「純粋なチョコ」表示はEU法違反、欧州司法裁が伊国内法を無効と判断
欧州司法裁判所は25日、チョコレート製品に「純粋なチョコレート」という表示を認めるイタリアの国内法はEUのチョコレート表示のルールに違反するとして、国内法を無効とする判決を下した。 \ EU内では、ベルギーやイタリアなど […]
欧州司法裁判所は25日、チョコレート製品に「純粋なチョコレート」という表示を認めるイタリアの国内法はEUのチョコレート表示のルールに違反するとして、国内法を無効とする判決を下した。 \ EU内では、ベルギーやイタリアなど […]
欧州医薬品庁(EMA)は26日、遺伝子組み換え技術を応用して生産されるバイオ医薬品の後発品「バイオシミラー」の承認に関する指針案を公表した。バイオ医薬品のうち、抗体を主成分とする抗体医薬品について、特許期間の終了後に他の
欧州委員会は18日、EU共通農業政策(CAP)の改革を進めるための施策の方向性をまとめた政策文書を公表した。農家の収入を保証するための直接支払いが国や地域によって大きく異なる現状を是正するため、支給額に上限を設けることや
EU加盟国は17日に開いた大使級会合で、太平洋・地中海産クロマグロの来年以降の漁獲枠について協議し、漁獲枠を現状維持か小幅の減少にとどめることで合意した。EUはこの日にパリで始まった大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCA
EU加盟国は10日、ブリュッセルで産業担当相理事会を開き、EU共通の単一特許制度の創設について協議したが、使用言語をめぐって調整がつかず、交渉は不調に終わった。欧州委員会は特許出願にかかる翻訳費用を最小限に抑えるため、域
英国の老舗の紅茶製造・販売会社トワイニングが、生産施設を英国からポーランドに移管するのに伴い、EUの地域開発基金から補助金を受給したことをめぐり、欧州委員会はこのほど、補助金支給を認めたポーランド政府に確認をとっているこ
EU加盟国は8日の閣僚理事会で、域内の産業施設から排出される汚染物質を規制するための指令案を承認した。エネルギー、金属、化学、廃棄物処理など幅広い分野の産業施設について、利用可能な最善技術(BAT)の導入状況を許認可プロ
欧州委員会は11日、大西洋と北海を中心とした来年の漁獲規制案を提示した。漁獲量は「漁業に関する科学技術経済委員会(STECF)」の科学的助言に基づき、加盟各国や漁業関係者と作業方法を話し合った。全体では漁獲量を10%削減
欧州司法裁判所の一般裁判所はこのほど、EU域内へのアザラシ製品の輸入を禁止する措置の仮差し止めを撤回する判断を下した。禁輸ルールは8月20日に発効したが、カナダの先住民族イヌイットの団体Inuit Tapiriit Ka
欧州委員会は10月27日、域内における人・モノ・サービス・資本の自由な移動を可能にする単一市場を完全に実現するため、EUが優先的に取り組むべき課題をまとめた政策文書を発表した。国ごとに異なる法律や官僚主義的な規制など、単
EU加盟国は10月26日に漁業省担当相理事会を開き、太平洋・地中海産クロマグロの来年以降の漁獲枠について話し合ったものの、欧州委員会が提案している大幅削減には地中海沿岸各国から反論が相次いだ。今月17~27日にパリで開催
欧州議会は20日の本会議で、EU内の公共機関や企業による代金支払いの遅延を防止するための法案を賛成多数で承認した。同法案は主に資金繰りが苦しい中小企業への支援を主眼としたもので、原則として請求から30日以内に支払うことを
欧州委員会は大西洋・地中海産クロマグロの資源の長期的な持続可能に向けて、来年の漁獲枠を大幅に削減する方針だ。欧州委の報道官が20日明らかにした。 \ パリで11月17~27日に開かれる大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICC
欧州委員会は19日、クローン技術で生まれた家畜を利用した肉や乳などの食品の製造を5年間停止する暫定措置を提案すると発表した。クローン家畜の利用や同家畜由来の食品の販売も停止する計画で、生きたクローン家畜の輸入も対象となる
EU加盟国は19日、ルクセンブルクで開いた財務相理事会で、ヘッジファンドなど投資ファンドに対する規制案の内容で合意した。EU加盟国のうち1カ国で認可を取得すれば、域内全域で活動することができる「パスポート制度」を導入し、
