ユーロ圏のデフレ懸念が増幅、スペインのインフレ率がマイナスに
スペインの国家統計局は28日、3月のインフレ率は前年同月比マイナス0.1%だったと発表した。インフレ率の低下は2009年10月以来。ユーロ圏の主要国では初となる。ユーロ圏では同日発表されたドイツのインフレ率(EU基準)も […]
スペインの国家統計局は28日、3月のインフレ率は前年同月比マイナス0.1%だったと発表した。インフレ率の低下は2009年10月以来。ユーロ圏の主要国では初となる。ユーロ圏では同日発表されたドイツのインフレ率(EU基準)も […]
EU加盟国と欧州議会の代表は20日、ユーロ圏の銀行の破綻処理一元化の制度設計について最終合意した。昨年末のEU首脳会議で合意した案に反発する欧州議会に加盟国側が歩み寄り、破綻処理に使う基金の完全整備前倒しや、処理決定に加
イタリアのレンツィ新首相は12日、2月に発足した新政権の経済改革計画を発表した。減税による景気押し上げを柱とする内容。財政再建重視から景気浮揚に舵を切った格好だ。 同日の閣議で承認された同計画では、月収が1,500ユーロ
EUは6日に臨時首脳会議を開き、ウクライナ南部クリミア半島で実効支配を強めるロシアに対して段階的な制裁措置をとることを決定した。第一段階として同国との査証(ビザ)免除協議などを凍結。緊張緩和に向けた姿勢がみられない場合に
欧州委員会は2月25日に発表した最新の経済予測で、ユーロ圏の2014年の域内総生産(GDP)予想伸び率を1.2%とし、前回(11月)の1.1%から0.1ポイント上方修正した。13年はマイナス0.4%だったが、ドイツの成長
イタリアで22日、同国史上最年少の首相となるレンツィ新首相(39)率いる新政権が発足した。連立政権は前政権と同じ枠組みだが、政権交代をアピールするため閣僚の半数に女性を起用。閣僚の平均年齢も47.8歳と、歴代内閣で最も若
EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2013年10~12月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.3%増で、3四半期連続でプラス成長となった。主要国のドイツ、スペインの伸びが拡大したほか、フランス、イタ
米インターネット検索サービス大手グーグルが、検索結果を自社に有利になるよう操作しているとしてEU競争法違反の疑いで調査を受けている問題で、欧州委員会は5日、同社が提示した最新の是正案を受け入れる姿勢を示した。これにより、
欧州委員会は1月29日、大手銀行による自己勘定取引の禁止などを盛り込んだ金融規制改革案を発表した。金融危機の再発防止を目的に導入された一連の規制を補完するもので、米国の「ボルカー・ルール」のEU版と位置付けられる。欧州委
欧州委員会は22日、2030年に向けた気候変動・エネルギー政策の枠組みをまとめ、同年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するなどの目標を打ち出した。EUは20年を達成期限とする温室効果ガス削減目標を掲げてい
欧州議会は14日の本会議で、軽商用車の二酸化炭素(CO2)排出量を規制する法案を賛成多数で可決した。EU域内で販売される新車を対象に、CO2排出量を2020年までに平均28%削減することを義務付け、違反したメーカーに制裁
欧州中央銀行(ECB)は9日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏18カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.25%に据え置くことを決めた。金利据え置きは2カ月連続。ユーロ圏では景気回復の足取りが重く、消費者物価上昇率が
EU加盟国は12月18日に開いた財務相理事会で、ユーロ圏の銀行の破綻処理を一元化する制度の枠組みについて合意し、20日に閉幕したEU首脳会議で承認を受けた。これによって銀行同盟創設の第2段階となる同制度の発足に向けて大き
EUの欧州銀行監督機構(EBA)は13日、インターネットの世界だけで通用する「ビットコイン」をはじめとする仮想通貨について、保有や利用に大きなリスクがあるとして、消費者に警告する声明を発表した。価値の裏付けがない“幻の通
欧州委員会は4日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)など国際的な指標金利の不正操作に関わったとして、ドイツ銀行やJPモルガンなど欧米の6金融機関に総額約17億1,000万ユーロの制裁金を科したと発表した。EU競争法違反
