エボニック―アクゾノーベルと合弁、塩素などを共同生産へ―
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は16日、蘭同業アクゾノーベルと共同で折半出資の合弁会社を設立すると発表した。環境に優しい生産施設を共同で建設・運営し、水酸化カリウムと塩素を生産する。 膜電解法を用いた生産施設を独 […]
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は16日、蘭同業アクゾノーベルと共同で折半出資の合弁会社を設立すると発表した。環境に優しい生産施設を共同で建設・運営し、水酸化カリウムと塩素を生産する。 膜電解法を用いた生産施設を独 […]
化学大手の独メルクは19日、本社所在地ダルムシュタットで有機EL(OLED)材料工場の起工式を行った。同分野で2018年までに世界有数のメーカーになる考え。液晶分野で培ったノウハウを活用するとしている。 約3,000万ユ
日立ハイテクノロジーズは18日、ライフサイエンス・分子診断大手の独キアゲンと事業提携すると発表した。同提携により遺伝子検査事業に参入。最注力分野と位置付けるバイオ・ヘルスケア事業を拡大していく。 日立ハイテクはライフサイ
欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、独製薬・化学大手メルク(ダルムシュタット)が米同業シグマ・アルドリッチを買収する計画を承認したと発表した。当初は競争上の問題で難色を示していたが、メルクが対応策を提示したことから、そ
電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は15日、企業向けクラウドサービスの欧州売上高を2018年までに現在の約10億ユーロから20億ユーロに倍増させる目標を発表した。これまで手薄だったパブリッククラウド事業を強化。同分野に
米ネット通販大手アマゾンの独法人は11日、首都ベルリンに開発拠点「アマゾン・オフィシズ・ベルリン」を開設した。同市は20時間の1社のスピードでスタートアップ企業が開業するIT産業のメッカであるため、白羽の矢を立てた。ソフ
エネルギー大手の独RWE(エッセン)とアラブ首長国連邦アブダビ首長国の再生可能エネルギー投資ファンド、マスダール(アブダビ未来エネルギー会社)が再可エネ電力事業を共同で実施する方向で交渉しているもようだ。ロイター通信が1
住宅不動産大手のドイチェ・アニントン(デュッセルドルフ)は14日、競合パトリツィアを中心とするコンソーシアムから傘下企業、南ドイツ住宅(SUEDEWO)を買収すると発表した。ドイツ南部で保有する賃貸住宅を拡充する狙い。取
ドイツの事務用不動産大手アルストリア・オフィス・リート(Alstria office REIT、ハンブルク)は16日、同業DOドイチェ・オフィスに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。買収によりフランクフルトを
保険大手のアリアンツ(ミュンヘン)は10日、現在88カ所あるドイツ本国の営業拠点を来年1月から60カ所に削減すると発表した。従来型販売ルートの比重低下を受けた措置で、今後はインターネットベースの顧客獲得や相談業務を拡充。
自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)の経営陣は12日、独北部のブラウンシュヴァイクで臨時会合を開き、組織再編について協議したもようだ。複数の独メディアが報じたもので、権限を分散化する方向という。 VWは
欧州自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が12日発表した2015年5月のグループ販売台数は前年同月比2.6%減の85万8,000台となり、2カ月連続で縮小した。主力のVWブランド乗用車が不振で全体の
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9日、始動モーター・発電機事業を合弁化ないし売却する方針を発表した。同事業の業績は安定しているものの、合弁化・売却により成長見通しが高まると判断した。ボッシュは「モノのイン
パワーコンディショナー製造の独SMAソーラー(ニーステタール)は10日、電機大手のシーメンスとメガソーラー向けのソリューション提供で提携すると発表した。SMAはグローバル企業であるシーメンスと手を組むことで受注チャンスを
ATM、POSシステム大手の独ウィンコール・ニックスドルフ(パーダーボルン)が自社売却に向けて米競合ディボールドと交渉しているとの観測が浮上している。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が10日付で報じた。同社
照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は12日、一般照明事業の分社化計画を監査役会が承認したと発表した。家庭やオフィスで用いられる白熱灯、LEDランプ事業を今後設立する新会社に移管。オスラムは経営資源を自動車向けなどの特殊照