欧州委員会は13日、海底の油田・ガス田の掘削に関するEU共通ルールの導入を、来年前半に正式に提案する方針を明らかにした。加盟国ごとに異なる現行の規制制度ならびに健康・安全・環境に関するEUの現行規則では、海底油田の掘削が
欧州委員会は13日、金融危機の再発防止に向けた規制改革の一環として、域内の企業に対する法定監査の見直しに着手した。大手会計事務所による寡占状態が財務情報に対する信頼性の低下を招いているとの分析に基づき、監査業務における競
EUが金融危機再発防止策の一環として、自己資本規制を守らない銀行を当局の管理下に置くことを定めた新ルールの導入を検討している。ブルームバーグが12日報じたもので、欧州委員会は近く正式提案するもようだ。 \ ブルームバーグ
欧州銀行監督委員会(CEBS)は8日、EUが2011年1月から導入する銀行報酬規制の運用ルールを定めた指針案を発表した。新ルールの中で解釈が分かれていた現金で即時支給されるボーナス(賞与)の割合は、最大30%に制限される
欧州議会は7日、EU域内における海底油田・ガス田の新規開発停止(モラトリアム)に反対する決議案を323票対285票の僅差で可決した。欧州委員会は近くモラトリアム法案を議会に提出する予定とされており、これを前に議会は法案に
EU加盟国は9月27日の農相会議で遺伝子組み換え(GM)作物の栽培認可手続きについて協議したが、欧州委員会が打ち出した認可権限を各国に委ねる案に対してイタリアやフランスなどが反対を表明し、意見調整がつかなかった。加盟国間
欧州委員会は20日、特定の化学物質を含有する製品の販売を一部禁止する規制案をまとめた。対象となる製品は、染毛剤や歯のホワイトニング剤、トイレ用洗浄剤、肥料などに含まれる「過酸化水素」、マニキュアのリムーバーに使われる「ア
欧州委員会は22日、EU域内で果汁ジュースへの砂糖添加を禁止する措置を検討していることを明らかにした。ただし、ネクタージュースについては今後も、甘みを加えるために砂糖やはちみつを使用することを認めるという。 \ 現在、域
欧州委員会は15日、株式や国債の空売りとデリバティブ(金融派生商品)取引に関する新規制案を発表した。金融危機再発防止策の一環で、透明性の確保、リスク管理徹底のため取引の報告義務を強化する。空売りについては、緊急時には加盟
EU内の公共機関や企業による代金支払いの遅延を防止するための法案が14日、欧州議会と加盟国の代表による調停委員会での合意で固まった。原則として請求から30日以内に支払うことを義務付ける内容。法案は10月に欧州議会と加盟国
欧州委員会は15日、バルト海における2011年の漁獲規制案を提示した。タラの漁獲割当量は東部海域で前年比15%、西部で6%それぞれ拡大するものの、ニシンとスプラットは大幅に削減することになった。10月に開かれるEU漁業相
欧州委員会は6日、域内での栽培が認可されていない独化学大手BASFの遺伝子組み換え(GM)ジャガイモが、スウェーデンで栽培されている認可済みの別品種に混入していたことを受け、同社に事情説明を求めたことを明らかにした。BA
欧州司法裁判所は8日、ドイツの各州政府によるスポーツ賭博や宝くじの独占を保証している国内法は不当であり、EU法に違反するとの判決を下した。これは域内他国のオンライン賭博業者数社が訴えていたもので、すでに独連邦憲法裁判所も
ワインの地理的表示の保護を盛り込んだEUと豪州の貿易協定が1日に発効した。これにより豪州のワイン生産者は、来年8月末までに「シャンパン」などの表示の使用を国内やEUを含む全世界で取りやめる。その代わりに豪州の地理的表示な
欧州委員会は2日、ガーナのメリディアン航空に対してEUへの乗り入れを禁止するとともに同国のエアリフト・インターナショナルについて乗り入れを一部機体に制限した。両社はともに貨物輸送専門の航空会社。EUは2006年3月から安
フランス政府はこのほど欧州委員会に対し、エネルギー資源や穀物などの過度な価格変動を抑えるため、商品取引の監視強化に向けた新たな規制の導入を要請した。フランスは今年11月から主要20カ国・地域(G20)首脳会合の議長国を務
EUとアイスランドの間でサバの漁獲規制をめぐって対立が起きている。欧州委員会が25日にアイスランドおよびフェロー諸島によるサバの乱獲を非難したのに対して、アイスランドのビャルナソン漁業相は26日、現地メディアに対してEU
欧州委員会は16日、EU域内で銀行部門と保険部門の両方を保有する大手金融グループに対する規制を定めた「金融コングロマリット指令」の改正案を発表した。各国金融当局の権限を強化して、業態の異なる複数の金融機関から成る金融コン
