加盟国は11月29日にブリュッセルで大使級会合を開き、域内で販売される自動車を対象とする新たな二酸化炭素(CO2)排出規制案の内容で合意した。26日に開かれた欧州議会と加盟国の代表による会合での合意内容を
EU加盟国は11月29日にブリュッセルで大使級会合を開き、域内で販売される自動車を対象とする新たな二酸化炭素(CO2)排出規制案の内容で合意した。26日に開かれた欧州議会と加盟国の代表による会合での合意内容を承認した形。
ドイツのハノーバーに拠点を置く独立系の研究機関TUeVノルドはこのほど、欧州で普及の進んでいる新型ガソリン直噴エンジンは従来型のガソリンエンジンに比べ、発がん物質をはじめとする人体に有害な粒子状物質(PM)の排出量が1,
欧州委員会が10月に発表したEU域内の空港を発着する航空機を対象とする温室効果ガス排出規制の見直し案をめぐり、欧州議会のペーター・リーゼ議員は20日、月内に修正案を提案する方針を明らかにした。2020年まで欧州空域外の飛