EU加盟国は11月29日にブリュッセルで大使級会合を開き、域内で販売される自動車を対象とする新たな二酸化炭素(CO2)排出規制案の内容で合意した。26日に開かれた欧州議会と加盟国の代表による会合での合意内容を承認した形。
ウクライナ政府は21日、EUとの包括的な関係強化を目指した「連合協定」の締結に向けた準備作業を中断すると発表した。今月末にリトアニアで開催されるEUと旧ソ連6カ国による東方パートナーシップ首脳会議での調印を目指していたが
EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2013年7-9月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.1%増となり、2四半期連続でプラス成長となった。ただ、ドイツの成長減速、フランスのマイナス成長転落などが響き
欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.5%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の0.25%とすることを決めた。利下げは5月以来6カ月ぶり。ユーロ圏
欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・サービス担当)は10月29日、銀行同盟創設の第2段階として銀行の破綻処理を一元化する「単一破綻処理メカニズム(SRM)」と呼ばれる制度を導入する計画について、統括機関の「破綻処理委員会
EU加盟国は24、25日に開いた首脳会議で、米情報機関による通信傍受問題への対応について話し合い、ドイツとフランスが情報機関の活動のあり方について米政府と個別に協議を行い、「協力の枠組み」について年内の合意を目指すことで
EUとカナダは18日、自由貿易協定(FTA)を締結することで基本合意した。EUにとって主要8カ国(G8)とのFTAはカナダが初めて。協定が発効すれば99%以上の貿易品目で関税が撤廃され、EU・カナダ間の貿易額は20%以上
EUが「銀行同盟」創設構想の柱のひとつとして検討している域内銀行の破綻処理を一元化する計画に暗雲が漂ってきた。EUの法務顧問団が7日、破綻処理を統括する「破綻処理委員会」が大きな権限を持つ点について、EU基本条約に抵触す
イタリアの上下両院で2日、レッタ内閣の信任投票が行われ、信任案が賛成多数で可決された。レッタ首相率いる中道左派・民主党と連立政権を組む中道右派・自由国民との対立をきっかけに実施された信任投票だったが、自由国民から離反者が
欧州委員会が経済危機に陥った非ユーロ圏諸国に緊急金融支援を行うため創設した「国際収支メカニズム」と呼ばれる融資制度について、対象国の銀行に直接融資をできるようにする制度改革を検討している。EUが域内の銀行を対象に来年実施
EUとシンガポールは20日、自由貿易協定(FTA)締結で最終合意に達した。物品貿易に加え、サービス貿易、非関税障壁、政府調達、知的財産権など幅広い分野を含む包括的な協定で、EUにとっては東南アジア諸国連合(ASEAN)加
ユーロ圏の大手銀行の監督を欧州中央銀行(ECB)に一元化する法案が12日、欧州議会の本会議で可決された。これによって、「銀行同盟」創設の第1段階となる銀行監督一元化が2014年9月に実現することが決定。今後は銀行破綻処理
欧州委員会は4日、銀行を介さない金融取引「影の銀行(シャドーバンキング)」に伴うリスク対策の一環として、投資信託の一種であるマネー・マーケット・ファンド(MMF)に対する規制を強化する方針を打ち出した。 \ MMFは公社
欧州委員会は8月28日、中国の太陽光パネルメーカーが政府から不当な公的補助を受けていると認定したことを明らかにした。これを受けてEUが中国製品に反補助金関税を課す可能性があり、反ダンピング措置の中止で一旦は収まった太陽光
EUと加盟交渉を行っているアイスランドの外務省は22日、交渉の打ち切りを検討することを明らかにした。漁業権をめぐるEUとの対立が深まっていることを受けたもの。当初は加盟交渉継続の可否を国民投票で問う方針だったが、政府の判
EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2013年4-6月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比で0.3%増となり、前期の0.3%減からプラス成長に転じた。プラス成長は2011年10-12月期以来7四半期ぶり
国際通貨基金(IMF)は7月31日、債務危機に直面しているギリシャが向こう2年間で109億ユーロの資金不足に陥るとの見通しを示し、ユーロ圏諸国が同国に対して保有している債権の一部を放棄する必要があると指摘した。 \ ギリ