EU共通の単一特許制度における使用言語をめぐり、イタリアが英語・仏語・独語の3言語体制への移行に反発を強めている。すべての加盟国で有効な「EU特許」の創設に合わせ、欧州委員会は英・仏・独語のうち1つの言語だけで出願できる
欧州委員会は7月28日、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシ6品種の輸入を認可したと発表した。いずれもGM作物であることを明示したラベル表示や、生産から販売に至る全段階の流通経路に関する記録の保管などを条件に、食用および飼
EUの欧州証券規制当局委員会(CESR)は7月29日、証券市場の透明性向上に主眼を置いた金融商品市場指令(MiFID)の見直し案をまとめた。取引所外取引の促進などにより細分化が進む証券市場の透明性を高め、投資家保護を強化
欧州司法裁判所は7月29日、米ビール大手アンハイザー・ブッシュ(現アンハイザー・ブッシュ・インベブ)の主力製品「バドワイザー」のEU全域での商標登録は認められないとする判決を下した。アンハイザーと競合するチェコのブジェヨ
欧州委員会は13日、遺伝子組み換え(GM)作物の栽培を認めるか否かの判断をEU各国に委ねる方針を打ち出した。GM作物をめぐる加盟国間の対立を解消して認可手続きの迅速化を図るのが狙い。厳格な安全性評価に基づくGM作物の認可
欧州議会は7日の本会議で、銀行員のボーナス(賞与)を大幅に抑制する法案を賛成多数で可決した。EU加盟国は法案の内容で合意しており、近く開く予定の財務相理事会で正式に承認される見通し。2011年1月から幹部行員らに支払われ
欧州銀行監督委員会(CEBS)は7日、EU域内の銀行に対するストレステスト(健全性審査)について、91行を対象とすることを明らかにし、具体名を公表した。景気の失速や保有国債の価値下落などの打撃に各行が耐えられるかを審査す
欧州議会は7日、違法に伐採された木材や木材製品のEU域内での輸入・販売を禁じる規制案を賛成644票、反対25票で採択した。開発途上国などでの違法な伐採を抑え、世界規模での森林破壊を防止することを狙ったもの。すでに加盟各国
欧州司法裁判所は6日、米農業化学大手モンサントが開発した除草剤耐性を持つ遺伝子組み換え(GM)大豆(ラウンドアップ・レディ大豆、以下RR大豆)をめぐる特許侵害訴訟で、RRを利用したアルゼンチン産大豆粉のEU域内における輸
欧州議会は7日の本会議で、EU域内の産業施設から排出される汚染物質を規制するための法案を賛成多数で採択した。産業活動に伴う有害ガスやばい塵をはじめとする汚染物質に新たな排出基準を設け、エネルギー、金属、化学、廃棄物処理な
欧州委員会は6日、イラン国営のイラン航空の老朽化した機体についてEUへの乗り入れを禁止した。安全性に懸念があるためで、同国の核開発プログラムをめぐる国連の制裁とは関係ないという。EUは2006年3月から安全基準を満たして
欧州委員会は1日、EU共通の単一特許制度における使用言語についての取り決めを提案した。域内の複数の国で特許を取得する場合、現在は各国の言語に出願資料を翻訳する必要があるが、欧州委案ではすべての加盟国で有効な「EU特許」の
EUで1日、域内で生産・販売されるオーガニック(有機)食品に対する共通ロゴと認定マーク「ユーロリーフ」を含めた表示規制が施行された。これは域内で生産され包装済みのオーガニック食品を対象としたもので、包装していない食品や域
EU加盟国と欧州議会は6月30日に調停委員会を開き、域内で活動する銀行のボーナス(賞与)支給に関する規制の導入で合意した。幹部行員やトレーダーらに支払う賞与のうち現金支給の割合に上限を設けることや、賞与を中長期的な業績と
EUと米国は25日、大西洋路線の自由化促進を目指す航空自由化(オープンスカイ)協定を拡大し、航空会社に対する外資の出資規制を緩和することで合意した。米議会および欧州議会の承認と、EU加盟国の批准を経て新協定が発効する。実
欧州議会は25日、ヘッジファンドなど投資ファンドに対する規制案の採決を9月以降に先送りすることを決めた。EU加盟国は5月の財務省理事会で規制案を採択しており、欧州議会は加盟国と意見調整した上で7月の本会議にかける予定だっ
欧州委員会は15日、EU全域で電気自動車(EV)等の安全性に関する国際統一基準を導入する方針を明らかにした。国連欧州経済委員会(UNECE)が今年3月に採択した技術規則を早期に導入し、安全でクリーンな電気自動車の普及促進