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は10日、血糖値測定器事業(BDC事業)をパナソニックヘルスケアに売却すると発表したい。価格競争が厳しくなっているうえ、将来的に巨額の投資も必要なため、同事業から撤退。経営資源
ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は3日、カーシェアリングの分野で自動車大手のダイムラーと提携すると発表した。両社のカーシェア顧客がそれぞれ相手側企業の車両を同日から利用できるようにした。サービス地域はドイツ全国をほぼ網羅して
独機械大手ジームペルカンプ(クレーフェルト)は8日、原子力発電向け事業の再編方針を明らかにした。ドイツの原発廃止政策を受けた措置で、需要減が見込まれる放射性廃棄物輸送容器(カスター)事業を縮小。他のタイプの放射性廃棄物用
機械大手の独ケルバー(ハンブルク)は3日、たばこ製造機械部門で人員整理を行うと発表した。世界的な喫煙規制の強化を背景にたばこ需要が減少し、同社製品の販売も大きく落ち込んでいることに対応する。 たばこ製造機械部門の従業員4
乗り物玩具や自転車、フィットネス機器の製造を手がける独ケットラー(エンゼ)は3日、自己管理型経営再建手続きの適用をアルンスベルク区裁判所に申請したと発表した。投資会社による敵対的な買収を回避するとともに、事業を再編するこ
香料大手の独シムライズ(ホルツミンデン)は5日、米国の同業フレーバー・インフュージョンを買収すると発表した。飲料用天然フレーバー事業を強化する。取引金額は非公開。第3四半期にフレーバー・インフュージョンを米国事業に統合す
欧州航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は2日、アマデウス、セーバーといった予約・発券システム(GDS)を通して航空券を購入した顧客から手数料を徴収する方針を明らかにした。コスト削減が狙いで、9月1日から1件当たり
ドイツ銀行(フランクフルト)は3日、金融関連のITスタートアップ企業である「フィンテック」と協働するための事業拠点をベルリン、ロンドン、米シリコンバレーの3カ所に設置すると発表した。2020年までに最大10億ユーロを投じ
オーストリアの投資家レネ・ベンコ氏の投資会社シグナ・ホールディングは9日、傘下企業シグナ・リテールを通して完全保有する独高級デパートKaDeWeグループ(ベルリン)を伊デパート大手リナシェンテとの合弁に切り替えると発表し
独小売大手のレーベ(ケルン)は5日、仏スーパー大手E.ルクレールと戦略提携合意したと発表した。調達の共同化に向けて合弁会社を設立することが柱。これに伴い昨年ベルギーに設立した共同仕入れ機関COREから年末までに撤退する。
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は3日、エジプト政府から熱電併給型ガス発電設備と風力発電設備を受注したと発表した。受注額は80億ユーロで、同社史上最大。これまではドイツ鉄道(DB)から受注した高速鉄道「ICx」の47
自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は3日、中国同業・上海汽車(SAIC)と現地で共同展開する合弁会社・上海大衆(SVW)で電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を生産すると発表した。同国の深刻な大気汚
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日、中国中西部の合肥にあるタイヤ工場の生産能力を大幅に拡大すると発表した。BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)と米国を中心に世界のタイヤ生産能力を引き上げる戦略の
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5月28日、子会社ドイチェ・アキュモティブで開発・製造するリチウムイオン電池の用途を自動車以外の分野にも拡大することを明らかにした。自動車向けの需要が現在、限られていることに
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5月27日、インド南部のチェンナイにある工場でバス生産施設の開所式を行った。同国のバス市場規模が2020年までに倍増すると予想しており、同市場を開拓していく考えだ。 同社は5
軍需大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)がポーランドの国営同業PGZ(Polska Grupa Zbrojeniowa)と共同で装輪戦車を開発する。同社の確認を得た情報として経済紙『ハンデルスブラット』が報じたもので
独ボッシュ(シュツットガルト)が主力の自動車部品以外の事業を分社化する計画だ。広報担当者がdpa通信に明らかにしたもので、事業プロセスと財務情報の流れ、および統制の簡素化が狙い。分社化する事業の売却は念頭にないと強調して