欧州委員会は27日、中国製太陽光パネルのダンピングをめぐる通商紛争で、中国政府と和解案で合意したと発表した。中国の太陽光パネルメーカーがEUへの輸出に最低価格を設け、価格を引き上げる代わりに、EUは反ダンピング税の適用を
欧州委員会は17日、EU予算に関連した犯罪を捜査・訴追する権限を持つ「欧州検察庁(European Public Prosecutor’s Office)」を創設する構想を発表した。リスボン条約で規定された司
欧州委員会は10日、域内銀行の破綻処理を一元化する制度の具体案を発表した。破綻処理を統括する「破綻処理委員会」が問題のある銀行の処理について協議するが、最終決定権は欧州委が握り、新たに創設する統一基金を活用して処理を進め
欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.5%に据え置くことを決めた。金利据え置きは2カ月連続。一方、ドラギ総裁は理事会後の記者会見で、低金利政策を当面
クロアチアが1日、EUに正式加盟した。EU拡大は6年ぶりで、加盟国は28カ国に増える。旧ユーゴ諸国のEU入りは、04年に加盟したスロベニアに続く2カ国目となる。 \ クリアチアの首都ザグレブのイェラチッチ広場では、30日
ユーロ圏17カ国は20日に開いた財務相会合で、EUの金融安全網である「欧州安定メカニズム(ESM)」が経営危機に陥った圏内の銀行に資本を直接投入できるようにする制度の基本的な枠組みで合意した。一方、翌日のEU財務相理事会
EU加盟国は14日の通商担当相理事会で、米国との自由貿易協定(FTA)の交渉開始を承認した。焦点の映画やテレビなど音響映像サービス分野の扱いをめぐって協議が難航したが、最終的にフランスの主張を受け入れ、当面は同分野を交渉
欧州委員会は5日、ラトビアがユーロ導入の条件を満たしていると認定し、同国の2014年1月の導入を認める方針を打ち出した。これによりラトビアのユーロ参加は事実上確定。7月9日のEU財務相理事会でユーロ導入が正式承認される見
欧州委員会は5月29日発表した加盟国の経済・財政に関する勧告書で、EUの財政規律に違反しているフランス、スペインなどについて、赤字是正期限を延長することを提案した。厳しい財政緊縮が欧州の景気を大きく圧迫していることを受け
EUは22日、ブリュッセルで首脳会議を開き、安価なエネルギー供給を確保して域内企業の競争力回復を図るため、域内エネルギー市場の統合を推進すると同時に、エネルギー源の多様化を進めることで合意した。域内で開発推進派と反対また
EU統計局ユーロスタットが15日発表したユーロ圏の2013年1-3月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.2%減で、前期の0.6%減から改善したもののマイナス成長となった。マイナス成長は2011年10-12月期から
欧州委員会は8日、中国製の太陽光パネルに暫定的な反ダンピング(不当廉売)税を課すことを決めた。欧州の主要メディアが一斉に報じた。加盟国の承認を経て、6月6日までに実施する見通しだ。 \ 欧州委員会は昨年9月、欧州で太陽光
欧州中央銀行(ECB)は2日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の0.5%とすることを決めた。利下げは昨年7月以来10カ月ぶり。景
イタリアで28日、エンリコ・レッタ首相率いる3党連立の新政権が発足した。これによって2月の総選挙から約2カ月にわたって続いていた政治空白がようやく解消。新政権は債務危機の克服と、財政緊縮策によって疲弊した経済の再建に取り
セルビアとコソボは19日、ブリュッセルのEU本部で行われた首脳協議で、関係正常化について合意した。コソボのセルビア系地域に限定的な自治を認めるという内容。これによって双方はEU加盟に向けた大きな障害が取り除かれ、セルビア
ユーロ圏17カ国は12日にダブリンで開いた財務相会合で、金融・債務危機に陥っているキプロスに対する最大100億ユーロの金融支援を正式決定した。また、すでに金融支援を受けているポルトガル、アイルランドの返済期限を7年延長す
EUと日本は3月25日、貿易や投資、サービスを自由化する経済連携協定(EPA)の本交渉を4月に開始することで合意したと発表した。世界のGDPの3割以上を占める巨大な自由貿易圏の創設に向けた協議が、いよいよ本格化する。 \
ユーロ圏17カ国の財務相会合は25日未明、金融・債務危機に直面するキプロス政府がEUと国際通貨基金(IMF)から金融支援を受けるために必要となる条件について合意した。キプロスは当初予定していた全預金者への課税に代わって、