明電舎は5月29日、ドイツの持株会社トリデルタから避雷器製造子会社トリデルタ・ユーバーシュパヌングスアップライターを買収することで合意し、6月中に契約を完了する予定だと発表した。今回の買収により日本、中国、ドイツの3拠点
IT大手の米アップルがドイツのソフト会社メタイオ(Metaio)を完全買収したことが5月28日、明らかになった。メタイオはミュンヘンに拠点を置く拡張現実ソフト開発会社。アップルはメディアの問い合わせに対し「小規模企業を時
プライベート・カーシェアリングの仏ドライヴィ(Drivy)は5月28日、独同業アウトネッツァーを買収すると発表した。アウトネッツァーの事業を6月10日からドライヴィに統合。独市場最大手に浮上する。取引金額は明らかにしてい
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、分離・上場予定の樹脂部門バイエル・マテリアルサイエンスの社名を9月1日付で「コベストロ(Covestro)」に改めると発表した。新社名は協調・協業を意味する英語のコラボ
製薬・化学大手の独バイエルは1日、農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)がインドの種子メーカー、シードワークス・インディアを買収すると発表した。同国では人口増に伴い食品需要の拡大が続く見通
洋上風力発電用のタワーを製造するノルトゼーヴェルケ・エムデンは5月29日、会社更生手続きの適用をアウリヒ区裁判所に申請した。支払い不能に陥る恐れが大きいため。同社では昨年9月から操短が行われていた。従業員188人が影響を
事業再編中の独システムキッチンメーカー、アルノ(プレンドルフ)は5月30日、子会社インプルス・キュッヒェンを家具製造・販売の墺シュタインホフ・メーベルに売却すると発表した。傘下ブランド間の重複を削減するとともに、売却益で
米投資大手アドベント・インターナショナルは1日、傘下の独香水販売チェーン、ダグラスをルクセンブルクに拠点を置く投資会社CVCキャピタル・パートナーズが主導する持株会社に売却することで合意したと発表した。5月末の時点ではダ
独保険大手のHUKコーブルクが自動車保険の顧客向けに融資サービスを開始した。市場環境の変化に対応した措置で、サービスを総合化することで差別化を図る考えだ。 リテール銀行大手ポストバンクと提携して融資サービスを行う。ポスト
ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が中国から車両と交換部品を調達する考えだ。ハイケ・ハナガルト取締役(調達担当)などが『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、現地に調達拠点を設置。同国の大手車両メーカー中国北
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は21日と23日のプレスリリースで、ドイツ北部のブレーメンと東部のベルリンにある乗用車工場の近代化・拡張計画を発表した。投資額は計12億5,000万ユーロ。 ブレーメン工場は中
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は26日、米国南東部に沈降シリカ工場を建設すると発表した。省エネタイヤの需要増を踏まえた措置で、北米市場向けに出荷する。 沈降シリカをタイヤに投入すると転がり抵抗が低下し自動車の燃費
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は19日、車載ソフトウエアの開発事業者エレクトロビット・オートモティブをフィンランド企業エレクトロビット・コーポレーション(EC)から買収すると発表した。自動車のデジタル化が
米マイクロソフトがベルリンのスタートアップ企業6ヴンダーキンダーを買収するとの観測が浮上している。独経済誌『マネージャー・マガチン』が報じたもので、買収交渉は進展した段階にあるという。マイクロソフトは報道内容へのコメント
2011年設立のソフトウエア開発会社Eyeo(ケルン)は20日、インターネット広告の排除機能を持つブラウザ(ネット閲覧用のソフト)「アドブロック・ブラウザ」を市場投入すると発表した。同社はすでに、ブラウザに広告排除機能を
電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は21日の株主総会で、米移動通信サービス子会社TモバイルUSの合弁化を視野に入れていることを明らかにした。合弁会社化するとコスト削減などのメリットを期待できる。 ドイツテレコムは201
医療大手のフレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホームブルク)は19日の株主総会で、中核事業である人工透析の周辺領域で事業を拡大する方針を明らかにした。人工透析分野ではすでに世界最大手となっており、買収を通した